今回は、折りたたみ傘の上手な選び方のポイントをご紹介するとともに、性能に優れたモデルやメンズ向けにスタイリッシュな注目モデルを厳選してご紹介します。
突然降り出した雨。そんなときに便利な折り畳み傘は、今や梅雨時期以外でも常に持ち歩きたいアイテムの1つとなっています。
ただし折り畳み傘と言えば「サイズや重量」と「雨風に対する強さ」はトレードオフな関係であり、そこに「お洒落さ」まで加わると、自分にとってベストな折りたたみ傘はどれが良いのか選択が難しくなってきます。
この記事では、折り畳み傘を選ぶのに「何を基準に選べば失敗しないか」「おすすめのモデルやブランドはどれか?」ということについて解説していきます。
大人の男ならちゃんとした折りたたみ傘一つは持っていたい
外出先で突如降り出した雨にも素早く対応が出来る折り畳みが傘。
語弊を恐れずに言うのであれば、年号が令和になった今でも「雨が降ったらコンビニで傘を買う」なんて不経済ですし、家から長い傘を持ってブラブラ歩くなんて時代遅れではないでしょうか。
電車や会社に傘を忘れて帰ったり、寄ったコンビニで傘を盗まれてしまったり・・・。職場を出るときには「自分の傘ってどれだ?」と毎回悩み、帰りだけが雨の日が続いて家の玄関は傘だらけになってしまったり。
そもそも、行きも帰りも雨が降っているような日が一年に何回あるでしょうか?と考えると、長い傘は合理的とは言えません。
にもかかわらずなぜ折りたたみ傘を使わないのでしょうか?
恐らくそれは以下のようなイメージがあるからではありませんか?
- 小さくて濡れる
- 柄が短く持ちにくい
- しまうのが面倒くさい
- 持ち歩くのが邪魔
よく「こんなに技術が進歩してるのに傘は昔から進化していない」なんて言われますが、実はそんなことはありません。
昨今では、雨の振り込みを極限に減らしたロングテールのシルエットや、90g以下というiPhoneより軽い重量を実現したモデルまで、とてつもない進化の道を辿っています。
今回はそんな、知られざる折りたたみ傘の世界を、ちょっとだけご案内致しますので、是非自分にあった最適な相棒を見つけていただきたく思います。
失敗しない折りたたみ傘の選び方
最近では折りたたみ傘の進化も著しく、数多の尖った性能を持った折りたたみ傘が様々なブランドから誕生しています。
しかしそうなってくると世の常である「重量や性能のトレードオフな関係性」が現れます。
濡れたくないなら大型な折り畳み傘が便利ですが、大型というのは小形のものに比べて重量はどうしても増えますし、便利な機能が搭載されればそれだけ大型化します。
となると「ライフスタイルに合わせた適切な選び方」が重要となってくるわけです。
ポイントは以下の5つ
携帯性の高さなのか、使用時の快適性なのか、ご自身のが折りたたみ傘に求める性能を想像しながら5つのポイントを確認して、理想の1本に求める性能を考えましょう。
折りたたみ傘収納時の携帯性と重量
重量の目安
- 持ち運びに快適なのは300g以下
- 常にバッグに入れておくなら150g以下
- 収納サイズは25cm以下が便利
突然雨が降ってきた時に「持っててよかった」と思うには、やはり天気予報とか関係なく「常に」持って置けるくらいの快適な携帯性は欲しいところ。
- 折りたたみ時の大きさ
- 折りたたみ傘自体の重量
この2点は要チェックのポイントです。
ビジネスバッグのサイズによって許容できる大きさは前後しますが、収納サイズが25cm以下であればバッグの中やペットボトル用のサイドポケットで収納できます。
折りたたみ傘使用時のサイズ
使用時直径の目安
- 濡れたくないなら直径120cm以上
- 軽量性とバランスをとるなら直径100cm前後
一般的に言えば、身長175cm程度の男性の場合直径100cm〜110cmあたりが傘のサイズとしてちょうど良いとされています。
大は小を兼ねる、かと思いますがサイズの大きさはそのまま重量に直結するため注意が必要です。
例えば、通常の「長傘」の代わりに折り畳み傘を使うという方の場合、普段からバッグに入れて持ち運ぶということは想定していない事もあるでしょう。
