【2023年版】フリースのおすすめブランド15選が一挙ご紹介!

アウトドアシーンを中心に長年愛されてきたフリース。

その保温性や軽量性、速乾性などの機能性から、今や普段使いされることが当たり前になりました。

しかし、ブランドによって素材やデザインが異なり、どのフリースを選べばよいか迷ってしまう方も多いかもしれません。

今回はそんなフリースの中でも特に、ボアフリース(バルキーフリース)やハイロフトフリースといった素材のジャケットやプルオーバー、フーディを中心に、おすすめブランドから注目のモデルを厳選してご紹介します。

C-edge編集部
ここ数年は1990年代にユニクロで大ブームとなった毛足の短いフリースではなく、毛足の長いボアジャケットがトレンドとなっています。ぜひ参考にしてください。

フリースとは|どんな素材?

この画像は左右どちらもフリースです。

「フリース」というのは、洋服の名前だと思っている方もいるかもしれませんが、厳密には「素材」の名前です。

「デニム」や「スエード」のような生地を指す言葉であり、それ自体が特定の衣類を指す言葉ではありません。

上の画像は異なる質感のフリースジャケットを並べた写真ですが、この画像を見て分かるとおり、一言でフリースと言っても生地の仕上げ方によってその雰囲気は全く違います。

ちなみにここ数年トレンドの中心となっているのは「ボアジャケット」や「ボアフーディ」とも呼ばれる画像向かって左側の毛足の長いタイプです。

このタイプのフリースは主に

  • ボアフリース
  • バルキーフリース
  • シェルパフリース
  • ボンデッドフリース
  • ハイパイルフリース
  • ハイロフトフリース

と呼ばれています。

一般的に「フリース」というと毛足の短いタイプを指す傾向にあり、上記の右側画像のような表面がツルツルしたフリースは「マイクロフリース」と呼ぶこともあります。

また「裏起毛」タイプのフリースもあります。

表地にはマイクロフリースのような毛足の短い加工をし、内側にはボアフリースなどの毛足の長い加工をすることで、耐風性や収納性を高めつつ保温性を維持するタイプです。

このページでは主に、現在ファッションのトレンドとなっている画像向かって左側の毛足の長いタイプのフリース「ボアジャケット」について紹介していきます。

「ボア」と「フリース」の違いは?

結論から先に申し上げると、ボアは生地の製法の事であり、フリースは生地の素材の事です。

基布に糸をパイル編みし、ループ状になったパイルの上部をカットして羽毛立たせ、フワフワモコモコとボリュームを出す生地の製法を「ボア」と呼びます。

フリースというのは「ポリエチレンテレフタラートを使った柔らかい起毛仕上げの繊維素材」の事。

つまり、ポリエチレンテレフタラートを使ってボアに仕上げればそれはフリースですが、ポリエチレンテレフタラート以外の素材でボアを作ってもそれはフリースとは呼ばないという事です。

実際にボアにはフリース以外にもウールやコットンなどが採用されることも多く、厳密に言うなら「ボアジャケット」という言葉にはフリース以外の素材で作られたボア素材のアウターも含まれます。

フリースの魅力とは|人気の理由

そもそもフリースはとても高機能な素材で、以下の6つの特徴があります。

  1. 保温性が高い
  2. 速乾性がある
  3. 軽量でコンパクト化が可能
  4. 洗濯が簡単
  5. 肌触りが良い
  6. 安い

1990年代にはこれらの特徴に目をつけたユニクロによって「平成のアパレル革命」なんて呼ばれるほどの大ブームが巻き起こされ、ユニクロとフリースの名前は日本中に轟きました。

一方で、当時大ブームとなったマイクロフリースは「機能的だがダサい」と言うイメージが定着してしまいました。

しかしここ数年はそのフリースにボア加工を施した「ボアフリース」や「バルキーフリース」を採用したボアジャケットと呼ばれるデザインが、季節感の出しやすさもあってワードローブの定番アイテムになっています。

