【男性必読】効果的なメンズ香水のつけ方

香水は使用を続けると鼻が鈍麻し、自分の嗅覚では「正しい香水の濃さ」が理解できなくなってしまうため、自分の鼻だけを頼りに調整している方は知らないうちに周囲から「香害男」と陰口を言われているかもしれません。

そこで重要になるのは「香水の濃度に合わせた正しい香水の付け方をルーティン化する事」です。

ひとえに香水と言っても濃度も違えば香りの展開もバラバラです。そこで、今回は使用する香水やシーンに合わせた最適な付け方やタイミングについてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ゆうた
「良い香りのする男」になりたくて香水を付けているのに「香水くさい奴」と陰口を言われていては本末転倒です。良い香りは何も香りの系統だけの話ではなく「香水の付け方」にもセンスが問われるのです。ぜひ「素敵な香りの男性」を目指してご活用いただければと思います。
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香水なんて適当にシュッじゃダメなの?

香水にマナーだの文句だのを言う人なんて、単純に「無臭愛好家」で香水自体が嫌いなだけでは?

なんて思う方も多いかと思いますが、香水にはそもそも「濃度」の種類があり、同じ香水でも付ける位置や体質によって香り立ちに変化があるのはもちろん、ベストなタイミングというのも存在します。

また、香水にはマナーや気遣いと言ったTPOはもちろんのこと、カップルで香水を愛用するならお互いの香りの組み合わせにも意識しないと不快な匂いを発生させてしまいかねません。

ついつい何も考えずに「手首にシュッ」としてしまいがちですが、ここで今一度香水の正しい付け方について学んで、愛用している香水の魅力を最大限に引き出してみませんか?

香水は「清潔な状態」で使うのが基本!

男性の中には「体臭対策」のために香水を選ぼうとしている方がいますが、香水には消臭成分は存在せず、汗や皮脂の匂いなどと混じるととてつもない悪臭に変化するため注意が必要です。

香水を上手に使用する場合は必ず「体を清潔な状態にしてから使用する」のは絶対条件です。

朝一番で香水を使用して出かけるなら、できれば寝汗をしっかりと落とすためにシャワーなどを浴びて清潔な状態にしたいところ。

ちなみに「汗の匂いを抑える」ためのデオドラント剤と香水は併用も可能です。なぜなら、香水を付ける位置と汗の出やすい位置は違うため、香水とデオドラント剤を同じ場所に使う事は無いからです。

その代わり、デオドラント材は無香料のタイプを選びましょう。

その他の「香水の付け方のポイント」としては以下の4点に注目です。

  1. 香水の濃度や持続時間の種類
  2. 香水を付けるベストなタイミング
  3. 香水を付ける場所や位置
  4. 香水を使用する際のマナーとNGな使い方

ここからはそれぞれの「ポイント」について具体的にご紹介していきますので、是非正しい使い方を身につけて素敵な香水男子を目指していただければと思います。

香水の濃度や持続時間の種類

香水の正しい使い方を知るには、まず香水の「濃度(持続時間)」の種類だけでも覚え、ご自身の愛用している香水の濃度に合わせた適切な使い方が重要となります。

香水の濃度は一般的に「高い方が高級品」とされますが必ずしも濃度の濃いものが優れているとは言えず、濃度の薄い香水の方が気軽にバシャバシャ使えて香りの変化も早く初心者向けで楽しみやすいと言われています。

そのため、メンズ香水として最も定番なのは「オードトワレ(EDT)」であり、次いで人気なのは「オードパルファン(EDP)」となっています。

すでに香水を愛用している方はご自身が使用している香水の濃度を調べ、現在香水の購入を検討していると言う方は以下でそれぞれの種類ごとの特徴を簡単にご紹介しますので参考にしていただければと思います。

ゆうた
一般的に「パルファンは点」「EDTやEDPは線」「コロンは面」で付けるのが効果的と言われています。この考え方はビジュアルでイメージしやすいので覚えておいて損はありません。
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パルファン(パルファム)

