メンズはコレ。おすすめのデッキシューズ15選

春夏の爽やか軽快系コーディネートの主役としてワードローブの必需品になっている「デッキシューズ」。1つあるだけでカジュアルコーデを大人っぽく上品に仕上げてくれる名品です。

一般的なスニーカーや革靴よりも「こなれた印象」を出せるデッキシューズ。大人っぽいレザーや程よいぬけ感を出せるキャンバスなど、上手に選べばワンランク上のスタイリングが可能です。

そこで今回は、デッキシューズの種類と上手な選び方を解説すると共に「デッキシューズを買うなら見逃せない」名門ブランドの名作デッキシューズの中から特におすすめなものを厳選してご紹介します。

ゆうた
初めてデッキシューズを選ぶなら見逃せない!デッキシューズの魅力や特徴はもちろん「デッキシューズを世界で初めて作ったブランド」を筆頭に、定番ブランドや人気モデルをご紹介したします!

そもそも「デッキシューズ」とは?

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デッキシューズというのはその名の通り「デッキ(甲板)の上で使用するシューズ(短靴)」の事。

そのためデッキシューズと呼ばれる靴は「見た目」ではなく、甲板に足跡を残さない白いソールや、水に濡れても滑らない高いグリップ力、そしてシューズ内の水を外に排水しやすい機構など、「機能」が重要となります。

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要するに、大海原をいく船やヨットの甲板で高い機能性を発揮する靴であれば、どんな見た目でも「デッキシューズ」なのです。

実際に現在「デッキシューズ」として最前線で活躍している靴はハイテクスニーカーのようなビジュアルであり、中には「外からの水は侵入させないが内側からは排水される」という高機能素材を備えたメッシュタイプのモデルもあります。

しかし、ファッションにおいてデッキシューズというと、以下のような条件を満たすデザインではないでしょうか。

ファッションアイテムとしてのデッキシューズ

  • モカシン縫い(モックトゥ)
  • 2~3アイレット
  • 外羽根式
  • 履き口にぐるりと靴紐

本来のデッキシューズと呼ばれる種類の中には内羽式のスニーカーや、スリッポン(主にドライビングシューズと呼ばれる傾向)のモデルもありますが、ファッションアイテムとしてこれらはデッキシューズと認識しない傾向があるかと思います。

そのためこのページでは上述した条件を満たしたもののみを「デッキシューズ」と限定しご紹介いたします。

デッキシューズの種類と選び方

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もう一度「ファッションアイテムにおけるデッキシューズの定義」についておさらいしましょう。

  • モカシン縫い(モックトゥ)
  • 2~3アイレット
  • 外羽根式
  • 履き口にぐるりと靴紐

上述の条件を満たしていないデッキシューズは、このページではデッキシューズとは呼ばず割愛いたします。

さて上述の条件を満たしたデッキシューズの中にも種類というのはございまして、特に「素材」というのは足元の印象を大きく変化させる重要なポイントとなるため、選ぶ際にはしっかり見極める必要があります。

デッキシューズの素材と印象

デッキシューズに使用される事の多い素材は大きく分けて3種類。

  • スムースレザー(オイルドレザー)
  • スウェードやヌバック
  • キャンバス

最もトラディショナルなデッキシューズといえば油分をたっぷり含んだオイルドレザーですが、最新のデッキシューズには「外からの水は侵入させず、中からは排水される」ような高機能素材を使用したモデルもあります。

レザーのデッキシューズの印象

初めてデッキシューズを買おうという男性の場合「安全牌」的にキャンバス素材やスウェード素材を選んでしまいがちですが、最初の1足ならスムースレザーやオイルドレザーのデッキシューズを選ぶのがおすすめです。

レザーのデッキシューズなら上下ユニクロなシンプルコーデでもグッと引き締めてくれるため、実は最も扱いやすかったりします。

一般的にレザーシューズというのは暑苦しさや重苦しさがあるため夏のコーディネートには不向きな傾向がありますが、デッキシューズはそもそも「真夏の海に似合う革靴」の代表格ですので、非常にスタイリングしやすいのです。