フリースが持っている機能性に「お洒落」というイメージが加われば、人気が出るのは当然でしょう。

フリース選びのポイント|理想のフリースと出会うために

自分にぴったりなフリースと出会うために必要なのは、自分の好みを明確化することです。

そのためにはまずは「フリースにどんな種類があるのか」をざっくりと理解しておきましょう。

ポイントとなるのは以下の3点。

  • チェックポイント1:形状
  • チェックポイント2:素材
  • チェックポイント3:ブランド

それぞれのポイントについて以下で簡単に簡単に解説していきます。

チェックポイント1:形状

いわゆるフリース素材のボアジャケットと呼ばれるアウターには、大きく分けて4つのタイプが存在します。

  • フルジップ(まえあき)
  • プルオーバー(かぶり式)
  • フーディ(フード付き)
  • ベスト(袖なし)

厳密に「ボアジャケット」という言葉を噛み砕くならジャケットタイプのフルジップとプルオーバーの物だけを指すかもしれませんが、このページではフーディやベストについても紹介いたします。

最も定番なのはフルジップタイプのフリースです。

しかし、こなれた感じを出すならプルオーバー やベストも非常に人気が高く、デニムやレザーのジャケットを組み合わせてレイヤリングするならフーディも非常に人気です。

チェックポイント2:素材

大きく分けてフリースには以下の4種類が存在します。

  1. ボアフリース(バルキーフリース、ハイロフトフリース)
  2. マイクロフリース
  3. 片面起毛フリース
  4. ハイブリッドフリース

昨今ファッションにおいてトレンドとなっているフリースはボアフリースであり、当ページではボアフリースを中心に紹介します。

しかし、登山などのレイヤリングでフリースを活用したい場合は、ボアフリースは起毛が邪魔でミドルレイヤーに使いづらいため、そのほかの3種類の中から選ぶのがおすすめです。

ちなみにボアフリースは「バルキーフリース」や「ハイロフトフリース」と言う名前で呼ばれることもあります。

バルキーフリースというのは、ユニクロ製品に使われる毛足の長いボアフリースの事。

ボアフリースの代名詞としても使われているハイロフトフリースは、1979年にモールデンミルズ社によって開発されたフリース「ポーラーテック」の種類の1つ。現在はいろいろあってポーラテック社となっています。

今ではボアフリースの事をハイロフトフリースと表現することも多いですが、正式な素材名としてのハイロフトフリースはボアフリースの中でも卓越した質感と機能性を誇ります。

ナイロンでいうところのコーデュラナイロンみたいな物ですね。

ポーラテックのハイロフトフリースは「質の高いボアフリースが欲しい時」のために覚えておいて損のない名前です。

チェックポイント3:ブランド

フリースといえば「ユニクロ系」か「アウトドア系」の2つが定番ブランドです。

そもそもフリースは高機能素材としてアウトドアにおけるレイヤリングに使われており、ユニクロが低価格展開する以前はアウトドアブランドで1万円前後する高価な衣類として知られていました。

となると気になるのは「なんでこんなに値段に差があるの?」という点でしょう。

安物の多くはアクリル素材ということもありますが、最近ではユニクロを筆頭にポリエステル素材をベースにしっかりとしたフリースが驚くほど低価格で販売されているを見かけます。

はっきり言って3千円のフリースと3万円のフリースは、街中で使う分にはほとんど違いを感じられません。

高価な方が多少肌触りや軽量性の面で優れているため、着心地の良さは若干高く感じますが「雲泥の差」と言えるほどの違いは感じ取れないと思います。

値段の差が大きく現れるのは「厳しい環境下での速乾性や保温性」です。

暖かいだけじゃだめ、軽いだけではダメ、そういった「命を預ける衣類」を選ぶなら、アウトドアブランドからポーラテック社製のフリース素材を使ったものを選ぶのがおすすめです。

この冬メンズにおすすめしたいフリースブランド15選!

ここからは、この冬に着たいおすすめのフリースを厳選してご紹介致します。

各ブランド、独自の素材感やディテールへのこだわりがあり、中にはリサイクル素材で作られた環境に配慮したフリースを展開するブランドまで様々な商品が登場しています。

ぜひ、お気に入りの1着を見つけていただければと思います。

  1. ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE)
  2. パタゴニア(Patagonia)
  3. ユニクロU(Uniqlo U)
  4. ユニクロ(Uniqlo)
  5. ジーユー(GU)
  6. ナイキACG(NIKE ACG)
  7. マウンテンハードウェア(Mountain Hardwear)
  8. コロンビア(Columbia)
  9. チャムス(CHUMS)
  10. ジムマスター(gym master)
  11. ロックス(ROKX)
  12. カブー(KAVU)
  13. エルエルビーン(L.L.Bean)
  14. ケルティ(KELTY)
  15. カーハート(Carhartt)

ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE)|シェルパフリース2ジャケット

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥20,000前後

おすすめポイント

  • 環境にやさしいeco fleeceを使用
  • どの向きからでもロゴマークが見える

ボアフリースジャケットの「鉄板モデル」の1つ

フリースを買うなら「ノースフェイス」と決めている方も多いのでは?

