香水業界でも1位2位を争う人気ブランド「ディオール(Dior)」のメンズ香水といえば、ディオールオムやソヴァージュ以外にも最高級ラインの「メゾン クリスチャン ディオール」にも熱視線です。
とりわけ「香水までコーディネートしてこそファッション」と言うおしゃれ上級者達からの支持は絶大であり、ディオールの服より先に香水を纏う事がおしゃれの1歩目なんて言われることすらあります。
今回はそんなディオールの香水について、多くの男性の心を掴んで止まない魅力をご紹介すると共に、ディオールの中でも特におすすめな人気の香水を厳選してご紹介します。
この記事では「周囲からの評価の高い香水」や「嫌がる人の少ない香り」にターゲットを絞って、香水初心者の男性でも安心して使用できる「これぞ定番!」な人気のおすすめメンズ香水をご紹介します。 今や男性の身嗜みの1つとなった「香水」。しかし無[…]
ドレス1枚に匹敵する香りを生み出すディオールの香水
クリスチャン・ディオールのファッション哲学の1つに「ファッションとは、服だけでは完結しない」というものがあり、彼はコレクションで香りや所作を含むあらゆることに徹底的な拘りを見せた史上初のデザイナーとも言われています。
1947年に誕生したディオール初の香水「ミス ディオール」は、ディオールのコーディネートは締め括りにこの香水を振りかけることによって完成すると言う哲学の元に作られました。
ディオールの初代メンズ香水である「オー ソヴァージュ」が誕生したのは1966年。以降「フレンチクラシックの真髄」とも言われるこの名香と共に、ディオールは数々の革命を起こしていきました。
「ドレス1枚に匹敵する香り」と称されるディオールの香水達。メンズのスーツが30万あたりなのに対し、フレグランスは1万円以下から手に入れることが可能です。
憧れのディオールの世界に、香水から足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
ディオールで人気のメンズ香水おすすめランキングTOP15
実際にディオールの香水を買おうと思うなら、まずこの定番モデルや注目の新作だけでも知ってからがおすすめ!と言える、人気の香水をランキング形式に15種類厳選しておすすめ致します。
- ソヴァージュ オードトワレ(Sauvage EDT)
- ファーレンハイト オードトワレ(Fahrenheit EDT)
- オー ソヴァージュ オードトワレ(Eau Sauvage EDT)
- ソヴァージュ パルファン(Sauvage Parfum)
- デューン プール オム オードトワレ(Dune Pour Homme EDT)
- ハイヤー エナジー オードトワレ(Higher Energy EDT)
- ディオールオム オードトワレ(Dior Homme EDT)
- ディオールオム スポーツ オードトワレ(Dior Homme Sport EDT)
- ディオールオム インテンス オードパルファン(Dior Homme Intense EDP)
- ハイヤー オードトワレ(Higher EDT)
- メゾン クリスチャン ディオール ラ コル ノワール(Maison Christian Dior La Colle Noire)
- メゾン クリスチャン ディオール スパイスブレンド(Maison Christian Dior Spice Blend)
- メゾン クリスチャン ディオール テ カシミア(Maison Christian Dior Thé Cachemire)
- メゾン クリスチャン ディオール ボア ダルジャン(Maison Christian Dior Bois d’Argent)
- メゾン クリスチャン ディオール ニュールック1947(Maison Christian Dior New Look 1947)
あくまで個人的な意見のおすすめランキングですが、大手通販サイトや香水専門店における売れ筋や人気も独自に調査し「失敗しない鉄板の人気香水」だけを厳選してご紹介しております。
是非初めてディオールの香水を購入する方は参考にしていただければと思います。
1位:ソヴァージュ オードトワレ(Sauvage EDT)
おすすめ香水ランキング1位のマス・メンズ・フレグランス代表格
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:カラブリアン|ベルガモット|ペッパー |
ミドルノート:ゼラニウム|ラベンダー|シセンペッパー |
ラストノート:アンブロクサン|ラブダナム|シダーウッド |