そうなったら折りたたみ傘の中でもちょっと重量がある120cm以上のものを選ぶのがおすすめです。
中には自動開閉などの便利な機能や、耐風性の高い物など、長傘と変わらない性能で折りたたんで持ち運べるようなハイスペックな物もあります。
折りたたみ傘の撥水性と素材
高撥水素材の選び方
- コーティングも重要だけど生地自体も重要
一般的にはポリエステルなどの化学繊維を織った生地に、テフロンなどのコーティングを施すことで雨を防ぐのが基本となります。
しかし、折り畳み傘の場合は雨粒や埃の他に、折りたたみ時の摩擦なんかでもコーティングが摩耗しやすく、撥水性能が下がりやすい傾向があります。
様々なメーカーが「高撥水生地」の研究に力を入れており、生地自体の繊維密度を上げつつ糸を軽量化するなど様々な取り組みが見られます。
あまりに数が多すぎて「これが良い」と断定できませんが、モンベルなどのアウトドアメーカーは「過酷な環境で使う」事を想定しているため、信頼度が高い点は見逃せません。
反対に分厚い生地で超高密度に織られた撥水生地は、重量こそ400gを当たり前に超えてきますが、「傘が濡れない」という特異な性質を持つ点も見逃せません。
折りたたみ傘の使い勝手と自動開閉
使い勝手で選ぶときに欲しい機能
- 片手で操作できる自動開閉機能
- 濡れずに畳める逆折り式
- 晴雨兼用UVカット素材
軽量性に特化した折りたたみ傘の多くは機能自体を簡素化させているため、開閉時に両手を使った作業が必要だったり、畳む際に手が濡れてしまう事は避けられません。
しかし、普段の通勤通学では片手にバッグを持っていたり、傘を畳みながら車に乗り込むなんて場面もあるでしょう。
そういったときに、自動開閉機能が搭載されていれば、折りたたみ傘を広げるのも畳むのもボタン1つのワンタッチ。
さらに逆折り式のモデルであれば、畳む際に濡れていない面が外側に来るため、傘をたたみながら車に乗り込んでも車内が濡れる事はありませんし、畳むときに手を濡らす事もありません。
さらにUVカット素材や断熱遮光素材の折りたたみ傘なら日傘としても使えます。
もちろん「機能が増えると重量が増える」事は避けられないので、折りたたみ傘を常にバッグに入れておきたいというタイプの方は注意が必要です。
折りたたみ傘の耐風性と強度
耐久性で選ぶ際のポイント
- 骨の素材はグラスファイバーかカーボンがおすすめ
- 軽量性と強度のバランスのなら8本骨が最適
折りたたみ傘は軽量性や収納性を求めるため、耐風性や強度がおざなりになりがち。
長傘と違って可動部分が多く、強風に煽られた際に壊れるのは大抵が可動部分ですから、破損のリスクもそれだけ高くなります。
基本的に、傘骨の本数が多くなればなるほど強度は上がりますが、比例して重量も増えてしまいます。
最近では16本骨や24本骨なんて物もありますが、バランスが良いのは8本骨あたりです。
安物にはアルミ製やスチール製やステンレス製の骨が多いのですが、耐久性や重量に難があるので、予算的にちょっと無理してでもグラスファイバーかカーボン性のものを選ぶのがおすすめです。
メンズ向けにおすすめの折りたたみ傘ブランド10選
まずは手堅く、性能面やコスパで優れた「買い」な折りたたみ傘を厳選して10ブランドご紹介します。
- ユニクロ(UNIQLO)
- モンベル(mont-bell)
- スノーピーク(Snow Peak)
- キウ(KiU)
- アンヌレラ(unnurella by WPC)
- ワルツインザレイン(waltz in the rain)
- パラチェイス(PARACHASE)
- イノベーター(innovator)
- JATEN
- ボディーガード(Bodyguard)
ファッション性重視で選びたい方向けにはページ下部にてご紹介しておりますので、そちらをご覧ください。
ユニクロ(UNIQLO)|コンパクトアンブレラ
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:110cm 収納時サイズ:約28cm |
重量:約265g |
開閉方法:手動開閉 |
参考価格:¥1,500前後 |
おすすめポイント
- 日本の「定番折りたたみ傘」といえばこれ!