首・胸・前ファスナーなどの配色ポイントに加え、肩や背中にも挿し色となるロゴマークを配置。全体のデザインバランスが優れた、フリースジャケットのマスターピースと言って過言ではない1着です。

環境に配慮したエコフリースを採用している点も注目ポイントです。

C-edge編集部
アウトドア系のファッションブランドとして、今最もハイプな「人気ブランド」に君臨しているノースフェイス。旬のボアジャケットも非常に定番顔であり、冬着のマスターピースと呼べるデザインと性能に仕上げられています。

パタゴニア(Patagonia)|クラシックレトロXジャケット

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥30,000前後

おすすめポイント

  • 争奪戦になるためオンライン販売飲みの人気モデル
  • コレぞ「王道」なフリースジャケット

ボアフリースブームの火付け役と言うべき鉄板モデル

「フリース」と聞いて最初に思い浮かべるデザインといえば、おそらくパタゴニアのクラシックレトロXジャケットではないでしょうか。

6ミリ厚のリサイクルポリエステルの裏地には防風性バリヤーと吸湿発散性を備えたワープニット・メッシュを採用。もちろんジッパーの内側にプロテクションを強化するウインドフラップが採用され、機能性も申し分ありません。

C-edge編集部
アウトドア系ブランドの中でも最上位のブランドとされるパタゴニア。ハイテク感のあるノースフェイスに対し、アナログ味のあるデザインと最高峰のスペックで作られるウェア類が人気のブランドです。
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ユニクロU(Uniqlo U)|フリースシャツジャケット

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥5,000前後

おすすめポイント

  • しっかりとした素材感
  • アウターとして十分活躍する保温性

CPOシャツからインスパイアされたミリタリーなルックス

ウールをブレンドしたニードルパンチと呼ばれる起毛フリース素材を採用し、ウールフランネルのような起毛感とジャージー素材のような快適さを備えた新時代のフリース素材。

かっちりとした仕上げによりャケットのように着こなせる他、オーバーサイズを選ぶ事でリラックス感のある着こなしのアレンジも楽しめる今年の冬の定番フリース。

C-edge編集部
Uniqlo Uはアーティスティックディレクターのクリストフ・ルメールが、上質なワードローブを追求するコレクション。究極のデイリーウェアを目指し、ユニクロの価格帯でユニクロ以上の価値をもたらす上質なウェアが揃います。

ユニクロ(Uniqlo)|防風ボアフリースジャケット

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥4,000前後

おすすめポイント

  • トレンド感のある曲線的なシルエット
  • ポケット内側にはマイクロフリースを採用

冷たい風を通しにくい定番ボアフリース

軽くて柔らかいトレンド感のあるフリースに防風性と保温性をプラスした、ユニクロを代表する1着。

今っぽいゆったりしたリラックス感を程よく感じるシルエットは、サイズアップしてオーバーサイズな感じに着こなすのにもおすすめ。

定番のベージュやブラック以外にもカーキなどのカラーバリエーションもあるので、差をつけやすい点も要チェック。

C-edge編集部
フリースといえばユニクロ。去年大ヒットとなったボアフリースは、今年も引き続き冬の顔として注目されています。このモデル以外にも展開はあるので、興味がある方はユニクロのフリースエリアを要チェック。

ジーユー(GU)|ボアフリースフルジップジャケット

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥1,000前後

おすすめポイント

  • 旬のデザインで低価格
  • 布帛素材で切り替えた首回りがアクセント

最安値?リーズナブルな価格のボアフリース

定番のスタイルでありながら、非常に手ごろな価格帯で展開されているあたり、さすがはGUといったところ。

しっかりポリエステル素材が使用されており保温性も申し分なく、豊富なカラーバリエーションと普遍的なシルエットで誰でも着こなしやすい1枚に仕上げられています。

C-edge編集部
トレンド系のアイテムは手ごろな価格帯で入手できると嬉しいですよね。GUならばユニクロの半分以下の価格で手に入りますので、初めてボアフリースに挑戦してみると言う方は要チェックです。

