初めてのスニーカー選びをするならば、人気ブランド「バンズ / ヴァンズ(VANS)」のスニーカーは選択肢から外せません。
古くはマニアックなスケートボードシューズとしてサブカルな方々から愛されたブランドですが、現在はお洒落の入門用スニーカーとして選ばれるほど多くの販路により、日本中から愛されるスニーカーブランドへと成長しました。
今回は、常にスニーカーの最新情報を追いかけるマニア、いわゆる「スニーカーヘッズ」な筆者が本気で選ぶ、最初の1足からステップアップにおすすめなメンズ向け傑作スニーカーをバンズ(VANS)の中からご紹介します。
今回は、2022年最新版としておすすめしたいスニーカーの人気モデル、ブランドについてご紹介します! ココから選べば間違いなしのスニーカーからオシャレさんも納得のモデルまで幅広くご案内。 今、おしゃれな男性が街でどんなブランドのス[…]
今更聞けない。バンズ(VANS)の魅力
おそらく日本で最も有名なスケートボード用スニーカー、いわゆる「スケシュー」ではないでしょうか?また、スリッポンといえばバンズのスニーカーだという方も多いと思います。
それもそのはず、バンズは現在「世界一の規模を誇るスケートカンパニー」と認められるブランドです。
- バンズの歴史について知りたい方はタップ
- バンズという名前は、創設者のポール・ヴァン・ドーレンとその仲間たちという意味で「ヴァンズ(VANS)」と付けられ、1966年にカリフォルニア州のアナハイムにて受注生産のみのベンチャー企業として産声を上げました。
オープン初日に店頭に並んだスタイル44は後に「オーセンティック」として、50年以上たった現在も変わらないデザインのままに愛され続けるバンズの定番モデルとなっています。
バンズのヒストリーについては割愛しますが、ドッグタウンの伝説的スケートボードチーム「Z-BOYS」の中心メンバーであったトニー・アルバやステイシー・ペラルタなどのレジェンド達が愛用したことで「スケートシューズ」としての確固たる地位を築き、熱狂的な支持を得ました。
しかし事業を拡大しすぎて1984年に経営破綻。その3年後に負債を完済し、1994年には日本のABCマートが販売権を取得。この辺りから一気に日本国内でも「マニアックな人が履いてるスニーカー」から「初心者におすすめなオシャレスニーカー」として階段を登り始めます。
。
バンズのブランドイメージは?
日本でちらほらバンズのスニーカーを見かけるようになった2000年代前半はまだ「サブカルチャーのアイコン」的な扱いが強く、キャッチフレーズの「OFF THE WALL(普通じゃない奴・変わり者)」というスラングの通り、人とは違う個性的な人が履いてるスニーカーのイメージでした。
しかし、今やスケートボードのブランドだと知らずに履いている方も多いのではないでしょうか?
とは言っても、いわゆる「ストリートな気配」というのが失われた感じはしません。
例えばバンズの定番「エラ」にしても、形状の近いコンバースのスキッドグリップと比べると、どこか「不良っぽい」雰囲気が漂います。
スリッポンにしてもやっぱり「かっこいいのはバンズ」と言ったイメージも強くあります。
ある意味、ナイキやアディダスと言ったブランドよりも背景に歴史やカルチャーを感じるスニーカーと感じている方が多いのではないでしょうか?
コンバースに勝とも劣らない「ローテクで普遍的な魅力」と、エアマックスやスーパースターに勝るとも劣らない「スタイルやカルチャー」を両立したスニーカーというイメージがあるように思えます。
また、若い子達の間では「韓流アイドル達がダンスの練習してる時によく履いてる靴」というイメージがバンズ(特にオールドスクール)にはあるようです。
今やファッションアイテムの定番となったスニーカーの中でも、とりわけコーディネートに合わせやすく初心者でもスタイリングが簡単なローテクスニーカーは非常に人気です。 クセが少なく使いやすいローテクスニーカーですが、なんとなくイメージできる[…]
バンズのスニーカーが人気な3つの理由
バンズといえば、ハードな使用に耐えうる堅牢なキャンバス素材やスエード素材を使用したアッパーに、耐久性とグリップ力の高いバルカソールを使用した、非常にクラシカルな見た目のスニーカーが中心です。
中でも
- 合わせやすい見た目と手ごろな価格帯
- スタイルやカルチャーを感じる背景
- 現代におけるバルカナイズ製法の名門
この3つは特に、他のブランドと比較した際にバンズが人気を得ている理由と言えるでしょう。
合わせやすい見た目と手ごろな価格帯
エラやスリッポンといったシンプルなモデルのベーシックな配色であれば、5000円程度で購入できるコストパフォーマンス抜群な価格帯。
トップモデルですら15000円前後で購入できます。
いわゆる「ハイテクスニーカー」ではなく、コンバース等を筆頭に人気の高いローテクスニーカーが中心であり、ストリートファッションはもちろんのこと、キレイめな大人っぽいコーデから、果てはモードスタイルまで、非常に幅広いファッションに合わせやすいのも人気のポイントです。
スタイルやカルチャーを感じる背景