使い方としては「1日に1回1滴だけ」が基本です。

一般的に「高級な香水」と言えば最も濃度の高いパルファンであり、ほとんどのブランドでトップグレードな製品のみが少数展開されています。

スプレータイプではない物が多く、香りが強いのでカジュアルな使用には向きません。また、いわゆるスポーツ系の爽やかな香りではないものが多いので若者向けではないと感じます。

同じ香水でも濃度にバリエーションがある場合だと、オードトワレなどに比べてドッシリとした重厚感のある香りかつ、香りの変化がなだらかである点も特徴と言えるでしょう。

たった1滴で1日中香りを楽しめる反面、気軽にバシャバシャと使えるものではなく、あまり初心者向けとは言えません。香水に慣れた上級者の男性におすすめです。

オードパルファン(オーデパルファム)|EDP

使い方としては「1回の使用で1滴、スプレータイプなら1プッシュ」が基本です。

30代以上の男性向けな「大人の香水」として展開されることの多い定番の種類です。

パルファンに近い重厚感のある香りですが、スプレータイプの展開も多く程よく手軽に使えて、パルファンより金額的にもお手頃です。香りの種類が豊富な点も比較的初心者向けと言えるでしょう。

スプレータイプの場合は1プッシュ以上吹きかけてしまうと「香害」と言われてしまうほどしっかりと香るので、使い方には注意が必要です。

オードトワレ(オーデトワレット)|EDT

使い方としては「1回で5時間程度、1箇所の使用に1プッシュ」が基本です。

中高生のヴァージンフレグランスとしても、大人の男の定番フレグラスとしても、メンズ香水の中で最も定番として親しまれている濃度がオードトワレです。

ほとんどのブランドのほとんどのメンズ香水がオードトワレで、香水初心者の男性はまずこの種類を選ぶのがおすすめです。

香りの系統としてもセクシーでダンディーな官能的香り以外にも、シトラスやマリンなど爽やかで清潔感のある種類が豊富な点もオードトワレの特徴と言えるでしょう。

香りの変化や展開も早く、仕事や学校に行く前にワンプッシュすれば帰る頃にはドライダウンするので、そのあとデートや遊びに行くならもう一度付け直して香りを楽しむ事もでき、香りの管理も容易です。

オーデコロン(オードコローニュ)|EDC

使い方としては「1時間に1プッシュ」が基本です。つまり前回の使用から1時間以上空いていれば気軽に付けられる香水という事です。

オードトワレよりもさらに濃度が薄く、シーブリーズなどのデオドラントローションのように手軽にバシャバシャと使って楽しめるのがオーデコロンです。

最も手軽に使えるため本来であれば香水初心者の男性に非常におすすめなのですが、パルファンと同じくらい展開量が少なく香りのバリエーションも多くないのが難点です。

スポーツ前後の気分転換や、お風呂後のベッド用フレグランスとしても人気が高く、香りが軽快なのもあってユニセックスに使用できる点も人気です。

香水を付けるベストなタイミング

香水を付けるベストなタイミングは「家を出る30分前」と言われています。

その理由としては、家を出る30分前あたりに付ける事で、家を出るまでにトップ前のアルコール感が適度に落ち着き、目的地に到着するまでの間にトップノートが楽しめて、目的地についたあたりから香水の主役であるミドルノート(ハートノート)が主張し始めるからです。

一般的に「体温の高い方(汗っかきな方)」の方が香りが強く現れやすく、持続時間が短くなる傾向にある点も覚えておくと良いでしょう。

また、香水は非常に繊細であり、汗や皮脂の匂いと混じりやすく悪臭化しがちです。

そのため、香水を付けるベストなタイミングとしては入浴やシャワーのあとで、汗がしっかりと止まった後に、香水をつける箇所の汗をしっかりと拭き取って清潔な状態にしてからがおすすめです。

香水の香りの変化と持続時間

香水は様々な香料から構成されていて「シングルノート」と呼ばれる単一の香料だけで作られた香水以外は、より香りやすい(揮発性が高い)香料から順に飛び出すため上述のような段階を刻む事が一般的です。