- 痒いところに手が届く工夫の数々はさすがの一言
1500円で買える工夫の宝石箱のような折りたたみ傘
日本を代表するファストファッションのブランド「ユニクロ」から、日本の折りたたみ傘の基準となるような逸品が展開されているのはご存知でしょうか?
よく手に馴染むハンドルに、安定感重視の8本骨で耐風性も抜群。
紛失しがちな「傘袋」にも着脱式のストラップを搭載することで、折りたたみ傘の使用時にぶら下げる事ができるので失う心配がありません。
高級ブランドの傘に勝とも劣らないスムーズな開閉と、300g以下という絶妙な重量配分はまさに「日本の折りたたみ傘のスタンダード」という絶妙なスペック。
どの折りたたみ傘を買えば良いか迷っている方は、とりあえずこちらを選んでおけば問題ありません。このスペックに不満がある方は、是非他のモデルを検討いただければと思います。
モンベル(mont-bell)|ロングテイル トレッキングアンブレラ
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:92cm 収納時サイズ:29cm |
重量:約145g |
開閉方法:手動開閉 |
参考価格:¥5,500前後 |
おすすめポイント
- 圧倒的な軽さと山で使えるガチな耐久性
- 後方が長い設計なのでリュックなどが濡れにくい
携帯性で選ぶ折りたたみ傘なら右に出る者は居ない王者
日本を代表するアウトドアブランドのモンベルから「常にバッグに入れておける折り畳み傘」を選びたい方におすすめなのがこのロングテイルトレッキングアンブレラです。
モンベルのUL系折り畳み傘はどれも非常に軽く、中には90g以下という異常なモデルもありますが、普段使いにちょうど良く筆者自身も実際に愛用しているモデルがこちら。
ロングテイルの名の通り背中側の骨と生地が長く、リュックを背負っているときに大活躍しますし、後方からの振り込みに強く非常に快適の1言。
もう3年近く天気予報を見る事もなく常にバッグに入れっぱなしで通勤していますが、使用時に全くストレスを感じた事はありません。
骨部分にはカーボン素材が採用されており耐久性も抜群。生地も極細のバリスティックナイロンが採用され、圧倒的な強度と軽量性を実現しています。
スノーピーク(Snow Peak)|アンブレラUL
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:100cm 収納時サイズ:22cm |
重量:約150g |
開閉方法:手動開閉 |
参考価格:¥5,000前後 |
おすすめポイント
- リュックを使わないなら軽量傘の最強機種
- 小さなバッグにも完全収納できるコンパクト設計
カバンに入れた事を忘れるベーシックな形状の折りたたみ傘
とにかく「一般的な折りたたみ傘の形状で最も軽くて耐久性のちゃんとあるもの」が欲しいなら、こちらのモデルの右に出る者はないでしょう。
最軽量クラスである重量150gに、最小クラスである収納サイズ22cm。使用時の直径も100cmと、一般的な折りたたみ傘と遜色のないサイズです。
一般的な体型の男性であれば全く困る事のないサイズ感でこの重量はまさに敵なし。
防水性に優れた縫製で作られたパネルと8本の親骨と受骨で耐久性も申し分ありません。
デザイン面にこだわりの強い方や、逆折り式の折りたたみ傘を求めている方なんかだと不満点も出るかもしれませんが、はっきり言って「最強の折りたたみ傘」の1角です。
キウ(KiU)|エアライトアンブレラ
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:約100cm 収納時サイズ:約21cm |
重量:約90g |
開閉方法:手動開閉 |
参考価格:¥3,000前後 |
おすすめポイント