ナイキACG(NIKE ACG)|フリースジャケット CT2950

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥10,000前後

おすすめポイント

  • 暖かさが持続するフリース素材
  • ゆったり着用できるスタンダードフィット

悪天候に対応したストームガードを採用したフリース

寒い時期のアウトドア遊びにもアウターとして採用できる高い保温性と悪天候に対する耐性を持ったフリースジャケットです。

伸縮性に優れた袖口や裾と合わせ、ジッパーの内側にストームガードを採用しており、気温が下がった場面でも暖かさを閉じ込めます。

ゆったりと気楽に着用できるスタンダードなシルエットに加え、他のブランドにはあまりみないビビッドなカラーバリエーションも展開されています。

C-edge編集部
ナイキオールコンディションギア、略して「ナイキACG」は、あらゆるコンディションに対応するナイキのアウトドアライン。お洒落着的なデザインに身を包んだ本格的なスペックが魅力のウェアを展開しています。

マウンテンハードウェア(Mountain Hardwear)|モンキーマンフリースジャケット

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥20,000前後

おすすめポイント

  • 独特の柔らかさを持つ高ロフトの繊維構造
  • 定番から1歩横にズレた差をつけるデザイン

保温と透湿のバランスに優れた究極のフリース

アウトドアガチ勢の間で話題となっていたベストセラーフリースも、ボアジャケットブームによって一般層における注目度が急上昇している、まさに今買いな今年の顔と言える1着。

最上級のポーラーテックハイロフトをベースに、通気性とストレッチ性を持つ素材を戦略的に配置した1枚。柔らかな「毛並み」を持つフリースの質感が、他のボアフリースと差をつけられる注目のモデルです。

C-edge編集部
アウトドアブランドブームとともに現在注目度急上昇中のブランド。ヒマラヤの最高峰に挑むトップクライマーの愛用率も高いブランドであり、ノースフェイスやパタゴニアと差をつけるなら、絶対MHWがおすすめ!

コロンビア(Columbia)|シュガードームジャケット

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥10,000前後

おすすめポイント

  • ふんわりとしたバルキーブラッシュドフリースを採用
  • 捻りの効いた挿しいろのカラバリ展開もあり

クラシカルな定番顔のボアフリースジャケット

スッキリとしたシルエットでありながら、クラシカルなディテールにまとめられた定番顔のボアフリースジャケット。

袖口や裾口には冷気の侵入を防ぐためのパイピングが施され、左右のハンドウォームポケットやロゴ入りのチェストポケットがデザインのアクセントとなった1着です。

他のブランドにはない斬新なカラー展開もあるので、差をつけたい方はそちらも要チェック。ちなみにシュガードームフリースはジャケットタイプだけではなくベストタイプも人気です。

C-edge編集部
高いスペックと手ごろな価格を併せ持つ、アウドアブランドの中でもリーズナブルなラインナップで人気のコロンビア。ストリートな感性のカラーバリエーションやシルエットも人気の理由であり、初めてのフリース選びにもおすすめのブランドです。

チャムス(CHUMS)|ボンディングフリースジャケット

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥12,000前後

おすすめポイント

  • 二重構造のシェルパフリースが持つロフト感
  • 特殊フィルムをサンドする事で防風性と伸縮性を確保

定番顔に個性が光るチャムスらしい解釈のフリースジャケット

他のブランドではありえないカラーバリエーションやパターンを採用した、ポップで可愛いデザインのチャムスらしいフリースジャケットです。

もちろん定番のカラーも人気ですが、せっかくなら個性の出せる色使いを選んで差をつけてみては?

