この記事では、大人の男性が自分に似合う帽子を見つけるために必要な最、低限知っておきたい帽子の種類や名称と、それぞのれ特徴や似合うスタイリングについて詳しくご紹介します。
コーディネートのアクセントや全体のバランスを取るだけでなく、髪をセットする必要もないため非常に便利なアイテムとなっているキャップ。
そんな「帽子」ですが、今まで何度も挑戦してみたけど「コレ」というデザインに出会ったことが無いという男性も多いかもしれません。
自分に似合う帽子の選び方
最低限知っておきたい帽子の種類の大枠
- 【キャップ】前方に「ツバ」のある形状の帽子
- 【ハット】周囲に「ツバ」のある形状の帽子
- 【ニット】ニット素材で作られた伸縮性のある帽子
- 【ハンチング】「ツバ」が短く前傾気味な形状の帽子
- 【ベレー】「ツバ」が存在しない形状の帽子
「帽子」にはとても1枚のページでは語りきれないほどの種類が存在します。それをさらに「男性のファッションによく登場する定番の形」に絞っても合計で18種類も存在します。
これらの種類については後ほど詳しくご紹介いたしますが、まず「帽子初心者の男性」は上の5種類を理解し、帽子は大きく分けて5つのスタイルに分かれていることを覚えておいてください。
そして「自分に似合う帽子選び」について考える際、もはや「顔立ちごとに似合う帽子がある神話」は崩壊していると考えても差し支えありません。
最近のファッションの流行をみてもわかる通り「体型に合わせたコーディネート」というのはもはや一部の「体型に自身のある方」のみが行うテクニックで、オーバーサイズやダウンショルダーなど、体型に不釣り合いなコーディネートがトレンドとなっています。
「顔の大きさと帽子のボリューム」があまりに不釣り合いなものは確かにコーディネートしにくいと思いますが、昔ほど「顔立ちと帽子のシルエットのバランス」は気を使わずとも違和感を感じられにくい時代に突入しています。
今や、大顔な男性が浅く小さなキャップをちょこんと被ることすらも、着ている服のコーディネートによってお洒落と言われる時代。
なかなか帽子が似合わなくて困る・・・という男性は「顔と帽子の組み合わせ」だけに縛られず、全体のコーディネートと照らし合わせつつ選ぶことをおすすめ致します。
超定番!帽子の名前と種類ごとの特徴
ここからは、現在「メンズ向けのファッションアイテム」として定番的な扱いをされている帽子について、種類ごとの特徴や着こなしのポイントなどをご紹介します。
- ベースボールキャップ|BBキャップ
- ワークキャップ|レールキャップ|フィールドキャップ
- ニット帽|ワッチ|ビーニー|正ちゃん帽
- イスラムワッチ|イスラー
- バケットハット|バケハ
- サファリハット
- 中折れ帽|ソフトハット|フェドラ|センタークリース
- パナマ帽
- ストローハット|麦わら帽子
- キャスケット|カスケット|ニュースボーイキャップ|レーニン帽
- ハンチング|鳥打ち帽|プロムナード|モナコ
- ベレー帽|バスクベレー|ミリタリーベレー
- ボーラーハット|ダービーハット|山高帽
- マウンテンハット|アドベンチャーハット|ブーニーハット|ジャングルハット
- ポークパイハット
- シルクハット|トップハット|ビーバーハット|ハイカット
- ディアストーカー|鹿撃ち帽|シャーロックハット
- フライトキャップ|飛行帽|トラッパー|ケーバ帽子
基本的に、現時点では主に女性向けとして男性の中でもとりわけ感度の高い方が実験的に使用しているようなものは除外してあります。
しかし、ここにない帽子は男性向けではないかというとそういうわけではなく、ファッションは巡るものであり、明日にでも突然トレンドが生まれることは多々あります。
ここでの紹介に縛られることなく、ファッションを楽しめる方は自由に選んでいただければと思います。
ベースボールキャップ|BBキャップ
「帽子」と言ったらまずはコレ!豊富なバリエーションと多様性が魅力
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:キャップ |
スタイル:キレイめ|カジュアル|スポーツ |
おすすめポイント
- スポーツミックスはもちろんキレイめのハズしにも大活躍
- オシャレはもちろん「機能」にも優れた名品
「帽子」といえばまずはこの形。特に「キャップ」と呼ばれる形状の中でも最も一般的とされているのがベースボールキャップという形状。
その誕生は遡ること1850年。野球がまだプロスポーツではなく労働者達の遊びであった時代に、仕事で使っているワークキャップを被ったままプレーしていた事がベースボールキャップの始まりといえます。
ワークスタイルの持つカジュアル感と、プロスポーツでも使用されるオーセンティックさやスポーティさが合わさり、非常に幅広いスタイリングに使える点が魅力です。
この記事では20代後半~40代の男性が休日に被れるキャップブランドの中からシーエッジ編集部が本気でおすすめできるブランドを紹介していきます。 若いときは何でも被れても年齢を重ねるごとになぜか合わせにくくなってくるキャップ。 「キャップは[…]
ワークキャップ|レールキャップ|フィールドキャップ
大人っぽい着こなしに合わせやすいキャップといえばコレ!