- 十分な広さでありつつ90gという異常な軽量性
- 日傘としても十分使えるUVカット素材
耐風性に目を瞑ればこれこそが最強の折りたたみ傘
耐久性については多少疑問の残る5本骨ですが、使用時の十分な直径と最軽量クラスの90gというスペックを実現した、究極の折りたたみ傘の1つ。
濃色は90%以上、淡色は80%以上のUVカット率を誇るので、常にカバンに入れておけば晴れの日も雨の日も活躍するユーティリティプレーヤーです。
もちろん重さはiphoneの約半分ですから、常にカバンに入れておいても忘れてしまうレベルの軽さです。
直径100cmを小さく感じる方向けに、親骨長60cm(直径120cm)のラージタイプも、重量130gで展開されています。
こちらも、耐風性については若干の不安がありますが、日常生活においての「強風・豪雨」でなければ十分に対応できますので、是非選択肢の1つに加えていただきたく思います。
アンヌレラ(unnurella by WPC)|Unnurella biz Folding umbrella
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径: 約110cm 収納時サイズ:30cm |
重量:約380g |
開閉方法:自動開閉 |
参考価格:¥5,000前後 |
おすすめポイント
- 正解最高水準の撥水性で「傘が濡れない」
- 片手で楽々使える自動開閉タイプ
さっと一振りで傘の水気がキレる超高密度繊維の折りたたみ傘
折り畳み傘の最大の難点といえば「濡れた傘の取り扱い」です。
濡れた生地の水気というのは基本的にすぐ乾きません。物によっては家に帰ったら乾かす必要があるほどで、そんなのをカバンに入れたくないという方も多いでしょう。
雨の日の商談でお客様の元を訪れた際に「びしょ濡れの折りたたみ傘」をバッグに入れることもできず、手にブラブラさせているのも情けない姿です。
そんな方におすすめなのがこのアンヌレラ。
世界的なファブリックメーカーである小松マテーレと共同開発した超高密度繊維は、撥水強度試験で最高等級を達成した「水の染み込まない生地」です。
これにより傘が雨を一切吸収せず、収納するときにさっと一振りして傘に乗っている雨粒を払うだけで、まるで使う前のような状態に戻ります。
しかもこの撥水性はコーティングによるものではないので、撥水性が低下してもなんと「水洗い&アイロン」で新品同様に復活させられる点も素晴らしいポイントです。
生地自体の密度が高く、骨組みもかなりしっかりして耐久性の高い仕上がりなので、重量自体はかなり重めな380gですが、天候に関係なく持ち歩くのでないなら十分な軽さと言えます。
先述したKiUのエアライトアンブレラに、アンヌレラの繊維を使用した重量わずか110gという超軽量モデルも展開されていますので、重量も性能も妥協したくない方はそちらを選んでみても良いでしょう。
ワルツインザレイン(waltz in the rain)|ヌレイン automatic folding umbrella
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:95.5cm 収納時サイズ:28.5cm |
重量:約400g |
開閉方法:自動開閉 |
参考価格:¥6,000前後 |
おすすめポイント
- 世界最高水準の撥水性で「傘が濡れない」
- 片手で楽々使える自動開閉タイプ
アンヌレラより耐風性の高さと剛性のある設計がポイント
スペック的には限りなくWPCのアンヌレラに近い設計です。
ノンコーティングでありながらも高密度に織り上げた特殊な生地が高い撥水性を獲得しており、自動開閉によって片手が塞がっているような場面でも快適な運用が可能です。