さらに、ローファーやスリッポンよりも紐靴っぽさがあるためどことなく上品で、キッチリ感やドレッシーな印象を与えることもレザーデッキシューズがおすすめな理由の1つ。

どのデッキシューズを選べば良いか迷ってる男性はまず、レザーのモデルの中から選ぶのがおすすめです。

起毛皮革のデッキシューズの印象

春先や秋口など、季節感のあるコーディネートの足元にお勧めされる事の多い、スウェードやヌバックと言った起毛皮革を採用したデッキシューズ。

ブーツやプレーントゥの革靴とは違い、モカシンとスリッポン風なシルエットがかなり軽快な印象なので、夏のコーディネートに合わせてもそこまで違和感がなく、年中使える点もポイントです。

個人的には非常に好きな素材ですが、オイルドレザーやカラフルなキャンバスのデッキシューズと比べて印象に残りづらく、どことなく「量産型」な印象を受けやすいのが難点かと思います。

あえて起毛皮革を選ぶなら、オイルドレザーやキャンバスには少ない色味のモデルを選ぶのがおすすめです。

キャンバスのデッキシューズの印象

ラフでカジュアルに履けるスタイルで、夏のリゾート系コーディネートやマリンルックなどと相性が良いキャンバス素材のデッキシューズ。

ホワイトデニムやハーフパンツに合わせて上品で軽快な印象のコーディネートに合わせやすく、カラーバリエーションや組み合わせも非常に豊富で、さまざまなスタイリングが可能です。

ネイビーとレッドのトリコロール系な配色が定番ですが、グリーンやオレンジを差し込んだ個性派カラーで足元を強く印象付けるなんてのもおすすめです。

反対に「冬」に使うと若干ですが季節感がチグハグな印象になる事もあるので、夏以外のコーディネートに使う場合は多少テクニックが必要となります。

最初は黙ってスペリートップサイダー

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ワークブーツならレッドウィング、バッシュならナイキ、と言った具合に靴のカテゴリーにはそれぞれ「絶対王者」的な存在のブランドがあるというのは世の常にございます。

デッキシューズも例外ではなく、初心者はまずデッキシューズ界の絶対王者と言える「スペリートップサイダー(Sperry Top-Sider)」から選ぶのが、ある種最も間違いない選び方と言えるのではないでしょうか。

スペリーの愛称で親しまれるスペリートップサイダーは「デッキの上で滑らない靴」を追求した世界で最初のブランドであり、スペリートップサイダーという名前はスペリー氏が開発した「世界で最初のデッキシューズ」に冠した名前。

デッキシューズのルーツを履く。

そんなオーセンティックでクラシックな逸品はまさに「人生で最初のデッキシューズ」におすすめと言えるブランド。まずはスペリートップサイダーのデッキシューズから、気にいるデザインがあるか探してみる事をおすすめします。

メンズ向け!人気のデッキシューズおすすめ15選

初めてデッキシューズを買うなら絶対にこの中から!と自信を持っておすすめできる15種類をご紹介します。

デッキシューズの原型を作ったとも言える歴史的な名門ブランドから、新進気鋭のデッキシューズブランド、さらにはファッション性で話題の注目ブランドまで幅広く「最強のデッキシューズ」を厳選致しました。

  1. スペリートップサイダー(Sperry Top-Sider)|A/O 2-EYE
  2. スペリートップサイダー(Sperry Top-Sider)|シーメイト
  3. スペリートップサイダー(Sperry Top-Sider)|バハマ
  4. デュバリー(DUBARRY)|クリッパー
  5. パラブーツ(Paraboot)|バース
  6. セバゴ(SEBAGO)|ドックサイド
  7. ロックポート(ROCKPORT)|ポーツオブコールパース
  8. トレトン(Tretorn)|オットー
  9. エグゼム(XM)|クルー 4003022
  10. ティンバーランド(Timberland)|クラシック ツーアイ ボートシューズ
  11. クラークス(Clarks)|マーコスエッジ
  12. リーガル(REGAL)|2アイレット 61VRBJ
  13. マドラス(Madras)|アビーロード AB7525
  14. イーストランド(Eastland 1955 Edition)|シークエスト
  15. クオッディトレイルモカシン(QUODDY TRAIL MOCCASIN)|501 ブラッチャー