あまりスニーカーに興味のない方の場合「コンバースの色違い」程度にしか感じられないと思います。
しかし、バスケットボールやバドミントンといったコートシューズを中心に成長してきたコンバースに対し、スケートボードやBMXを中心に成長してきたバンズでは、やはりスニーカーの表情にも少しずつ違いが出てきます。
特にバンズというブランドの生い立ちが大きく影響しており、受注生産のカスタムオーダーできるスニーカーブランドとして立ち上がったバンズは、スケーター等のオリジナリティを反映していった結果オーセンティックがエラという形に進化し定番化していくなど、カルチャーと密接な関係にあります。
オーリーガードや爪先の反り上がり(トウスプリング)と言った細部から漂うスケシュー特有のディテールが、他のブランドのスニーカーと一線を画すバンズ特有の魅力と言えるでしょう。
現代におけるバルカナイズ製法の名門
最も古いスニーカーのソール接着技術であるバルカナイズ製法。
そんなバルカナイズドスニーカーが中心モデルとなって展開されているのもバンズの魅力といえます。
いわゆる、みなさんがご存知のスニーカーというのは、いわゆる接着剤によってソールとアッパーが固定されているものが大半です。
このほうがスニーカーが軽量かつ安価に作れるため昨今のスポーツシューズは一般的にこの方法で作られます。
しかしバルカナイズ製法で作られるスニーカーには、スケーターにとって魅了的なメリットが数多くあるのです。
代表的なものだと、ハードな動きに追従しやすく、耐久性が高く、経年劣化に強く、靴底がフラットになるためグリップ力やデッキの操作性が上がるという点です。
バンズのスニーカーの種類と選び方
ひと口に「バンズのスニーカー」と言っても、マニアックな話をすればそもそも「日本企画のバンズ」と「US企画のバンズ」では同じモデルでも若干の違いがあります。
さらに、同じスニーカーなのに「PRO」と言われるハイスペックシリーズが存在したりと、単純な種類以外にも気になる点はたくさんあります。
しかし、そう言ったマニアックな話はおいといて、まずバンズのスニーカー選びで覚えておきたいのは「初心者はこの3足の中から選びましょう!」という超定番モデルです。
まず、この中から見た目で気に入ったものを選んでおけば間違いありません。
これらの種類よりもっと詳しくバンズのスニーカーについて詳しく知りたいという方は、ここより先に進んでいただければ、少々マニアックな話になりますがご紹介いたします。
ややこしい話はおいといて、おすすめのスニーカーを紹介してほしいという方は、こちらからどうぞ。
日本企画とアメリカ企画の違い
日本で販売されているバンズのスニーカーには大きく分けて「日本企画」と呼ばれるものと「アメリカ企画(US企画)」と呼ばれるものの2種類が存在します。
日本ではABCマートがバンズとライセンス契約を結んでおり、日本独自に企画したスニーカーをバンズの製品として売り出すことができます。
そのため、例えばオールドスクール1つ取ってみても、日本企画のオールドスクールはいわゆる「日本人好み」のシルエットにリファンされています。
故に、ABCマートで販売されているバンズのスニーカーは日本企画の物がありますが、ABCマート以外の場所で販売されているバンズのスニーカーは全てアメリカ企画の製品となります。
例えばオールドスクールの場合、日本企画とアメリカ企画の大きな違いは以下の3点。
- サイドストライプの太さ
- トウスプリングの高さ
- サイドステッチの形状
サイドストライプは日本企画の方が若干太めの作り、トウスプリングは日本企画のもは強め、サイドステッチの形状は日本企画の方がシンプルな作りになっています。
どれも、どちらの方が良い、ということはありません。デッキコントロールの面においてはトウスプリングは低い方が良いので、スケーターが選ぶならアメリカ企画の方がおすすめです。
反対にトウスプリングが強い方が歩きやすいので、街履きメインで使用する方は日本企画の方がおすすめです。
「PRO」モデルとは?
例えば、バンズの定番であるオールドスクールやスリッポンにも、オールドスクールプロやスリッポンプロという名前の付けられたモデルが存在します。
「プロクラシックス」と呼ばれるラインで定番モデルをスケートボードユースにリファインしたモデル以外にも、現行のチームライダーのシグネチャーモデルに等にこの名前が付けられます。
通常のモデルと「プロ(PRO)」のモデル、それぞれのスニーカーの何が違うのかというと、最も大きな変更点は「カップインソールにポリウレタンベースのクッション素材であるUltraCushが使用されている」という点です。
履き心地自体が快適になるのはもちろんですが、高いところから飛び降りた際の衝撃や、スポーツによる間欠的な着地衝撃を緩和してくれます。
また、スリッポンなどのモデルには、デッキテープとアッパーが擦れて磨耗しないようにオーリーガードが搭載されているモデルもあります。
このように外見が違うスニーカーもありますが、外見の変化のないモデルもあります。
VANS LITEとは?