ただ、アンヌレラビズと比べると、ほぼ同じサイズの直径でありながら若干重く、そして値段も若干高い。というわけでスペック的に見ると、本当に若干ですが下位互換といった印象。
しかし、アンヌレラが軽量性を重視した7本骨なのに対しヌレインは剛性のある8本骨。
その分重量が増えているので一長一短ありますが、風の強い日の使用を想定するならヌレインに軍配が上がります。
ボタンが大きくわかりやすいと言った点や、持ち手の持ち感については好き嫌いが出ますので、この辺りは実際に試して好みな方を選んでいただきたいところ。
いわば「濡れない傘」の選択肢の1つと言えるでしょう。
パラチェイス(PARACHASE)|弧長140cm 折りたたみ傘
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:122cm 収納時サイズ:37cm |
重量:約495g |
開閉方法:自動開閉 |
参考価格:¥2,000前後 |
おすすめポイント
- 特大サイズの欲しい機能全部盛りスペック
- 長傘代わりのメイン傘として十分利用できる防雨範囲
長傘を卒業して折りたたみ傘を使用するなら見逃せないデザイン
なんと言っても特徴的なのはまず、70cmの親骨を使用した使用時直径約120cm強の大型サイズな防雨範囲です。
結局のところ「折りたたみ傘って小さくて濡れるよね」という点が大きな問題でもありますから、親骨70cmは一般的な長傘の中でも大きい方のサイズですから、安心感が高いと思います。
耐久性については、コスパを優先しスチール製の中棒にグラスファイバー製の傘骨のハイブリッドになっており、8本骨なこともあって申し分ありません。
自動開閉機能や、高密度な撥水生地など、欲しい機能としては逆折り式以外全部詰め込まれたハイスペックな1本です。
しかし残念なことに、約500gとかなり重量があるのは難点です。長傘の24本骨で一般的な重量が400g前後ですから、普段から持ち歩くには結構気合が必要です。
長傘と同等のスペックを折りたたんで携帯して持ち歩ける、と考えていただければ差し支えないと思います
イノベーター(innovator)|55cmワンタッチ自動開閉
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:97cm 収納時サイズ:28cm |
重量:約281g |
開閉方法:自動開閉 |
参考価格:¥4,000前後 |
おすすめポイント
- 内外で色の違うスタイリッシュなカラーウェイ
- 使い勝手の良い無難な設計とちょうど良いスペック
使い勝手の良いスペックとお洒落な配色が人気のモデル
傘の生産一筋70年。名古屋の老舗レインアイテムメーカーの株式会社小川がOEMを手掛ける確かな品質の自動開閉式折りたたみ傘です。
非常に普遍的で尖った性能のない「良い意味で無難」な設計の折り畳み傘は、ユニクロの折り畳み傘に匹敵するほど日本のレインアイテムとしては非常にベーシックな性能。
つまり「使いにくいと感じる人が最も少ない」そんなスペックのスイートスポットを付くデザインです。
ビジネスマンに人気のイノベーターブランドらしい、北欧の香りを感じる落ち着いたカラーウェイト、確かな耐久性や使い勝手の良さの合わさった傑作。
お洒落にも性能にもこだわりたい。そんな方におすすめのモデルです。
JATEN|10本骨 自動開閉 逆折り式
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:116cm 収納時サイズ:33cm |
重量:約460g |
開閉方法:自動開閉 |
参考価格:¥2,000前後 |
おすすめポイント
- 自動開閉に逆折り式と欲しい機能は全部揃ったスペック
- 横殴りの雨を防ぐ面積と安全面に配慮したリフレクター
禁断の中華ブランド・・・だが性能は圧倒的?