どれにしようか迷ってしまうという男性はまず「スペリートップサイダー(Sperry Top-Sider)」のデッキシューズを選ぶのがおすすめです。

ここではページの都合で3商品しかご紹介できませんでしたが、スペリートップサイダーは「デッキシューズを作った」と言っても過言ではないブランドであり原点にして頂点です。

ここで紹介したデッキシューズ以外にも非常に豊富なバリエーションが存在しますので、そちらも合わせてご確認いただければと思います。

スペリートップサイダー(Sperry Top-Sider)|A/O 2-EYE

デッキシューズの原点と言うべきオーセンティックな名品

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:レザー
参考価格:¥15,000前後

おすすめポイント

  • 歴史と伝統の重みを感じるクラシカルな雰囲気
  • インソールやラバーを現代的なスペックに変更

撥水加工が施されたレザーアッパーに、スペリートップサイダーのお家芸と言える波状の切れ込みが入ったスペリーソールを採用し、威風堂々としたデッキシューズらしいデザインとスペックに仕上げられています。

マリンやサマースタイルにハマるのはもちろん、通年で大人カジュアルを楽しめる名品と呼ぶに相応しい1足です。

ゆうた
なんと言っても、デッキシューズを買うならまずはコレ。見えない部分は現代的なスペックにアップデートしつつ、見た目はオリジナルを忠実に再現している点も嬉しいポイント。どのデッキシューズを買うか迷ってるなら絶対コレで間違いありません。

スペリートップサイダー(Sperry Top-Sider)|シーメイト

入門用デッキシューズとして高い人気を誇る定番モデル

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:キャンバス
参考価格:¥3,000前後

おすすめポイント

  • 流行に左右されない不屈のスタイル
  • シャープな木型を使用したスタイリッシュ系シルエット

スペリートップサイダーといえば最も人気の高いデッキシューズがCVOですが、こちらは言うならVANSのエラのような内羽式ローテクスニーカーなので、ファッション的にはデッキシューズとは言えません。

では「デッキシューズらしいデザイン」のスニーカーで最も人気なのは?と聞かれたら、満場一致でこのモデルに札が上がるでしょう。キャンバス系から選ぶなら絶対におすすめな1足です。

ゆうた
キャンバス系デッキシューズの中でも最も有名かつ人気のモデルがコレ!ジャケパン系のビジネスカジュアルから、半袖半ズボンなサマールックまで幅広く活躍し、オーソドックスかつ普遍的魅力に溢れたデザインが最初の1足に相応しい仕上がりです。

スペリートップサイダー(Sperry Top-Sider)|バハマ

ヴィンテージ感のあるこなれた印象が人気の定番デッキシューズ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:キャンバス
参考価格:¥5,000前後

おすすめポイント

  • 洗いの入ったキャンバス素材がこなれた印象
  • 足当たりの良いアッパーが素足でも非常に快適

スペリートップサイダーのお家芸と言える波型の切れ目が入ったノンマーキングのゴム製アウトソールと、程よくやれた印象のあるくったりしたウォッシュドキャンバスを採用したデッキシューズです。

素材感を生かした粗めの仕上げによりヴィンテージのデッドストックのようなこなれた風合となり、大人っぽい雰囲気のあるスタイリングがしたい男性におすすめです。

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「昔から夏はこのデッキシューズなんですよ」的なこなれた印象を購入初日から楽しめる逸品として毎年人気を誇るバハマ。ウォッシュドキャンバスの味わい深さが軽装なコーディネートにも奥深さを演出し、大人の風格を足元から感じさせてくれます。

