ロードバイクやサイクリング用途など自転車を乗るときに欠かせないアイテムがサングラスです。
太陽の強い日差し(紫外線)や目の乾燥、四方八方から飛んでくる虫など、サングラスを掛けることで安心してサイクリングライフを楽しむことができます。
実際にロードバイク用のサングラスとはどういったものなのかあまりご存じない方も多いと思います。
ここではロードバイクにおすすめのサングラスを「機能性」「デザイン性」「コスパ」の3つのカテゴリーからご紹介してきます。
気軽にサイクリングを楽しみたい方から本格的にロードバイクを乗りたい方など、ご自身の用途に合ったロードバイクを見つけてみてください。
ロードバイク用サングラスの選び方
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どんなにおしゃれなモデルや機能性の良いモデルに出会えたとしても、顔にフィットしないモデルや視界が悪いモデルでは、使い勝手が失敗したと感じてしまうかも知れません。
そうならないためにもロードバイク用サングラス選びはとても重要です。
ロードバイク用サングラスには4つの選び方のポイントがあるので以下で詳しく解説していきます。
フィット感の高いモデルを選ぶ
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サイクリング・ロードバイク限らず自転車に乗る方がサングラスを選ぶ際で最も重要になるポイントがフィット感です。
フィット感さえ自分に合っているサングラスを見つけられたら完璧!と言っても良いでしょう。
フィット感を確かめるうえでポイントになってくるのが「こめかみや耳に合っているか」「ノーズパッドは自分の鼻の形状に合っているか」の2点です。
どちらも試着した際に確かめられるので、必ず2点のポイントをチェックしてください。
アジアンフィットとは?
通販サイトで購入予定の方は、試着することができないので「アジアンフィット」と付いたモデルを選ぶようにしてください。
当たり前ですが日本人と欧米人の顔立ちは異なります。海外のモデルだと欧米人の顔立ちに合わせて作られているので、日本人の顔立ちには合わないことがよくあります。
アジアンフィットなら日本人の顔立ちに合うよう作られているので、どんな顔立ちにもしっかりフィットしてくれます。
天候や時間帯に合ったレンズカラーを選ぶ
時間帯 | レンズカラー |
朝:日中 | グレー・ブラウン |
日中・夕方 | ピンク・オレンジ・イエロー |
夕方・夜間 | クリア |
天候や時間帯の縛りなく使えるレンズカラーの色は、グレー系・ブラウン。
また、日中や夕方の走行をメインにしたい方はピンクやオレンジなどがおすすめです。
サイクリングやロードバイクとなると幅広い時間帯や天候を気にせずに楽しむ人が多いと思います。
それゆえ自転車用途には複数枚のレンズを持ち歩き、天候や時間帯に合わせて柔軟に付け替えると良いでしょう。
しかし、現実的にレンズを数枚持ち歩くのは大変ですし、予算的にも厳しい方も多いでしょう。
そのため、自分がどの時間帯に走行したいのか。をしっかり把握し、それに合ったレンズを1本決めて持ち歩くと身軽です。
可視光線透過率
レンズの色が決まったところで「可視光線透過率」にも注目しましょう。
ツーリング用途にはどのレンズカラーも30%~40%の可視光線透過率が最適と言われています。
そもそも「可視光線透過率」とは自然の光を表す指標です。
たとえば、可視光線透過率可視光線透過率100%の場合は裸眼の状態を表し、逆に可視光線透過率が0%の場合は、真っ暗で何も見えない状態です。
このように「可視光線透過率」は明るさを表す指標になるので、同じレンズカラーでも明暗(コントラスト)が変わってきます。
そのため、ツーリング用途にはどのレンズカラーも30%~40%の可視光線透過率のレンズを使用しましょう。
レンズの曇らないモデルを選ぶ
蒸し暑い時期に自転車に乗ってサングラスを掛けている方なら分かると思いますが、時間が経つとレンズが曇ってきてしまうことがあります。
そのため、サングラス内の熱を外へ排出してくてるベンチレーション機能が付いたモデルや空気力学に基づいて作られたモデルなどがおすすめです。
自転車に乗っていると目とサングラスの間で汗やムレをかき、レンズが曇ってしまい、結果視界が悪くなります。そのまま走行していると転倒や車などとの接触事故などの恐れがあり、大変危険です。
ベンチレーション機能の付いたモデルは価格が高くなってしまいますが、テンプルとフレームの微妙な
偏光レンズのモデルを選ぶ
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自転車やロードバイクに乗る際、視界の快適さを優先したい。もしくは走行に集中したい。という方は偏光レンズを使用した偏光グラス(偏光サングラス)を選ぶのをおすすめします。