バンズライトはその名の通りスニーカー自体の重量が通常より軽いシリーズです。
バンズのスニーカーはバルカナイズドソールを採用していることもあって、実は結構重めです。リアルスケーター的にも結構重いのですが、それでも履き心地の良さや耐久性で許容範囲と言ったところではあります。
しかし、バンズ以外の快適な街履きスニーカーと履き比べてみると、履き心地は雲泥の差。そんな悩みを解決するために誕生したのが、このバンズライトと呼ばれるブランドラインです。
何より凄いのは「重量44%カット」という驚異の軽量化。さらにカップインソールを使用し、アウトソールも柔らかくなりました。スケートに耐えられるスペックではありませんが、見た目はそのままに街履きスニーカーとして完璧な仕上がりになっています。
普段履きオンリーでの使用を想定するなら要チェックなカテゴリーです。
人気の柄はチェックとフレイム
個人的な意見でもありますが、やはりバンズのスニーカーの種類として「チェック柄」「フレイム柄」のスニーカーというのは外せません。
特にチェック柄は、いっときナイキのエアプレストあたりがチェック柄のモデルを出したものの、バンズのパクリだ!というような批判があったのかすぐに販売を中止したというエピソードもあったりするほど「チェック柄のスニーカー=バンズ」というイメージがあります。
チェック柄もフレイム柄も、バンズのスニーカーであれば大抵のモデルでリリースされています。フレイム柄はモデルや配置によっては即完売という事もあるので見逃せません。
ファッションへの合わせやすさ、という面ではかなり癖のあるデザインですが、個人的には要チェックな「バンズのスニーカーならでは」の魅力的な種類だと思います。
知らないとヤバい!バンズの超定番スニーカー10選
バンズのスニーカーといえば、ブランドが産声をあげた1966年以来変わらないスタイルで愛され続けるローテクでクラシカルな定番モデル達。
まずは、いわゆる「ド定番の鉄板モデル」についてご紹介します。
バンズのスニーカーなんてブランド名以外全然知らないよ!という方は是非、初めてのスニーカー選びの参考にしていただければと思います。
- オーセンティック(AUTHENTIC)
- エラ(ERA)
- オールドスクール(OLD SKOOL)
- スリッポン(SLIP ON)
- スケートハイ(SK8-HI)
- チャッカ(CHUKKA)
- ハーフキャブ(HALF CAB)
- マウンテンエディション(MT.EDITION)
- コートアイコン(COURT ICON)
- ファルケン(FALKEN)
オーセンティック(AUTHENTIC)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥6,000~ |
何と言ってもまずはこのモデル。バンズが産声をあげた1966年のオープン初日に店頭に並んだ「スタイル44」と呼ばれる歴史的なスニーカー。
現在は「オーセンティック」という名前で親しまれています。
数あるバンズのスニーカーの中でも特にシンプルなデザインとなっており、フォーマルライクな内羽式のアッパーデザインとパッドレスな履き口によってスニーカーとは思えないミニマルな見た目が魅力の1足です。
一般的なスニーカーは履き口部分がそれなりにボリュームがあるため、革靴などと比べるとカジュアルな印象が強まりますが、オーセンティックのシルエットは革靴のそれに近く、ロングパンツに合わせてもかなりスタイリッシュな大人の印象です。
もちろんクロップド丈や夏場のショートパンツとも相性抜群。
いわゆる横乗り系のスタイルから、ジャケパン系の綺麗目スタイルまで幅広くこなす1足です。
エラ(ERA)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥5,000~ |
今やバンズは世界最大のスケートボード企業へと成長したわけですが、そんな「バンズとスケボー」が切っても切れない関係となったのは、このスニーカーがきっかけと言っても過言ではないでしょう。
オーセンティック(スタイル44)がスケートボーダー達に注目された頃、当時のトップスケーターだったトニー・アルバやステイシー・ペラルタ達「Z-BOYS」のアドバイスを元に、履き口に綿入りのパッドを搭載する事で高いフィット感と快適な履き心地を獲得したこのモデル。
当時は「スタイル95」と呼ばれた「エラ」はまさに、世界でも最古の部類に入るスケートボード専用スニーカーの先駆け的存在となりました。
アッパーの見た目はほとんどオーセンティックと変わりませんが、そもそも「アクティブに動き回ると履き口が足に食い込んで痛い」という悩みを解決するために作られたスニーカーですから、街履きに使うとしてもその履き心地の良さは素晴らしいの一言です。
オールドスクール(OLD SKOOL)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥6,000~ |
バンズのスニーカーといえば、アッパーのサイドパネルに施されたジャズストライプ(サーフライン)と呼ばれる模様。ナイキでいうところのスウッシュのようなものであり、バンズの象徴と言っても過言ではありません。
そんな「ジャズストライプ」が搭載された初めてのスニーカーが、当時「スタイル36」という名前で誕生したこのスニーカー。当時はジャズストライプと名付けられたサイドパネルの意匠に合わせ「ジャズ」というニックネームで呼ばれていました。
現在では「オールドスクール」と呼ばれるようになったこのスニーカーは、革靴でいうところのストレートチップを思わせる爪先のデザインと、比較的細身のラストに、スエードやレザーといった強靭な素材を使う事でエラやオーセンティックと比べてかなり男臭い作りになっています。
エラやオーセンティックよりも、ボリュームがあってしっかりした作りのスニーカーを選びたい方はオールドスクールで間違いありません。まずは黒ベースのモデルから!
