休日のラフでカジュアルな装いからモード感たっぷりのキレイめな着こなしまで、コーデや人を選ばずに被ることができ、大人男子からも高い人気を集める「バケットハット」。
しかし
- 「バケットハットを被ると子供ぽく見える」
- 「被ると野暮ったく山に行く人風に見えてしまう」
- 「雑誌に載っているおしゃれな雰囲気にならない」
などバケットハットの合わせ方や被り方が分からない男性も多くいます。
なので本記事では30歳過ぎの良い大人でも被れるおすすめのバケットハットブランドと参考にしたいおしゃれコーデをご紹介!
今更聞けない。バケットハットとは?
バケットハットと聞いてどんなアイテムなのかは想像できる方も多いと思いますが、バケットハットとは、その名の通りバケツを逆さにしたような形のツバ付き帽子のことです。
シルエット自体は変わらないものの、スタイルはここ30年で大きく変わったバケットハット。
今でこそ大人男子の帽子として高い人気を誇るバケットハットですが、1980年~90年代はラッパー、DJ、ブレイクダンサーといったいわゆるB-Boy系の若者のストリートファッションのマストハブアイテムでした。
そこから流行は一旦落ち着き、2010年以降にアウトドアブームとともにバケットハットがタウンユースで注目されるようになります。
今までのレザー素材からコットン素材に切り替え、親しみやすく都市使いできるその雰囲気が幅広い層の男性から支持され、今ではその人気を不動のものにした帽子の種類です。
そしてバケットハットと一口にいっても実は似ている種類がいくつかあります。それらについて以下で解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
バケットハット・メトロハット・サファリバケットの違い
「バケットハット」にはよく似た「メトロハット」「サファリバケット」というモノが存在します。
どんなにファッション知識のある方でもこれら3種類の違いを解説できる方ってそうそういないと思います…。
それもそのはず。「バケットハット」「メトロハット」「サファリバケット」は、共通の定義分けが存在しないのです。
なのでシーエッジ編集部と筆者がこれら3種類の定義分けをすると…
- バケットハットは台形のようなトップの形でツバが下向き
- メトロハットは釣鐘のようなトップと丸みを帯びた形状
- サファリバケットはツバが地面に対して広く平行で紐付きのモノが多い
このように分けれます。深く解説すると用途やシーンなどでも分けることができるのですが、上記の分け方が最もシンプルで分かりやすいと思うので、上記の定義分けで覚えておいて良いでしょう。
しかしながら明確な定義が存在するわけでもないので、あくまで参考程度にしておくのが良いと思います。
大人男子だって被りたい。バケットハット選びのセオリー
ここでは大人男子がバケットハット選びで失敗しないために選び方のセオリーを簡単に解説していきます。
「お洒落で被りやすそうだから」で選ぶのも間違いではありませんが、長く被り続けたいならやはりセオリー通りに沿って選ぶのがおすすめです。
大人男子のためのバケットハット選びは「素材」「色」の2つのことを気にすればOK!
以下では詳しく解説していくので、失敗したくない方は目を通しておいてください。
「コットン」「コーデュロイ」で大人顔に
大人がバケットハットを被る際に気を付けたいポイントは『安っぽく見えないか』です。
安っぽく見えてしまうとコーディネート全体の印象を子供ぽく見えてしまうので、必ず意識したい点です。
安っぽく見えないために意識したい点が「素材」です。バケットハットもキャップと同じく素材によって雰囲気や被った際のイメージが大きく変わります。
なので大人男子は「コットン」か「コーデュロイ」素材を使用したバケットハットを選ぶと子供ぽく見せず大人顔に演出することができます。
ここで注意したいのは生地の厚さ。クタっとしたモノは野暮ったくなく見えてしまうので、なるべく生地が厚くモノを選びましょう。
「ネイビー」「ベージュ」「ブラック」は大人男子の強い味方
色選びに悩まれる方多いと思います。結局色さえ間違えなければ被り続けることはできますし、コーディネートにも使いやすいと印象を受けるので、買い損はしないでしょう。
大人男子は「ネイビー」「ベージュ」「ブラック」の落ち着いた色味を選んでおけばまず問題ありません。
これらのカラーはどの色味とも合わせやすいので、コーディネートも気にせずに合わせることが可能です。
逆に選びたくない色味は、「イエロー」や「レッド」といった派手な原色を使用したモノです。
「コーディネートのアクセントに使えるのでは?」と思うかもしれませんが、大人男子がこれらの派手な色味のバケットハットを被っていると完全に街中で浮きます。
よっぽどお洒落に自信がある。ファッション知識が豊富。といった方以外は避けるべきです。
何より購入しても合わせづらいのでコーディネートのレパートリーが少なくなってしまい必ず後悔します。
人気のメンズバケットハットブランド
ここからは大人男子におすすめしたい大人顔にしてくれるバケットハットブランドをご紹介!