偏光レンズは通常のレンズよりも紫外線量と反射光を多くカットし、クリアな視界を可能にしてくれるレンズの種類です。
ロードなどに反射する太陽光は、走行の集中の妨げになるだけではなく、目の疲れを促進してしまいます。
そのため偏光レンズを使用したサングラスを着用し目の疲れを軽減することで、快適な走行を楽しむことができます。
より詳しく偏光レンズの性能や効果、メリットなどを知りたい方は以下の記事でどこよりも詳しく偏光サングラスについて解説しているので、参考にしてみてください。
度付きレンズの選び方・作り方
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視力が悪い方にとってサングラス選びは難関だと思います。
コンタクトレンズにするとすぐに目が乾いてしまう。かといってメガネを掛けたままサングラスを掛けることができない。など、悩ましい問題がたくさんありますよね。
そんな視力の悪いサイクリストにおすすめなのが度付きレンズです。
大手アイウェアブランドやサングラスブランドですと、値段は張りますが、度付きレンズを作ることができます。
中でも「オークリー」や「ディプロジェクト」また各めがね屋さんに持っていけば最適な度付きレンズを作ることも可能です。
中でもおすすめのショップが様々なスポーツサングラスの度付きレンズを作ることのできる「金栄堂」。気になる方は以下のHPをクリックしてみてください。
金栄堂公式HP:http://www.kineidou.co.jp/
機能重視派!おすすめロードバイク用サングラス7選
ここからはプロやサイクリスト御用達のアイウェアブランドをご紹介していきます。
機能性重視になるため、価格は高くなってしまうものの、多くのサイクリスト達から愛用されているモデルになるので、本格的にロードバイクを乗りたい方はぜひ以下のモデルがおすすめです。
オークリー(OAKLEY)FLIGHT JACKET
- 本格的なロードバイクサングラスを使いたい
- 視界の広さを確保したい
プロも愛用する正真正銘のロードバイクサングラスがこちら。
サイクリストのために作られたサングラスになるので、全ての効果を実感したい方や本格的なロードバイクサングラスをお探しの人におすすめです。
空気力学に基づいて作られており、風の抵抗をあまりうけないと評判の高いモデルになります。
また、ベンチレーション機能により、サングラス内にこもる熱を外へ排出してくれるので、快適な視界を1日中提供してくれます。
上部の視界を最大限確保するべくフレームの上部はオープンエッジになっています。そのため、他のモデルに比べ視界が広さを確保することができます。
アスリート系セレブのファッションに注目が集まる昨今、彼らの目元を飾る事の多いオークリーのアイウェアもまたファッションアイテムとして日本中から注目の集まるアイテムになってきています。 ついにブランド初となるグローバル旗艦店を世界で初めて[…]
オークリー(OAKLEY)Wind Jacket 2.0
- 大きなレンズを使用したサイクリングサングラスを使いたい
オークリーのサイクリングサングラスの中でも大きな曲面レンズを使用しているので、歪みがほとんどなく裸眼に近い状態のまま走行できると評判の高いモデルです。
サングラスという扱いですがレンズの大きさを考えるとゴーグルなみ。
そこにポイントが隠されており、ゴーグルのようにレンズを大きくすることで、視界が遮られず安心と安定感を感じることができます。
また、実際にかけるとレンズと目の隙間が狭いため、隙間から入る太陽光をもしっかりカットし、快適な視界を提供してくれます。
サイズ感が他のモデルに比べて大きく重量も重いため、フィット感を感じたいサイクリストにおすすめです。
オークリー(OAKLEY)Jawbreaker
- 広い視界を確保したい
- 初めて本格的なサイクリングサングラスを購入する人
オークリー史上最も広い視界を確保したサイクリング専用モデルがこちら。
サイクリングは正面だけではなく左右も見渡さなければなりません。
ほとんどのモデルは左右の視界確保が出来ていませんが、こちらのモデルは左右周辺の視界も確保し、どの角度からも快適な視界を提供してくれます。
ワンレンズですと長時間の走行中、汗やムレでレンズが曇ることがよくありますが、ベンチレーション機能により、レンズの曇りを軽減してくれます。
広く、そしてクリアな視界を長時間維持したいのであれば、間違いなくこちらのモデルがおすすめです。
ルディプロジェクト(RUDY PROJECT)ディフェンダー(DEFENDER)