ちなみに、あのシュプリームの創業者「ジェームス・ジェビア」も、オールドスクールはスケートボード用スニーカーの中でもアイコニックでクラシックな存在だと語っています。バンズだけでなくこの世の全てのスニーカーの中でも、とりわけ「プロップスを集める1足」と言えるでしょう。
スリッポン(SLIP ON)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥5,000~ |
バンズといえばチェック柄、そんなイメージが世界中に浸透したキッカケといえば、リリース当時は「スタイル98」という名前で呼ばれていたこのスニーカー「スリッポン」です。
1982年の映画、初体験/リッジモント・ハイ(Fast Time At Ridgemont High)似てショーン・ペンが履いてたこのスニーカーにより「バンズを象徴するスニーカー」として注目を集める事となりました。
なんと言っても、靴紐を結ぶ必要が無いため手軽に脱ぎ履きできるのと、それゆえに飾り気が一切ない究極にミニマルなデザインとなっている点が魅力のスニーカーであり、定番のチェック柄やフレイム柄以外にも、様々な個性的パターンが存在しておりそれぞれに強い個性を放ちます。
スリッポンの持つシンプルな見た目が夏場の軽快なファッションに合うのはもちろんですが、ゆったりしたパンツに合わせて緩急を付けたハズしに使ったり、重たくなりがちなブラックコーデに合わせるなどの使い方もおすすめです。
スケートハイ(SK8-HI)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥8,000~ |
現在のスケートボードシーンにも通用するクラシックな1足として高い人気を誇るスニーカーといえば、1978年に誕生したスケハイこと「スケートハイ」です。
当時「スタイル38」という呼び名で生まれたこのモデルは、まさにスケート史に刻まれる名作中の名作スニーカーと言えます。
転倒時に足首を守るだけでなく、ランプやプールで転けた際に擦りやすい踝をガードする事で、スケート時の足の保護具としてこれ以上ない仕上がりとなり、一躍「スケーターの必需品」となったスケートハイ。
当時は「スタイル37」と呼ばれる、ミッドカットのモデル(SK8-MID)も存在しており、現在でもマニアックな1足としてバンズファンのために度々復刻しています。
レザーやスエードを使用した、レトロなローテクハイカットのスニーカーといえば、ナイキのブレーザーや、プーマのスエードあたりが定番ですが、そのどちらとも違った「決して優等生ではない曲りかた」がとてもかっこいいスニーカーです。
チャッカ(CHUKKA)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥6,000~ |
ハイカットとローカットの良いとこ取りをしたミッドカットは、ホールド性やフィット感と、見た目の気軽さが相まって人気のモデルです。
バンズのミッドカットというと、ハーフキャブやマウンテンエディション、さらにはスケートミッドなんかも思い浮かびますが、入手の容易さと履きこなしの容易さで選ぶならスタイル49の「チャッカ」は外せません。リリース当時はスタイル149はキャンバス製、スタイル549はレザー製となっていました。
いわゆる革靴の「チャッカブーツ」を模したデザインとなっており、大人っぽさの中にもアウトドアできなアクティブさが漂う名作デザイン。
ラギッドソールのようなゴツいブーツは嫌だけど、いかにもスニーカーという見た目も嫌だ、そんな時にピタッとハマるのがこのスニーカーです。
ちなみにチャッカローと呼ばれるローカットモデルも度々復刻しています。個人的にはせっかくのチャッカブーツのシルエットが・・・と思うのですが、コレはコレでスニーカーの中ではかなり珍しいシルエットとなっており面白い1足です。
ハーフキャブ(HALF CAB)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥7,000~ |
なんとも粋な名前だと感じた人はスケーターですね?バンズのスニーカーの中でも燦然と輝くこの名前、スタイルナンバーは#33、レジェンドスケーターのスティーブ・キャバレロのシグニネチャーシューズです。
ゴチャっとしたデザインでありながら、潔く切られたミッドカットの履き口が絶妙で、コーデのアクセントとしても使えますし、上半身にボリュームが寄りがちな秋冬コーデのバランス取りにも使える優秀なシルエット。
シューズラックがシンプルなスニーカーばかりの人は持っておいて損はありません。
そもそもこのハーフキャブ、元はハイカットの「キャバレロ(現:フルキャブ)」と呼ばれる1989年にリリースされたバンズ初のシグネチャーシューズで、原型はマウンテンエディションをスケートボード用にカスタマイズしたものと言われています。
そんなキャバレロの得意技といえば、キャバレリアルというフェイキーから1回転する技。
それを半回転にすると「ハーフキャブ」という技になるわけで、キャバレロの履き口を半分に斬ったから「ハーフキャブ」とはなかなか素敵な言い回しではないでしょうか?
