【PR】こだわりの強い大人達に選ばれる「ブルーオーバー」のシューズに注目

トレンドではなく上質を追い求める「大人向けのスニーカー」として、昨今感度の高いファッショニスタ達の間で話題に挙がる事の多い大阪発の国産スニーカーブランド「ブルーオーバー(blueover)」

裁断や縫製から底付まで徹底した「ジャパンメイド」にこだわり、一見してどこのブランドのスニーカーなのかわからない普遍的な魅力とディテールへの徹底したこだわりが違いのわかる大人達に高く評価されています。

今回はそんなブルーオーバーのスニーカーについて、なぜ注目されてきているのか魅力や特徴を解説すると共に、特に人気のモデルについておすすめを厳選してご紹介します。

Kentino
初めてのスニーカー選びから、彼氏や旦那さんへのプレゼントまで、ブルーオーバーのスニーカーを購入する際に知っておきたいポイントや「これを選べば間違いない」という定番モデルについてご紹介していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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こだわりの強い大人達に選ばれる「ブルーオーバー」

大人が選ぶスニーカーといえば、スポーツブランドが展開しているローテクスニーカーか、ハイブランドや高級革靴のブランドが展開するレザースニーカーが一般的。

しかしこの2つはどちらも「ミーハー」なイメージがあるのか、昨今はそのどちらにも属さない「小規模少数生産なスニーカーブランド」への関心が高まってきています。

そんな中で特に話題に挙がるブランドといえば、2011年に誕生した大阪発の国産スニーカーブランド「ブルーオーバー(blueover)です。

最終的な組み立てだけを日本でやって「国産」として売るメーカーが多い中で、縫製や裁断はもちろん底付まで国内の工場で一貫して行い「上質な素材」「職人の手仕事」「タイムレスなデザイン」と3拍子揃った物作りが高く評価されています。

量産型のメーカーから展開されるスニーカーにはない、まるでハイブランドや高級革靴ブランドのような細部へのこだわりや履きやすさを持ちつつ、一般的なスニーカーの価格帯で展開。

ブルーオーバーはブランドバリューによるステータスシンボル的な価値はありませんが「スニーカー」という物の本質や、本物の上質さをを求める大人達の間で注目度をグイグイ伸ばしているブランドです。

Kentino
国内で完結する生産方法にこだわることで、もの作りの基本になる工場や職人の技術の維持も目指しているという点も、特に「靴を愛する大人達」から注目されている理由と言えるでしょう。

ブルーオーバーが注目される5つの魅力と特徴

ブルーオーバーのスニーカーが「人と違った物が欲しい」という方以外からも人気を得ているのは、単純なマイナーブランドとしての存在だけでなく、スニーカー自体の確かなクオリティがあってこそです。

特に話題に上がりやすいブルーオーバーの魅力としては以下の5つ。

ブルーオーバーという名前を初めて知った方にもわかりやすく、そのブランドの魅力やスニーカー自体の魅力について以下でそれぞれ掘り下げてご紹介致します。

履き物という道具としての「馴染む美しさ」

ブルーオーバーのスニーカー最大の魅力といえば、その見た目にあると思います。

一見すると革靴のような品格があるのに設計としてはスニーカーで、そもそもブランドのアイコンともいえるロゴマーク的デザインも存在しない「なんのとっかかりもない靴」に見えます。

しかし、「普遍性」という言葉そのものを製品に落とし込んだようなデザインは、まるで生き物のように完成されたフォルムを持ち、ファッションという文脈とは無関係に「存在感」を放っています。

正直な話この美しさは多くを語る必要のない「単純に良い」という造形ですが、ここではあえてブルーオーバーのスニーカーのもつ美しさについて文字にしてみたいと思います。

ブルーオーバーのスニーカーは「民藝」と呼ばれる、無名の職人の誠実な手仕事による芸民衆的工芸品から感じる「日用の美」というデザイン文脈をベースにしてスニーカーへと落とし込んでいます。

一般的に「機能美」と言われる事の多いこの形は、ファッションを飾ったり彩るために作られた美しさではなく、履き物としての必然性にそったディテールと美しさが結びついた形と言えるでしょう。

今でも履いている人の多いスニーカーの始祖であるコンバースのオールスターが誕生したのが1917年。以来スニーカーは工業製品として量産され、残念ながら民藝における「用の美」が宿るような歴史は歩んできませんでした。

