今更聞けない!ハンターの人気レインブーツ&おすすめ定番モデル8選

今や世界的に見てもレインブーツの代名詞的存在となったゴム製ブーツブランド「ハンター(HUNTER)」。

英国王室御用達の称号であるロイヤル・ワラントを与えられるほどのイギリスを代表するブランドであり、膝丈のロングブーツから短靴型の防水レザーシューズまで、多種多様なレインブーツ・レインシューズを手掛けています。

2005年のビッグブーム以来、日本でも「オシャレなレインブーツ」として完全に定着したこのブランドについて、一体どんなところが人気なのか特徴や魅力を解説するとともに、同ブランドからおすすめのレインブーツを厳選してご紹介致します。

編集部
ダンディズムを持つ大人の男たちが愛用するレインブーツといえばこのブランドです。歴史に裏打ちされたブリティッシュトラッドなデザインの数々は、1足持っておくだけで雨の日でもおしゃれを楽しむことができます。

世界最高峰ブランド。ハンターってどんなブランド?

2005年にイギリスで行われた世界最大規模の野外音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル」。15万人の観客が来場するこのイベントで、ケイト・モスがハンターのレインブーツを着用している姿がキャッチされた事で世界的なブームとなりました。

そんな、スコットランド発祥のゴム製ブーツブランド「ハンター(HUNTER)」。

原点となったのは、1856年にヘンリー・リー・ノリスが設立した「ノース・ブリティッシュ・ラバー・カンパニー」というラバーブーツ等のゴム製品を製造する会社で、堅牢なブーツは発売後すぐにワークブーツとして人気が定着し、10年後には500人規模の会社へと成長しました。

ブーツ本体を丸ごと液体天然ゴムに浸けて形成する製法により、ゴムの継ぎ目がなく高い防水性を発揮する点や、日本人に馴染み深い「いわゆるゴム長靴」と違い、足の形にフィットしたデザインが優美さとホールド感を両立しています。

編集部
その高い美脚効果から、日本では女性を中心に浸透していったイメージがあります。しかしファッション界のカリスマであるニックウースターなんかも愛用しているとあって、徐々にメンズファッションのアイテムとしても人気が高まってきています。

2大ブランド。英のハンターと仏のエーグルどっちがおすすめ?

いわゆる「ゴム長靴」的なレインブーツといえば「ハンター(HUNTER)」と「エーグル(AIGLE)」が2大ブランドとして君臨しています。

ハンターもエーグルも両者ともに19世紀に設立された老舗中の老舗。しかしハンターがイギリスで生まれたのに対し、エーグルはフランスで誕生しました。

この違いは製品の表情に大きく現れており、ハンターがイギリスの厳しい気候条件の下で軍用ブーツとしての使用にふさわしい機能性と耐久性を重視したヘビーデューティーな作りなのに対し、エーグルはイギリスに比べると温暖な気候の農村地域にすむ農作業用ブーツとして開発され、ファッションの本場で磨かれた優雅な作りをしています。

編集部
そういった背景からも、本当に若干ですが男性支持率はハンターの方が高いように思えます。

世界中で愛されるハンターのレインブーツ3つの魅力

ハンターのレインブーツの魅力とは何か?それは以下の3点に集約されます。

  1. 英国陸軍も採用した頑強な作り
  2. 最高品質の証である英国王室御用達の称号を獲得
  3. シンプルでダンディなブリティッシュトラッド

それでは上述した3点の魅力について、それぞれ少しずつ掘り下げてご紹介いたします。

英国陸軍も採用した頑強な作り

1914年に始まった第一次世界大戦によって爆発的に増加したラバーブーツの需要。これに答えるためにハンターの工場は24時間体制で可動し、戦時中だけで1,185,036足ものラバーブーツを陸軍省に降ろしたと言われています。

ハンターの生み出した頑強なラバーブーツは防護用品として英国陸軍から高く評価され、1939年から始まった第二次世界大戦においてもラバーブーツの製造を陸軍省から受注しており、戦後は配給品のブーツを作業用に使用する者も多く、これにより「ハンターのブーツ」というのがイギリス中に広く知れ渡る事となりました。

現在使用されている靴型も1959年から変わらない英国陸軍の足元を守った形と同じものが使用されており、28個に及ぶパーツを用いて作られています。

ブーツ本体を丸ごと液体天然ゴムに浸けて形成する事で、爪先から履き口まで一切継ぎ目のない「水の侵入を一切許さぬ設計」となっており、現在でも軽作業用のブーツとしてはもちろん、猟師、ジョッキー、ガーデナーといった方がから高く支持されています。