そもそもなぜハーフキャブというスニーカーが誕生したのかというと答えは単純、スケーター達が脱ぎ履きしやすいようにキャバレロの履き口をカットして履いていたからです。
それに目をつけ誕生したのがこのハーフキャブ、やはりバンズのスニーカーはスケーターと共に進化するということを体現するような背景が見える歴史的な1足だと感じます。
マウンテンエディション(MT.EDITION)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥12,000~ |
爪先部分に搭載されたベルクロがバンズのスニーカーの中でも異彩を放つ1980年代の名作「マウンテンエディション」は、その名の通りマウンテンバイクやBMXと言ったサイクル系エクストリームスポーツの為に作られたモデルです。
先述したキャバレロ(ハーフキャブ)もこのマウンテンエディションをベースに改良されたモデルであり、少し前までは知る人ぞ知る名作と言ったモデルでしたが、フィアオブゴッドなどのトレンドセッターが目をつけコラボしたことで、最近では個性派定番的位置付けで愛されています。
いわゆる「シューレースカバー」の役割を果たす爪先のベルクロは、ペダルを持ち上げる際に靴紐が磨耗することを防いだり、バイクのシフトレバーに靴紐が絡むことを防ぐ為バイカーからも愛されました。
履き口のクッションや直角に近いアッパーのカーブなど非常に個性的な佇まいは、足元にアクセントを置きたい時に大活躍間違いなしの1足。それでいて爪先はバイクのシフトに滑り込ませる為細めのスタイルになっており、実際に履いてみるとボリューミーなのに大人の雰囲気で、まとまりのあるスマートさが人気のポイントです。
コートアイコン(COURT ICON)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥5,500~ |
1970年代のコートシューズに影響を受けた滑らかなシルエットのスニーカー「コートアイコン」。いわゆるテニスシューズに影響を受けたデザインとなっており、ストリート感の強いバンズのスニーカーの中では、かなり優等生で清楚なデザインになっています。
特徴的なサイドパネルのロゴマークも、いわゆるジャズストライプではなく「Off The Wall」の文字を抜いたスケートボードのロゴマークであり「変わり者ではない」姿が、癖の少ないスニーカーを求める方にピッタリです。
歴史あるスニーカーではない(と思います)が、横乗り系のファッションから夏場の綺麗目ファッションまで幅広くこなせる優等生であり、バンズのスニーカーの中でもかなりの人気を誇ります。
ファルケン(FALKEN)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥7,500~ |
バンズのクラシックな定番モデルではありませんが、今後「新定番」になる可能性が非常に高い注目のスニーカーでありつつ、マーケティングとしてはもうすでに定番商品かのように扱われているニューフェイスの「ファルケン」。
このスニーカーがなぜ良いかというと、過去のバンズのアーカイブにあるクラシックモデルをサンプリングしつつ、従来のバンズの半分程度の重量まで軽量化されたバンズライトシリーズからリリースされている点。
いわば、現時点における街履きバンズの最高到達地点と言えるでしょう。
デザインは、オールドスクールやスケートハイと言った名作のパーツをサンプリングし、新商品にもかかわらず1970年代ごろからあったかのような表情。
絶妙なボリューム感と、運動靴に匹敵する履き心地の良さ。万人におすすめな1足です。
マニアが選ぶ!バンズで今注目なおすすめスニーカー10選
バンズのド定番なスニーカーから1歩横にズレて、スニーカーマニアの目線やスケートボーダーの目線から「いいスニーカー履いてますね」と思われるちょっと通なモデルをご紹介します。
いわゆる「クラシックなレトロスニーカー」が人気のバンズですが、トップスケーターが履くプロモデルや最近の流行に合わせたニューモデルも実は注目のブランドだったりします。
そんなバンズのお洒落スニーカーを厳選してご紹介。
- ボールドニー(BOLD NI)
- ランピン(LAMPIN)
- アベプロ(AVE PRO)
- ローワンプロ(ROWAN PRO)
- ロウリークラシック(ROWLEY CLASSIC)
- シドプロ(SID PRO)
- スリッポンキャップ(SLIP-ON CAP)
- ヴァリクス(VARIX)
- バールプロ(BERLE PRO)
- スポーツ(SPORT)
ボールドニー(BOLD NI)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥7,500~ |
1980年代にリリースされた「BOLD New Issue」ことボールドニー。
極太のジャズストライプがそのままアイステイの補強パーツに使われた独創的なアイデアとシンプルな見た目が、個性的でありつつ普遍的な魅力を備えた傑作モデルです。