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:キャップ |
スタイル:キレイめ|カジュアル |
おすすめポイント
- 浅めなかぶりとフラットな頂点がスタイリッシュな印象
- コーディネートのアクセントに使いやすいシルエット
ベースボールキャップと人気を二分するワークキャップは、フラットな頂点部分の独特なシルエットが特徴のキャップです。
元々は1900年代初頭の鉄道作業員が使用してた帽子に由来し、レールキャップという名前でも呼ばれています。
一般的にワークキャップと呼ばれている頭頂部が平らで円筒状のものを「ドゴールワークキャップ」。それに対し丸みを帯びた形状でトップにツマミがあるワークキャップを「エンジニアキャップ」と呼びます。
コーディネートにワークやミリタリーのスタイルをプラスできるほか、シュッとしたシルエットなためキレイめコーデにも合わせやすく、ベースボールキャップに苦手意識のある男性はぜひ挑戦していただきたい人気の形状です。
ニット帽|ワッチ|ビーニー|正ちゃん帽
冬の定番といえばコレ!最近は素材によって春秋の愛用者も急増中
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ニット |
スタイル:キレイめ|カジュアル|スポーツ |
おすすめポイント
- 防寒性能に優れたニット素材と愛嬌のあるシルエット
- コットンやリネンなら暖かい時期も使用可能
みなさんがニット帽と聞いて思い浮かべる形状は「ワッチ」や「ビーニー」と呼ばれる帽子のことであり、ニット帽という呼び名はニット素材を使った帽子(つば付きや耳当て付きのものも含む)の総称です。
折り返し部分のあるニット帽を「ダブルワッチ」。反対に折り返しのないものは「シングルワッチ」と呼び、頂点にボンボンのついたニット帽は「正ちゃん帽」なんて名前で呼ばれる事もあります。
ストリートやカジュアルなコーデはもちろん、浅く薄めなものを選べば意外とジャケパンスタイルなどキレイめコーデにも合わせやすく、コットンやリネンなどの素材なら春秋などのシーズンでも活用可能です。
イスラムワッチ|イスラー
ニット帽よりもさらに大人っぽくこなれた印象を出せるアイテム
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ニット |
スタイル:キレイめ|カジュアル|ドレッシー |
おすすめポイント
- 頭部にボリュームが出にくく大人っぽい着こなしが容易
- トレンド感と余裕のあるスタイルが手軽に生み出せる
有名なのは名作「レオン」にてジャン・レノが着用していたイメージでしょうか。
ファッション初心者にはちょっと難易度が高そうなイメージがあるかもしれませんが、シャツやジャケットなどキレイめアイテムを愛用する男性ならニット帽よりもむしろスタイリングしやすいのでぜひ取り入れたい逸品です。
バケットハット|バケハ
昨今「最も人気の帽子」といえばこのタイプ
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ハット |
スタイル:キレイめ|カジュアル|スポーツ |
おすすめポイント
- ハットのフォーマル感とワークキャップのカジュアル感が融合
- ここ数年「大ブーム」を巻き起こした帽子界の注目モデル
ハットのツバが横ではなく斜め下に向かって伸びる形状で、まるで「バケツ」を被っているように見えることからこの名前で呼ばれる「バケハ」ことバケットハット。
そのシンプルな形状と、上品さとカジュアル感が絶妙にマッチしたスタイルが評価されているのはもちろん、ほとんどの製品がリバーシブルとなっており着回ししやすい点も人気を勝ち取った理由と言えるでしょう。
シャツとパンツのセットアップに合わせたり、上品さとラフさをミックスしたコーディネートに合わせやすく、ここ数年のトレンドであるシルエットにも相性抜群です。
休日のラフでカジュアルな装いからモード感たっぷりのキレイめな着こなしまで、コーデや人を選ばずに被ることができ、大人男子からも高い人気を集める「バケットハット」。 しかし 「バケットハットを被ると子供ぽく見える」 「被る[…]
サファリハット
大人の余裕を見せつけるアウトドアスタイルの定番アイテム
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ハット |
スタイル:カジュアル|スポーツ |
おすすめポイント