とはいうもののこれは便宜的なものにすぎず、実際はもっともっとグラデーション的に変化するため、余程香りの選別がきく嗅覚がなければ具体的な香りを言葉にする事は難しいでしょう。

しかし一般的に「その香水の良い香り」というのはミドルノートの事であり、香水をつける理由となる人物や場面でミドルノートが元気よく現れるタイミングで香水をつけるのが「ベストタイミング」と言えるでしょう。

しかしミドルノートが現れる「良い香りのタイミング」というのはEDPやEDTといった濃度の違いはもちろん、香水に使われている香料によっても大きく変化するため、愛用している香水のクセのようなものを理解しておくのが大切となります。

トップノート

香水をつけると、まず最初に揮発性が最も高い香料のエタノール(アルコール)が飛びます。一般的に「ツンとくる香り」と言われるのがこれですが、これが落ち着いたところからがトップノートと呼ばれます。

他の香料に対して揮発性の高いレモンやベルガモットなどの柑橘類や、グリーン系やペッパーなどのスパイシー系の香料が激しく揮発し10分程度でトップノートの余韻とミドルノートのグラデーションが始まります。

香水の購入の意思決定には影響しますが、自分以外はほとんど気にしない香りです。

しかし、オーデトワレやオーデコロンのように1日に何度か追加で付け直す場合は、トップノートの状態で人と接することもあるでしょうし、結構重要なポイントでもあります。

ミドルノート(ハートノート)

「香水の香り」といえばこの部分。

早いものだと付けてから10分程度。一般的には30分〜1時間程度でトップノートは消失しミドルノートが全面に押し上げられてきます。

「ハートノート」の言葉通り、まさに香水の核となる心臓部であり、特にトップノートの余韻がほんのり残るミドルノートは、その香水の「最も人に嗅いで欲しい部分」と言えるでしょう。

香水によってはミドルノートまでの展開がものすごく早いものや、むしろミドルノートの終わり際が最もセクシーで印象的な香りになるものなど、それぞれに特性があります。

体温の高い部位に付けると揮発する速度が早くなり、ミドルノートの持続時間が変化する事もあります。

一般的にはミドルノートの始まりあたりで目的地に到着するようなタイミングでつけるのがおすすめですが、香水の「クセ」や「体質」によっては少し早めに香水を付けたり、揮発しにくい体の部位に付けるなどの工夫が大切となります。

ラストノート(ドライダウン)

ラストノートやドライダウンという言葉以外にも、ベースノートやボトムノート、さらにはラスティングノートなんて名前で呼ばれることもあります。

香りの残りやすさを「残香性」と言ったりしますが、ムスクなどの動物性香料やウッディ系の香料は香りの持続力が高く24時間以上香り続ける事もあります。

このことからも分かるとおりトップからミドルにかけての香調より、ミドルからラストにかけての香調の方が、一般的にはセンシュアルで官能的な印象が強くなります

メンズ香水の場合、物によってはトップからミドルにかけてはビジネスシーンで爽やかな印象を与え、ミドルの終わりからラストにかけてはデートシーンに最適なセクシーで色気のある雰囲気に、なんて物もあります。

鼻が鈍麻してしまっている方の場合だと「ラストノート」を感じられずに追加で香水を振りかけてしまう場合もありますが、意外としっかり香っているので要注意。

こういう方の場合は濃度の薄い香水をこまめに付けて、トップからミドルの余韻を楽しむのがおすすめです。

香水を付ける場所や位置

香水を付ける場所の定番として多くの人に知られている「手首」と「首筋」ですが、この部分は太い血管が通っていて体温が高い「最も香水が強く香る部分」です。

日本で香水ブームが発生した90年代では「ムンムンに香る」のがトレンドでしたので、手首や首筋は大正解だったのですが、現代においては「さりげなく香る」のがモテるコツなので、手首は首筋に使うのはちょっと考えもの

もちろん香水の系統や体質によっては、体温の高い部位に使用してちょうど良い香りという物もあったり、香りの成分は下から上に立ち上がるため「香水に合わせた付ける場所選び」というものは大切です。