編集部
現代において「ぬかるみで激しく動く必要がある場面」といえば野外フェスですね。フジロックなんかの天気が荒れやすいイベントでは大活躍間違いなしの1足として定番品になっています。 

最高品質の証である英国王室御用達の称号を獲得

ハンターのラバーブーツが「一級品の履き物」として認められたのは1959年に発表した「オリジナル・グリーン・ウエリントンブーツ」が発端でした。

現在でもハンターのブーツ製造に使用される靴型のルーツがここにあり、当時としては非常に画期的な「足の健康を考慮した靴型」によって作られる、抜群の快適さとフィット感を追求したデザインが特徴のラバーブーツでした。

現在でも滑りの良いライニングやカップインソールの採用など「履き心地」においても妥協のない物づくりが魅力のハンターですが、1977年にはその履き物としての完成度の高さを認められ、エジンバラ公からのロイヤル・ワラントの称号を与えられ、続く1986年にはエリザベス女王からもロイヤル・ワラントの称号を授与されています。

そして1981年に亡きダイアナ元英国皇太子妃が、チャールズ皇太子との婚約中の写真の中でハンターのラバーブーツを愛用している姿が確認されたことにより、名実ともにイギリスを代表するラバーブーツとして国民はもちろんのこと世界中で愛されるブランドになりました。

シンプルでダンディなブリティッシュトラッド

hunterboots

そもそもハンターのレインブーツ(オリジナルトール)の原型は、ウェリントンブーツと呼ばれる形。日本ではあまり聴き慣れない名前ですが、現地では「ゴム製長靴」の総称としても使われているほど一般的な名称です。

ウェリントンブーツは19世紀初頭に初代ウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーが、騎兵隊が乗馬時に脛を負傷することが多いことに悩んだ末に脛を覆う乗馬靴の作成を靴職人に依頼。

そこで房飾りなどが装飾的だった軍用長靴のヘッセンブーツを実用的に改良したのがウェリントンブーツと言われています。

つまりルーツは騎馬隊の乗馬靴であり、そこから英国紳士の履くファッションアイテムとして広まっていくわけですが、まさにブリティッシュトラディショナルなブーツと呼ぶにふさわしい背景を持ったブーツなのがお分かりいただけるかと思います。

編集部
音楽やミリタリーのミックスコーデを中心としたモッズ系のファッションとも合わせやすいです。ハンターの中には晴れた日でも使えるデザインの物もあるので、要チェック。

ハンターのレインブーツのサイズ選び

ハンターのレインブーツは、26cmのレインブーツ(オリジナルトール)のインソール全長が26.7cmになる設計となっているため、レインブーツ自体のサイズ感は大きめですが、履き心地に関しては特に理由がない場合、足のサイズとジャストなものを購入すれば問題ありません。

編集部
イギリスのブランドだからワンサイズ大きめ、みたいな意見は無視して大丈夫です。

また、日本人の多くは実際の足のサイズよりも大きなスニーカーをゆったり履くのを好む方が多いため、26cmのスニーカーを普段履いていても足のサイズは25cmだったなんて方も多い傾向があります。

そのため「普段26cmのスニーカーを履いてますがハンターのレインブーツは25でぴったりだったためワンサイズ小さめがおすすめ」なんて口コミを鵜呑みにしてしまうと、ジャストサイズでスニーカーを履いている人は普通に小さいサイズが来てしまい困る事も多々あります。

ですので基本的には通販でレインブーツを購入する前に、しっかり立ち上がった状態での足のサイズを測って、欲しいモデルのサイズチャートと照らし合わせてから選ぶことをお勧めします。

より詳しくサイズについて知りたい方はコチラをご確認ください。

しかし、ハンターのレインブーツはサイズが1cm刻みなので、もし自分が26.5cmのような中間サイズだった場合は、1サイズ上の27cmを選ぶことをお勧めします。

その理由は、「ブーツタイプは脱ぎ履きの容易さを考慮して1サイズアップで選ぶ」という概念があるからです。

ちなみに、ボトムスをブーツインして履く予定だからワンサイズアップというのも要注意。ハンターではサイズチャートにふくらはぎの円周も表示されてますので、安易に大き目を買うのではなく、しっかりと計測して購入しましょう。