- 「遊び」が上手な大人の余裕を感じさせるスタイル
- 抜群のハズし力が幅広いコーディネートで活躍
サファリはっとを「しっかり」キメるにはどうしてもアウトドアやフェスコーデに合わせることになってしまいますが、最近はボーイスカウトスタイルのハーフパンツなども流行っており、サファリハットのハズし力にも注目が集まっています。
夏場のハーフパンツスタイルなカジュアルスタイルであれば、トップスにどんなものを持ってこようがサファリハットでいい感じに「こなれた印象」を出せます。
よりリゾート感やリラックス感を出すなら、アロハやサンダルを活用してアーバンアウトドアな大人の休日コーデに仕上げてみるのもおすすめです。
中折れ帽|ソフトハット|フェドラ|センタークリース
カジュアルにもドレッシーにも崩せる帽子界の優等生
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ハット |
スタイル:キレイめ|カジュアル|ドレッシー |
おすすめポイント
- カジュアルコーデを程よくドレッシーな印象に変化させる一品
- キマリ過ぎたコーデも素材感で適度にカジュアルダウン可能
「ハット」と聞くと最初に思い浮かぶのはシルクハットかもしれませんが、ファッションアイテムとして最も一般的な「ハット」といえばこの中折れ帽(ソフトハット)です。
帽子の上部の「クラウン」が中に折れている形となっており、使用される素材も非常に多岐に渡ります。
最もドレッシーなスタイルはスムースレザーやスエードといった素材ですが、ファブリック系のタイプならドレッシーなコーデをカジュアルダウンさせる事にも使えます。
編み上げ素材のものは後述する「パナマ帽」に属します。
パナマ帽
夏の大人コーデやキマリすぎたスタイルの崩しにピッタリ!
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ハット |
スタイル:キレイめ|カジュアル|ドレッシー |
おすすめポイント
- カジュアルすぎる夏のコーデを大人っぽく仕上げる帽子
- キマり過ぎたドレスコーデのカジュアルダウンにも最適
定義的に言うと「エクアドルなどの中南米産のパナマ草(トキヤ草)を使用した帽子の総称」となりますが、ファッション的には麦わら系ストローハットを中折れ帽の形状にしたものをパナマハットと呼ぶことが多いようです。
実際にはボーラーハットやポークパイハットのような形状のスタイルも多いため、自分好みの帽子の形状が定まったらバナマハットスタイルのバリエーションを手に入れてみるのもおすすめです。
リゾート感が強めなスタイルなので、サンダル&ハーフパンツ&半袖シャツのような「ザ・リゾート」というスタイルだと街の雰囲気と似合わず浮いた感触になります。注意しましょう。
ストローハット|麦わら帽子
こなれた夏の大人スタイルといえば少年感漂うストローハット
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ハット |
スタイル:キレイめ|カジュアル |
おすすめポイント
- 夏休み感を上手に取り入れて遊び心のある大人の余裕を演出
- アウトドア系ハットと人気を二分する定番スタイル
パナマハットと同じく、定義的には形状ではなく素材の話なのですが、ファッション的には主に「サファリハットのワラ素材バージョン」といった感じのスタイルがストローハットと呼ばれる傾向です。
いわゆる「麦わら帽子」のことであり、素材の持つ「夏休み」っぽい雰囲気と、形状の持つ「大人っぽさ」をうまく扱えば、ヒネリとユーモアのある遊び上手な大人の余裕が演出できるアイテムです。
夏の装いをかなり涼しげに演出してくれますし、実際に夏にかぶる帽子としては最も風通しの良い部類になるので快適さも抜群。上手に取り入れて夏を快適に過ごしたいところです。
キャスケット|カスケット|ニュースボーイキャップ|レーニン帽
可愛らしさとオーセンティックな雰囲気が魅力の個性派アイテム
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ハンチング |
スタイル:キレイめ|カジュアル |
おすすめポイント
- 品の良い「少年感」がキレイめコーデを程よくカジュアルダウン
- ハンチングスタイルの上品なルックスが大人コーデにピッタリ
かなりハンチングよりのデザインから、マリンキャップなどに近いキャップよりの形状まで比較的振れ幅の大きい「キャスケット」。