今やアマゾンなどの大手ショッピングサイトを席巻している「調べても名前の出てこない謎の中国系ブランド」。
レビューなども妙に絶賛の嵐だったりと不信この上ないのですが、このモデルはスペックだけ見ればかなりアリな折りたたみ傘なので要チェックです。
予めお伝えすると、ネックとなるのは460gという重量だけ。
最大の特徴は自動開閉式の折りたたみ傘では珍しい「逆折り式」という構造で、畳んだときに内側の面が外側にくる設計となっており、収納時に手を濡らす事がありません。
一般的な長傘に匹敵する大型サイズなのと、高い撥水効果を持つ高密度生地に、リフレクターまで採用されているので雨天時の夜でも安心して使用する事ができます。
耐久性については、一般的な「順折り式」に比べたら多少耐風性は落ちますが、台風の時に出歩くような事でなければとるにたらない違いと言えるでしょう。
ボディーガード(Bodyguard)|折り畳み傘
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:110cm 収納時サイズ:32cm |
重量:約450g |
開閉方法:自動開閉 |
参考価格:¥2,500前後 |
おすすめポイント
- 圧倒的な耐風性を誇る10本骨タイプ
- 最高レベルの撥水性で「濡れない傘」に匹敵する性能
禁断の中華ブランドだが「濡れない傘」に匹敵する撥水性
防水試験レベル5に合格した超高密度のテフロンポリエステル素材で作られた撥水生地を使用しつつ、2500円という衝撃価格で販売されている話題の折りたたみ傘。
アンヌレラやヌレインに匹敵する!とまでは流石に言えないかもしれませんが、いわゆる「濡れない傘」と呼べるレベルの撥水性を誇ります。
使用後はさっと一振りすれば、まるで雨の中で使用したとは思えないほどさらりとした状態に回復する高撥水生地。
さらに自動開閉機能と、10本骨という圧倒的な耐風性を持ち、骨に使用されているスチール素材にはニッケルコートがされているので錆にも強く高耐久です。
その分重量は450gとまあまあしますが、長傘を卒業して折りたたみ傘1本でミニマルなライフスタイルへ移行するなら、要チェックなスペックと言えるでしょう。
オシャレな折りたたみ傘のおすすめブランド5選
せっかく折りたたみ傘を持ち歩くなら、ファッションアイテムの1つとしてデザインにもこだわりたいところ。
そんな、人とはちょっと違った個性を発揮したいあなたにおすすめする、ハイセンスなおしゃれ折りたたみ傘ブランドを厳選して5つご紹介いたします。
傘の値段と考えると多少躊躇するモデルもありますが、1つの傘を大事に使って雨の日を楽しみたい方は必見です。
ポールスミス(Paul Smith)|マルチカラー 折り畳み傘
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:111cm 収納時サイズ:26cm |
重量:約350g |
開閉方法:手動開閉 |
参考価格:¥20,000前後 |
おすすめポイント
- シックで高級感のある洗練されたデザイン
- 差し色となったマルチストライプの遊び心が素敵
ポールスミスのアイコン的デザインを生かした逸品
色鮮やかなポールスミスの代表的デザインであるマルチストライプを、折りたたみ傘の外周部分に使用したシックな中にも遊び心のある逸品。
全体的にはダークトーンでまとめているため派手派手しさはなく、憂鬱な雨の日を軽やかに楽しませてくれる気の利いたデザインに仕上げられています。
使用時の直径も110cmと折りたたみ傘の中では比較的大きめなので、片手にブリーフケースなどの荷物を持ったビジネスマンでもしっかり雨からバッグを守れます。
その分重量があって、それでいて自動開閉ではないのが難点ですが、デザイン重視で選ぶならその辺りは目を瞑りましょう。
人を選ばない大人なデザインなので、贈り物なんかにもおすすめな折りたたみ傘です。
フォックス・アンブレラ(FOX UMBRELLAS)|テレスコピック・アンブレラ TEL2 MAPLE WOOD STRAIGHT HANDLE
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:104cm 収納時サイズ:42cm |
重量:約335g |
開閉方法:手動開閉 |
参考価格:¥10,000前後 |
おすすめポイント
- 紳士が持つのに相応しい品格のあるデザイン
- 職人技を感じる木製ハンドルの高級感が魅力
傘にこだわる男の逸品と言えばフォックス・アンブレラ
スーツスタイルにこだわりのある紳士なら、革靴やバッグにこだわるのはもちろん、傘にだって自分のセンスを反映した良き製品を選び抜きたいところ。
そんな世界中の紳士達が選ぶ傘といえば、ハンドメイドで作られるフォックスアンブレラを置いて他にありません。
美しく巻きつけられるパラソル部分、持ちやすくて温かみのある木製のハンドル、これほどまでに「所有欲」を満たせる折りたたみ傘が他にあるでしょうか?