- 走行中にサングラス内の汗やムレが気になる人
- 日中に長時間自転車を乗る人
サイクリストのために作られたロードバイク用モデルがこちら。
視野の広さと目に映る障害物をしっかり確認できるようシールドタイプのワンレンズを採用。
左右のテンプルに注目して頂ければ分かる通り、通常のモデルに比べてユニークな形状をしています。
これはレンズにこもる熱を外に排出するための独自の設計です。
汗やムレを気にせず快適な視界を長時間維持したいサイクリストにおすすめのモデルです。
ルディプロジェクト(RUDY PROJECT)ライドスリム(RYDON SLIM)
- 機能性・デザイン性優れたモデル
- 風の抵抗を受けないシャープなモデル
ルディプロジェクトから販売されるモデル中でシャープな作りと軽量sが魅力のロードバイク向けサングラスです。
他のモデルとテンプルを比べるとかなり細身のため、耳に掛かる負担が少なく長時間掛けていても痛くなることはありません。
また、風の抵抗もあまり受けないので、本格的なレースに参加するサイクリストから選ばれています。
デザインもスタイリッシュでスッキリしたイメージなので、機能性・デザイン性合わせて優れたロードバイクサングラスをお探しの人におすすめです。
ルディプロジェクト(RUDY PROJECT)トラリクス(TRALYX)
- トライアスロンに使いたい
- とにかくおすすめモデルを使いたい
フィット感重視で考えている方はこちらのモデルがおすすめです。
新設計のテンプル・ラバーは、顔立ちに合わせ自在に曲がる特徴があるので、どんな顔立ちの人にもジャストフィットしてくれます。
上下左右に振っても揺れないので、アクティブな動きの多いトライアスロンなどにも重宝されており、多くのサイクリストから選ばれている逸品モデルです。
ルディプロジェクト(RUDY PROJECT)エヌアールシー(NRC)X-SERIES
- リーズナブルにハイクオリティのモデルが欲しい
- ハイクオリティのモデルを手頃な価格で購入したい
他のハイクオリティのモデルと差別化するため、コストパフォーマンスを武器に開発されました。
上記ロードバイクサングラスに負けないレンズ性能を誇るのがこちらのモデルです。
完璧な視界を確保してくれる絶妙なフレームとレンズは、実際にサイクリストの声を基に作られています。
サイクリストのために作られた正真正銘のロードバイクサングラスになるので、本格的なモデルやレースモデルをリーズナブルな価格帯で購入したい方におすすめです。
デザイン重視派!おしゃれなロードバイク用サングラス5選
本格的なロードバイクサングラスになるとデザイン性もプロ仕様になってくるので、デザイン性に欠ける一面もあります。
休日などに気軽なサイクリングを楽しみたい方にとって本格的なモデルとなってしまうと使いづらい印象も抱きますよね。
そこでここからは気軽に使えるおしゃれサイクリング向けサングラスをご紹介!
デザイン性をメインにしたおしゃれなモデルを5つご紹介してくので、おしゃれ目的の方はぜひこちらからお探しください。
スワンズ(SWANS)ディーエフパスウェイ
- おしゃれにサイクリングを楽しみたい
- 普段も使えそうなデザイン性の高いモデル
選べる18色のカラーバリエーションから自分の好きな色合いを見つけられると評判の「ディーエフパスウェイ」。
デイリー使いにも使用したくなるおしゃれなデザインは、まさに気軽にサイクリングをしたい方にぴったり!
万が一サングラスを落としても壊れないよう首から下げられる専用のストラップコード付き。
休日の晴れた日や旅行先のサイクリング用途のお供にぜひ!
スワンズ(SWANS)SOU2C
- すぐに目が疲れてしまう人
日本人の頭の大きさや顔立ちに合わせたフレームを使用しているので、隙間から気の散る太陽光も入らず集中して走行することができます。
また、99.9%UVカットレンズを使用しているので、紫外線もしっかりカットし、目への負担を軽減してくれます。
長時間走行している最中にすぐに目が疲れてしまう人ほど、効果を実感することができます。
女性にも嬉しいピンクカラーもあるので、身だしなみに気を付けたい方にもおすすめです。
グダー(goodr)OGs
- おしゃれに楽しくサイクリングをしたい
- デイリー使いもできるサングラスを探している
5層構造のレンズがで紫外線をしっかりカットしてくれるおしゃれサングラスです。
全15色のカラーバリエーションから自分好みの色合いを探すことができるので、サイクリング用途だけではなく、デイリー使いにもぴったりです。
低価格で機能性・デザイン性ともに充実しているので、おしゃれスポーツサングラスをお探しの方は必見です。
おしゃれしながらサイクリングを楽しむのもおすすめですよ!
