今回は、国産腕時計メーカーでも最高峰と言われる「グランドセイコー」から人気のモデルを10選ご紹介していきます!
世界中の腕時計愛好家に親しまれる日本を代表する高級腕時計と言えばセイコーのハイライン「グランドセイコー」です。
日本の時計製造技術の粋を集めて作られたグランドセイコーの腕時計は、腕時計の本質を追求する事によりメジャーなスイスブランド達をと一線を画す存在感で確固たる地位を築いています。
まさに「成功者の腕時計」と言われるグランドセイコーについて、その魅力をたっぷりご紹介すると共にエントリーモデルにおすすめな入門機を厳選してご紹介致します。
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日本の誇り。高級腕時計ブランド「グランドセイコー」
ヨーロッパ系の華やかさとは違う、日本らしい丁寧な仕事と「腕時計の本質を見つめ直した機能美」を感じるものづくりの精神が高く評価されているグランドセイコーの腕時計。
世界の名だたる高級腕時計と言えば、その殆どがスイスを中心にヨーロッパ周辺で生産を行うブランドです。
本場ヨーロッパではまだまだ、名だたる高級ブランドのライバルとして認知されているようには感じませんが、日本とアメリカでは完全に「スイス勢のライバル」として認められている感があります。
特にアメリカでは2018年にグランドセイコーの新会社を設立しており、ラグジュアリーウォッチ市場ではぐんぐんと存在感を増してきています。
そのこともあってか、逆輸入的に日本の「ミーハー層」からも「腕時計界のレクサス」として注目されてきており、より一層の人気に拍車がかかってきています。
今や街角で「高級腕時計と言えば?」と質問すると、ロレックス、オメガ、タグホイヤーの次くらいに名前の挙がるブランドとなってきており、性別問わず「ステータスシンボル」としての地位を獲得しています。
ここにタイトル
グランドセイコーのこれまでの歩み
腕時計といえばスイス。これは腕時計における世界の常識です。
セイコーがスイスの腕時計を超えるという目標を掲げ、「初代グランドセイコー」を発表したのが1960年。
世界で初めて日本の国産腕時計が「スイス・クロノメーター検定規格」に準拠した事でも知られ、ここから日本の腕時計は技術力でスイス勢を凌駕するほどの進化を遂げます。
最も有名なエピソードとしては、腕時計の名門ブランドが精度を競う「スイス天文台コンクール」での話。
グランドセイコーの初参加は1964年ですが、1967年には同コンクールで上位をセイコーが独占するまでに成長。
あくまで噂ですが「スイス勢が上位を取れないなら無意味」という事で1968年以降このコンクールは開催されなくなってしまったほどです。
その後2017年には腕時計の文字盤からセイコーのロゴが消え、「セイコーの1機種だったグランドセイコー」ではなく「グランドセイコー」という名前のブランドへと変化。
これにより、名実ともに「高級時計のブランド」として日本はもちろんのこと、世界中で愛されるブランドへと成長していくのです。
グランドセイコーが愛され続ける3の魅力
なぜグランドセイコーの腕時計は、ステータスシンボルという地位にまで辿り着けたのか?