ここ最近では多くの通販サイトが「室内での試着」であれば返品交換に応じてくれることもあるため、ネットの口コミなどを鵜呑みにすることなく、実際にご自身の足で確認できるよう返品交換が可能な通販サイトで自分の足の実寸に合わせて購入することを強くお勧めします。

編集部
ネットの口コミ等には、正しい足のサイズの測り方も知らないような方が、感覚だけで「ワンサイズ大きめ」とか言ってる事も多々あります。ハンターのブーツは足首周りのフィット感が強いため、大きめサイズを選んでも「ブカブカで脱げてしまう」ということは少ないと思いますが、安易にワンサイズアップしないよう注意しましょう。

自分好みの一足を。ハンターで人気のレインブーツ8選

なぜハンターのレインブーツがこれほどまでに支持されるのか、そんな魅力や特徴を余すところなく語らせていただいたところで、ここからはそんなハンターのレインブーツの中から特におすすめなモデルを厳選して紹介いたします。

  1. オリジナルチェルシーブーツ
  2. オリジナルリファインドチェルシーブーツ
  3. オリジナルモックトゥチェルシーブーツ
  4. オリジナルトールブーツ
  5. オリジナルショートブーツ
  6. ペニーローファー
  7. バルモラルコンバット
  8. バルモラルブーツ

メンズラインにおいては、比較的スーツスタイル等に合わせやすいサイドゴアブーツをベースとしたデザインのコレクションが人気の中心となっています。

もちろんこの他にも気になるモデルはございます。

例えば2013年にクリエイティブディレクターに迎えたアラスデア・ウィリスといえば、皆さんご存知ステラ・マッカートニーの夫。その縁があったかどうかは知りませんが、ステラ・マッカートニーとハンターがコラボした「最もサステナブル」なラバーブーツは、デザインもコンセプトも非常に素敵な1足に仕上がってます。

このようにコラボレーションモデルも注目ですが、ここではあえて「超定番」なレインブーツを厳選してご紹介します。

編集部
ワイズやターゲットと言ったブランドのコラボレーションも成功させているハンター。ベーシックなデザインのラバーブーツだからこそ、個性で差がつくコラボモデルは注目しておいて損はないと思います。

オリジナルチェルシーブーツ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:100% ゴム製
裏地:100% ポリエステル製
参考価格:¥17,000前後

オリジナルチェルシーブーツの特徴

  • 着脱が用意なサイドゴアタイプ
  • 伝統的なチェルシーのアイコン的シルエット

なんと言っても、ハンターのメンズ向けレインブーツの大定番モデルはこの、オリジナルチェルシーブーツです。

ハンターの中でも「チェルシーブーツ」という名前で1つのカテゴリーになっており、このオリジナルチェルシーブーツにカラーバリエーションやグロス加工のモデルがある以外に、より洗練されたスリムフィットモデルや、モックトゥのシルエットなど様々なバリエーションが存在します。

その中でもやはり、「初めてハンターのレインブーツを購入する」のであれば、大定番モデルのオリジナルチェルシーブーツは外せません。スーツスタイルからカジュアルコーデまで幅広く活躍する程よくマットな質感の定番カラーも良いですが、ドレッシーなグロス加工のモデルもおすすめです。

編集部
まずは、なんと言ってもこのモデルです。あらゆるレインブーツ・レインシューズの中でも1位2位を争うほどの汎用性があり、スーツスタイルでの通勤から、カジュアルコーデの野外フェスまで、とにかく1足あればあらゆる場面で使える最強のレインブーツと言えるでしょう。
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オリジナルリファインドチェルシーブーツ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:100% ゴム製
裏地:100% ポリエステル製
参考価格:¥18,000前後

オリジナルリファインドチェルシーブーツの特徴

  • 着脱が用意なサイドゴアタイプ
  • シティユース向けの洗練されたスリムシェイプ

通常モデルのオリジナルチェルシーブーツから、アウトドアな雰囲気を排除し、都会的で洗練されたシルエットのリファインした新しい時代のチェルシーブーツです。

クラシカルなブリティッシュスタイルを軸に繊細なデザインに仕上げられており、晴れの日も雨の日もあらゆるファッションに合わせられる、そんな大人のダンディズムを感じさせるレインブーツです。

通常のオリジナルチェルシーブーツよりも、どことなくさっぱりとした洒脱な雰囲気で、こなれた感じの「履かれてない」レインコーデを目指すならこちらのモデルがおすすめです。