参考価格:¥14,000前後 |
おすすめポイント
- ほとんどの女性に嫌われない平凡な香りの「ど真ん中」というべき存在
- 時代や流行を超越した揺るぎない「男性」の姿を表現
ソヴァージュ オードトワレの口コミ・評価・レビュー
全ての香料の輪郭が曖昧で、何だか気の抜けた雰囲気のままミドルまで展開する印象。ラストにいくにしたがって、男の地肌の匂いにほんのり甘さがのったような香りがずっと長く続く。これは、その男の体臭に寄り添い、それをよりよく感じさせるような香水、という提案だろうか?(40代|男性)
2位:ファーレンハイト オードトワレ(Fahrenheit EDT)
おすすめ香水ランキング2位の機械に心が生まれるような香り
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:ベルガモット|ラベンダー|レモン|キンモクセイ|マンダリン |
ミドルノート:ジャスミン|スズラン|シダーウッド|サンダルウッド|バイオレット |
ラストノート:アンバー|パチュリ|レザー|ムスク |
参考価格:¥10,000前後 |
おすすめポイント
- 女性の心を捕らえて離さない「メンズ・フレグランスの至宝」と称される逸品
- 透明感のあるウッディを与える「イソEスーパー」を採用した香水の原点
ファーレンハイト オードトワレの口コミ・評価・レビュー
付けてから8時間以上も香り、持続性は長め。全体で見ると、トップの冷たい青臭いグリーン香が、どんどん温かくスモーキーなウッディ&レザーに変化していくが、終始ベースのベチバーやパチョリの香りが感じられるので、アーシーさを保ったまま温度が高くなっていくイメージ。(40代|男性)
3位:オー ソヴァージュ オードトワレ(Eau Sauvage EDT)
おすすめ香水ランキング3位のディオールを代表する不屈の名作
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:ベルガモット|レモン|バジル|ラベンダー|フルーツノート |
ミドルノート:ジャスミン|パチョリ|カーネーション|コリアンダー|アイリス|サンダルウッド |
ラストノート:オークモス|アンバー|ムスク |
参考価格:¥10,000前後 |
おすすめポイント
- 香水市場初めて「ヘディオン」を採用し、永遠のメンズフレグランスになった傑作
- ルカ・トゥリンを筆頭に香水界の著名人から最も高く評価されている名作の1つ
オー ソヴァージュ オードトワレの口コミ・評価・レビュー
欧米ではいまだにベストセラーなオーソバージュだけれど、日本では特に女性の評価で賛否両論あるようだ。苦手な方いわく「トニック臭、オヤジ臭」。昭和の頃にリリースされた日本のメンズコスメのほとんどの香りが、実はこのオーソバージュに影響を受けて作られていたからだと思う。(40代|男性)
4位:ソヴァージュ パルファン(Sauvage Parfum)
おすすめ香水ランキング4位の今最も注目されているディオールの新作
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:ベルガモット|マンダリンオレンジ|エレミ |
ミドルノート:シダーウッド|サンダルウッド |
ラストノート:トンカビーン|オリバナム|バニラ |
参考価格:¥13,000前後 |
おすすめポイント
- EDTよりもバニラの甘さを強く感じる濃厚で官能的な香り
- なめらかなオリエンタルと強烈な爽快感をもたらす意欲作
ソヴァージュ パルファンの口コミ・評価・レビュー
主人用に購入しました。スパイシーで大人の男性にはピッタリな香りだと思います。女性からの人気NO.1の香りだそうです。香りは好みがあるからプレゼントには難しいですが、嫌な香りではなく私は好きです。ただ、仕事にもプライベートにもすこし使いづらいような感じなので無理して買ってちょっと後悔した感じがします!!(30代|女性)
5位:デューン プール オム オードトワレ(Dune Pour Homme EDT)
おすすめ香水ランキング5位の極上の透明感を持つ名作
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:カシス|フィグリーフ|バジル|セージ |
ミドルノート:フィグの樹の樹皮|モクセイソウ|ローズ |
ラストノート:サンダルウッド|トンカビーン|バニラ|シダー|ムスク |
参考価格:¥10,000前後 |
おすすめポイント
- レモンの葉のような爽やかさと甘く石鹸のようなフローラルドライダウンが特徴