もし、日本でスニーカーが誕生し、下町の名も知れぬ靴職人が、靴を求める方々の声に耳を傾け、生活に密着し履き物としての本質を追求し続けたとしたら、このような形になったのではないだろうか。

そんな、様々な小さな積み重ねによって生み出される「日用品としての美」がブルーオーバーのスニーカーには存在しています。

これにより、カジュアルファッションから果ては着物まで、シンプルで合わせやすくも飽きがこない愛着が湧く見た目と、履いていて疲れにくい快適さを両立し、多くの大人達を虜にしているのです。

国産へのこだわりと現代的な規模感

ブルオーバーの魅力の1つに、国内生産にこだわり少量生産の現代的な規模感で展開しているという点があります。

多くの「国産スニーカー」を謳うブランドが、ノックダウンと呼ばれる「完成直前まで海外で作り、最後の工程だけ国内で行う」という方式をとる中で、ブルーオーバーは一貫して国内工場で職人の手仕事によるスニーカー生産を行っています。

いわゆる「国内だけで完結するスニーカー作り」を徹底しています。

基本的にスニーカーを安く作るには巨大な工場を用意し大量に生産する必要があり、スニーカーの歴史はそれに乗っ取って「トレンドを作り大量に生み出す」という形でカルチャーを形成してきました。

しかし現代では価値観が多様化し、トレンドというのも昔ほど盲目的な大きな波ではなくなってきています。

こういった流れによって「シンプルである」事や「日本で作られている」事や、さらには「1つ靴を大切に扱う」という、靴を購入する際に履き物としての機能以外に目を向けられる時代になったのも、ブルーオーバーが注目されている理由と言えるでしょう。

この「現代的な規模感で展開している」というのは我々スニーカー好きにとって、他人と被りにくいというメリットだけでなく、数年後も変わらないブルーオーバーらしさを享受できるという魅力でもあります。

独自の木型や優れた素材の選定

まずそもそも、ブルーオーバーのスニーカーはどれも、日本人が設計し、日本の職人が日本の工場で製造し、主に日本市場に向けて展開しているわけですから必然的に「日本人の足に合いやすい」というのは大きな魅力です。

ファッションとして、競技者が履くランニングシューズやバスケットボールシューズを履く文化はありますが、日本の生活環境に馴染むための機能性を持った靴は、数多あるブランドの中でも頭1つ抜け出た存在と言えるでしょう。

また、ブルーオーバーでは独自のラスト(木型)を職人が削り出しで製作し、靴によってグッドイヤーウェルト製法やマッケイ製法(ブレイク製法)を使い分け、優れた履き心地や使用感を生み出しています。

中には、同一モデルの中から底付方法が選べるという意欲的なコレクションが展開されている事もあります。

ソールの素材も、ウレタンフォームと比べて加水分解しにくいEVA(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)を採用したり、ソールメーカーの頂点と言えるビブラム社のソールを採用するなど、選定の妙を感じさせます。

肌触りの良いベロアスエードや発色の良いクロムなめしのスムースレザーから、日常使いに嬉しい防水レザーや、デッドストックとなってしまったサープラスレザーを採用したモデルの展開、さらにはトラックの幌に採用されてる特殊防水帆布を採用したモデルがあったりと「素材に対するこだわり」を感じます。

これら1つ1つの「こだわり」の積み重ねこそがブルーオーバーのスニーカーに対するデザインであり、細々ともファンを伸ばし続けている大きな理由と言えるでしょう。

Kentino
レザースニーカーの魅力については以下の記事でご紹介しています。レザースニーカーをお探しの方は合わせて読むことで自分にはどんなレザースニーカーが相応しいのか知ることができるので、ぜひチェックしてみてください。
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国産スニーカーなのに手ごろな価格帯

「国産で、上質な素材を使い、少量生産」となると、お値段もそれなりに・・・

と思うかも知れませんが、他ブランドと比較してみるとかなり常識的な範囲内の価格帯で展開されており、この部分もまたブルーオーバーのスニーカーが注目される理由とも言えるでしょう。

「スニーカー」というと革靴に対して安物なイメージがあるかも知れません。一般的には「6千円〜1万5千円」あたりが、スニーカー購入時に準備する予算ではないでしょうか?