編集部
コートやダブルスーツなど、クラシックでドレッシーなコーデとの相性がよく、エレガントな着こなしが好きな方は通常モデルよりこちらのタイプを選ぶことで、洗練された雰囲気のスタイリングが楽しめます。

オリジナルモックトゥチェルシーブーツ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:100% ゴム製
裏地:100% ポリエステル製
参考価格:¥20,000前後

オリジナルモックトゥチェルシーブーツの特徴

  • 着脱が用意なサイドゴアタイプ
  • カジュアルさをプラスしたモックトゥ

ハンターのアイコニックなレインブーツであるチェルシーにひねりを加え、レザーブーツの定番であるモックトゥシームを配置しどことなくカジュアルな印象を持たせたオリジナルモックトゥチェルシーブーツ。

グッドイヤー・ウエルト式製法を思わせるコバ感のあるソールがラギッドな雰囲気をプラスしており、ワークブーツ風なコーディネートからキレイめ大人カジュアルなコーディネートまで幅広く活躍します。

通常のチェルシーブーツはちょっとお堅い印象なので、スーツスタイルよりはデニム系のカジュアルコーデがメインという方はこちらのモデルを選んでおくと使い勝手が良いのではないでしょうか。

編集部
デニムジーンズやカーゴパンツ、チノなどと組み合わせて無骨なスタイルを作るのに便利です。モッズコートなどのミリタリーテイストや、イギリスにゆかりのあるネルシャツなどでカジュアルなスタイルに仕上げるのもおすすめ。

オリジナルトールブーツ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:100% ゴム製
裏地:100% ポリエステル製
参考価格:¥20,000前後

オリジナルトールブーツの特徴

  • ハンターの中でも最もアイコニックなレインブーツ
  • 天候や路面に左右されない最強の1足

ハンターを代表するフラッグシップモデルであり、長靴タイプのレインブーツにおけるグローバルスタンダードなポジションを確立している、まさに「レインブーツ界のアイコン」的存在といえばこのオリジナルトールブーツです。

1956年の登場以来、ずっと愛され続ける不変のデザインは、抜群のフィッティングや快適性と言った性能もさることながら、象徴的なストラップやハンターのロゴマークと言ったアイデンティティとも言えるデザイン性も素晴らしい1足。

日本人的には「長靴=子供の雨具」的なイメージが強い方も多いかと思いますが、テーラードコートやPコートなどと合わせてクラシカルにコーディネートするのはブリティッシュトラッドの基本スタイル。冬の装いなら晴れた日でも使える便利なレインブーツです。

 

編集部
僕は非常に短足なのでこのタイプのブーツを合わせるとチンチクリンになりがちですが、なんとかスキニーパンツやロング丈のコートなどで誤魔化してロングブーツを合わせたりしてます。

オリジナルショートブーツ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:100% ゴム製
裏地:100% ポリエステル製
参考価格:¥18,000前後

オリジナルショートブーツの特徴

  • 多用途で手軽なショートサイズブーツ
  • 気軽に履けて十分な雨対策ができる機能的デザイン

「最低限の煩わしさで、最大限の保護性能を」そんな思いで設計されたハンターの定番レインブーツ「オリジナルショートブーツ」は、ファッションアイテムとして人気の高いオリジナルトールブーツやチェルシーブーツと比べると、かなり実用的レインブーツの側面が強い実質剛健なタイプのモデル。

とはいうものの、ファッションアイテムとしての側面が疎かにされているわけではありません。3cmのヒールにより立ち姿のシルエットはショートと丈にもかかわらずかなりの美脚効果があり、天然ラバーの風合いや細かなディテールなど、実にハンターらしいおしゃれさを醸し出しています。

エンジニアブーツなどのように、ジーンズやチノと合わせて無骨なスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか?

編集部
ファッションアイテムとしても優秀ですが、何より「レインブーツ」という雨具として「ラバーブーツ」という作業用靴としての性能がピカイチです。雨の日のお出かけから庭仕事まで1足あるとあらゆるシーンに対応できるユーティリティプレイヤー。

ペニーローファー

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:100% ゴム製
裏地:100% コットン製
参考価格:¥8,000前後

ペニーローファーの特徴

  • 革靴代わりに履ける優れたデザイン性
  • 天然ラバー製の完全防水仕様

「雨の日のため」だけにレインブーツを用意しておくのって、靴箱の中でもスペースをとりますし、ほとんどの場合「出先で雨が降る」ため晴れてる状態で長靴を履いて出かけるのはちょっと・・・と思う事も多いのではないでしょうか?