もちろんそれはTOPに合わせて、香水を付ける場所を選定するのも重要と言えるでしょう。

香水をどこに付けるかについて、詳しくは後述しますが一般的には上半身だとしっかり香り、下半身だとさりげなく香るとされています。

  • しっかり香らせるなら「首・手首・肘」
  • さりげなく香らせるなら「腰・膝裏・足首」

と覚えておくのがおすすめです。

首・耳裏・うなじ

手首に付けた香水を首や耳裏にゴシゴシっとする。これは確かに最も強く香水を香らせる方法ではありますが、最適な方法かと言われると考えものな使用方法ではあると思います。

少なくとも「何も考えずになんとなくここに付ける」のはやめた方が良いと思います。

特に「鼻」が近いため強い香りで鼻が鈍麻しやすく、香水の量が増えてしまったり人によっては香水酔いのような症状がでてしまう可能性もあるためです。

しっかり香らせたい時、もしくは体温が低いなどの体質的にムエットで嗅いだときのような香りが出ないと言う時など、必要性を感じた時だけ首から上へ香水を付けるのが良いでしょう。

「うなじは良いが耳裏はさらに体温が高いのでNG」という意見もありますが、個人的には耳裏の体温での香り立ちがNGなのであればその方にとってはうなじや首回りなどは全部NGだと思います。

いわゆる「熱中症の時に冷ますべき場所」は太い血管が近い箇所であり、この部分は体温が高く香りの成分がより揮発しやすいため、控えめに薫らせるには不適切な場所と言えるでしょう。

ゆうた
髪の短い男性の場合、首裏は髪がかからず直射日光が当たる場所でもあるため、炎天下だと凄まじい香りが立ち上がってしまう事もあります。そう言った場面にも要注意です。

腕・内肘

腕まわりの中でも特に肘の内側は太い血管が通っており、香水の香りを立たせるにはベストなポイント。

さらに腕は日常生活において動きが大きいため効率よく香りの成分が揮発し、周囲に香りを漂わせやすくなる点もポイントです。

とは言うものの、首周辺と同じくらい香りが強く現れる部分ですので、ビジネスシーンや食事の席などが想定される日には避けるのが無難かと思います。

反対に、デートなどのカジュアルな場面でしっかり目に香水の香りを立たせたい時はベストな選択肢と言えるでしょう。

ゆうた
上半身に香水を付けるなら最もおすすめな部位と言えます。

手首

首筋に次いでしっかりと香りが立たせられる箇所が「手首」です。

脈を図る時に手首を使うことからも分かるとおり手首には太い血管が近くを通っており、表面には静脈が密集しているため香りが広がりやすい定番の箇所。

さらに体の中心から最も遠くまで香りを運べるため香り自体の拡散能力も高く、一般的には「強く香らせたい時の最適解」とされています。

ただし、食べ物など手に取ったものに匂いがうつりやすい部位なので、ここに香水を付けるのがクセになっている方は他の部位に付ける方よりもTPOに対して敏感になっておく必要があります。

また、気をつけるべきは「つい香水を手首に付けたらゴシゴシしてしまう」という所作です。

ゴシゴシしてしまうと摩擦熱で一気に香りの成分が揮発してしまい、香り自体が変質してしまう可能性がありますので、擦らずにトントンと優しく馴染ませて事前に乾燥するのを待ちましょう。

また、手洗いをした時などに流れてしまう事もあるので、その辺りにも注意が必要です。

ゆうた
普段から手首に香水を付けて擦り付けるのがクセになっている人にとって、この動作を我慢するのが意外と難しいため、個人的には手首につけるよりも肘につけるのをおすすめします。

女性にとって胸は強い香りが出せる場所として定番ですが、男性の場合はあまり胸元が開いている服を着る機会が多くないためむしろ手首や首筋に比べて優しい香り立ちになる箇所として使えます。