知る人ぞ知る名作スニーカーなんて言われていましたが、復刻によりABCマート系スニーカーブティック「BILLY’S」なんかでも手軽に手に入るようになりました。
スキニー系やテーパードなボトムスから、定番のアメカジスタイルまで、ちょうど「オールドスクール」をそのまま洗練されたデザインに昇華したスニーカーと言った感じです。
ランピン(LAMPIN)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥10,000~ |
数あるバンズのスニーカーの中でも、エラに次ぐ「レトロヴィンテージ」な古着感のあるモデルとしてバンズファンが復刻を待ちに待ったスニーカーがこの「ランピン」です。
2013年にはシュプリームがコラボした事で最注目され、そこから少しずつですが定番モデルとして流通し、2020年にはCOMME des GARCONSとこのコラボモデルに抜擢された事で、ここからさらなる注目が集まる予感です。
当時は、サルマンアガーやキャバレロのシグニチャーシューズが買えないスケーターが履いていたいわば廉価版的なイメージですが、それこそが真の「スケーターに愛されたシューズ」という点もグッときます。
いわゆる「現行バンズ」から少しズレてお洒落なスニーカーで差をつけたい。そんな人に履いて欲しいスニーカーです。
アベプロ(AVE PRO)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥7,500~ |
バンズといえば世界最大のスケートカンパニー。せっかくバンズのスニーカーを履くなら、定番のクラシックなスニーカーも良いですが、現在トップ選手たちが履いているハイエンドスニーカーもおすすめしたいところ。
バンズのスケーターといえば、2015年にスケーターオブザイヤーを受賞したアンソニー・バン・イングレン。フルスピード攻め攻めなスタイルが多くのスケーターを虜にしました。
そんな彼のニックネーム「AVE」を冠したシグニチャーシューズ「アベプロ」は、現在多くのパフォーマンスシューズで定番かしているライナーとシュータンを一体化させた、いわばナイキのハラチのような構造を採用し、アルティメイトワッフルと呼ばれる新式のアウトソールを使用。
アッパーにも耐久性が必要な場所以外にはメッシュを使い、それぞれのパーツはステッチよりも軽量で耐久性のある熱癒着式のアッパーパネルを採用するなど、バンズの技術の粋を集めた1足になっています。
ローワンプロ(ROWAN PRO)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥11,000~ |
スケーターには独特の美意識みたいなものがあり、技自体にも単純な難易度だけではない「かっこよさ」のようなベクトルがあります。そんな、現代のスケートスタイルにおける最先端を走っているスケーターの1人がこのローワンプロのシグネチャー「ローワン・ゾリラ」です。
性能面がリアルスケーター使用のトップモデルである事は当たり前。それ以上に「お洒落なスニーカー」としても見逃せないのがこのモデル。
バンズの名作であるハーフキャブを思わせる爪先周りやロウリーを彷彿とさせるアッパーデザイン。
そこに新開発のポップクッシュインソールや、シックスティックと呼ばれる頑丈でグリップ力の高いアウトソールを搭載するなど、クラシックな見た目とは裏腹に最新のテクノロジーが詰め込まれた傑作。
さすがは現代のお洒落番長と言えるシュプリームのチームに加入しているローワンゾリラだけある仕上がりです。
ロウリークラシック(ROWLEY CLASSIC)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥7,500~ |
バンズの数あるシグネチャーシューズの中でも、やはり「別格」と言えるのが「キャバレロ(ハーフキャブ)」と「ロウリープロ(ロウリークラシック)」の2つではないでしょうか。
いわば、ハーフキャブがローテクスケシューだとして、アベプロがハイテクスケシューだとするなら、ロウリーはちょうどミッドテクと言ったところ。現代のスケートシューズのデザインが確立された原型と言えるモデルです。
当時のスケートシューズのトレンドとも言えるクッション性の高いアッパーは、現代おいても独特の雰囲気を醸し出し、そのスタイルはバンズスニーカーの中でも唯一無二。
クラシックという名で復活するのも頷ける、いわばポストハーフキャブ的な存在です。
ファーストモデルがリリースされたのは1999年。そしてシグネチャー主のジェフ・ロウリーは2000年に数々のビッグトリックをビデオに修めスケーターオブザイヤーを獲得するなど、まさに彼のキャリアを足元で支えた1足。
シドプロ(SID PRO)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥8,000~ |