となると、ブルーオーバーの定番モデルである「マイキー(MIKEY)」が2万2千円前後というのは若干高価に感じると思います。

しかし、「日本製のレザースニーカー」というのはスニーカー界隈でも高額商品な事が多く、コンバースの国産は2万5千円前後、オニツカタイガーの国産も2万1千円からが目安と、比較してみてもブルーオーバーが高いとは思えません。

むしろ、ブルーオーバーの少量生産な規模感で同価格帯を提案できているというのは、実は非常にすごい事です。

あくまでも「日用品として長く使えるスニーカー」の金額として妥当な価格帯というのも、ブルーオーバーの世界を形作るのに一役買っていると感じますし、これもまたファンを引きつける大きな要因と言えるでしょう。

見た目より軽く快適な履き心地

ナイキやアディダスのスポーツシューズと比べると「重そう」な印象のあるブルーオーバーのスニーカー達ですが、実は軽量性にも非常に優れており、小規模メーカーでは類を見ない履き心地の良さにも定評があります。

例えばナイキのオールレザーのレトロランシューであるコルテッツが630gなのに対し、同様のスタイルを持つマイキーの重量は同サイズで570gと、かなり軽いのがわかると思います。

また、見た目からして重そうな「ほぼ革靴」のマルコでも670gと、スポーツブランドのランニングシューズに肉薄する軽さを誇ります。

通常であればアッパーの素材を本革から合成皮革にして軽量化をする事が多い中で、ブルーオーバーは本革にこだわりつつ、ソールの素材やアイナカにこだわる事で驚くべき軽さを実現しています。

それに加え、トレラン用のアウトソールなどを配置したモデルは重量配分がかなりアウトソール寄りになる設計で、振り子のように足が出やすく快適な歩行をサポートしてくれます。

歩きやすさを重視した硬めなソールは、フワフワしたソールと違って歩行の際にバランスが取りやすく疲れにくい上、ソール自体の減りも非常に穏やかで長く使えるのも嬉しいポイントです。

見た目的には「履きやすさ」を感じないほどのレトロ&シンプル作りですが、そのビジュアルからは想像できないほど安定感のある快適な履き心地なのも「愛着が湧いて手放せなくなる」人が続出する理由と言えるでしょう。

ブルーオーバーの評価や評判について

ブランドバリュー自体が現時点ではほとんどないため「格」の様な物はほとんど存在しませんが、いわゆるノーブランド品の謎の靴と比べて見た目から醸し出される雰囲気が全く違うため、チープな印象は一切ありません。

ロゴマークやアイコニックなディテールが存在せずシンプルな作りの靴というとどうしても避けられない「チープさ」ですが、ブルーオーバーからはシンプルな革靴の様な上質さがあるため「良い靴っぽさ」がしっかり感じられます。

同様の感想を抱く方が多いのか、国産の靴やスニーカーのコミュニティでもブルーオーバーに対する悪い評判はほとんどなく、「履き易さ」「丁寧な作り」「良心的な価格」などが高く評価されています。

特に、ナイキ、アディダス、プーマあたりの「欧米人の足形」に合いやすい靴を足が痛くないサイズ選びで買うと靴が脱げやすい、という悩みを持っている方はほとんどが「ブルーオーバーはそうならない」と絶賛しています。

これはラスト(木型)の形状が良いのはもちろんですが、履き口のパッドの足あたりが良いのも理由と言えます。

レビューや口コミ等を調べてみても、非常に多くの方が「2足目が欲しい」「色違いで買った」と声を揃えて報告している事からも、高い信頼性や中毒性のあるブランドだという事が伺えます。

Kentino
スニーカーごとに紐の質感までこだわっている点や、履き口のパッドによる快適な装着感など、非常に隙のない作りが履き物としての完成度はもちろん所有欲を掻き立てます。ただ、インソール面が非常にフラットかつソールが硬めの作りなので、履いたときの足裏の密着感が低く感じるのは個人的に気になるポイントです。

ブルーオーバー愛用者の口コミ

昨今注目度を伸ばして来ているブルーオーバー。

まだまだ愛用者のレポートなどは大手のブランドと比べてそこまで多くありませんが、実際にブルーオーバーのスニーカーを愛用している方の口コミについて調査しましたのでご紹介致します。

【マイキー(MIKEY)】

まったく無駄や装飾のなく丁寧な作りのスニーカーで、大変満足できるアイテムです。非常に履きやすく、ブランドロゴが入ってないのが一番のお気に入りです。量販店で見かけるスニーカーよりも値段は高いけど、作りも良いし気に入ってます。今回はワンサイズアップで買いましたが、革の伸びを考えると特別甲が高い人でもない限りジャストかやや小さいサイズのほうがいいと思います。