特に左胸は心臓の脈動や呼吸によって特に体を動かさずとも動く箇所であり、体温も高いのでしっかりと香りが立ち上がります。

また、体を動かした際などにシャツの胸元などから香りが立ち上がってくるため、自分自身に対する香りの満足度が高まる部位でもあります。

ただし、同時に湿度も高くなりやすく汗などで香水が変質してしまう可能性もあるので、暑い時期や汗をかきやすい時期だとあまりおすすめできる場所ではありません。

腰・背中

ここ最近の「トレンド」としては、腰周辺。特に若干背中気味の位置に香水をつけるのが人気だと思います。

腰周辺は余程暑い時期でなければ汗をかきにくく、皮膚の近くまで太い血管が来ていないので表面の温度はそれほど高くありません。

腹部に香水を付けてしまうと、自分の鼻や対面する相手に対して直接的に香りが立ち上がってしまうので避けるのが無難ですが、側面や背面から緩やかに立ち上る香りは「絶妙にさりげない」感じです。

スプレータイプの香水であれば、30cm程度離してプッシュする事で、ウエスト周辺にしっかりと香水が広がり、香りが下から上に立ち上がる性質を利用しながらほんのりと綺麗に香ります。

ただし、香水の香りが立ちにくい体質の方の場合、ここだと香りがさりげなさすぎる可能性もありますので、その辺りはご自身の愛用する香水と相談しながら決めていただければと思います。

ゆうた
個人的に最もおすすめな位置です。香り方の良さももちろんですが、男性の場合は腰回りが出る服を着る機会も無いと思うので、香水が肌に合わず荒れてしまった場合などでも隠しやすいため、新しい香水を試す時や、肌があまりアルコールに強く無い方などにも非常におすすめと言えます。

内もも・膝裏・足首

「最もさりげなく香水を香らせる」のであれば、体温の高い内腿に直接つけるか、体温の低くシミになっても目立ちにくい膝裏につけるか、最も鼻から遠い足首につけるかがおすすめです。

中でも足首は直接香水を付けやすい上に、歩いた際などに動きが大きく、香りが下から上に移動する性質も相まって非常におすすめな箇所と言えるでしょう。

内腿などだと香水を付け直すのにズボンを脱ぐ必要がありますし、男性の場合は長ズボンを愛用する方も多いと思いますので体温の低い膝裏に直接だと香りが全く外にでてこない場合もあります。

普段から愛用している香水を足首につけるだけで、かなり控えめな香り立ちとなるため、無臭信仰の強い日本人からのウケは非常によくスマートな印象を与えることができるでしょう。

また、使ったことのない香水に挑戦するときや、ちょっと攻めた香りの香水を使用するときも「人物」と「香り」が直接的に紐付きにくい位置から香りが立つためおすすめと言えます。

宙に撒いて潜る

香水を体の前方からやや高めの位置に香水をプッシュして浮遊させ、その中をくぐる事で香水を全身に満遍なく行き渡らせる事ができる方法です。

局所的に香るポイントがなく、全身にふんわりとした香りを纏えるイメージのある方法ですが、香水が付着した部位ごとに香り成分の揮発するタイミングにブレがあるため、香りがぼんやりとしてしまう事もあります。

また、最も持続時間が短くなる使用方法でもあります。

香水の魅力を最大限に引き出せる方法では無いのであまりお勧めできませんが、オーデコロンのように持続時間が短いフレグランスや、シトラスシャワー系のあっという間にドライダウンへ以降する香りにはおすすめです。

ちなみに、このような「空間プッシュ方式」の付け方は、特に海外の香水関係者の間では反対する意見も多く、一般的にも香水の魅力を引き出しにくい使用方法だとされています。

香水を使用する際のマナーとNGな使い方

香水の付け方について「絶対にコレ!」という聖杯のような回答は存在しません。

極論を言えば、香水を飲んだり目に入れたりといった使い方でなければ、どんな使い方でも自由にして楽しめば良いというのが答えとなります。

しかし、香水を使ってモテたいだとか、香水によって相手に良い印象をもたれたい、というのであれば嫌われるような香水の付け方」は避けるのがベターと言えるでしょう。

ここではそんな、香水を使用する際に(特に男性が)気をつける点についてまとめました。

以下でそれぞれの項目について詳しくご紹介しますので、覚えておいて損はないと思います!