- 好事家な方々からも評価の高い「ディオールメンズフレグランス」の隠れた名作
デューン プール オム オードトワレの口コミ・評価・レビュー
爽やかな中にも落ち着きのある癒し系。マリンは苦手だけど、これなら平気。ユニセックスで使えると思います。ただ、使い込むうちに、マリン特有の甘さが重く感じる時があって。マリン系にしてはかなり自然な香調だけど、所詮マリンの人工的な部分は払拭しきれないのかも。(30代|男性)
6位:ハイヤー エナジー オードトワレ(Higher Energy EDT)
おすすめ香水ランキング6位の日本人に人気な「無個性系」フレグランス
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:パイナップル|メロン|ジュニパーベリー|ミント|グレープフルーツ |
ミドルノート:ナツメグ|インセンス|ブラックペッパー |
ラストノート:ラブダナム|サンダルウッド|ムスク|オークモス|ベチバー|シダー |
参考価格:¥10,000前後 |
おすすめポイント
- トップのシトラスが強めに香るエネルギッシュなビジネススタイルの香り
- 良い意味で「気付かれない香り」が現代日本のトレンドにマッチ
ハイヤー エナジー オードトワレの口コミ・評価・レビュー
息子が会社にシャネルのブルーをつけて行ったら、「香りが強いね」と上司に注意されたらしく、以来ハイヤーエナジーの方のみが仕事用になりました。爽やかで万人受けするのはブルーよりハイヤーエナジーだという事で、仕事ではこれしかつけなくなりました。大学生の時から7年間好きでいつづけた、いわゆるでしゃばらない香りだと再確認。(50代|女性)
7位:ディオールオム オードトワレ(Dior Homme EDT)
おすすめ香水ランキング7位のタイムレスな忘れられない香り
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:(2011)ラベンダー|セージ|ベルガモット|グアテマラ|カルダモン |
ミドルノート:(2011)アイリス|アンバー|カカオ |
ラストノート:(2011)ベチバー |
参考価格:¥10,000前後 |
おすすめポイント
- シウッドノートにレザーやベチバーとスモーキーを織り交ぜて男らしくも繊細な男性像
- 「アイリス」を男性用フローラルとして表現させた天才的な名作フレグランス
ディオールオム オードトワレの口コミ・評価・レビュー
ディオールオムの前半は、暗い冬を思わせるアイリス&ココア。けれど、後半は、春のまばゆい日差しの中、コートを脱いで、軽やかな足取りで街を歩き始めるような明るいフローラルムスクに変わる。気が付くと、香り全体がさらに明るくなっていて、輝きを増した温かなムスキーで消失する。(40代|男性)
8位:ディオールオム スポーツ オードトワレ(Dior Homme Sport EDT)
おすすめ香水ランキング8位の過去最高レベルなシトラスシャワー
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:グレープフルーツ|ブラッドオレンジ|シトロンエッセンス|レモン|梨 |
ミドルノート:ピンクペッパーエクストラクト|ナツメグ|ゼラニウム |
ラストノート:ベチバー|サンダルウッド |
参考価格:¥10,000前後 |
おすすめポイント
- オリジナルの2008や2012を凌駕するシトラスシャワーが魅力のフレグランス
- 従来の「スポーツ」というイメージより都会的で洗練された印象の香り
ディオールオム スポーツ オードトワレの口コミ・評価・レビュー
1日の終わりに、何気にふわっと身体に馴染んだラストノートが香ってきたのですが、良い匂いでした。一種の驚きですね。ちょっと甘さのある、なんとも言えない上品な匂い。さすがディオール。フレッシュだから、春夏には丁度良いのですが。真夏にもイケます。秋冬でもイケますね。個人的にカルバンクラインのCKワンに似てると思いました。(40代|男性)
9位:ディオールオム インテンス オードパルファン(Dior Homme Intense EDP)
おすすめ香水ランキング9位の★★★
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:ラベンダー |
ミドルノート:イリス|ハイビスカス |
ラストノート:ヴァージニアシダー|ベチバー |
参考価格:¥10,000前後 |
おすすめポイント
- 日本未発売ですがネットショップの並行輸入などで非常に人気の高い香り
- ディオールオムをベースにさらに力強くアレンジした濃厚な香りが魅力