【マイキー(MIKEY)】

クオリティ&履き心地ともに自分の中で最高のスニーカーです。幅広で甲の高さは普通で、ワンサイズ大き目がリラックスして履けて丁度いいです。色違いも欲しいのですが、中々サイズがありません。欲しいと思っている方、サイズがあれば迷わず購入していいと思います。お値段が少し張りますが、値段以上のとても良い商品です。オススメします。

【マルコ(MARCO)】

革靴のようなスニーカーで抜群の履き心地。人生で最も履き心地の良い革靴に出会いました。スニーカーと革靴の奇跡のハーフって感じです。普段のサイズで購入したところちょっとキツく感じましたが、足馴染みが早くすぐに第二の皮膚の様な感じなりました。とにかく楽です。おすすめです。

ムーンスターやアサヒシューズといった大手の国産スニーカーブランドと比較すると「おしゃれだ」「シンプルでかっこいい」と言った評価が非常に多く、特にデザイン面での評価が高い印象です。

また、スピングルムーブなどと比べて「いかにも大人に履くデザイン」じゃない感じが良いという点にも注目です。

サイズ感については、ラストの種類と足形の相性に大きく左右されるため、合う人もいれば合わなかったという方もいます。

返品交換に対応してもらえてよかったという口コミも多かったので、ネット通販で購入する場合は公式のオンラインショップの様な交換対応可能な店舗での購入がおすすめと言えるでしょう。

ブルーオーバーの選び方

ブルーオーバーのラインナップざっくり紹介

  • マイキー(MIKEY)|ローテクスニーカー
  • マイキーミッド(MIKEY MID)|ミッドカット
  • マルコ(MARCO)|ドレスニ
  • マルコブーツ(MARCO BOOTS)|ショートブーツ
  • ショーティー(SHORTY)|レトロランシュー
  • ショーティーTR(SHORTY.TR)|ローテクトレラン
  • リック(Rick)|アウトドアシューズ
  • マーティ(MARTY)|ミッドテクランシュー
  • おかっぱ(OKAPPA)|ドライビングシューズ
  • ルンマーランド(LUMMERLAND)|ローテクスニーカー
  • アルタクス(ARTAX)|ローテクスニーカー
  • フォルス(PHOLUS)プレーントゥ|ドレスニ
  • フォルス(PHOLUS)Uチップ|ドレスニ
  • カイロン(Ciron)|ドレスニ
  • コポリ(kopori)|ローテクスニーカー
  • ヘリオス(Helios)|フラップサンダル
Kentino
個人的に、ベロアのマルコブーツ、ヌバックのマーティ、オールヌバックのルンマーランドは特にかっこいいと思いました。定番外のモデルはリセール市場か復刻を待つしかありませんが、見つけたら「買い」なモデルだと思います。

中には現在廃盤になってしまったモデルや、シーズンによっては展開の無いモデルもありますが、ザックリとブルーオーバーのラインナップを紹介すると上述の通りです。

このようにスニーカーの「スタイル」から選ぶのもベーシックな方法ですが、「見た目」だけで選ぶ以外の方法としては以下の2箇所は注目すべきポイントです。

それぞれの項目について、以下で詳しくご紹介いたしましょう。

アウトソールから足裏までの距離にも注目

昨今スニーカーに求められる要素の1つと言えば「身長を盛れる」かどうかです。

例えば革靴の場合だと、必要非常に靴底を厚くしてしまった場合「厚底」の様に見えてしまいますし、ヒール部分を高くすれば「ヒールシューズ」の様な見た目となってしまいます。

しかしスニーカーであればソールのクッショニングテクノロジーによって「合法的に身長が盛れる」ため、見た目に違和感なくスタイルアップが可能な点にも注目が集まっています。

例えば定番モデルのマイキーとショーティーTRで比べてみると、アッパーや履き口の高さはほとんど同じですが、地面から足裏までの距離はショーティーTRの方が高くなっています。

ミッドソール自体もショーティーの方が厚くなっていますが、ショーティーTRはアウトドア用のゴツめなアウトソールが採用されているのも1つの要因です。

ちなみにマイキーの場合はナイキのコルテッツよりも薄いため身長は盛りにくいですが、地面に足裏が近いという事は体のバランスが取りやすかったり、自動車を運転する際のペダル感覚が近く操作しやすいという利点もあります。

「厚ければ厚い程よい」というわけでは無いので、この様にアウトソールから足裏までの距離についても選ぶ際の基準として持っておき、試着しながら選んでみるのもおすすめです。