この部分については語り始めると長くなってしまうので、厳選に厳選を重ねてこの3つを挙げたいと思います。
上述した3種類こそが、今までの高級ブランドと言われた腕時計に無くてグランドセイコーにある魅力と言えるでしょう。
時計本来の魅力を見つめ直す「セイコースタイル」
グランドセイコーの腕時計に対するデザインの基本ルールは「セイコースタイル」と呼ばれるデザインコードによって生まれており、これこそがグランドセイコーの腕時計が世界中から愛される大きな理由と言えます。
このセイコースタイルが誕生したのは1967年。セイコー初の大卒デザイナー田中太郎氏がデザインした「44GS」によって確立されたと言われています。
セイコースタイルが目指した高級腕時計の定義
- 時間が見やすい事
- 正確である事
- 長く使える事
セイコーがグランドセイコーとして高級腕時計を制作するときに「そもそも高級な腕時計とはどういった物なのか」を上記の3つを規範として定義付けしました。
例えば、多くの高級腕時計のブランドが「機械式の腕時計」をラインナップの主軸に置いてますし、高級時計を求める人の多くもクオーツ(電池式)より機械式の腕時計を尊ぶ傾向があります。
しかしそれはあくまで「ロマン」にお金を払っている部分があるでしょう。
グランドセイコーには類まれな精度やあらゆる弱点を克服した究極のクオーツ式腕時計があり、現在も第一線の高級ラインとして、腕時計ブランドでは珍しい価格帯での展開もあります。
これはひとえに「腕時計の正確さ」を求めることが高級腕時計として正しいことであるというセイコースタイルが目指した規範に基づいていると言えるのです。
セイコースタイル9つのルール
- 多面カットの略字
- 2倍の幅を持つ12時略字
- 鏡面研磨されたベゼル
- 鏡面研磨されたケース
- 半ばボディに埋まるリュウズ
- フラットなダイアル
- 多面カットの太い針
- 接線サイドライン
- 逆斜面形状のベゼル側面とケース側面
グランドセイコーの美しい腕時計達は、上述する9つのルールに基づいて見た目上のデザインが設計されています。
高級腕時計にとって「デザインの一貫性」はとても重要な要素。これによって時計を見たときに一眼で「グランドセイコーの腕時計だ」とわかるわけです。
高級時計随一の圧倒的コストパフォーマンス
腕時計好きな方達に「コストパフォーマンスの良いブランドは?」と聞くと、ほぼ確実に名前の上がるブランドがグランドセイコーです。
「安いブランド」というのはいくらでもありますが「コストに対するパフォーマンスの優れたブランド」というのは中々多くはありません。
しかも高級腕時計にとって、値段が安いというのはステータスシンボルとしてのブランド価値を下げることにもなりかねませんから、値段の割りに性能が良くてブランド価値も高いというのは稀有な存在です。
これは先述の「セイコースタイル」の影響もあると考えて良いでしょう。
多くの「高級ブランド」の腕時計が、高級感を演出するために「過剰な装飾」を施すのに対し、グランドセイコーはその真逆とも言える「視認性が高くシンプルな作り」を最上の物としています。
ザラツ研磨等の「仕上げの良さ」によって高級感を出しているため、宝飾や貴金属によって値段が吊り上ってしまわない点もコスパの良い腕時計生み出せる理由と言えるでしょう。
クオーツムーブメントの常識を超えた傑作達
セイコーといえばなんと言っても「クオーツムーブメントを世界で初めて市販化したブランド」というのが、腕時計の歴史に残る偉業の1つと言えるでしょう。
一般的に「クオーツ式」というのは「安価な腕時計に使われる」というイメージが定着しています。
多くの高級腕時計は機械式の自動巻か手巻きであり、その微細でメカニカルな部分にロマンを感じるという腕時計ファンも多く、どうしてもクオーツは相対的に安物なイメージがあるのではないでしょうか?