シーエッジ編集部が数あるバケットハットの中から「これなら絶対に大人顔になれる」と自信を持っておすすめしたいモデルを厳選してご紹介していきます。
各モデルのおすすめポイントや特徴も分かりやすく解説しているので、ぜひお気に入りのバケットハットを見つけてみてください。
ビームス×ポロ・ラルフローレン(BEAMS POLO RALPH LAUREN for BEAMS )バケットハット
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
素材:コットン |
販売価格:¥13,200(税込) |
シーエッジ編集部が最もおすすめするメンズバケットハットがコレ!
今回ご紹介しているバケットハットでシーエッジ編集部が1番おすすめしたいモデルが「ポロ・ラルフローレン」が「ビームス」の別注モデルとしてデザインしたこちらのモデルです。
2種類の異なるカラーを取り入れたバイカラーの色合いは、着こなしのアクセントやポイントとして効果的に使えます。
2枚のパネルにはそれぞれポロのロゴをあしらっており、その日の好みや着こなしによって前後入れ替えて被ることができるので使い回しも抜群!
大人顔だけではなくお洒落な雰囲気も醸し出せるバケットハットになるので、迷うくらいならこちらのモデルを選んでおいて間違いなしです。
アクネ・ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)コーデュロイ バケットハット
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
素材:コーデュロイ素材 |
販売価格:¥14,095 |
大人顔にしてくれるおしゃれバケットハット
バケットハット選びで悩んでいる男性や子供ぽくならないか心配している男性におすすめしたいのがこちらのバケットハット。
北欧のトレンドをリードし続ける存在の「アクネ・ストゥディオズ」が手掛けるコーデュロイバケットハットです。
サイドにライトピンクのロゴ刺繍をあしらい大人の遊び心感じるデザインとなっています。
素材にはしっかりとした肉厚のコーデュロイ素材を使用し、大人男性が被ってもしっかり大人顔にしてくれるおしゃれバケットハットです。
コーデュロイのバケットハットはカジュアルな雰囲気を緩和し親しみやすくマイルドな表情にしてくれるので、大人の男性が愛用することでより落ち着きのある雰囲気にしてくれます。
カンゴール(KANGOL)バケットハット
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
素材:コットン |
販売価格:¥3,000~ |
気軽に被れる定番ブランドのバケットハット
帽子ブランドとして定番中の定番でもある「カンゴール」。
海外ではそんなことないのですが、日本ではやや若者が被るイメージで定着してしまっているので、大人見せするにはコツが必要です。
30代以降の大人男子が選ぶ際は、派手なカラーやカンゴールのロゴを大きくあしらったモデルは避け、落ち着いた色合いでロゴも全体の色味に近く目立たないモデルを選んでみてください。
クタッとした表情ですが、生地が肉厚なので安ぽく見えず、どんな着こなしにも合わせられるので使い勝手はとにかく良いです。
家から出る時「とりあえず被っておくか」と思えるぐらい使いやすいバケットハットなので使い回しのしやすいベーシックなバケットハットをお探しの男性は「カンゴール」を選んでおいて間違いなし!
キジマ タカユキ(KIJIMA TAKAYUKI)KT*ED ポリエステルツイルバケットハット
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
素材:ポリエステル |
販売価格:¥15,400円(税込) |
モード系に合わせられるバケットハットがこちら
今回ご紹介しているバケットハットで唯一モード系の着こなしにも合わせられるのが本モデルです。
モードを演出してくれるバケットハットは中々ないので、普段からモノトーンの着こなしの多い男性にとっては嬉しいモデルかと思います。
高さがあるぶんツバが狭いこちらのバケットハットは、着こなしに個性をプラスしてくれます。
また、ツバが狭いことでミニマムな表情になるので、今まで帽子に被らされている感があって中々被れなかったという男性にもしっかりハマってくれるので、挑戦しがいがあるかと思います。
ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE)キャンプサイドハット
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
素材:ナイロン |
販売価格:¥5,940(税込) |
アウトドアブランド界のお洒落番長!ノースフェイスのバケットハット
アウトドアブランドで唯一ご紹介している「ノースフェイス」。
アウトドアブランドのバケットハットはどうしても野暮ったく、大人がタウンユースで被ると「今から登山でも行くの?」と言われても仕方のない雰囲気になってしまいます。
なので、シーエッジ編集部ではアウトドアブランドのバケットハットがあまりおすすめしたくないのですが、本モデルは例外。
もともと「ノースフェイス」はタウンユースでの愛用率も非常に高いブランドで、アウトドアブランドながらアーバンスタイルに良く合うイメージが浸透しています。
本モデルなら大人カジュアルに合わせても野暮ったい雰囲気を感じさせずに大人顔に見せてくれます。
チャンピオン(Champion)バケットハット
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
素材:コットン |
販売価格:¥2,471 |
コスパ抜群!でも大人が選ぶには注意が必要?