少数生産だからこそ復刻や限定モデルは要チェック

ブルーオーバーでは少量生産の強みを生かし、シーズン毎に復刻モデルや限定モデルを展開しています。

定番モデルとして君臨しているマイキー(MIKEY)やマルコ(MARCO)の人気は高く、初めてのブルーオーバーとなるとついついマイキーに手が伸びてしまうのもわかりますが、あえて最初から復刻モデルや限定モデルに注目してみるのもお勧めです。

「次にどんな物がリリースされるのか」については、公式ページなどを逐次チェックする他ありませんが、以前には非常に面白い試みがなされたコンセプトモデルや限定モデルをリリースしていたりもします。

特に人気の高い物としては、「仕入れたけど使用しなかった」デッドストックのサープラスレザーを採用したコレクションの展開や、完全受注生産によって作られるグッドイヤーウェルト製法の最高級シューズの展開などがあります。

実際に販売はされていませんが、アディダスのマイクロペーサーを彷彿とさせる「テクノロジー」を搭載したモデル「SENSING SHOES」という、シュータンに取り付けられたセンサーによってシューズ内のニオイレベルと湿度を計測しスマホで確認できるコンセプトモデルなど、面白い試みが多いのもファンを飽きさせません。

このように、コラボレーションモデルや限定モデルも魅力ですが、実は過去の復刻モデルも注目です。

過去のアーカイブを掘り下げてみると、すでに廃盤となってしまったハイテクスニーカーのifがコンセプトのマーティ(MARTY)や、レトロアウトドアスタイルのリック(Rick)など魅力的なモデルが非常に豊富。

ある意味、絶対王者のマイキーやマルコはフラッグシップとして来年も買えますから、シーズン毎のコレクションを確認して復刻モデルなんかにも注目してみると良いかと思います。

まずはコレ!ブルーオーバーのおすすめシューズ

実際にブルーオーバーのスニーカーを買おうと思うなら、まずこの定番モデルだけでも見てからがおすすめ!と言える、売れ筋の人気ブルーオーバーを厳選させていただきました。

どのモデルも「ブルーオーバーらしさ」の詰まった逸品揃いです 。

時にこの中でもマイキーの人気は圧倒的で最初の1足におすすめと言えますが、是非他のモデルとも比較しながら自分にあった1足を見つけて頂けたらと思います。

マイキー(MIKEY)

シーエッジ編集部のおすすめ度:
アッパー:ベロアスエード(定番)
ライニング:ピッグスキン
ソール:EVA
重量:570g(27cm両足)
参考価格:¥20,000前後

おすすめポイント

  • ブルーオーバーの哲学を存分に味わえる究極のスタイル
  • 「歩く」事に焦点を定めた硬質なソールと革靴のように育つアッパー

ブルーオーバーの顔とも言えるフラッグシップモデル

ブランドの誕生当時から存在する「原点にして頂点」のロングセラーモデルであり、このモデルのために作られた「マイキーラスト」は傑作ラストとしてマイキー以外の様々なスニーカー達に採用されています。

ホールカットシューズのように継ぎ目のない1枚革のアッパーに、ヒールとレースステーを補強したミニマリズムを感じるアイコニックな逸品。

いわゆるスポーツブランドのランニングシューズ特有の「歩行時に疲れやすいフワフワしたソール」ではなく、歩行時の安定感が高く体幹でバランスを取る必要のないしっかりした硬度のあるソールが採用されています。

あくまで「日用品としての歩行性能」や「洗練された作りから垣間見える上質さ」に焦点を定めており、アスファルトの上を歩く際に疲れにくく、ずっと愛用していたくなる可愛らしいデザインが人気のポイント。

上品で滑らかなベロアスエードに、肌触りの良いピッグスキンのライニング、ロゴマークやサイドパネルの装飾などが一切存在しない「シンプルだからこそ映える」そんなスニーカーに仕上がっています。

Kentino
形状的に良く似たナイキのコルテッツと比べるとハーフサイズほど大きく感じるサイズ感で、アッパーやソールは硬質な履き心地。アウトソールの接地面積も広く硬めな感触なのでグラつきが少なく安定した歩行感です。履き口の厚手のパッドが非常に強いフィット感を生み出し足首はタイトな感触ですが、指の付け根あたりからゆったりします。足裏の密着感が低いので人によってはワンサイズほど下げないと「足が動く」と感じる場合もあるかもしれません。

マルコ(MARCO)