しかし、ハンターのペニーローファーであれば、確かに豪雨の中を歩くとなると心許ないですが、濡れた地面で水たまりを踏んでしまったって足が水で濡れてしまうことはありません。

天候に左右されることなく履けるため、毎日の通勤、週末の散歩、普段から日常的に使えて、外食の最中に雨が降ってきたって焦る必要はありません。スニーカーや革靴では雨が染み込んできて困るが、長靴のようなレインブーツはちょっと・・・そんな方におすすめです。

編集部
履き心地の良さと天然ゴムの風合いの良さから、一部では「レザーよりも手入れが簡単だから、めんどくさがりな人はこっちのローファーの方が快適」なんて声も挙がるほどです。

バルモラルコンバット

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:天然ゴム
裏地:フリース
参考価格:¥23,000前後

バルモラルコンバットの特徴

  • ビブラムソール採用のフィールドブーツ仕様
  • 防水性と保温性を兼ね備えた秋冬の必需品

ハンターのレインブーツの中でも、耐久性や踏破性の高いパフォーマンススタイルとして組み上げらられたフィールドブーツカテゴリーのバルモラル。タクティカルブーツをベースにした「コンバット」は、ミリタリー感溢れるデザインと機能性が非常に魅力的なモデルです。

ハンターというと、いわゆるシンプルかつダンディなレインブーツが定番ですが、登山靴にも採用される肉厚なビブラムソールが採用されたかなりハードなデザインは珍しく、英国陸軍に採用された歴史をバックボーンに現代的な仕様に仕上げたファッション性の高さは注目すべき点です。

ライニングにはフリース貼りをを採用しているため、真夏の悪天候時にはちょっと暑苦しいかもしれませんが「雨=冷え」が直結する秋冬や降雪時には大活躍間違いなしの傑作です。

編集部
「かっこいいレインブーツ」を探しているなら、ハンターのバルモラルコンバットブーツは見逃せません。本格的なスペックになっているため、日常生活に降り掛かるあらゆる悪天候を踏破できます。

バルモラルブーツ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:100% ゴム製
裏地:100% ポリエステル製
参考価格:¥27,000前後

バルモラルブーツの特徴

  • 定番のオリジナルトールブーツに差をつける逸品
  • ビブラムのニューフレックスソールを採用した本格仕様

過酷な自然環境で活動するフィールドワーカーのために手作業で作られているハンターのバルモラルブーツ。

名門ビブラム社のニューフレックスソールをアウトソールに仕様し、軽量かつソフトなコマンドソールに仕上げることで、劣悪な環境下でも確かなグリップ力と歩行時にかかるストレスを軽減しています。

今や、雨の日ファッションの定番となったハンターのオリジナルトールブーツですが、同様のシルエットでも細部のディテールにこだわったバルモラルブーツはデザインに立体感があり、差をつけるのにおすすめな逸品となっています。

「軽量性・耐滑性・屈曲性」と3拍子揃ったこのモデルは、見た目からは想像できない「軽くて歩きやすい快適さ」を兼ね備えたレインブーツです。見た目だけでなく性能面でも差のつく製品、モノにこだわる方はぜひこちらを選んでいただきたいです。

編集部
フィット感を調節できるサイドアジャスター付きのモデルもあります。値段はそこそこしますが、その価値のある履き心地の良さ。本格仕様のスペックが快適な雨の日を約束してくれる、そんなレインブーツです。

ハンターのレインブーツを使ったコーディネート

スッキリとしたシルエットに履くだけで大人の空気感を醸し出すことのできるハンターのレインブーツ。

だからこそ、オン・オフ問わず雨の日は履きたいですよね。そこでここからは大人男子のためにハンターのレインブーツを使ったコーディネートをいくつかご紹介していきます。

雨の日のコーデの参考になること間違いなし!