しかし、実はクオーツの方が精度が出しやすく、そのクオーツを超えたクオーツと呼ばれるセイコーの9Fクオーツは、年差±10秒という異常なまでの高精度を誇ります。
機械式のムーブメントの場合、かなり精度が高いと言われる物ですら1日で±4秒程度はありますから、いかにセイコーのクオーツが高精度かご理解いただけると思います。
また、クオーツが高級腕時計に採用されなかった理由の1つに「トルクが弱い」という点もあります。
トルクが弱いと太い針を動かせなかったり、複雑な構造を同時に動かすことができないのですが、セイコーの9Fクオーツはツインパルス制御モーターという独自技術でこれを克服し、高級腕時計らしい風格の構造をもしっかりと動かすことが可能となっています。
さらに「グランドセイコー」が発明した機械式とクオーツ式のハイブリッドエンジン「スプリングドライブ」も、セイコーが世界にその名を轟かす理由の1つと言えるでしょう。
腕時計の動力は機械式のゼンマイで行い、時間制御はクオーツで行うことで、機械式のロマンを存分に堪能しながら平均月差±10秒という驚異の高精度を叩き出す、まさに「腕時計界を牽引する技術」なのです。
この唯一無二の技術たちが、グランドセイコーという腕時計を「ただの高価なだけの腕時計」ではない、究極の腕時計として世界中で愛される理由なのです。
グランドセイコーの選び方
高級ブランドの腕時計というと1つのブランドに様々な名前のついたモデルが展開され、人気モデルの名前を覚えるだけでも一苦労・・・なんてことにもなりかねません。
しかしグランドセイコーでは、いわゆる「ロレックスのデイトナ」や「パテック・フィリップのノーチラス」のような名前で種類が展開されているわけではなく、ずっとシンプルな種類分けとなっています。
選び方のポイントとなるのは2つ
- ムーブメントの種類で選ぶ
- コレクションから選ぶ
この2通りの選び方が存在します。
腕時計の内部構造から選びたい方はムーブメントの種類で、見た目から腕時計を選びたい方はコレクションから選ぶのがおすすめです。
ムーブメントの種類で選ぶ
グランドセイコーといえば、なんと言ってもムーブメントです。
2018年まではコレクション自体がムーブメントの種類で分かれていたほどであり、今でも腕時計好きな方達はグランドセイコーと聞けば「どのムーブメントの腕時計を選んだのか」が気になって仕方ないはず。
そんなグランドセイコーのムーブメントは下記の3つに分けられます。
- 9Sメカニカル
- 9Fクオーツ
- 9Rスプリングドライブ
どのムーブメントの腕時計を購入するのか、これはおそらく腕時計のデザイン以上に迷う部分でもあると思いますので、それぞれの特徴について以下でご紹介致します。
9Sメカニカル
いわゆる高級腕時計の王道である「機械式」と呼ばれるタイプのムーブメントです。
生活中に発生する微細な振動によって自動的にゼンマイが巻き上げられる自動巻き式と、リュウズを使って自分でゼンマイを巻き上げる手巻き式に分けられます。
およそ300ものパーツによって生み出される工芸品とも言うべき精密な構造はロマンがたっぷり詰まっています。
クオーツ式に対するデメリットとしては、精度が低い事とオーバーホール回数が多くなりがちな事、そして「使用しない期間が長いと停止してしまう」事などが挙げられます。
実用品としてよりも「趣味」の世界が幾分強い点は、購入時に注意すべきポイントと言えるでしょう。
9Fクオーツ
機械式に比べてコストが低く精度が高い、いわば「時計の正当な進化方向」へと進んだムーブメントが「クオーツ式」です。
電池を動力源に、電圧をクオーツ(人工水晶)にかける事で発生する振動を電気信号に変換し、さらにその信号を回転運動に変えて機械部(歯車)を動かします。
一般的なクオーツというとトルクが低いため文字盤の針は細く、カレンダー機能なども手動なことが多いのですが、グランドセイコーの9Fクオーツはそう言ったクオーツの弱点を完全克服しています。
例えば、高級腕時計の定番である夜12時を過ぎると日付が変わる「瞬間日送りカレンダー」などを搭載していたり、秒針の震えを抑える「バックラッシュオートアジャスタ機構」を搭載していたりします。
さすがは全世界にクオーツショックを与えたセイコーと言ったところ。
ある意味で、グランドセイコーだからこそ選びたいムーブメントの1つと言えるでしょう。
9Rスプリングドライブ