デュバリー(DUBARRY)|クリッパー

ゴアテックスを採用した本格スペックの人気デッキシューズ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:レザー
参考価格:¥30,000前後

おすすめポイント

  • ゴアテックスを採用した防水仕様
  • WR100Mirapelレザーのインソールを採用

かっちりした印象の3つ穴のレースアップに、ピタード社のWR100Mirapelレザーを採用した名作デッキシューズ。

通常のレザーは濡れと乾燥を繰り返すと硬化してひび割れてしまいますが、WR100Mirapelは撥水性に優れ乾きも早く形と柔らかさを保ち続けるまさに「本格派デッキシューズ」に相応しい素材となっています。

スペリートップサイダー以外の「本物」が欲しい男性は要チェックです!

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1930年代にアイルランド西海岸にて手縫いモカシンの専門メーカーとして誕生した「デュバリー(dubarry)」。世界のヨットレースで活躍するトップセーラーに愛用されるブランドであり、通なデッキシューズを求める男性におすすめです。

パラブーツ(Paraboot)|バース

自社生産のソールと上質なリスレザーが所有欲を刺激する名品

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:レザー
参考価格:¥30,000前後

おすすめポイント

  • 美しい艶感と水に対する耐性の強いリスレザー
  • 水はけの良い「マリンソール」を採用

ラバーソールの革靴で有名なパラブーツでは、独自のソールパターンにより水はけの良さや濡れた場所での高いグリップ力を発揮するマリンソールを採用したデッキシューズが展開されています。

特に人気が高い「バース」は、お家芸と言えるワックスをしっかりと染み込ませたリスレザーを採用し、デッキシューズとしての高い性能の品格を兼ね備えています。

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フランスを代表する人気の革靴ブランド「パラブーツ」。元々は登山靴を軸に成長したこともあって、防水性の高いリスレザーや履き心地の良いラバーソールなど、履き物としての機能性の高さとフレンチトラッドなデザイン性が同居する逸品を生み出し続けています。
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セバゴ(SEBAGO)|ドックサイド

70年代当時と変わらぬ手縫いのモカシン製法で生み出されるデッキシューズ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:レザー
参考価格:¥10,000前後

おすすめポイント

  • ニューイングランド地方の空気を感じさせるルックス
  • 厚手のオイルドレザーを採用しつつリーズナブル価格

アメリカ系ローファーの代名詞と言って過言ではないセバゴの人気デッキシューズといえば、1970年代から愛される名作「ドックサイト」です。

「波止場や格納庫の近く」を意味するドックサイドの名の通り、スリッピーな路面でもしっかりとグリップする高い性能と、海辺によく馴染む美しいシルエットが特徴です。

シンプルな2つ穴や粘着力を感じるラバーソールにより、ヨットセイラーはもちろんのこと当時の学生たちのファッションアイコンとして愛され、今でもアイビールックの定番アイテムとして親しまれています。

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1946年にアメリカニューイングランド地方にて誕生したシューズブランド「セバゴ(SEBAGO)」。創業以来ハンドメイドというこだわりを貫き、現在でも「ローファー」や「デッキシューズ」の代表的なブランドとして世界中で愛され続ける名門です。

ロックポート(ROCKPORT)|ポーツオブコールパース

現代的な履き心地とクラシカルなスタイルを両立したデッキシューズ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:レザー
参考価格:¥20,000前後

おすすめポイント

  • 25年以上のロングセラーを続ける名作デッキシューズ
  • トラディショナルなスタイルと優れた履き心地

アメトラやプレッピースタイルにハマるクラシカルでトラディショナルなシルエットのデッキシューズとして、ヨーロッパでは「定番」としてスペリートップサイダーに迫る人気を誇る名品。

上質なレザーと美しい仕上げに、しっかりとしたグリップ力を感じるラバーソールを採用。本格派のレザー製デッキシューズをリーズナブルに楽しみたい男性は要チェックな1足です。