1995年にリリースされた「シド」をベースに、現代的なテクノロジーでアップデートしたシドプロ。2018年にシュプリームとのコラボモデルに抜擢されたあたりで初めてこのスニーカーを知ったという方も多いはず。
90年代らしい控えめなボリュームのアッパーと、ミッドソールのラインがかなり渋い1足。最近ではコラボモデル意外にも、ボルトラインやアナハイムコレクションなどで復刻が繰り返されているため比較的手に入りやすいモデルであり、スケートショップ等の限定カラーも豊富です。
コンバースのジャックスターやワンスターのようなサイドパネルの意匠と、その後ローワンプロなどに引き継がれていくレトロなロゴマークがグッと来る1足です。
スリッポンキャップ(SLIP-ON CAP)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥8,000~ |
スニーカーというジャンルには個人的に「キメラシューズ」と呼んでいる、傑作モデルと傑作モデルをマッシュアップしたスニーカーというカテゴリーが存在します。こう言ったモデルはどのブランドでも、その歴史や使用者に関連づけたモデルが多く、たくさんのファンを虜にしています。
さあそんなキメラシューズですが、バンズといえばこのモデル。歴史的傑作「オールドスクール」を、これまた歴史的傑作「スリッポン」に組み合わせた「スリッポンキャップ」は、他のブランドのスニーカーには存在しない超個性的な魅力が詰まった1足です。
素晴らしいのはその見た目だけでなく性能もすごいところ。なんと言ってもスリッポンですから、靴紐はあくまで見た目だけの飾り。足をスルッと入れたら履ける快適さは1度履いたら病みつきです。
しかしスリッポンほどミニマルなデザインではないため、幅広いファッションに合わせやすくテクニックも必要としません。快適さと見た目を両立したい方は是非注目のスニーカーです。
ヴァリクス(VARIX)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥13,000~ |
ここ数年、スニーカーブームの爆心地となっている「ダッドスニーカー」と呼ばれるジャンル。
徐々にブームも落ち着いてきましたが、今でもその独特なスタイルの系譜の人気は衰えることがなく、定番スニーカーとして愛され続けています。
そんな現代のスニーカーブームのデザインルールに乗っ取った形で、90年代後半から00年代あたりまでのVANSライブラリーにおけるスケートシーンで活躍したシューズのディテールを取り入れチャンキーに仕上げた1足がこの「ヴァリクス」です。
他のブランドもこぞって参入しているダッドシューズカテゴリーですが、ヴァリクスの面白いところは「バンズらしいボリューム感の少なさ」ではないでしょうか。
このダッドシューズなようでダッドシューズではないような微妙なライン、さらにはメッシュパーツとレザーパーツのレイヤリングによる通気性と耐久性のバランスの良さなど妙に性能面が優れている点などまさにスニーカー界の「Off The Wall」といった感じです。
ここでは「バレンシアガ」や「グッチ」など、ハイブランドのダッドスニーカーは高くて買えない!という男性のために安くておしゃれなダッドスニーカーを10選ご紹介! 平均価格1万円前後なのでお財布にも優しく購入することができます。それでいておしゃ[…]
バールプロ(BERLE PRO)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥10,000~ |
硬派なスケーター達から愛されるイライジャ・バールのシグネチャーシューズ「バールプロ」。
2019年に誕生したこのモデルは、現在のバンズのトップモデルの1つであり、スケートシューズの中でも特にイノベーティブな1足として多くのスケーター達から愛されています。
特にアウトソールは注目で、ワッフルコントロールと呼ばれる通常のダイヤモンドパターンの深さを変化させることでグリップ性能を体重のかかりやすさ事に最適化されている点。見た目にも美しく「定番モデルとの違い」を見せつけてくれます。
非常にクラシカルかつシンプルにまとまったアッパーのデザインも、イライジャ本人の「物事をなるべくシンプルに」という思想に基づき設計されており、いわゆる「ドッグタウンのDNA」を感じさせるイライジャのモデルって感じでたまらない1足です。
スポーツ(SPORT)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
販売価格帯:¥7,500~ |
サイドパネルの個性的なジャズストライプが目を引くこのモデル。通称「スポーツ」と呼ばれるスニーカーで、ベースとなったのは1990年代ごろに販売されていた「スタイル73」と呼ばれるバンズのスポーツスタイルスニーカーが原型です。
全体的にはオールドスクール的なデザインですが、オールドスクールに比べてかなりあっさりしたサイドパネル、シュータンに縫い付けられたクラシカルなタグ、ナイキのコルテッツなどレトロランシューを彷彿とさせる爪先のパーツなど、実は結構個性的な仕上がりです。