クオーツ式腕時計のリーディングカンパニーだからこそできる独自のムーブメントが「スプリングドライブ」と呼ばれる方式です。
これは、腕時計の動力自体にはゼンマイを使用した機械式が採用され、制御システムにクオーツ式を取り入れたセイコー独自のハイブリッドなムーブメントの事です。
音もなく滑るように文字盤を動く独特の構造もスプリングドライブの魅力ですが、機械式のロマンとクオーツ式の精度が合わさった「正しい腕時計の進化方法」である点も、多くの腕時計愛好家に支持されるポイントです。
腕時計の歴史は「スプリングドライブ以前・以降」と言われる事もあるほどに注目されているモデル。
現在多くの腕時計情報誌等でもムーブメントを紹介する際は「機械式・クオーツ式・スプリングドライブ」の3種類が紹介されるようになっています。
コレクションから選ぶ
2018年まではムーブメントの種類でコレクションが分けられていましたが、流石にその分け方は玄人向け過ぎたと感じたのか現在ではデザインやコンセプトで分けられるようになりました。
そんなグランドセイコーのコレクションは以下の3種類に分けられます。
- ヘリテージコレクション
- エレガンスコレクション
- スポーツコレクション
ここでは、各コレクションの特徴を紹介していきます。
ヘリテージコレクション
「これぞグランドセイコーの腕時計」といった王道の風格を持った腕時計が欲しい方はこのコレクションから。
セイコーの上位機種としてグランドセイコーがリリースされていたブランド独立以前の、2017年より前のデザインを色濃く引き継いだベーシックなコレクションがヘリテージコレクションです。
まさに「セイコースタイル」というデザイン文法で作られた3針モデルが中心となり、世代を超えて使い続けられるタイムレスな魅力が詰まっています。
エレガンスコレクション
グランドセイコーが世界の超高級腕時計市場に戦いを挑んでいるコレクションがこちらです。
今までのグランドセイコーには採用されなかったプラチナ等の貴金属モデルも展開され、500万円を超えるモデル腕時計などがラインナップされているハイエンドなコレクションです。
デザインソースとして「日本の自然界の美」をモチーフとしており、品格のある薄型のドレッシーなケースで作られた文字通り「エレガンス」な腕時計が特徴です。
スポーツコレクション
ダイバーズウォッチやクロノグラフと言ったスポーティかつアクティブなルックスをベースに、回転ベゼルやネジ込み式のリュウズ、ナイロンベルトや蓄光塗料と言った意匠を施したスポーツコレクション。
グランドセイコーの新たな展開であり、ブランドとしての1歩を踏み出した意欲的なコレクションです。
いわゆる「セイコースタイル」と呼ばれるデザイン文法をベースに敷きながらも様々な展開を見せるスポーツコレクションは、いままでグランドセイコーを「真面目で面白みにかける」と敬遠していた方に刺さり、ブランドの間口を広げることにも成功しています。
スーツスタイルだけでなく、カジュアルに腕時計を楽しみたい方におすすめなコレクションです。
グランドセイコーで人気の腕時計からおすすめのモデル10選がコチラ!
高級腕時計ブランドの中でも、比較的種類が限定的なため選びやすいブランドではありますが、一体どんなモデルがグランドセイコーの中で人気なのか気になる方も多いでしょう。
そこでここからは、グランドセイコーのエントリーモデルとしておすすめな「25万円から40万円あたりの人気モデル」を厳選して10種類ご紹介致します。
以下でそれぞれのおすすめモデルについて、詳しくご紹介致します。
SBGX263(259|261|265)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
ケースサイズ: 横 37mm × 厚さ 10mm |
バンド材質:ステンレス |
駆動方式:電池式クオーツ |
精度:年差±10秒 |
防水:日常生活用強化防水(10気圧) |
重さ:134.0 g |
参考価格:¥250,000前後 |
おすすめポイント
- グランドセイコーで最もリーズナブルな入門機
- 数多ある魅力が最もシンプルに凝縮されたモデル
静かにその存在感を主張する入門モデル
「入門用モデル=安物」というイメージは高級腕時計に不要なので忘れましょう。
入門向けというのはつまり「最もリーズナブルな価格でブランドの持つ魅力を最大限に楽しめるシンプルな作りの腕時計」ということであり、決して下位機種というわけではありません。