意外とやってる?NGな香水の使い方

今まであまり「香水」について深く考えてこなかった方だと「え?ダメなの?」と思うような点ばかりでは無いでしょうか?

なぜこれらのような行動が香水の付け方としてNGなのかについて、以下で詳しくご紹介致します。

1箇所に何度もプッシュするのはNG

パルファンならほんの1滴、オードトワレだとしても体全体に2〜3プッシュもすれば「この人は香水を付けている人だ!」と相手が認識してくれるくらいの香りを発生させます。

基本的にはオードトワレでも手首ならワンプッシュで十分。

足元からしっかり香らせたいのなら両足に1箇所ずつ2プッシュほど付ければそれで問題ありません。

普段から香水を使って鈍麻していっている自分の鼻なら「物足りないと感じるくらい」どころか、仮に香りを感じなくともワンプッシュだけという行動をルーティン化しておくのがおすすめです。

頻繁に香水を付け直すのはNG

家を出る前に香水を付けて、学校や会社についたら付け足して、トイレにいくたびに付け足して、遊びにいく前に付け足して・・・と、いわゆる「トップノート中毒」になっている方もちらほら見かけます。

香水の濃度に対する持続時間を参考に、それを超えるまでは付け直さない事を意識しましょう。

体臭予防に香水を使用するのはNG

香水にはデオドラント効果は存在しないだけでなく、汗や皮脂の匂いをアルコールによって揮発させて周囲に撒き散らしてしまう可能性もあるので、はっきりいって最悪です。

故に、体臭予防のために香水を使用するのはNGと覚えておいてください。

特に「脇」や「足の裏」に香水を使用するのは最悪な結果を生み出す最適解であり、自分が不快だと感じているあの匂いが香水のアルコールによって揮発されいつも以上に強く香り立ってしまいます。

ゆうた
また、脇や足の裏と合わせてNGな場所に「鼻周辺」や「鎖骨周辺」があります。どちらも直射日光を受けて香りが変質しやすく、立ち上がった香りが鼻に直接伝わってしまうため嗅覚が披露して鈍麻しやすくなりますので、使用を避けるのがおすすめです。

「肌」以外の髪や衣類に使用するのはNG

洋服や小物類、または髪の毛などに香水を使用している方も多いと思いますが「肌が弱くて肌に直接香水を付けられない」という方以外は基本的に避けた方が良いと思います。

洋服などの場合だと、香水の着色料や香りの成分によって洋服にシミができてしまいますし、アウターなどの頻繁に洗濯しない衣類に直接香水を振りかけてしまうと、香水の匂いが残ってしまうことも多いです。

特にムスクなどの残香性の高い香りは24時間以上もしっかり香る事があるため、香水を重ねてつける事で匂いが混ざってしまい、気がつかないうちに悪臭を漂わせるハメになってしまいます。

基本的に香水は「肌に乗せたときに綺麗に香る」ように設定されています。皮膚の温度や体の動きなどは香水にとってとても重要な要素なので、できる限り「肌に直接使用する」事を心がけましょう。

香水NGな場所や場面とは?

香水を控えるか使用方法を考えるべき場所

  • 飲食店
  • 病院
  • 仏事(お葬式・お通夜)
  • 試験会場
  • お堅い企業の就活面接

基本的に上述の5つの場面では「香水は付けない方が良い」とされています。

とはいうものの、無臭な人間というのはこの世に存在しないため、香りの系統をしっかり選んでおいたり、適量をしっかりと理解しておいて、TPOに完全にマッチした使い方ができるのであればその限りではありません。

特に寿司屋や焼き鳥屋なんかでは、香水の匂いがする方は入店を断られるケースも多いため注意しましょう。

例えば食事の場面や席同士が近いオフィスなど、人間と人間の距離が近い場所で香水を使用する場合はウエストラインよりも下の、足首や膝裏など体温があまり上がらない場所に香水をつけるのがベターです。