イメージ的には「新聞配達の少年」が被っているあの帽子ですが、クラウンの部分とツバの間に隙間がないものほど大人っぽいコーディネートに合わせやすくなります。
カジュアルすぎるファッションに合わせると少年感が出過ぎてしまうので、キレイめな大人コーデの外しとして使ったり、男臭くなりがちなスタイルにフェミニン感で中和してみるのもおすすめです。
ハンチング|鳥打ち帽|プロムナード|モナコ
トラッドからストリートまで「大人の雰囲気」が魅力のスタイル
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ハンチング |
スタイル:キレイめ|カジュアル|スポーツ|ドレッシー |
おすすめポイント
- かぶるだけで程よく「カルチャー系」な雰囲気が出せる帽子
- ハットとベレーのいいとこ取りをしたようなデザイン
イギリスの上流階級な方々が乗馬や狩猟を楽しむ際にシルクハットでは機動性がよくないということで定着した、いわば「スポーツ用」の帽子。
そのスタイルからか、ドレス系などのキッチリとしたトラッドコーデはもちろん、スポーツミックスやビーボーイなどのストリートスタイルまであらゆるコーディネートのアクセントに使える守備範囲を誇ります。
ハンチングといえば「モナコ」と呼ばれる形状が一般的ですが、コロンとした感触のプロムナードと呼ばれる形状も人気です。
ベレー帽|バスクベレー|ミリタリーベレー
手軽に「雰囲気」と「個性」を出せる人気の定番スタイル
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ベレー |
スタイル:キレイめ|カジュアル |
おすすめポイント
- 定番スタイルの中では最も「個性」を出しやすい帽子
- ミリタリーベースのスタイルが幅広い守備範囲を持つ名品
「帽子」の原型とも言える非常にプリミティブな作りで、古代ギリシャでも現代におけるバスクベレーに非常に近い形の帽子をかぶっていたと言われています。
現代においてベレーというと画家や漫画家など芸術家たちが愛用した「バスクベレー」ですが、ストイックで貴賓のある「ミリタリーベレーもまた非常に人気の形です。
個性的で洒落た雰囲気を目指すならバスクベレーですが、ここ最近はミリタリーベレーをベースの形状にして記事やカラーをカジュアルテイストに仕上げたスタイルが特に人気となっています。
ボーラーハット|ダービーハット|山高帽
個性的で知的な印象とフォーマル感漂うスタイルが人気の帽子
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ハット |
スタイル:キレイめ|カジュアル|ドレッシー |
おすすめポイント
- シルクハットよりもどことなくカジュアルな印象
- キッチリ感やドレス感を遊び心を持ってプラスできる逸品
コーディネートにシルクハットを合わせるのはかなり個性派ですが、シルクハットのような「キッチリ感(フォーマル感)」で扱いやすいボーラーハットなら比較的コーディネートが容易です。
Tシャツジーンズなどのカジュアルコーデにさらっと合わせてギャップを作ってみたり、トラッドスタイルでこなれた雰囲気を演出してみるのにもおすすめです。
元々は1950年代あたりに狩猟の従者の帽子として使われており、競馬場などでよく用いられたという歴史があるため「紳士&スポーティ」な使い方にハマりやすいのも魅力です。
マウンテンハット|アドベンチャーハット|ブーニーハット|ジャングルハット
個性派スタイルだが意外と浮かない人気のスタイル
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ハット |
スタイル:キレイめ|カジュアル|ドレッシー |
おすすめポイント
- 帽子の中では1位2位を争う個性派だが意外と使いやすい
- シルクハットのように目立つが「コスプレ」っぽくならない
ごくごくシンプルなスタイルにアクセントとして取り入れることで、グッと「天才肌」な個性派コーデに変化されられるマウンテンハット。
その名の通り山のようにゴツゴツと複雑に変化した大型のクラウンが特徴的であり、ミュージシャンやアーティストなど個性的なスタイルを使いこなせる男性達から非常に人気の高い帽子です。
頭部に大きくボリュームを出せるため、ベーシックなファッションのシルエットを崩しやすく、体型や顔のコンプレックスを大きく誤魔化すことができるのも個性派でありながら非常に高い人気を誇る理由です。
ポークパイハット