胸ポケットの形状からハンドウォーマーのレイアウトに至るまで、随所にチャムス らしさのひかるポップなアウトドア感は唯一無二の存在感です。

C-edge編集部
お洒落キャンパー御用達ブランドのチャムス 。個性的なカラーバリエーションや独特の「ゆるさ」が人気のブランドです。しかしスペックに妥協はなくアウトドアで使える仕様になっているため、冬の防寒着として確かな実力を体験できるでしょう。

ジムマスター(gym master)|リバーシブル マウンテン ジャケット

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥15,000前後

おすすめポイント

  • 「2nd」でも取り上げられた注目のボアジャケット
  • リバーシブルかつフーディとしても使える優れた1着

ボタンの雰囲気が素敵なリバーシブルボアジャケット

フロント部分にはボタンとジップによる2段留めを採用し、ナイロンジャケットとボアジャケットの2通りの使い方ができるリバーシブルタイプの汎用性の高さが魅力な1着。

さらに、襟元にはフードが収納できるため、フーディとしての着こなしも合わせたら4通りと、1着であらゆるコーディネートに対応できます。

価格も手ごろでカラバリも豊富とあって、この冬要チェックなアウターの1つと言えるでしょう。

C-edge編集部
カナダのファクトリーブランドとして誕生した100年以上の歴史を誇るブランド。日本ではビッグジップのバッグなどから人気に火がつき、現在はサブカル系以外の方にも浸透しチャムス的な人気を獲得しています。

ロックス(ROKX)|バーバーベスト

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥10,000前後

おすすめポイント

  • 本物達が愛するガチな雰囲気のフリースベスト
  • こなれたハズしに最適なリラックス感のある仕上がり

クライマー達に愛用者の多い「本物」な雰囲気が魅力

岩場なんかでよく見かけるコーディネートの1つといえばTシャツの上にボア素材のフリースベストという姿。

ダウンなんかは岩に擦れて破れてしまいますし、毛足の長いボアは通常のフリースよりも耐久性が高く、トップアウトの際に擦れても大丈夫な点からガチ勢の愛用者も多い1着です。

そんなボアフリースのベストを買うならやっぱりロックスは外せないブランドの1つと言えるでしょう。

C-edge編集部
グラミチの創始者である伝説のクライマー「マイク・グラハム」が、グラミチを抜けた後に立ち上げたブランドがROKXです。そのせいか、クライマーからはグラミチよりも高く支持されている印象のマニアックなブランド。要チェックです。

カブー(KAVU)|レストン

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥15,000前後

おすすめポイント

  • 他ブランドと一線を画すデザインのフリースジャケット
  • ハンドウォーマーではなくポケットを配置した設計

ポケットがレトロな雰囲気のスタイルのフリースジャケット

毛足の長いシェルパフリースを採用し、定番の「胸ポケット&アームウォーマー」ではなく、左右ポケットスタイルのレトロな雰囲気に仕上げられた個性派フリースジャケットです。

襟の高さも一般的なフリースジャケットより低く、袖周辺の切り替えも非常に個性的な逸品。あえて定番カラーを選ぶ事で周りと差をつけられる、そんなフリースジャケットになっています。感謝

C-edge編集部
感度の高いお洒落アウトドアニスト達に愛用者の多いブランド「カブー」。個性的なデザインと山岳レスキューにも採用されるクオリティの高い製品作りが人気のブランド。まだまだ知名度は高くないので、差をつけるなら今。

エルエルビーン(L.L.Bean)|マウンテン・パイル・フリース・フーディ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥15,000前後

おすすめポイント

  • 大人っぽい雰囲気のシンプルな作りが魅力
  • すっきりしたシルエットが逆に個性的な1着

切り返し部分のないすっきりしたきれいめフリースジャケット

300ウェイトシェルパフリースという厚手のボアフリースを採用し、適度なゆとりを持たせながらもスマートですっきりとしたシルエットに仕上げた大人顔なきれい目フリースフーディ

胸ポケット部分や襟周りの切り返しがなく、どことなく都会的で男らしいスタイリッシュな仕上がりになっており、シンプルな作りなのでレイヤリングでのコーディネートもしやすい点が魅力です。

C-edge編集部
ビーンブーツと呼ばれるアウトドアブーツで有名なエルエルビーン。どことなく「大人の男がスタイリッシュに着こなすアウトドアブランド」な雰囲気があり、フリースジャケットもまさにそんな風格です。

ケルティ(KELTY)|ボアブルゾン

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥10,000前後

おすすめポイント

  • ゆったりカジュアルに着こなせるブルゾン形
  • ざっくり羽織って男らしい着こなしにおすすめ

ジャケットよりもアメカジ味の強いブルゾンタイプ

フリークスストアなどのセレクトショップでも取り扱いがある事で、ケルティのフリースはここ数年人気が急上昇しています。

「ブルゾン」のなの通り、一般的なボアジャケットに対して背中周りがゆったりとしたデザインになっており、アメカジ感の強いシルエットが旬のデザインに個性を光らせています。