耐久性や撥水性についてはいわゆるベーシックな折りたたみ傘と同等のスペックなので特筆すべき点はありません。
しかしその佇まい。開いたときのシルエットや、畳んだときの美しい納まりの良さは、他のブランドの折り畳み傘にはない魅力と言えます。
センズ(Senz°)|Automatic Deluxe
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:-cm 収納時サイズ:28.5cm |
重量:約440g |
開閉方法:自動開閉 |
参考価格:¥14,000前後 |
おすすめポイント
- 空気力学を駆使して浮かぶように使える折りたたみ傘
- 前衛的でユニークな形状は個性を出したい方におすすめ
空気力学的形状でデザインされたラグジュアリーな逸品
性能も見た目も作りの良さも、全てに妥協したくない。そんな方におすすめなラグジュアリー・アンブレラがこちらの傑作折りたたみ傘。
自動開閉、振るだけで乾燥させられる高い撥水性、最高級のイタリアンレザーでできたハンドル、雨を確実に防ぐ面積など、折り畳み傘に必要な機能は全て揃っています。
とにかく気になるのはその特徴的なシルエットではないでしょうか?
ロングテールの形状は背負ったリュックなどをカバーすると言う目的だけでなく、まるで翼のように空気力学を計算して設計されています。
これにより暴風すらも軽やかにいなし、正面からの適度な風であればまるで重量が存在しないかのようにふんわりと浮遊するかのような使い心地を実現しています。
現時点で最も進化した「最新鋭の折りたたみ傘が欲しい」と言う方は要チェックです。
マリアフランチェスコ(Maglia Francesco)|折りたたみ傘
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:84cm 収納時サイズ:42cm |
重量:約400g |
開閉方法:手動開閉 |
参考価格:¥20,000前後 |
おすすめポイント
- ずっと大切に使い続けたいオーラのある逸品
- ハンドメイドで仕上げられたイタリアの風を感じるデザイン
一見して上質さの伝わる色気のあるデザインが魅力の1本
一般的な傘に使われる生地とは明らかに異なる厚手の生地感が、ぱっと見で「高級なもの」と認識できる卓越したデザイン性が人気の1本。
特にイタリアのスーツや革靴を愛用する伊達男達からの支持は厚く、ミラノの工房で1つ1つ丁寧に手作業で職人が仕上げた逸品達は男を上げるアイテムとして高く評価されています。
それは「雨を凌ぐ道具」と言うよりは、もはやジュエリーやスーツのような存在というのが正確でしょう。
どの柄の生地も落ち着きがある中にイタリア特有の男の色気を感じさせる逸品揃い。
直径が小さく重量が重く手動という「機能的なデメリット」はかなり気になりますが、あくまで「コーディネートのためのファッションアイテム」ですから、この辺は目を瞑りましょう。
槙田商店|Tie 折りたたみ
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
使用時直径:100cm 収納時サイズ:32cm |
重量:約340g |
開閉方法:手動開閉 |
参考価格:¥9,000前後 |
おすすめポイント
- スーツ姿に似合う洗練されたデザイン
- ハイブランドなデザインと手ごろな価格帯が魅力
卓越した織物技術がなせる江戸の粋を感じる傑作
「傘を開けば、そこは江戸」まさにそんな言葉が似合う、江戸の文化を育んできた織物技術がみせるさりげないおしゃれ感を纏った現代的な折りたたみ傘がこちら。
立体感のあるストライプ柄は、実に日本らしい「和モダン」な仕上がりとなっており、いわゆる「ハイカラ」な雰囲気がスーツスタイルをスタイリッシュにまとめてくれます。
流石は皇族に傘地を納めている槙田商店の職人が作った折り畳み傘だけあって、その高級感は類まれ。
一般的に販売されている傘の多くがプリントによるデザインですが、珠子織りと呼ばれる織り方で1本1本丁寧に製造されており、見る角度によって豊かな表情を持った風合いの良さが魅力です。
合わせて購入したい。メンズ折りたたみ傘ケース3選
濡れたままの折りたたみ傘を、そのまま畳んでバッグに入れるようなワイルドな方は少数派だと思います。
付属する収納ケースの多くは撥水生地のものが多いですが、濡れた傘の水滴が伝ってしまうためバッグの中に入れたりするのは憚られるのではないでしょうか?