直近ではLQQK STUDIOとのコラボレーションによって際注目されたモデルであり、全体的にはまとまった印象で大人っぽいファッションに合わせやすい定番モデルの風格ですが、それぞれのパーツが個性的なため数あるバンズのスニーカーの中でも強いカリスマ性を感じる逸品です。
今注目!バンズで話題のスニーカー
バンズといえば、シュプリームを筆頭に様々なスケート系ショップとコラボしたモデルや、フィアオブゴッドやギャルソンといったハイブランドとのコラボなど、スケートブランドのバックボーンを持ちつつハイセンスなデザインにまとめたスニーカーが注目されます。
しかし、個人的にはやはり「エクストリームスポーツ」や「スケートボードのルーツ」に焦点を当てたスニーカーこそが、他のブランドと比較した場合にバンズ特有の魅力と言えるため、そう言ったモデルを中心に注目しています。
そんな、バンズで今注目すべきスニーカーはこの3つ。中には手に入りにくいモデルもありますが、是非とも「バンズのスニーカーを最大限楽しむため」にも、この3つは覚えておきたいところです。
スケートハイ(Sk8-Hi Pro BMX)
バンズのスニーカーといえば何より「スケートボード用の特徴をもったスニーカー」というのが注目されがちですが、何もバンズはスケーターだけからプロップスを集めて成長したブランドではありません。
例えば、バンズのオールドスクールやスリッポンがBMXライダー達にウケ、そこからマウンテンバイク用やモーターサイクル向けに作られたマウンテンエディションが登場するなど、サイクルスポーツからの支持も厚いブランドです。
そんな中、今ものすごく注目なのがBMX用にリファインされたスケハイ(SK8-HI)が登場したという点。
ペダルとのグリップ力を向上させる独特のアウトソールパターンや、負荷のかかる部分を再調整したポップクッシュインソールなど、通常のスケハイとは違った仕上がりになっています。
STYLE36
バンズ好きなら「スタイル36」と言われただけで、それが「オールドスクール」を示していることは、脳内で変換作業をする必要もないくらいスルリと出てくると思います。
さて、なぜここであえてその、オールドスクールという名前で呼ばれるようになる前の名前を持ち出したかというと、実は本当の意味でスタイル36と呼ばれていた時代のディテールを再現したモデルが復刻しているからです。
スニーカーというものは、同じモデルでも自体によって微妙に変化します。あの有名なエアジョーダンですら、当時リリースされていたエアジョーダン 1と今販売されているエアジョーダン1では、使用している素材はもちろんそのシルエットまでも結構違っていたりするのです。
御多分に漏れず、現代のオールドスクールも当時のスタイル36とは似て非なるもの。比較的浅めなノーズや、細かステッチのデザイン、全体的にスラット細身なフォルムなど、オールドスクールなようで若干違う、そんな仕上がりです。
バンズファンならなんとしても持っておきたい1足。「あいつ解ってるなぁ」って思われたい方も、このスニーカーを履いておけば間違いありません。
ベアキャット(BEARCAT)
バンズファンが首を長くして復刻を心待ちにしている1足といえば、いわゆるミッドテク時代のスケシュー「ベアキャット」ではないでしょうか。
日本未展開な上に、最後に復刻されたのがスケシン(スケートシング)のC.Eとコラボした2016年で、デットストックもほとんど見つからないという現状。しかしこのボリューム感のあるシュータンにステッチで施されたジャズストライプなど、「スケシュー好き」にはたまらないディテールです。
なぜこのモデルがこんなに後回しになっているのか疑問ですが、まあ確かにバンズの定番ラインを喰うほどの実力はないにしろ、もっと出番があっても良いスニーカーだと個人的には思っています。
やっぱりスケートシューズは「厚タンこそ至高」だと僕は思っています。この記事を執筆するために画像を漁っているだけで履きたくなってくる1足。ここ数年はダッドシューズの余波もあって厚タンなスケシューにも徐々にスポットライトが当たっています。復刻を心待ちにしております。
一足は持っていたい。それがバンズです。
本記事でご紹介したバンズのスニーカーモデルは、手に取りやすい比較的安価なモデルから超プレミアの価値あるモデルまで、実に幅広くご紹介させていただきました。
マニア目線で語らせてもらうとこんなにもボリュームたっぷりな内容になるほど、バンスというブランドはスニーカー界に絶大な影響を持つスケートシューズブランドです。
ナイキ、アディダスの二大スニーカーブランドも良いですが、バンズも両者に引けを取らない魅力が詰まっているので、ぜひスニーカー選びの選択肢には入れておきたしブランドですよ!
以下シーエッジ 編集部が合わせて読みたい記事をご用意したので、ぜひ参考にしてみてください。
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