反対に、パーティや結婚式など華やかな場面であれば、首の後ろや内腿など体温の上がりやすく香りが立ち上がりやすい場所に香水を付けるのもアリだと思います。

しかし、手首や肘などにつけると料理に香りが移ってしまう事も多くなるので、この辺りは注意が必要です。

カップルなら相手の香りにも要注意

香水を好む女性とお付き合いしているのであれば、相手の香水を邪魔しない香りを選ぶのはマナーの1つ。上級者であれば、お互いの香りによって相乗効果を得られる香水を選ぶのが嗜みとされています。

巷では、いわゆる「ペアフレグランス」や「カップルフレグランス」なる、調香師によって計算された2つの香水が寄り添う事で新たなハーモニーを生み出す香水というものが販売されています。

すでにお付き合いされているカップルであればこのような香水を選ぶのも楽しいですし非常に賢い選択です。

反対に、ペアフレグランスを使用するほど親密な関係ではないが、相手の女性が香水を好んで使用しているのであれば、こちらから相手の香水に合わせていくのも良いですし、邪魔しない香りを覚えておくだけでも役に立つでしょう。

香水の香りには「相性」というものが存在します。

それらは色相環のように隣り合う関係と交わりやすく、香りの系統だけでも覚えておけば相手の香水に合わせて寄せる事が可能となるので、余裕のある方はそちらも勉強してみるのがおすすめです。

違う香水を重ね付けするのはアリ?

「違う香水を重ねて付けない」というのは、香水を使用する際の「唯一のルール」として暗黙の了解となっています。

その理由の1つとして、香水は調香師による芸術作品の1つであり、それはすでに完成している作品なので何かを足したり何かを引いたりして使うものではないという考え方です。

とは言っても、それをする事で裁かれる事も服役する事もありません。自由なのです。

特に「流行の香水」「良い香りの人気香水」というのは、これだけ香水の溢れる現代でも数種類に限られてくるわけで、それは自ずと街で同じ香水を使っている方とすれ違う事もあるでしょう。

そうなると魅力は半減、どころか最低な気分になる事もあります。

もちろん、香水の重ねづけを推奨しているというわけではありませんが、その日の気分によって自分だけの組み合わせを探してみるのも、香水の楽しみ方の1つではないかと考えます。

香水を付けすぎた時の対処法

香水を付けすぎてしまった事に気がついたなら、最もおすすめなのは「お湯」で洗い流す事。お風呂に入ってしまえばかなりリセットできると思います。

とは言っても、お出かけ前の急いでいる場面や、仕事終わりで遊びに行く場面など、1度お風呂に入るなんてのが困難な事もあるでしょう。

そういう時は無水アルコールやエタノールなど「香水の香り成分より揮発性の高い液体」を使って香りの成分を飛ばしてしまうことで、何もしないよりはいくらか香りが和らぐでしょう。

外出先でいきなり無水アルコールなんて・・・という方はアルコールシートやウェットティッシュなどでも応急処置が可能です。

「香水の匂いをリセットして違う香水に付け替える」ような離れ業が必要な時はお風呂に入って洗い流すしかありませんが、付けすぎた香水を中和する程度であればこれらの方法で対応できると思います。

香水の付け方と基礎知識まとめ

香水の付け方|基礎知識

  • 香水は1箇所に1プッシュが鉄則
  • 待ち合わせ30分前の使用が最も良い香りになるベストタイミング
  • しっかり香らせたいときは体温の高い「首筋|手首|肘」
  • ふんわり香らせたいときは上昇特性を生かし「腰・膝裏・足首」
  • 香水はアルコールなので髪の毛や顔には使わない
  • ワキや足裏など汗をかきやすい場所は悪臭化するので要注意
  • 香水を付け過ぎた時は無水アルコールやエタノールで拭き取る

本記事では【上手な香水の使い方・付け方】をご紹介させて頂きました!

どれだけ良い香りであっても正しく使わなければ良さを引き出せないどころか、相手に不快感を与えてしまう事もたくさんあります。

使用方法やTPOを考えながら、ご自身をランクアップさせるアイテムとして上手に香水を使ってみてくださいね!

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