シーエッジ編集部のおすすめ度:
アッパー:スムースレザー
ライニング:カウレザー
ソール:ビブラムソール(マッケイ製法&セメンテッド製法)
重量:670g(27cm両足)
参考価格:¥30,000前後

おすすめポイント

  • 格式のある場面以外は冠婚葬祭でも使える内羽根式ドレスニ
  • カップインソールを採用することでスニーカーライクな履き心地

フォーマル顔なのにスニーカーの履き心地を誇る傑作ドレスニ

ブラックタイなどのドレスコードが決まっているような「格式ある場面」以外であれば、冠婚葬祭でも気軽に履いていけるシンプルかつ落ち着いた印象の内羽根式プレーントゥ。

マイキーと並びブルーオーバーの顔としてロングセラーを続けている定番モデルです。

旧モデルはいわゆる「接着剤製法」のセメンテッド製法ですが、現在のモデルはドレスニでは珍しいマッケイ製法(ブレイク製法)に変更され、本当の意味で「スニーカーと革靴の中間地点」に存在するモデルへと進化しました。

マッケイ製法の利点としては何より「オールソール(ソール交換)」が可能となったこと。

接着剤方式の場合はどうしてもソール交換の際にアッパーへの負担が強く、一般的なスニーカーをオールソールする場合はそれだけで2万円以上どかかってしまうことからも、基本的にスニーカーが消耗品であることが理解いただけるかと思います。

革靴のように一生物として愛用できるのに、履き心地はスニーカーのような軽快さで、防水レザーにより天候を気にせず使えて、一般的な冠婚葬祭などなら履いていけるデザイン、とまさに「日用品としての靴」の完成系と言える仕上がりです。

初期搭載のアウトソールは名門中の名門であるビブラム社の物を採用しているのも嬉しいポイントです。

マイキーと非常に良く似たデザインですが、マイキーとは異なる「カイロンラスト」によって、スニーカーのような設計思想でありつつしっかり革靴らしいシルエットを生み出しているため、足元に品格が宿ります。

Kentino
同価格帯の一般的なダイナイトソールの革靴と履き比べてみても履き心地は完全に別物であり、フィット感は革靴なのに足裏はスニーカーという不思議な感覚です。マイキーと比べて指の付け根あたりからのフィット感も高く、あまりリフトのないアウトソールはマイキーと良く似た感覚です。例えるなら「レザーの硬いのバンズのエラ」って感じの履き心地です。何より「軽い」ので本当に革靴を履いているよりスニーカーを履いている感覚です。靴紐の代わりにヘアゴムなどを使えば、最強のズボラ革靴が完成します。

ショーティーTR(SHORTY.TR)

シーエッジ編集部のおすすめ度:
アッパー:スムースレザー&ベロア(2020AW)
ライニング:ピッグスキン
ソール:EVA
重量:560g(27cm両足)
参考価格:¥25,000前後

おすすめポイント

  • 多様な素材使いで非常にバリエーションの多い注目モデル
  • 厚手のソールで「身長が盛れる」のにグラつきのない安定感

クラシカルなランシューをベースに上質感を持たせた人気モデル

ブルーオーバーの名作モデルであるショーティに、トレイルランニング用のオフロードスタイルなアウトソールを装着したことで身長が盛れる効果も得られる人気モデル「ショーティTR」。

トレラン風のクラシカルなデザインを踏襲しつつも街履きに特化させたソールの硬さによって、ナイキのエアフマラやニューバランスの574といったモデルよりもタイトな密着感と剛性感のある履き心地になっています。

このモデルの特に面白い点は「マテリアル」です。

現在の最新モデル(2020AW)はスムース&ベロアのオールレザーですが、春夏は軽快なナイロンのコンビネーションが展開されたり、過去には防水のキャンバス素材を採用したモデルも展開されています。

レザーとナイロンを比べるとレザーの方が高級なイメージかもしれませんが、ナイロンモデルに採用されるプレミアムナイロンオックスは「国産の高密度生地」であり、経年変化の風合いも非常に素晴らしい高級素材だったりします。

シンプルなサイドパネルは、まるでトラック競技用のテストモデルのような独特の出で立ちであり、数多のレトロ系ランシューが跋扈する昨今でもアイコニックな存在感を放ってくれるでしょう。

また、デザイン自体はレトロなランシューをソースとしていますが、使用しているラストはドレスニ用の物であり、定番モデルのマイキーにはないエレガントなシルエットが大人っぽさを足元に与えてくれます。