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1971年創業のシューズメーカー「ザ・ロックポート・カンパニー合同会社」の基幹ブランド。革靴などのトラディショナルなフットウェアにスポーツシューズのテクノロジーを合わせた先駆者的存在で、履き心地の良いクラシックシューズの名門として遺されています。

トレトン(Tretorn)|オットー

ラバーブーツの名門が送るスペック重視な優秀デッキシューズ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:キャンバス
参考価格:¥10,000前後

おすすめポイント

  • 足裏の水はけをよくする凹凸インソール
  • 撥水性の高いワクステッドキャンバス

北欧はスウェーデンのブランドらしいミニマルなルックスと、甲が低く細身なシルエットが大人カジュアルな感触を加速させてくれるデッキシューズの注目モデル。

ラバーブーツのブランドとして有名なトレトンらしい高いグリップ力と、アッパーに撥水性の高いワクステッドキャンバスが採用され、本格的なスペックに仕上げられている点もこだわり派の男性におすすめなポイントです。

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1891年にスウェーデンのヘルシンボルグに創設されたトレトン(TRETORN)はラバーブーツのメーカーとして名を上げ、その後はテニスシューズの名門として君臨。1970年代のアメリカで大ブームとなり、今でもプレッピーと言えばトレトンと言われる人気ブランドです。

エグゼム(XM)|クルー 4003022

ヨーロッパのセーラー達には「おなじみ」の名作デッキシューズ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:レザー
参考価格:¥10,000前後

おすすめポイント

  • キップレザーの本格派をリーズナブルに楽しめる1足
  • 耐水性や断熱性を考慮したガチな設計が魅力

本格派のセーラー達からも絶大な信頼を獲得しているエグゼムの、クラシカルなルックスを踏襲したデッキシューズ。

柔軟性に優れたキップレザーを採用し、耐水性に優れた素材や設計、さらには断熱性を高めるために人間工学に基づいて考案されたインソールの採用など、本格派のスペックを持ち合わせています。

日本ではあまり名の知れぬブランドですが、定番デッキシューズと差をつけたい男性におすすめです。

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1977年2人のセーラーがイギリス南部のイーストサセックスで誕生させたエグゼム(XM)。セーリングギアに厳しい目をもつセーラーが多いヨットの本場ともいえる英国で生まれ育った「品質と機能最優先」なハイクオリティデッキシューズが人気です。

ティンバーランド(Timberland)|クラシック ツーアイ ボートシューズ

耐水性と排水性に優れたクラシカルな名作デッキシューズ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:レザー
参考価格:¥15,000前後

おすすめポイント

  • 信頼度の高いグリップを発揮するサイプドラバーアウトソール
  • 耐水性に優れたオイルドレザーとスタンダードな排水システム

手縫いのモカシン製法に、ただの飾り紐ではない360°レーシングシステム。プレミアムフルグレインのオイルドレザーと排水システムに加えて、濡れた地面でも確かなグリップを約束するアウトソールを採用。

スニーカーのように快適なクッショニング性能をもったEVA素材のフットベッドなど、フットウェアとしての高い性能とクラシカルなデッキシューズらしいビジュアルを両立させた名作モデルです。

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1978年にニューハンプシャー州で誕生した「ティンバーランド(Timberland)」。「イエローヌバック」と呼ばれる独特のウィート色をしたヌバック素材と、インジェクション製法によって底付けされた完全防水なスペックのプロダクツが有名です。

クラークス(Clarks)|マーコスエッジ

リラックス感のあるシルエットと素材感が大人の余裕を感じさせる1足

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:スウェード
参考価格:¥10,000前後

おすすめポイント

  • リラックスリゾートな余裕のあるスタイリング
  • 作りとしてはドライビングシューズ寄りな1足

クラークスのデッキシューズとして高い人気を誇るマーコスエッジは、比較的ぼってりとしたリラックス感のあるシルエットと素材使いで、大人の夏のスタイリングに欠かせないアイテムとして知られる名品です。