C-edge編集部
ファミリーからトップクライマーまで幅広い層に愛されるアウトドアブランド「ケルティ」。特に有名なのはバックパックですが、スタイリッシュなデザインのウェア類も感度の高い方を中心にじわじわ人気が出てきています。

カーハート(Carhartt)|プレンティス プルオーバー

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥30,000前後

おすすめポイント

  • 絶妙なワークストリートを感じるプルオーバー
  • アノラック的に使えるトレンド感が魅力

個人的にこの冬1番欲しいフリース

10.3オンスの肉厚なパイルボアフリースに切り替えナイロンを施し、アノラックのシンプルなスタイルに仕上げたトレンド感のあるプルオーバーフーディ。

防寒性もさることながら、絶妙なアメカジ系ブランドの持つワーク感とストリート感を、ヨーロッパ的な解釈で上品に仕上げた現代風のスタイルが魅力の1着。今年はスポーティなミックススタイルに合わせたいところ。

C-edge編集部
ワーク系ブランドの代表「カーハート」といえば、ヒップホップスタイルの定番アイテム。そんなカーハートのヨーロッパライン「カーハートWIP」はまさに今欲しいブランドの1つ。上品な大人ストリートを目指すなら要チェックです。

大人の空気感を。フリースを使ったメンズコーディネート集

ここからはフリースを使った大人のためのコーデをいくつかご紹介していきます。

フリースJKTをアメカジスタイルでまとめて海の男感を演出してみる

wear

パタゴニアの名作モデル「クラシックレトロXジャケット」をメインに使ったまさに海が似合うコーディネートです。

潮っぽさを演出するならやっぱりデニムの選択がベター。

中でもダメージの入ったジーンズを合わせることで、アメカジ要素をコーディネートにプラスすることができるので、海好きはダメージジーンズ合わせがおすすめです。

足元はカリフォルニアといった西海岸の雰囲気漂うスリッポンを合わせて、ラフでリラックスした印象に。

毛並みの長いフリースはこうした潮っぽいアイテムと相性が良いので、アメカジ意識でコーデを組むと失敗しません。

スポーティーライクにまとめればマイルドから一変。クールでカッコいいスタイルに様変わり

wear

リーのジップアップジャケットをパーカーやスウェットパンツといったラフでカジュアルなアイテムと合わせて、ストリートスタイルに寄せたコーデです。

足元の「Yeezy」のボリュームスニーカーがコーデに重厚感をプラスして、タフで男らしい印象に。

コーデも重たくならないようインナーにグレーのパーカーを合わせるなど、適度に「抜け」を意識しているので、全体を通しても重たく見えません。

西海岸のサーファーを意識するならチェックシャツ×ジーンズ×モカシンは外せない

wear

ライトベージュのフリースJKTに黒のチェックシャツ、そして細めのダメージジーンズにモカシンわ合わせたTHE サーファースタイル。

ネルシャツやチェック系のシャツをインナーに使うことで一気に西海岸のサーファー感溢れるコーデになります。

ジーンズもダボっとさせず、タイトで裾もキチンと自分サイズに合わせたものを使うことで、クリーンで清潔感ある雰囲気に。

足元に合わせたブラウンのモカシンが秋冬らしい雰囲気を演出してくれるので、スニーカーとはまた違った印象にしてくれます。

オリーブとカーキの組み合わせが面白いほどハマる!

wear

ユニクロとエンジニアド・ガーメンツのコラボコレクションのフリースプルオーバーを使ったコーディネートです。

昨年秋にリリースされ、一時全国で完売までしていた大人気アイテムなので、やはりコーデのメインに考えるのがベター。

綺麗な色合いのオリーブプルオーバーに白のハイネックセーターを合わせて、ボトムスは程よいリラックス感のあるストレートパンツをチョイス。

足元には差し色としてパープルのヴァンスのスニーカーを合わせて、ストリート要素をプラスして、大人の遊び心から溢れるコーディネートに。

オリーブとベージュの落ち着いたカラーの中に映えるパープルは一見アンバランスに見えますが、全体を通して見ると意外と調和されています。差し色使いにパープルは丁度の良いので、ぜひ挑戦してみてください。