Kentino
比較形状的に良く似たナイキのデイブレイクと比べるとサイズ感は同程度ですが素材の硬質感によりカッチリとホールドされる印象があります。デイブレイクより足裏に厚さを感じますが、硬めなアウトソールなのでグラつきが少なく、非常に安定した歩行感です。また、履き口のパッドを含め甲部分を押さえつけられるような非常に密着感の強い作りとなっていますが、足裏の感覚はランシュー系よりも革靴に近いフラットなフィット感です。ジャストサイズで選んで問題ないかと思います。

フォルス(PHOLUS)

シーエッジ編集部のおすすめ度:
アッパー:ステアレザー
ライニング:ピッグスキン
ソール:ビブラムソール(グッドイヤーウェルト製法)
重量:960g(27cm両足)
参考価格:¥45,000前後

おすすめポイント

  • オンオフ問わず使い勝手抜群な外羽根式プレーントゥのドレスニ
  • 定番のプレーントゥ以外にも人気の高いUチップのバリエーションも展開

ビジネススタイルに間違いない「鉄板」なスタイルのスニーカー

いわゆる「ポストマンシューズ」と呼ばれるスタイルのプレーントゥとビジネスの定番であるUチップを展開し、本格的な革靴の設計をそのままにスニーカーとして快適に履けるスタイルで仕上げた逸品。

上質なレザー素材や細部の美しい仕上げから漂う品格も「革靴らしい」仕上がりですが、何よりドレスニとしては非常に珍しいグッドイヤーウェルト製法で仕上げられている点も見逃せません。

グッドイヤーウェルト製法というのは簡単にいうと、革靴の底付製法の中でもオールソールの際にアッパーを最も痛めにくく、そのことから特に高級な英国革靴で定番として採用される製法の事。しかもフォルスは手作業で行われています。

中物にはコルクが採用され、履き込むことによってグッドイヤーウェルトらしい「履き手の足形に合わせた沈み込み」が発生するので、馴染んだらもう他のシューズは履けなくなるでしょう。

ここまでくると、スニーカーというよりは革靴では?と思うかもしれません。

しかし、履き口のパッドはもちろんカップインソールやEVAのミッドソール、さらにはビブラム社のアウトソールを採用し「足を入れるとそこはスニーカー」という感じの仕上がりです。

本格的な高級革靴と同等の仕上がりなので値段もスニーカーというより革靴の値段ですが、それゆえに「一生モノ」として愛用し続けることができるスニーカーという考え方もできるでしょう。

Kentino
見た目にも手触り的にもかなり高い「堅牢性」を感じるステアレザーから「革靴っぽい重苦しい履き心地」をイメージしていましたが、足を入れたら完全にスニーカーでした。正直、初見の足入れでは目を閉じて足を浮かせたらショーティTRと違いがわからないほどの快適な着用感。カップインソールとEVA&ビブラムソールによって革靴ではありえない足裏感覚です。ただ快適なだけではなく所有欲をも刺激する品格があり「新しいビジネスシューズの選択肢」になり得る逸品と感じました。
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ブルーオーバーに関する気になる質問

国産スニーカーの中でもちょっと周囲に差を付けられるブルーオーバーのスニーカー達。

ここでは実際に購入する時に知っておきたいポイントをまとめました!

それぞれ以下で簡単にご紹介いたしますので、ブルーオーバーのスニーカーの購入を検討している方は覚えておくと安心です。

ブルーオーバーの靴のサイズ感は?

ブルーオーバーのサイズ感を気にする方の場合、オンラインショッピングでの購入を検討している方だと思います。

靴選びの基本である「自分の左右の足のサイズを測って大きい方のジャストサイズに合わせる」事と「試し履きで返品できるショップで購入する」ということは大前提です。

特に夕方になると足のサイズは浮腫んで変化するため計測する場合は17時あたりがおすすめです。

それを踏まえた上でブルーオーバーのスニーカーの傾向をお話ししますとタイトめなサイズ感ですがジャストサイズで買って革が馴染んで安定するとぴったりというのがベストな考え方です。

ちなみに、ブルーオーバーでは以下のサイズ選びが推奨されています。

普段のサイズ ブルーオーバーのおすすめサイズ
22cm
22.5cm
22.5cm
23cm
23.5cm
23.5cm
24cm
24.5cm
24.5cm
25cm
25.5cm
25.5cm
26cm
26.5cm
26.5cm
27cm
27.5cm
27.5cm