グランドセイコーの持つ腕時計の正確さ、美しさ、そして視認性の高さにこだわり抜かれた究極の1本です。
袖口に綺麗におさまる絶妙なケースサイズと、歪みのない美しい鏡面仕上げにより、奥ゆかしくも静かにその存在感を主張する、あらゆる場面のファッションに合わせやすいモデルです。
SBGX295(297)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
ケースサイズ: 横 37mm × 厚さ 10mm |
バンド材質:クロコダイル |
駆動方式:電池式クオーツ |
精度:年差±10秒 |
防水:日常生活用強化防水(10気圧) |
重さ:70.0 g |
参考価格:¥250,000前後 |
おすすめポイント
- フォーマルな場面にも似合うクラシカルモダンな1本
- 上質なクロコダイルレザーを使ったバンド
クラシカルな装いを叶える入門モデル
メタルブレスレットのSBGX259と双璧をなすグランドセイコーの入門向けモデルといえば、上質なレザーストラップを採用したSBGX295(297)です。
エッジの際立ったケースと、厚みのあるレザーストラップ、そしてコントラストが強く視認性を高めたダイヤルの美しい調和によって、クラシカルな中にもモダンな印象の漂う逸品に仕上げられています。
レザーストラップが故の軽量性も日々の使用を快適にしてくれますし、ブラウンのストラップを採用したSBGX297であればカジュアルな装いにもぴったりです。
SBGT235(237)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
ケースサイズ: 横 37mm × 厚さ 9.9mm |
バンド材質:ステンレス |
駆動方式:電池式クオーツ |
精度:年差±10秒 |
防水:日常生活用強化防水(10気圧) |
重さ:126.0 g |
参考価格:¥300,000前後 |
おすすめポイント
- 日付と曜日の表示が可能なビジネスユースにおすすめな1本
- グランドセイコーで最もリーズナブルな入門機の1つ
最もリーズナブルなデイデイト仕様の入門モデル
ビジネスシーンで日々使用するのであれば、腕時計に欲しい最低限の機能ととして日付と曜日が表示されるカレンダーのついた「デイデイト」のモデルが気になるところ。
一般的なデイデイトの高級腕時計がデザインを重視してカレンダー部分を小さくしすぎるのに対し、この辺りは流石のセイコースタイルと言うべき視認性の高さ。
比較的大きめな表示部分にも関わらず、インデックスの略字や針の太さとのバランスが良く、文字盤はかなりスッキリした印象に仕上げられています。
このページでは、ビジネス向けの腕時計中でも特におすすめなブランドと、相手に良い印象を与える定番モデルを厳選してご紹介致します。 ビジネスマンのスーツスタイルにおいて個性を出せる数少ないアイテムの1つと言える「腕時計」。 第一印象[…]
SBGV243(245)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
ケースサイズ: 横 40mm × 厚さ 11.8mm |
バンド材質:ナイロン |
駆動方式:電池式クオーツ |
精度:年差±10秒 |
防水:日常生活用強化防水(20気圧) |
重さ:101.0 g |
参考価格:¥330,000前後 |
おすすめポイント
- 20気圧の日常生活用強化防水(水深約200m)
- 16000A/mの耐磁性能を持つタフなスペック
軽快なスタイルでありながらもタフさの際立つデザイン
セイコースタイルを踏襲しつつもカジュアルな場面に生える力強いデザインに仕上げられた逸品。
切り立ったエッジの強いベゼルや、荒々しく無骨な縦の筋目など、高級感の中にもワイルドさの主張するフォルムが魅力的なグランドセイコーの新時代を感じさせる腕時計です。
水中でも問題なく使用できる20気圧防水に加え、磁気に1cmまで近づけてもほとんどの場合性能を維持できるレベルの第2種耐磁時計に属す16000A/mの耐磁性能を保持。
ストラップにはアウトドアや軍需産業でも採用されるインビスタ社のコーデュラナイロンが採用され、見た目にもスペックにもタフな逸品に仕上げられています。
SBGN011(013)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