ディオールオム インテンス オードパルファンの口コミ・評価・レビュー
インテンスの名の通り、香りはEDTバージョンを更に濃縮した感じです。トップのラベンダーは直ぐに消え、ミドルノートのアイリスが表れたかな?と思うと、更にそこからベースノートのアンバーやヴァニラのパウダリーながらもウッディな香りになります。この辺は流石ディオールと言いたくなるような、単に甘いだけではなく、複合的な奥深い香りです。(40代|男性)
10位:ハイヤー オードトワレ(Higher EDT)
おすすめ香水ランキング10位の軽快なフルーツのフレグランス
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:ピーチ|バジル|レモン|洋梨 |
ミドルノート:ローズマリー|サイプレス|ペッパー|カルダモン |
ラストノート:ムスク|ペアウッド|シダー |
参考価格:¥10,000前後 |
おすすめポイント
- 少々機嫌の悪そうな涼しい洋梨に始まるスポーティなフゼア系
- スーツを脱ぎ捨てた都会の若者たちの新世紀の香りというイメージ
ハイヤー オードトワレの口コミ・評価・レビュー
「私は唯一無二の存在!ここにいるのよ!感じて!」的なアプローチの強いクリスチャン・ディオールの香水ラインにあって、このメンズ・フレグランスは、とても穏やかなアピール。30代より上の、ちょっと仕事にも遊びにも余裕が見える、小粋なビジネスマンのスーツから漂ってきて欲しいかな。(50代|男性)
11位:メゾン クリスチャン ディオール ラ コル ノワール(Maison Christian Dior La Colle Noire)
おすすめ香水ランキング11位のクリスチャンディオール「御本尊」
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:レモン|ブラックカラント |
ミドルノート:ローズ・ドゥ・メ|スズラン|ピーチ|ピオニー|ラズベリー |
ラストノート:ハニー|アンバーウッド|アガーウッド|サンダルウッド|ホワイトムスク |
参考価格:¥12,000前後 |
おすすめポイント
- 何成し遂げる決意と充実感を与えてくれる「明日を生きる」香り
- ディオールが最も愛した花と庭園をコンセプトにしたフローラルな香り
メゾン クリスチャン ディオール ラ コル ノワールの口コミ・評価・レビュー
高価なローズアブソリュートを使用しつつも、丁寧に自然な薔薇の香りを再現しようと試みた大人のローズといった印象。しっとりとしたみずみずしい薔薇の柔らかい香り。ローズの背後からわずかにクリーミーなノート、ベチバーを思わせる湿った土っぽい香り、高級なレザーっぽいタッチなどもうかがえる。樹脂の香に近いような雰囲気を感じさせながら、ゆっくりと減衰してゆく。(40代|男性)
12位:メゾン クリスチャン ディオール スパイスブレンド(Maison Christian Dior Spice Blend)
おすすめ香水ランキング11位の定番顔なオリエンタルスパイシー
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:ラム|ジンジャー |
ミドルノート:ピンクペッパー|ブラックペッパー|ナツメグ|シナモン|クローブ|コリアンダー |
ラストノート:セントトーマス・ベイ・リーフ |
参考価格:¥12,000前後 |
おすすめポイント
- 最も扱いにくいテイストなのに普遍的に使用できる汎用スパイシー
- エキゾチックでノスタルジックな優しい甘辛さが魅力
メゾン クリスチャン ディオール スパイスブレンドの口コミ・評価・レビュー
ベースはスパイシー・ウッディ。ベイリーフを中心にしたホットスパイシーやナツメグが、ラムやシナモンの甘さを引き立たせる。ベースはセダーウッド、ベチバーの淡いウッディの香り。ラムをキャンパス地にすることで、辛いスパイス、フレッシュなスパイス、そしてシナモンなどの色とりどりなスパイスミックスを、鮮やかに引き立たせたような非常にユニークな香りだと感じる。(40代|男性)
13位:メゾン クリスチャン ディオール テ カシミア(Maison Christian Dior Thé Cachemire)
おすすめ香水ランキング13位の上品で落ち着いた印象な白茶の香り
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:ベルガモット|ビターオレンジ|レモン|プチグレン |
ミドルノート:ローズ|白茶|ハニーサックル|マグノリア|ブラックカラント|ヘディオン |