使い勝手抜群!カジュアルにもドレッシーにも合わせられる名脇役
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ハット |
スタイル:キレイめ|カジュアル|スポーツ|ドレッシー |
おすすめポイント
- ハットに苦手意識のある男性でも取り入れやすい形状
- 堅苦しすぎずどこか涼しげで幅広いコーデに使える
形状としてはシルクハットのトップをそのままコンパクトにしたようなシルエットで、クラウンのトップがまるでポークパイのように凹んだ形をしているためこのような名前で呼ばれています。
古くは19世紀頃のイギリスで流行した形であり、1920年代にサイレント映画のスター「バスター・キートン」が映画で着用したことで大ブームになったとされています。
またポークパイハットの中でも、つまんだクラウンとトップが窪んだ「テラピンチ」と呼ばれる形状もあります。
シルクハット|トップハット|ビーバーハット|ハイカット
カラバリや素材感でカジュアルに個性を楽しむ隠れた人気スタイル
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:ハット |
スタイル:キレイめ|ドレッシー |
おすすめポイント
- コーディネートの主役をはれる強い存在感
- 最もフォーマルな帽子なのにカジュアルコーデと相性抜群
本来「シルクハット」といえば、ビーバーの毛皮を使ったビーバーハットが原型であり、シルクハットもまた絹糸を使用していることでこの名前で呼ばれている最高級の帽子。
実際にはモーニングやタキシードといった礼装に使用する帽子として「最もフォーマルなハット」という位置付けですが、ファッションアイテムとしてはリーズナブルなフェルト等の素材が一般的。
大型すぎるものやブラックカラーだとコスプレ感が出過ぎてしまうので、ニュアンス系の配色やコンパクトなサイジングを選んで「フォーマルの度の高いポークパイハット」のように使うのがおすすめです。
ディアストーカー|鹿撃ち帽|シャーロックハット
ウィメンズの個性派コーデに人気!男性向けでもジワジワ浸透中
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:キャップ |
スタイル:キレイめ|カジュアル|スポーツ |
おすすめポイント
- コスプレ感さえ脱出できれば非常に汎用性の高いキャップ
- 季節感のあるコーデに強く個性的なスタイルを演出
1891年に発表された「ボスコム渓谷の惨劇」の挿絵でシャーロックホームズが着用していた事から、男性のファッションとしてはコスプレ感が拭えず扱いにくい個性派スタイルの帽子です。
しかし昨今はウィメンズの秋冬コーデに登場する機会も多く、フライトキャップの流行もあって「フライトキャップよりも適度にトラッド」な雰囲気を求める方がディアストーカーに流れている様子。
ジャケットやタイと合わせるとコスプレっぽくなってしまうので、ミリタリールックなアイテムやボアジャケットなどのアウトドアスタイルに合わせて使ってみてください。
フライトキャップ|飛行帽|トラッパー|ケーバ帽子
トレンド感のある着こなしにマッチするボリュームが魅力の人気スタイル
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
系統:キャップ |
スタイル:キレイめ|カジュアル |
おすすめポイント
- 季節感を一気に加速させられる主役級のインパクト
- ミリタリーの野暮ったさとファーのリッチさが魅力
ここ数年爆発的に人気を伸ばしてきているフライトキャップ。パイロットスタイルのボンバーキャップ以外にも、ベースボールキャップに耳当てが着いたようなライトな感触のデザインも非常に人気です。
ベースはミリタリーアイテムなので、冬の定番であるボマージャケットやフィールドコートとの相性も良く、アメカジスタイルにも難なくコーディネートが可能な見た目より扱いやすいアイテムです。
また、ボアやファーがリュクス感を加速させてくれるため、カジュアルアイテムに組み合わせるだけでコーディネートがパッと華やぐてんも人気を集めています。
編集部が厳選する帽子おすすめベスト3はコレ!
本記事では【男性から人気のメンズ向けおすすめ帽子】をご紹介させて頂きました!
シーエッジ編集部が使い勝手の良さや合わせやすさからベスト3を選ぶなら
の3種類をおすすめします。
ご自身のライフスタイルや普段のコーディネートに合う帽子を見つけてみてくださいね!