ケースサイズ: 横 40mm × 厚さ 12.2mm |
バンド材質:ステンレス |
駆動方式:電池式クオーツ |
精度:年差±10秒 |
防水:日常生活用強化防水(10気圧) |
重さ:150.0 g |
参考価格:¥350,000前後 |
おすすめポイント
- 「キャリバー9F」にGMT機能がついたキャリバー9F86を搭載
- 「4軸独立ガイド構造」による滑らかな回転
GMT機能搭載の名作クオーツモデル
グランドセイコーが生み出した究極のクオーツと言われる「キャリバー9F」にGMT機能が追加されたキャリバー9F86が搭載されています。
GMT機能について今更説明するのもグランドセイコーを購入しようと言う方にとっては釈迦に説法かもしれませんが、要するに「時計の針が1つ多く、2の地域の時間を同時に示す機能」の事です。
取引先や恋人が海外にいたりする方にとっては非常に便利な機能ですし、文字盤のデザインとしてもGMT針がアクセントとなって通常の3針とはまた違った「できる男」の印象を纏います。
4本の針を取り付ける軸が互いに干渉せず独立して回転する「4軸独立ガイド構造」や、時差のある地域の時刻に合わせるときに、時計を止めずに時針のみを修正できるなど、さすがはセイコーといった仕上がりになっています。
SBGV213(235|237|239|217|215)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
ケースサイズ: 横 39mm × 厚さ 10.4mm |
バンド材質:ステンレス |
駆動方式:電池式クオーツ |
精度:年差±10秒 |
防水:日常生活用強化防水(10気圧) |
重さ:137.0 g |
参考価格:¥350,000前後 |
おすすめポイント
- 伝統の「44GS」を継承するモデル
- デザイン理念「セイコースタイル」を現代的に解釈
グランドセイコーの全てを味わえる究極のモデル
グランドセイコーのデザイン文法「セイコースタイル」が誕生した1967年の歴史的傑作「44GS」。
伝説の始まりとも言えるこのモデルの「現代版」として、より洗練されたセイコースタイルに加え世界最高峰の9Fクオーツムーブメントを搭載した、まさに現代のフラッグシップモデルです。
ザラツ研磨を施した歪みのない鏡面仕上げの平面が多用されたケースに、バランスよく筋目仕上げを組み合わせる事で生み出されるシンプルながら奥深い立体感。
実にセイコースタイルらしい視認性の高さや時計本来の魅力を引き出す意匠と組み合わさる事で、知的かつ洗練された印象を与える上品な高級感が生み出されています。
SBGN003(005)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
ケースサイズ: 横 39mm × 厚さ 12.1mm |
バンド材質:ステンレス |
駆動方式:電池式クオーツ |
精度:年差±10秒 |
防水:日常生活用強化防水(10気圧) |
重さ:149.0 g |
参考価格:¥360,000前後 |
おすすめポイント
- GMT針とダイヤルリングを採用
- スポーティーな中にも洗練された高級感の漂うルックス
9F86搭載のクオーツGMTモデル定番機種
グランドセイコーのスポーツコレクションの中でも非常に人気の高い「セイコースタイルのスポーツルックなGMT」といえばこのシリーズです。
ダイヤルリングとGMT針による本格的なスポーツデザインに加え、クオーツ時計らしいスマートな薄さと、仕上げの美しさからくる上品な立体感が人気のポイントです。
ダイヤルリングの存在しないSBGN011やSBGN013の洗練されたデザインも魅力ですが、GMTの利便性を求めるならやはりダイヤルリングはあった方が使い勝手の面でもおすすめです。
ベゼルのデザインやねじロック式のリュウズからただよるアクティブな印象は、ビジネスシーンにおいても溌剌とした印象を与えるため、活動的なビジネスマンにもおすすめなデザインです。
SBGP001(003|005)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
ケースサイズ: 横 40mm × 厚さ 11.1mm |
バンド材質:ステンレス |
駆動方式:電池式クオーツ |
精度:年差±10秒 |
防水:日常生活用強化防水(10気圧) |