ラストノート:イシEスーパー|マテ|ムスク|スモーク|ニオイイリス |
参考価格:¥12,000前後 |
おすすめポイント
- ブルガリのオパフメを彷彿とさせる白茶がベースの贅沢で上品な香り
- 非常に幅広いシーンで使えて悪目立ちしない落ち着いたティノート
メゾン クリスチャン ディオール テ カシミアの口コミ・評価・レビュー
カシミアを思わせる、冬にぴったりの、きめ細かく柔らなティノートをイメージすると、思い切り裏切られる。最後の最後には柔らかいクリーミーでビターな紅茶感があるものの、トップからミドルはかなり爽やかで明るい香り。嗜好はとても良いため、少し鼻に付くキンキンとしたグリーンノートさえ気にならなければ、高温多湿な梅雨から真夏にかけて活躍するのではと感じる。(40代|男性)
14位:メゾン クリスチャン ディオール ボア ダルジャン(Maison Christian Dior Bois d’Argent)
おすすめ香水ランキング14位の「白いシャツ」のような香水
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
シングルノート:アイリス|ムスク|ミルラ|フローラルノーツ |
参考価格:¥10,000前後 |
おすすめポイント
- 高貴なフローラルと張り詰めた端正な柔らかさ両方を演じきる名香
- ディオールの香水では「隠れた名香」と歌われるアーモンドウッディ
メゾン クリスチャン ディオール ボア ダルジャンの口コミ・評価・レビュー
つけるとアイリスのフレッシュさがパッとたち、続いてパウダリーな部分がふんわりと、そしてすぐに根っこなのでしょうか、土っぽいほんの少しえぐみのある香りに続いていきます。その変化がなんとも言えずに魅力的で毎回癒されます。そのあとは柔らかいムスクに連なってふ~っと落ち着いた柔らかい、しかも甘くはない香りに収斂していきます。(50代|女性)
15位:メゾン クリスチャン ディオール ニュールック1947(Maison Christian Dior New Look 1947)
おすすめ香水ランキング15位のディオール最高峰と称されるフローラル
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
トップノート:ピンクペッパー |
ミドルノート:ターキッシュローズ|ジャスミン|チューベローズ|イランイラン|ガーデニア|アイリス |
ラストノート:ベンゾイン|バニラ |
参考価格:¥12,000前後 |
おすすめポイント
- ディオールのエレガンスを最も「らしく」表現したオリエンタル・フローラル
- クラシカルなフェミニンさの漂うユニセックスな透明感が魅力
メゾン クリスチャン ディオール ニュールック1947の口コミ・評価・レビュー
トップでバニラのような甘さのイランイランやチュベローズ、そしてアイリスを強く、更に奥にベンゾイン。これらは一瞬でクラシカルフェミニンな、まさに1947年?的な空気を創るため「年より」っぽく感じますが、ここが意外とクセになります。(30代|女性)
ディオールの香水が男性に愛され続ける3つの魅力
なぜディオールの香水が日本の男性達から高く支持されているのでしょうか?
その理由は以下の3つに集約されると言えます。
他にもディオールの魅力は語り足りないほどございますが、あまり長くなると申し訳ないので厳選に厳選を重ねて3つだけご紹介致します。
日本のコスメカウンターにおける圧倒的人気ブランドの1つ
日本のコスメにおける「2大巨頭」といえば、シャネルとディオールの2つです。
それはメンズ香水においても同じことであり、この2つには「良い香水である」という以前に「自分はディオールの香水を使用している男である」という付加価値が乗っかります。
こう聞くと「いやいや、香水のビッグブランドは他にもあるでしょ!」という好事家が居るかもしれません。
どんなことに関してもそうですが「本物の証明」というのは、本物の価値が理解できる層だけでなく、本物を理解することの出来ない層にも突き刺さってこそと言えるのではないでしょうか?
ディオールは、名香と誉高い数々の香水の遺産を持ちながらも、最強のマーケティング集団にによって生み出された戦略により「マス・フレグランス」という側面も持ち合わせています。
まさに「本物のブランド」です。
どの香水を選べば良いか迷っている男性にとって、ディオールは最も間違いのないブランドと言って過言ではないでしょう。
5つの「香水革命」を成し遂げた名門中の名門
「香水」と聞いて最初に思い浮かべるブランドといえばどこでしょうか?