ちなみに、ブルーオーバーの公式オンラインショップ「struct」ではサイズ交換が1回まで可能となっており、その際の往復送料もショップが持ってくれるサービスを展開しています。

また、メールやLINEにて専門のスタッフがサイズ選びの相談を受けてくれるサービスも行っていますので、サイズ選びに困っている場合は検討しているモデル名や普段履いている靴のサイズなどを踏まえて問い合わせてみるのがお勧めです。

詳しくはコチラ

また靴のサイズ選びに置いて重要なポイントとなる「ラスト(木型)」からも、ブルーオーバーのスニーカーごとのサイズ感を見ることができます。

ブルーオーバーのラストは有名な物だと以下の3種類。

過去には「マーティラスト」と呼ばれる木型もありましたが、現在は展開されていません。

ラスト(木型)は靴の表情を大きく左右するのはもちろんですが履き心地にも強く影響し、こだわりの強い方だと「気に入った靴より先に気に入ったラストを見つける方が重要」なんて意見もあります。

ラストの傾向を知れば自分の足に合いやすいかどうかも考察できますので、ブルーオーバーのスニーカーを選ぶ際の参考にしていただければと思います。

マイキーラストの特徴とサイズ感

マイキーラストが採用されているモデル

  • マイキー(MIKEY)
  • マイキーミッド(MIKEY MID)
  • おかっぱ(OKAPPA)
  • リック(Rick)
  • コポリ(kopori)

ブルーオーバーの中でもベーシックなワイズD-Eのラスト(木型)です。

レザーの伸びによる履き心地の変化を考慮しつつ日本人の足形に合わせたタイトめのレザースニーカー専用の設計で作られた、ブルーオーバーの中でも最もスタンダードなラストです。

海外製品に比べて幅広なワイズと、適度に反り上がった爪先が、快適な履き心地と上品なスタイリングを生み出します。

ルンマーラストの特徴とサイズ感

ルンマーラストが採用されているモデル

  • ルンマーランド(LUMMERLAND)
  • アルタクス(ARTAX)

ブルーオーバーの中では比較的ワイドなワイズE-EEのラスト(木型)です。

親指から小指にかけ実際の足の形の様に斜めにカットされたオブリークシルエットのラウンドトゥにより、個性を強調しつつもソフトでクラシカルな「可愛らしさ」の漂うルックスを生み出します。

ブルーオーバーのラストの中では最もワイズが広く、甲高な幅広な形でもゆとりを持って快適に履けます。足入れ感も良く脱ぎ履きも容易なので「しっかり靴紐をしめてピタッと履く」のが苦手な方にもお勧めです。

カイロンラストの特徴とサイズ感

カイロンラストが採用されているモデル

  • マルコ(MARCO)
  • マルコブーツ(MARCO BOOTS)
  • フォルス(PHOLUS)
  • ショーティーTR(SHORTY.TR)
  • カイロン(Ciron)

ブルーオーバーの中では比較的スリムなワイズDのラスト(木型)です。

主にビジネススタイルにも使える「ドレスニ」に採用されることが多いラストで、定番のマイキーラストをベースとしつつもスマートに見えるよう捨て寸を調整してあります。

日本人の足形に会いやすい甲高なシルエットに仕上げつつも、トラディショナルな革靴らしい美しさを保っており、スーツスタイルにもハマりやすいラストになっています。

ブルーオーバーの靴はどこで買える?

ブルーオーバーのスニーカーは一般的に知られているブランドと違い流通量が少なく、基本的にはフラッグシップストアである大阪の「ストラクト(struct)」へ足を運ぶか、公式オンラインショップでの購入が一般的な入手方法となります。

公式オンラインショップはコチラ

また、アマゾンや楽天といった大手のオンラインショッピングサイトでの販売もあります。

楽天の場合は店舗ごとに規約が違いますが、アマゾンの場合は購入から30日以内なら試着して返品交換が可能となっているので、サイジングのレンジがタイト革靴を通販する場合はこういった試着可能な場所での購入がおすすめです。

編集部が厳選するブルーオーバーでおすすめのシューズベスト3はコレ!

本記事では【ブルーオーバーのおすすめシューズ】をご紹介させて頂きました!

シーエッジ編集部がデザイン性やコーデの合わせやすさからベスト3を選ぶなら

の3種類をおすすめします。

ご自身のライフスタイルや普段のコーデに合うブルーオーバーのシューズを見つけてみてくださいね!

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