トレンドライクなオーバーシルエットはスラックスと合わせて親しみやすくもクリーンに仕上げる

wear

オーバーサイズでドロップショルダーという何とも今ぽい雰囲気のボアジャケットをメインに使ったコーディネートです。

スポーティー印象を残しながらもどこか脱力感のあるボアジャケット。

嫌味のないベージュとブラウンをブレンドしたような絶妙な色合いは、コーデをマイルドで親しみやすい雰囲気にしてくれます。

個性のあるパッチワークのフリースJKTを主役に。脇役はシンプルなアイテムをチョイス

wear

毛並みの長さが異なるボアをパッチワークデザインで配置したこちらのフリース。

昨シーズンからこのパッチワークデザインが注目されており、今季もカクブランドこぞってリリース。

定番のデザインに飽きた方や少し感度高く見せたい方には好都合。パッチワークは装飾的に見えるので、他のアイテムはシンプルで脇役に徹するものと合わせるのがベストです。

こちらのコーデのようにインナーは白のカットソー、ボトムスはクロのスラックス、足元は軽快な雰囲気の黒のスリッポンを合わせてとことんシンプルなアイテムとまとめています。

これなら少しクセのあるパッチワークのフリースも簡単な着こなせると思うので、挑戦してみてください。

季節感を演出していくならコーデュロイ素材がベター

wear

ボアのモコモコした質感は秋冬の定番素材、コーデュロイとの相性抜群。

やや肉厚なベージュのフリースをブラウンのコーデュロイパンツと合わせて温もりかつ親しみやすいスタイリングに仕上げたこちらのコーデ。

インナーに白のフードパーカーを使用するなど、とこもんラフでカジュアルに仕上げています。

異素材ミックスで他と差別化。感度と鮮度高く見せたいならキルティングやナイロン素材合わせがおすすめ!

wear

異素材ミックスのフリースJKTにキルティングのプルオーバーを合わせた異なる素材同士で遊んだ中級者向けコーデです。

昨シーズンから異素材ミックスというワードが注目されるファッション業界。

文字通り異なる素材通し組み合わせてスタイリングすることを指しますが、ボア系のフリースなら、ナイロンやキルティングといった素材と組み合わせてあげるのがベターな選択。

それだけでいつもとは違った雰囲気になって、少し感度高く見えるのでぜひお手持ちにナイロン系や特にキルティングアイテムがある方は挑戦してみてください。

フリースは洗濯できるの?

基本的にフリースはどんなものでも洗濯機を使って自宅で洗濯が可能です。

しかし使用されているフリース以外の部分の素材によっては乾燥機が使えないものや、手洗いしかダメなものもあるため、まずは洗いたいフリースのタグに書かれている洗濯絵表示を確認しましょう。

洗濯絵表示は馴染みのない方にとってまるで暗号のように感じるかもしれませんが、フリースの洗濯について確認するには以下の6種類を覚えておけば大丈夫です。

マーク 内容 備考
  • 水洗い不可
  • 自宅での洗濯は諦めましょう
  • 手洗いマーク
  • 手洗いでの洗濯が可能
  • 洗濯機の手洗いモードが使用可能
  • お湯の温度は上限が40度
  • 洗濯機OK
  • 洗濯機での洗濯が可能
  • お湯の温度は掲載されている数字まで
  • 乾燥機OK
  • 乾燥機でのタンブル乾燥が可能
  • 中央の点の数が1つなら排気温度上限は60℃
  • 中央の点の数が2つなら排気温度上限は80℃
  • 乾燥機不可
  • 乾燥機でのタンブル乾燥禁止
  • ドライクリーニング不可
  • ドライクリーニング禁止

フリースは基本的にポリエチレンテレフタラートと呼ばれるポリエステルの一種で作られています。

一般的には洗濯機を使って洗うことができる素材ですが、毛玉ができやすいため可能であれば「洗濯ネット」に入れて「手洗いコース(もしくはドライコース)」に設定した洗濯機で洗うのがおすすめです。

編集部が厳選するフリースでおすすめのブランドベスト3はコレ!

本記事では【フリースのおすすめブランド】をご紹介させて頂きました!

シーエッジ編集部が独断と偏見でベスト3を選ぶなら

  1. ユニクロU(Uniqlo U)
  2. ユニクロ(Uniqlo)
  3. ジーユー(GU)

の3種類をおすすめします。

ご自身のライフスタイルに合うフリースを見つけてみてくださいね!

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