人気の高いブルガリ?カルバンクライン?2020年以降はドルチェ&ガッバーナなんかも真っ先に名前のあがるブランドかもしれません。
しかし、香水業界の方なら「ディオール」は真っ先にあがるブランドの1つ。なぜなら誕生当時から現代に至るまで「香りのトレンドを作っているブランド」といえばディオールだからです。
- 1947年|「ミス ディオール」によるシプレ革命
- 1956年|「ディオリッシモ」によるスズラン革命
- 1966年|「オー ソバージュ」によるヘディオン革命
- 1985年|「プワゾン」による毒リンゴ革命
- 1999年|「ジャドール」による黄金調教革命
ディオールは、「シプレ系」と呼ばれるジャンルを確率し、天然香料の抽出できないスズランを使った芸術品とも呼べる香水を生み出し時代のトレンドを牽引。
合成香料のヘディオンによりフレグランス業界の一大革命と言われる繊細な表現を可能とし、香水に最も相応しくない「毒」の名前が付けられたプワゾンはここ日本でも大ヒットし世界中を席巻。
そして1999年には「黄金」の香りを表現することに成功し、現在は伝説の名香「シャネルNo.5」を追い抜くほどの人気を獲得しているブランドになりました。
この「香水のトレンドを牽引する力」もまた、ディオールの香水が支持される理由と言えるでしょう。
コスパに優れた「本物」を生み出す超一流の専属調香師
ディオールでは2006年より、シャネルで29年間ジャック・ポルジュの補佐をつとめていたフランソワ・ドゥマシーが専属調香師に就任しており、「ミスターディオール」と言えば彼のことを指します。
彼の優れている点はなんと言っても、高価で希少価値の高い香料を使って香水を作る事を好まず、天然香料の効果と個性を高めるために戦略的に合成香料を使用し、品質の維持がしやすい最高の香水を生み出すところでしょう。
フランソワ・ドゥマシーいわく、シャネルとディオールの違いは「シャネルは花が好きではなかったためにシャネルの香水はフローラ理よりも抽象的な香り」である点との事。
その言葉通り、ディオールと彼はフランスのグラースにあるバラの有機農園2つと独占契約を結んでおり、それは優れた香料となると同時にグラースにおける香料用の花裁判の復活を手助けにもなっており、現在は契約農園時代も拡大しています。
ゲラン・KENZO・ジバンシィ・アクアディパルマ・ロエベ・フェンディと言った名だたるブランドを傘下におさめるLVMHのフレグランス部門においてスーバーバイザーをも兼任する彼が専属だからこそ、ディオールの香水は高く支持されているとも言えるでしょう。
ディオールの香水の評価や匂いの評判について
ディオールの香水はクオリティもさることながらブランドイメージもすこぶるよく、ほとんどの方から良い評判です。
特に「匂い」に関する評判の良さは筆舌に尽し難く、そのどれもが「ディオール帝国」と呼ばれるに相応しい世界観を持って、多くの男性を魅了し、そして女性からの評判を獲得しています。
とはいうものの、香水マニアや好事家からはあまり評判が良くないご様子。
特に言われているのは「コスメカウンターにおけるBA(美容部員|ビューティーアドバイザー)のフレグランスIQの低さ」です。
それに加えてここ数年のディオールはフレグランスの名前をコロコロと変えたりマイナーチェンジを重ねる事で消費者を撹乱し、次々と新作を生み出してそれが評価されているかのようなマーケティングを仕掛けてます。
この2つによって「満足のいくフレグランスと出会えない」という意見です。
しかし、この部分に対してディオールは2018年から「メゾン クリスチャン ディオール」という、最高級フレグランスコレクションと販売形態により「息を吹き返した」とも言われています。(だた国内の販売店の評価はイマイチ)
実際のところ、現在の専属調香師のフランソワ・ドゥマシーが「昔の10倍以上リリースされている」と言われる通り、ディオールのフレグランスはもう「何が何だかよくわからない」ほどに種類が膨れ上がっていました。
それをしっかりと整理し、過去のレガシーを含め、「真のディオール(真のフランソワ・ドゥマシー)」として展開されるフレグランスラインには非常に注目が集まっています。
男性向け!ディオールの香水の種類と選び方
おさらい!香水選びの基礎知識まとめ
- 「パルファン」>「トワレ」>「コロン」の順に濃度が下がる
- 「オード(オーデ)」がつくとさらに濃度が下がる
- メンズは「オードトワレ(EDT)」と「オーデコロン(EDC)」が主流
- 濃度が高いと長時間持続するが、濃度が低い方が手軽に使える
- 香りの系統は着用者の印象や季節などのTPOに合わせて選ぶ
- ビジネスシーンは「ハーバル系」や「ウッディ系」がおすすめ
- 爽やかな香りは若者向け・甘い系や辛い系は40代以降向け
香りの変化に関する基礎知識
- トップノート|使用から30分までに強く感じる香り
- ミドルノート|トップノートの後に1~4時間程度感じる香り
- ラストノート|使用から2時間後以降に感じ始める香り
香水の匂いの系統の基礎知識まとめ
- 柑橘などの「フレッシュ系」は好青年でスポーティな印象|夏
- 植物などの「ハーバル系(シプレ系・フゼア系)」は清々しく知的な印象|春・秋
- お花を中心とした「フローラル系」は上品でエレガントな印象|春
- 白檀などの「ウッディ系」は落ち着きのある印象で男性向けの定番|秋・冬
- スパイスなどの「オリエンタル系(グルマン系)」はダンディな印象|秋・冬
- 清涼感のある「マリン系(アクア系・オゾン系)」は半袖の男性の定番|夏
基本的な「香水の選び方」についておさらいしたところで、ここからは男性がディオールの香水を選ぶ際に知っておきたい種類やポイントについてご紹介致します。
それぞれの項目については以下で詳しくご紹介しています。
「良い匂いのする男はモテる」というのは世界の常識。有名メゾンでは「香水は1着のドレスに相当する」とも言われており、その人の印象をファッションと同じくらい左右するポイントです。 しかし間違っちゃいけないのは「いい匂い」と「自分に似合う匂[…]
ディオールのメンズ向け定番香水から選ぶ
男性から人気の高いディオールのメンズ向け定番香水といえば以下の物が有名です。
まずなんと言っても、ディオールを代表するメンズ香水といえば「ソヴァージュ」コレクションです。歴史的傑作と言われる「オー ソヴァージュ」と現代的な「ソヴァージュ(EDT/EDP)」に分けられますが、どちらも「男のド定番」です。
エネルギッシュで軽やかな都会的フレグランスが好きな方にはハイヤーを、セクシーな印象を纏いたい方はディオールオム のコレクションを見ていくのがおすすめです。
メゾン クリスチャン ディオールとは?