そこで便利なのが折りたたみ傘用のケースです。
多くの場合、内側には吸水性のあるマイクロファイバーやタオル生地などを採用し、外側には耐水性のある撥水生地が使用されています。
これにより、濡れた折りたたみ傘の水をパパッと払えば、収納してバッグに入れる事も叶うという設計です。
そんな折りたたみ傘ケースの中から、特におすすめなものを厳選して3つご紹介します。
クニルプス (Knirps) |ドライバッグ
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
参考価格:¥2,000前後 |
おすすめポイント
- コンパクトですっきりとした見た目
- 折りたたみ傘の代名詞的存在が故の完成度
世界で初めて折りたたみ傘を作ったブランドの信頼感
すっきりとした見た目でコンパクトに持ち運べるシンプルな作りの折りたたみ傘ケースです。
袋の3辺がファスナーになっているため開口部が大きく、畳んだ傘の出し入れが非常にスムーズです。
内部にはポリエステルとナイロンの混合素材を使用し、タオル地のような風合いになっているため吸水性と速乾性に優れています。
山崎産業|SUSU 傘ケース
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
参考価格:¥1,500前後 |
おすすめポイント
- 圧倒的な旧水力のマイクロファイバー
- 抗菌加工の吸水モールを採用
撥水力の低い折りたたみ傘におすすめな吸水性
タオル生地の折りたたみ傘収納ケースに比べて、ケース自体がちょっとボリューミーになりますが、その分吸水性の高さはダントツで優れています。
「濡れない傘」などの超高密度生地を使用した高撥水なタイプであればここまでの吸水性は不要ですが、超軽量な折りたたみ傘や、低価格な折りたたみ傘の場合は安心です。
新NURENAI傘|モコモコファイバー
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
参考価格:¥1,000前後 |
おすすめポイント
- 圧倒的な低価格を実現
- SUSUとそっくりな形状や性能
とにかく安く折りたたみ傘ケースが欲しいならコレ!
正直、SUSUと見た目も性能もあまりに似ているため、まさかパk・・・と思ってしまいますが、どちらの方が先かはわかりませんし、ちゃんと販売されているようなので価格で選びたい方は要チェックです。
本当に微々たる差ですが、SUSUより30gほど高重量。
この辺りは邪推になりますが、マイクロファイバー自体の性能に差があり、高重量になったのかな?なんて思いますが、本当に微々たる差なので、気になることは無いでしょう。
編集部が厳選するメンズにおすすめの折りたたみ傘ブランドベスト3はコレ!
本記事では【おすすめメンズ折りたたみ傘】をご紹介させて頂きました!
どんなファッションにも合わせやすく、カバンに忍ばせておくだけで突然雨が降ってきてもスムーズに対応できるアイテムなので1つは持っておきたいところです。
シーエッジ編集部がデザイン性や性能からベスト3を選ぶなら
の3種類をおすすめします。
ご自身のライフスタイルや普段のコーデに合う折りたたみ傘を見つけてみてくださいね!
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