デッキシューズとよく似たジャンルにドライビングシューズと呼ばれるスタイルがありますが、海上での使用を想定しておらず、ヒールに巻き上げのラバー使用されているため、マーコスエッジはむしろドライビングシューズ寄りなデザインです。

ゆうた
1825年にイギリスのサマセット州で誕生したクラークス。人間工学を駆使したコンフォートシューズ作りの先駆け的存在として履きやすさや快適さを重視した靴作りを行っており、ハイカットスニーカー感覚で気楽に履けるレザー製ブーツが多くのファンを掴んで離しません
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リーガル(REGAL)|2アイレット 61VRBJ

日本を代表する革靴ブランドが提案するスタンダードなデッキシューズ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:ゴート
参考価格:¥20,000前後

おすすめポイント

  • 独特な風合いかつ革の柔らかさが特徴的な山羊革を採用
  • 目を引くコンビカラーがプレッピーな印象の1足

ゴートスキンをアッパーの素材に採用することで、リーズナブルな価格を実現すると同時に、他のデッキシューズ達に差をつける雰囲気や質感を獲得したリーガルの隠れた人気モデル。

レザーシューレースやレザーインソールなど細部にまで「革靴の名門」らしいこだわりが見られ、軽く返りの良いマッケイ製法を採用するなど、非常に完成度の高い1足に仕上げられています。

オーソドックスでベーシックなデッキシューズを求める男性におすすめな定番品です。

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リーガルといえば、常時ビジネス向けデザインの革靴だけで200種類以上のモデルを揃える、日本の革靴界における絶対王者。100年以上にわたって日本の革靴文化を支えてきた由緒正しきブランドであり、アメリカントラッドの流れを汲むデザインが高い支持を獲得しています。
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マドラス(Madras)|アビーロード AB7525

ラグソールを履いたタフでワイルドなルックスのデッキシューズ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:レザー
参考価格:¥10,000前後

おすすめポイント

  • オイルアップレザーとラギッドソールがワークなルックス
  • 抗菌防臭効果のある「NEW FINE」で快適な靴内を維持

タフでラギッドな男らしいルックスのデッキシューズでありながら、ソール周辺には非常に軽量な素材が採用されていることで、見た目からは想像もできない軽い履き心地を実現している人気モデル。

日本のカジュアルシューズブランドだけあって、抗菌防臭などの嬉しい効果が盛り込まれ、オイルアップレザーを使用していながら大変リーズナブルな価格に抑えている点も人気の1足です。

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1873年から日本人のための快適な靴を目指しつづける岩田商店が、1994年に全世界の「マドラス」の商標権をイタリア本国から譲り受けて展開される靴製造の名門。そんなマドラスで「カジュアルシューズの革命児」と云われたブランドがアビーロードです。

イーストランド(Eastland 1955 Edition)|シークエスト

感度の高い男性達が熱視線を送る少々マニアックな注目デッキシューズ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:レザー
参考価格:¥20,000前後

おすすめポイント

  • クラシカルなルックスとリーズナブルな価格を実現した逸品
  • 手軽に購入できるチャイナメイドの「1955 Edition」

無骨でありながらもトラディショナルでクラシカルな印象の上品さを備えたシルエットに、最高品質のレザー素材を採用し、チャイナメイドで仕上げることで抜群のコスパを獲得したデッキシューズ。

日本ではあまり馴染みがないかも知れませんが、ファッション通がパラブーツのグリーンタグを見て「アメリカ系かな?」なんて思う理由は、実はこのブランドが理由だったりします。

周囲に差をつけるデッキシューズが欲しい男性は要チェックな1足と言えるでしょう。

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1955年もアメリカ最北に位置するメイン州フリーポートで創業したイーストランド。正統派のアメリカンスタイルを信条にコレクションを展開しており、アメトラやプレッピーなスタイリングの足元には欠かせない存在として、本物にこだわる男性達から支持されています。