重さ:142.0 g |
参考価格:¥370,000前後 |
おすすめポイント
- セイコースタイルを受け継ぐ正統派GMT
- 「44GS」のデザインを踏襲し現代解釈した1本
セイコースタイルを踏襲する9F85搭載のGMT
1967年発売の「44GS」によって確立されたセイコー独自のデザイン文法「セイコースタイル」が定義する「燦然と輝く時計」を、現代解釈して誕生した新キャリバー9F85を搭載したGMTです。
ザラツ研磨や鏡面と筋目を組み合わせた立体感などセイコーらしい仕上がりはもちろんのこと、多面カットのインデックスが奥ゆかしくも主張する広めのダイヤルなど魅力は随所に光ります。
さらにリーズナブルな価格となった新モデルも注目されていますが、インデックスの上品さやGMT針が文字盤に合わせた挿し色となっている点も評価されており、このモデルは不動の人気となっています。
SBGA283(285)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
ケースサイズ: 横 39mm × 厚さ 12.3mm |
バンド材質:ステンレス |
駆動方式:スプリングドライブ |
精度:月差±15秒 |
防水:日常生活用強化防水(10気圧) |
重さ:148.0 g |
参考価格:¥450,000前後 |
おすすめポイント
- シンプルでコンパクトなスプリングドライブの入門機種
- 手ごろな価格で本格時計を楽しめるエントリーモデル
大人の余裕を感じるスプリングドライブの入門機
クオーツ式時計と同等の高精度を可能にした第三のムーブメント「スプリングドライブ」を、リュウズガードのないシンプルなデザインのケースに搭載したモデル。
スプリングドライブ搭載機の中では比較的リーズナブルな価格でリリースされており、文字盤の上を滑るように動く秒針の美しさはシャープなパワーリザーブ表示と合わせて存分にセイコーの魅力を味わえる1本です。
40mm以下の小さめのケースサイズなので、腕時計が主張し過ぎない落ち着いた袖元を演出できるとあってビジネスマン達からも非常に人気の高いモデルです。
グランドセイコーならではの特殊技術「厚銀放射仕上げ」によって生み出されたダイヤルの奥行きある光沢感もまた、成熟した大人の余裕を感じさせます。
SBGX335(337)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
ケースサイズ: 横 43.6mm × 厚さ 13mm |
バンド材質:ステンレス |
駆動方式:電池式クオーツ |
精度:年差±10秒 |
防水:200m潜水用防水 |
重さ:204.0 g |
参考価格:¥460,000前後 |
おすすめポイント
- 200m潜水用防水が施された本格ダイバーズウォッチ
- ダイバーズなのにスリムな形状がドレッシーな1本
GSダイバーズウオッチで最もスリムなモデル
アクティブでタフな「男らしい腕時計」として高い人気を誇るダイバーズウォッチを、グランドセイコーのデザイン文法で仕上げたクオーツウォッチならではのスリムな1本。
切り立ったベゼルや、荒々しい縦の筋目など、随所に感じるタフで重厚感のあるデザインを、軽快なスタイルと薄型のケースによってドレッシーにまとめ上げた完成度の高さが人気のポイント。
まるでプロフェッショナルツールのような無駄のない機能美は、ダイヤルリングないのアラビア数字や現代的な書体などセイコーらしい「時計本来のあり方」を追求したデザインに仕上げられています。
グランドセイコーの修理保証について
グランドセイコーの修理保証は3年間。
時計本体(ムーブメント・ケース)および金属バンドのみとなっています。
海外転居の予定がある方はSEIKO SERVICE NETWORKで保証が受けられる海外向保証書を国内保証書との交換することも可能ですので覚えておきましょう。
詳しくはコチラ
編集部が厳選するグランドセイコーでおすすめの腕時計ベスト3はコレ!
本記事では【グランドセイコーのおすすめ腕時計】をご紹介させて頂きました!
シーエッジ編集部がデザイン性やコーデの合わせやすさからベスト3を選ぶなら
の3種類をおすすめします。
ご自身のライフスタイルや普段のコーデに合う腕時計を見つけてみてくださいね!
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