お洒落を頑張りすぎない大人はサイジングを意識

wear

オーバーサイズな白Tに黒のラインジャージパンツを合わせてスポーティーライクなコーデです。

足元にはブーツ感覚でハンターのチェルシーブーツをプラス。ハンターのロゴとラインパンツのレッドが着こなしのアクセントに働きシンプルながらもお洒落な雰囲気に仕上がっています。

オーバーサイズのトップスを合わせるときは細身のパンツでバランスを意識してブーツなどにインすることでスタイリッシュなコーデになります。

大人カジュアルコーデにレインブーツを合わせて足元までも大人ぽくスタイリング

wear

マウンテンパーカーにグレーのニットを合わせた大人カジュアルコーデです。

黒のスキニーと黒のハンターのブーツを合わせて一体化に見せることで足長効果に。なのであえてインしないのもあり。

インナーに合わせたグレーのニットも一体化して見えるのでバランスの良い雰囲気に◎

涼し気なカラーでまとめて憂鬱な雨の日も楽しく

wear

少しお洒落難易度の高いコーデではあるものの、メインカラーをホワイト、そしてライトブルーのストライプシャツで爽やかな雰囲気に仕上げた初夏におすすめのコーデです。

ホワイトのワイドパンツをロールアップし、ウエストにはバンダナをプラス。

大体な着こなしながらも程よく抜け感やこなれた感を作ることでバランス良く合わせられています。

足元に合わせたハンターのブーツのスマートさでワイドパンツの大胆さを和らぎメリハリを付けられています。

ロング丈のコートのチェルシーブーツは相性抜群

wear

大人の空気感を演出できるトレンチコートをメインにスタイリングしたこちらのコーデ。

色味もベージュ、ブラック、ホワイトと落ち着いた色味のみでまとめているので、嫌味のない大人ぽい雰囲気を演出。

パンツはブーツの中にインしていますが、入り口にボリュームを持たすことでジョガーのような印象になり軽快でカジュアルな雰囲気に。

あえて太めのパンツと合わせてブーツの入り口まわりにボリューム持たせるのも面白味があっておすすめです。

キレイめにまとめて天候問わず愛用するも良し

wear

あえてボトムスのブーツの中にインしないのもOK

インしないときはブーツの色味とパンツの色味を合わせることで足が長く見せスタイルをより良く魅せる事ができます。

丈の長いロングコートを合わせて縦のラインを意識すれば、スッキリ見せることもできるので、身長の低さに悩んでブーツが履けない男性はぜひ挑戦してみてください。

辛口ロックコーデにはブーツとしての役割を果たしてもらう

wear

レザージャケットに赤のチェックシャツをプラスして辛口ロックな雰囲気の装いに。

パンツにはあえて淡い色のデニムパンツを合わせて嫌味のないロック調にまとめています。

足元にはブーツ感覚でハンターのチェルシーをオン。デニムパンツとブーツをスッキリ見せるためにロールアップして抜け感も演出できるとバランスも◎

ハンターのレインブーツはどこで買える?

ハンターのレインブーツを購入する場合、まず最初に行ってみたいのが世界で2号店目に誕生した銀座のグローバル旗艦店「ンター銀座フラッグシップストア」です。

ロンドンのリージェント・ストリートにある旗艦店1号店のDNAを受け継いだ革新的な店舗デザインと、ハンターオリジナルのフルコレクションを見ることができますので、実物を目で見て確認したい方は是非そちらに足を運んでいただけたらと思います。

ご自宅から近いハンターの旗艦店を探しの男性はコチラ

基本的には、伊勢丹や三越、高島屋といった百貨店であればハンターのお店に出会えると思います。

また、アマゾンや楽天といったショッピングサイトでも購入する事ができます。アマゾンのファッション用品はサイズが合わなかった場合に返品交換が可能となっていますので、履き物をオンラインで購入する場合は覚えておくと良いでしょう。

その他の取扱店については、ライフスタイルメディアの「ファッションプレス」がハンターの取り扱い店舗をまとめてくださっているので、そちらを参考にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

ハンターの取り扱い店舗・コーナ―を確認したい方はコチラ

編集部が厳選するハンターでおすすめのレインブーツベスト3はコレ!

本記事では【ハンターのおすすめレインブーツ8種】をご紹介させて頂きました!

どんなファッションにも合わせやすいブリティッシュトラッドなデザインと、履き心地のよさ。1足あるだけで雨の日のファッションに幅が出ますし、濡れた地面でも快適に過ごすことができるおすすめのブランドです。

シーエッジ編集部がデザイン性やコーデの合わせやすさからベスト3を選ぶなら

  1. オリジナルチェルシーブーツ
  2. オリジナルモックトゥチェルシーブーツ
  3. オリジナルトールブーツ

の3種類をおすすめします。

ご自身のライフスタイルや普段のコーデに合うレインブーツを見つけてみてくださいね!

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