バケットハットといえば「チャンピオン」を思い浮かべる方も多いのでは?
夏に近づくとタウンユースで「チャンピオン」のバケットハットを被る若者を良く見かけますよね。
サイドにロゴ刺繍をあしらい、またコットン素材の親しみやすく優しい雰囲気が魅力で、若者世代を中心に高い人気を得るモデルです。
被る人を選ばない万能なモデルにはなるものの、どうしても若者が被るバケットハットと思う方が多いので、大人世代は選び方に注意が必要です。
バケットハットの定番モデルでもありますし、色味と着こなしさえ間違えなければ、外出する際のお供に最適です。
ユニクロ(UNIQLO)UVカットスポーツハット
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
素材:ナイロン・ポリエステル |
販売価格:¥1,990 +消費税 |
コスパで選ぶならこのモデルで決まり。安心と安定とユニクロプライス
バケットハットをコスパで選ぶなら間違いなくこちらのモデルがおすすめです。
デザインではなく機能性にこだわって作られており、広めのツバで眩しい太陽光をカット。紫外線を防ぐUVカット(UPF50+)機能も付いたユニクロらしいバケットハットです。
無地のシンプルなデザインなので、シーンや用途を選ばずに愛用することができるので、使い勝手抜群。安心のユニクロから発売されているので、サイズ感も使いみやすいと思います。
トム・ブラウン(THOM BROWNE)4BARストライプ ウールハット
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
素材:ウール100% |
販売価格:¥51,700 |
誰でも‘‘大人顔‘‘になれる最高品質のバケットハット
値段に0が一つ多いものの、クオリティの高さはシーエッジ編集部が保証します。世界に誇るラグジュアリーブランドの一つ「トムブラウン」が手掛けるバケットハットです。
縫製一つにしろ妥協の許さないクオリティの高さが魅力です。たとえお洒落に詳しくなかったとしても被れば分かります。
安いバケットハットだとクタっとした素材感と縫製の粗さにより安っぽい印象になりがちですが、本モデルのように見た目から上質だと分かるウール100%と高い縫製技術でカジュアルなのに上品な表情に。
大人が被っても子供ぽく見えないバケットハットをお探しの男性には特のおすすめで、カジュアルな着こなしも品のある印象に仕上げてくれます。
リー(Ree)コットンツイルバケットハット
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
素材:コットンツイル |
販売価格:¥3,630 |
適度にカジュアルで親しみやすい雰囲気が特徴のバケットハット
5000円以下で購入できるバケットハットの中で最もおすすめしたいモデルがデニムで有名の「リー」が出掛けるバケットハットです。
本モデルのおすすめポイントは生地にコットンツイルを使用していること。
ただのコットン素材だとクタッとした表情は可愛いのですが、どうしても子供ぽく見えてしまい結果安ぽさを演出してしまいます。
その点、本モデルはコットンツイルという通常のコットンに比べてシワがつきにくい素材になるので、パリッとした表情になり安ぽさを感じさせません。
ニューハッタン(Newhttan)バケットハット
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
素材:コットン |
販売価格:¥2,000~ |
季節感漂うデニムのバケットハット
夏に被りたくなる涼しげな雰囲気のデニムのバケットハットです。深さがあるので、着こなしのテイストやスタイルに合わせて浅く被っても深く被ってもOK。
実は筆者も長年愛用しているデニムのバケットハットですが、とにかくあのクタッとした雰囲気がどんな着こなしにもマッチしてくれるので、特に夏場はちょっとした買い物からビーチなど、常に被っているほど使いやすいモデルです。
アノラックパーカーなどアウトドア雰囲気のアイテムに合わせても今ぽいアウトドアアーバンスタイルに決まります。
ケーブルアミ(cableami)ブリーチ バケットハット
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
素材:コットン |