昨今注目度が上がってきているディオールのフレグランスにおける最高級コレクションが「メゾン クリスチャン ディオール」です。
基本的には女性向けとして展開されていますが、ユニセックスに使えるどころからかなりメンズ寄りな展開も多く、香水好きな男性の間では「みんな知ってる」定番として親しまれています。
- メゾン クリスチャン ディオール ラ コル ノワール(Maison Christian Dior La Colle Noire)
- メゾン クリスチャン ディオール スパイスブレンド(Maison Christian Dior Spice Blend)
- メゾン クリスチャン ディオール テ カシミア(Maison Christian Dior Thé Cachemire)
- メゾン クリスチャン ディオール ボア ダルジャン(Maison Christian Dior Bois d’Argent)
- メゾン クリスチャン ディオール ニュールック1947(Maison Christian Dior New Look 1947)
特に「男性からの支持が高い」のは上述の5種類です。
2020年現在、表参道ヒルズとギンザシックスにあるブティック、日本橋高島屋、仙台藤崎、心斎橋大丸、もしくはオンラインでしか購入できないディオールのエクスクルーシブラインとなっています。
ディオールのメンズ向け新作香水から選ぶ
香りで差をつけるなら、街に溢れる定番の香りよりも新作に挑戦するのがおすすめです。
男性から人気の高いディオールのメンズ向け新作香水をリストアップしましたので、そちらをチェックしてみてください。
今、ディオールのメンズ香水で最も新しい香りといえば上述の2種類です。
ソヴァージュは以前より展開されている人気コレクションですが新しくパルファンという香水の中でも最も濃度の高いカテゴリーのタイプが仲間入りしました。
濃度が高いのは持続時間が長くなるだけでなく、香りのテイストもかなり変化します。
パルファンは特にミドルノートからバニラが強く主張し、オードトワレやオードパルファンに比べて「甘く濃厚」な大人の上品さを演出してくれるので、選ぶ際に覚えておくと良いでしょう。
また、最新作のディオールオム オードトワレの人気も非常に高く、ソヴァージュ オードトワレを愛用していた方々にも評判が良い様子。こちらも合わせて要チェックな1本と言えるでしょう。
ディオール初心者の男性は香水セットやサンプル買いに注目!
ディオールの香水を色々使ってから、本格的な30mlや50mlと言ったサイズを購入したい。という男性には、ミニボトルを集めた香水セットや、サンプルセットと呼ばれる物を選ぶのがおすすめです。
20ml以下のミニボトルについては定番モデル以外だと展開されていない事があったり、ブランドによっては「公式では展開されていない」というケースもあります。
新作の香水はセット販売されていない事も多いですが、ディオールのメンズ向け定番銘柄であればセットで試せる「ギフト」や「サンプル」が展開されていますので、そちらをチェックしてみるのがおすすめです。
ディオールの香水に関する気になる質問
取扱店を限定している香水もあれば、近所のディスカウントショップでも手に入る香水もあるディオールは、香水初心者の男性にとって自分に合う香水を見つけにくいブランドかもしれません。
そこで、ディオールの香水を購入する際や使用する際に知っておきたいポイントをまとめました!