クオッディトレイルモカシン(QUODDY TRAIL MOCCASIN)|501 ブラッチャー

ハンドソーンモカシンの名門が生み出すコスパ抜群のデッキシューズ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
素材:レザー
参考価格:¥40,000前後

おすすめポイント

  • Made in U.S.A.を貫くハンドソーンモカシン
  • まさに「世界遺産級」のデッキシューズといえばコレ

今や、世界中に「既製品」として存在するほとんどハンドソーンモカシンがアメリカ以外の国で生産されているのに対し、未だ頑なにメイドインUSAを守り続けているブランドの名作デッキシューズがコレ。

現在でもエルエルビーンやラルフローレンからの依頼によってOEM生産を行っており、アメリカ生まれのハンドソーンモカシンといえばクオッディというのは、通の間ではよく知られている話です。

良い物、本物を持ちたい。そんな男性におすすめなデッキシューズと言えるでしょう。

ゆうた
1909年創業のアメリカはメイン州発の老舗モカシンシューズブランド。セバゴやオールデンなど名門を多数輩出したメイン州のブランドであり、現在でもメイドインUSAにこだわったハンドソーンモカシンを生産し続けていることで知られています。

デッキシューズを着こなしに合わせるポイント

ここからはデッキシューズを着こなしに合わせるポイントを解説しながらコーディネートをご紹介していきます。

リゾート感漂うスタイリングに合わせてデッキシューズを活かす

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マリンルックと好相性なデッキシューズは、アロハシャツといった柄のオープンカラーシャツ合わせにも相性抜群。

リゾート感漂うスタイリングの足元に、スニーカーでもサンダルでもないデッキシューズを合わせれば、大人ムードを演出しつつ、ワンランク上のお洒落を楽しめます。

足元がデッキシューズだとたとえハープパンツだったとしても子供っぽくならないのでおすすめです。

都会的な着こなしに合わせるときはグレーやベージュをチョイス

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爽やかな印象のブルーシャツに、ブラウンのストレートパンツを合わせ、足元にさりげなくグレーのデッキシューズを合わせたシンプルなスタイリングです。

デッキシューズは海の印象が強いので、タウンユースで合わせる場合は、着こなしに馴染むようなグレーやベージュカラーがおすすめです。

また、レザーのものだと嫌味ったらしくなってしまうので、スウェードのデッキシューズを合わせて着こなしに馴染ませているのもポイントです。

キャンバス地のデッキシューズならカジュアルコーデにも好相性

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一方、レザーやスウェードといったデッキシューズが主流の中、キャンバス地のデッキシューズも使うのも一つの手。

レザーやスウェードとは違い、カジュアルな雰囲気でラフにはけるので、普段のシンプルな着こなしにもよく合います。

冬にはくと着こなしとチグハグになってしまうので、春夏要員として使うのがおすすめです。

着こなしの色味と揃えると統一感が生まれてセンスのある着こなしに

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今トレンドのワンマイルウェアにぴったりなこちらのコーディネートにもカジュアルな雰囲気のキャンバス地のデッキシューズをプラス。

スウェットパンツに唯一合わせられるキャンバス地のデッキシューズは、トップスの色と揃えることでコーデに統一感が生まれます。

シンプルな着こなしほど、コーデに統一感を出してあげるとセンス良く見えます。

編集部が厳選するデッキシューズおすすめベスト3はコレ!

本記事では【男性から人気のメンズ向けおすすめデッキシューズ】をご紹介させて頂きました!

シーエッジ編集部が使い勝手の良さや合わせやすさからベスト3を選ぶなら

  1. スペリートップサイダー(Sperry Top-Sider)|A/O 2-EYE
  2. スペリートップサイダー(Sperry Top-Sider)|シーメイト
  3. スペリートップサイダー(Sperry Top-Sider)|バハマ

の3種類をおすすめします。

ご自身のライフスタイルや普段のコーディネートに合うデッキシューズを見つけてみてくださいね!

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