販売価格:¥9,900(税込) |
意外と難易度も低め?挑戦しがいのある柄バケットハット
「いやいやこんな派手なバケットハット被れないよ!」と聞こえてきそうですが、皆さんが思っているよりもずっと被りやすい柄バケットハットになります。
柔らかいデニムにブリーチ加工を施した本モデルは、夏のマンネリ化しがちな着こなしのアクセントに最適です。
安っぽいバケットハットを買うよりも大胆に柄をあしらった本モデルのほうがおしゃれに見えるので、小物アイテムから柄モノを取り入れていきたい男性には特におすすめです。
バケットハットを使ったコーディネート特集
厚手のバケットハットをプラスして大人キレイめスタイルに仕上げる
薄手のスプリングコートとサンダルにソックスの合わせ方が季節感を感じる大人カジュアルコーデです。
全体の色味を「ブラック」「グレー」「ホワイト」の無彩色で合わせてモノトーンに仕上げることでカジュアルながらもモードな雰囲気に。
お洒落初心者はコーディネートする際、色味を3色までと決めてコーディネートするとチグハグにならず綺麗にまとめることができます。
バケットハットはシワのない厚手の生地のものを合わせるとモードスタイルにもハマってくれます。
黒のバケットハットならカジュアルコーデも子供ぽくならない
スキニージーンズを使って大人のシンプルコーデに仕上げたこちらのコーデは、旬のダウンベストをインナーに着用して防寒対策も◎。
薄出のジャケットを合わせてもダウンがベストタイプなので、もたつかず着膨れした印象にならずに済みます。バケットハットは生地の厚いモノをプラスしてキレイめな印象にすることでカジュアルな雰囲気を和らぎ、清潔感のあるシティボーイの雰囲気を醸し出せます。
大人カジュアル王道スタイルには柄のバケットハットを取り入れて個性を光らせる
ブルーのノーカラーシャツに濃いデニムパンツを合わせた大人カジュアルの王道中の王道コーデ。
スキニーではなくテーパードシルエットのパンツを合わせることで、ラフでカジュアルな印象に。裏地に柄を取り入れた少し個性のあるバケットハットをプラスしてあげるだけで着こなしの幅がグッと広がるハズ。
大人の遊び心を嫌味なく演出するならまずは小物アイテムで柄を取り入れてみるのがあり。
頭とつま先の色味を揃えればチャックシャツも嫌味のない印象に仕上がある
大人のカジュアルスタイルの定番、チェックのシャツにバケットハットを合わせたカジュアルコーデ。靴のバケットハットを黒にすることで全体を引き締め、緩すぎないカジュアルな雰囲気を演出。
前髪をしまうことで顔まわりがスッキリとした印象になり、一気に清潔感を演出。デートの時にバケットハットを被る際、前髪はしまいたいところ。
メトロハットでストリートスタイルを格上げ
各アイテムの素材感を存分に生かし、メトロハットのようなベルの形をしたハットをプラスしたこちらのお洒落なコーデ。
光沢感のあるブラックのスラックスにカジュアルながらも品のあるシャツを合わせ、あえてバケットハットではなくメトロハットを合わせることで親しみやすい雰囲気を演出。
着こなしに親しみやすさをプラスしたい時は、バケットハットではなくメトロハットを使ったほうが優しい印象になって都会的なシティボーイ風を演出できます。
大人のモノトーンコーデーはサイジングが鍵
こちらもモノトーンでまとめていますが、先ほどの大人カジュアルとは違いストリートな雰囲気漂うコーデです。
黒は重厚感、白は膨張色とそれぞれデメリットもあるのですが、こちらのコーデはそれらの雰囲気を感じさせないお洒落な着こなし方です。
本コーデのようなモノトーン着こなしのテクニックとしては、各色を交互に取り入れること。
「黒」「白」「黒」、またはその逆など、色を交互にするだけでまとまった雰囲気になるので、素人でも挑戦しやすいテクニックです。
まとめ
大人男子が安心してバケットハットを選べるように本記事では人気のバケットハットブランドやバケットハットを上手に被るコツについて分かりやすくご紹介しました。
数あるメンズバケットハットブランドの中でこれだけは紹介しておきたい定番ブランドと大人男子におすすめしたい注目ブランドをシーエッジ 編集部が厳選してピックアップしたものになるので、ぜひ本記事からお気に入りのバケットハットを見つけてみてください。
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