それぞれ以下で簡単にご紹介いたしますので、ディオールの香水の購入を検討している方は覚えておくと安心です。
ディオールの香水の上手な付け方:メンズ編
1箇所に何度もプッシュして体全体に振り撒いたり、香水を持ち歩いて何度も付け直したり、TOPを考えずに飲食店や会議室で強い匂いを漂わせたり、体臭を誤魔化すための消臭剤代わりに香水を使ったりしていませんか?
実はこれ、全部「NGな香水の付け方」なのです。
それはもちろんディオールの香水だって同じ事。まずは香水の上手な付け方についておさらいしてみましょう!
香水の付け方|基礎知識
- 香水は1箇所に1プッシュが鉄則
- 待ち合わせ30分前の使用が最も良い香りになるベストタイミング
- しっかり香らせたいときは体温の高い「首筋|手首|肘」
- ふんわり香らせたいときは上昇特性を生かし「腰・膝裏・足首」
- 香水はアルコールなので髪の毛や顔には使わない
- ワキや足裏など汗をかきやすい場所は悪臭化するので要注意
- 香水を付け過ぎた時は無水アルコールやエタノールで拭き取る
香水は使用を続けると鼻が鈍麻し、自分の嗅覚では「正しい香水の濃さ」が理解できなくなってしまうため、自分の鼻だけを頼りに調整している方は知らないうちに周囲から「香害男」と陰口を言われているかもしれません。 そこで重要になるのは「香水の濃[…]
ディオールのメンズ香水はどこで買える?取り扱い店舗まとめ
ディオールの香水なのでディオールのお店に行くのが手っ取り早いとも思えますが、意外とディオールの基幹店などでは最新作以外おいていなかったり、敷居が高くて入りにくいという事もあるでしょう。
香水はディオールの商品の中でも比較的手に入るお店が多いアイテムの1つ。
特に有名なのは
- 大型のドラッグストア
- ドンキホーテ等のディスカウントショップ
- ビックカメラやヨドバシ等の家電量販店
- デパート等の高級百貨店
- ロフトやヴィレッジヴァンガード等の雑貨屋
- 香水専門店
といったお店です。
また、ディオールの香水を買うとなると安い買い物ではないため、実際に香りを体験してないとなかなか買う気になれないという点は避けられませんが、アマゾンや楽天と言ったオンラインショッピングでも比較的手軽に手に入ります。
香水の専門店であれば、自分好みの香りを見つけられるのは勿論のこと、場面や雰囲気に合わせたベストな香水選びを相談する事もできますので、初心者の男性にはとてもおすすめです。
また、ディオールでは2019年から阪急メンズ東京にてブランド史上初のメンズ向けビューティーカウンターを世界に先んじてオープンしています。
もちろんフレグランスの提案もしてもらえるので、興味のある方はそちらも是非。
ディオールの香水を愛用している芸能人&有名人は?
有名人のSNSやバラエティ番組内で交わされたエピソードを元に、ディオールの香水を愛用している芸能人についてざっくりとご紹介致します。
- 岩田 剛典|ソヴァージュ オードトワレ(Sauvage EDT)
- 登坂 広臣|ソヴァージュ オードトワレ(Sauvage EDT)
- NAOTO|ソヴァージュ オードトワレ(Sauvage EDT)
- ラウール|ソヴァージュ オードトワレ(Sauvage EDT)
- 岡田 健史|ソヴァージュ オードトワレ(Sauvage EDT)
- kemio|ディオールオム オードトワレ(Dior Homme EDT)
- 中田 英寿|ディオールオム オードトワレ(Dior Homme EDT)
- 木村 拓也|ディオールオム オードトワレ(Dior Homme EDT)
- 吉沢 亮|ディオールオム オードトワレ(Dior Homme EDT)
- 小泉 孝太郎|アイ ラブ ディオール オードトワレ(I love dior EDT)
- 北山 宏光|シャドール オードパルファン(J’adore EDP)
- 伊勢谷 友介|メゾン クリスチャン ディオール テ カシミア(Maison Christian Dior Thé Cachemire)
中には公式のアンバサダーも含まれていたり、間違っている情報もあるかもしれません、あくまで参考までにどうぞ。
編集部が厳選するディオールの香水おすすめベスト3はコレ!
本記事では【ディオールで人気のメンズ向けおすすめ香水】をご紹介させて頂きました!
シーエッジ編集部が使い勝手の良さや合わせやすさからベスト3を選ぶなら
の3種類をおすすめします。
ご自身のライフスタイルやご自身の印象に合うディオールの香水を見つけてみてくださいね!