グダー(goodr)BFGs
- おしゃれで使いやすいサイクリング向けサングラス
先ほど紹介した「OGS」よりもサイズが大きいので男性向きのモデルになります。
普段使いにも最適なこちらのスポーツサングラスはおしゃれも楽しみながらサイクリングをしたい方に最適!
もともとはランニング用に作られたモデルになるので、上下運動の激しいランニング用途においてもズレません。
そのため、サイクリングや自転車に乗ってもズレが気にならないので、おしゃれに楽しく自転車に乗りたい方におすすめです。
今巷のランナーを中心にスポーツサングラスとして注目されているグダー。しかしまだまだ一般には浸透していないブランドでもあるので、詳しく魅力を知りたいという方も多いでしょう。 そこで本記事では【大注目のグダーのサングラスを徹底解説】しています[…]
ナイキ(NIKE)SHOW-X2
- グリップ性と安定性の高いモデルを使いたい
耳に掛けてもズレないグリップ性と安定性が魅力の「SHOW-X2」。
路面の障害物をしっかり確認できるグレー系のレンズを使用しており、このモデル1つで1日中掛け続けて走行することができます。
テンプルもソフトな作りとなっており、こめかみや耳が痛くなることはなく、快適な着心地を可能にしてくれます。
値段重視!おすすめの安いサイクリング用サングラス3選
初めから高いお金を払うって購入するのは気が引ける…という初心者サイクリストや気軽にサイクリングを楽しみたいという方は、3000円以下のリーズナブルなサイクリングサングラスがおすすめ!
以下ではリーズナブルな価格帯で機能性にも優れたモデルをご紹介していきます。
付属品が充実!FERRY 偏光レンズ スポーツサングラス フルセット
- 安くても機能性がしっかりしているモデル
- 気軽にサイクリングを楽しみたい
UV400の機能を搭載した交換レンズを5枚付けて3000円以下という超破格の価格帯が魅力のスポーツサングラスです。
天候や時間帯に合わせてレンズを交換できるので、快適な視界を1日中維持することができます。
そのため、サイクリング用途以外にもフィッシングやスノボーといった幅広いスポーツシーンに対応してくれます。
安いのに機能性も充実!テンプル位置の長さを調節できるアジャスター機能から取り外し可能なノーズパッドなど、 どんな顔立ちにも柔軟に対応してくれる万能モデルです。
軽量だから疲れにくい!RIVBOS ロードバイクサングラス
- 安くておしゃれなモデルを使いたい
- レンズの交換が簡単
1枚レンズを使用したワンレンズタイプ。今回ご紹介しているロードバイク用サングラスの中では比較的シャープでスタイリッシュな作り。
フィット感よりも軽量を重視するサイクリストにおすすめで、風への抵抗を和らぎ、快適な着心地を維持できます。
手頃な販売価格も人気の一つとなっており、レンズの取り外しも簡単に行えるので、初心者の方も扱いやすいロードバイクサングラスと言えます。
驚きの1500円以下!HANKER 偏光スポーツサングラス
- とにかく安いサイクリングサングラスが欲しい
- 機能性よりも価格重視!
今回ご紹介しているロードバイク用サングラスの中で最も安い1500円以下のモデルがこちら。
価格が低いため、機能やスペックはやや低くなるものの、気軽なサイクリングシーンではしっかり機能性も体感することができます。
交換レンズもしっかり5枚付いているので、天候や時間に合わせて簡単にレンズ交換をすることができるので、初めてサイクリングサングラスの購入を検討している方におすすめです。
まとめ
ロードバイク用サングラスを選ぶ際は「フィット感」「レンズカラー」「蒸れないモデル」「偏光レンズ」以上4つのポイントから選ぶと失敗することなく、自分に合ったロードバイクサングラスを見つけることができます。
また、今回「機能性」「デザイン性」「価格帯」の3つのカテゴリーでご紹介したロードバイクサングラス15選を参考にぜひお気に入りの一つを見つけて頂ければ嬉しいです。
自転車を乗る際は、快適に楽しく走行を楽しむためにもサングラスを掛けて走行しましょう!
また、ご紹介しきれなかったおすすめサングラスブランドを紹介している記事もご用意しています。
もし上記以外のアイウェアブランドを知りたい方やおすすめサングラスを探したいという方は、チェックしてみてくださいね!