履き心地の良さと手軽さから大人男子達を夢中にさせるローファー。
スリッポンタイプの紐なし革靴として人気の高いローファーといえば学生靴の定番「コインローファー」が有名ですが、それ以外にも魅力的なローファーは沢山あります。
そんなローファーの魅力を掘り下げると共に、おすすめの形状や人気のブランドから、今買いなローファーを厳選してご紹介します。
初心者はまずはコレ。定番のローファーブランド5選
ここでは「ローファーと言えばここ!」と呼ぶに相応しい定番ブランドを厳選してご紹介します。
どんな革靴にも言える事ですが、国ごとの特徴は色濃く出ます。
ローファーのルーツはアメリカにありますが、それを色気のあるデザインに仕上げるイタリアや、フォーマル顔なデザインが多いイギリスなど、国ごとの特色は要チェックです。
クロケット&ジョーンズ(CROCKETT&JONES)HARVARD 2
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
アッパー素材:カーフ |
ソール素材:レザーソール |
参考価格:¥80,000前後 |
HARVARD 2の特徴
- イギリス製コインローファーの最高傑作
- 程よい丸みのあるラウンドトゥラスト
コインローファーと言えばアメリカの革靴で有名ですが、それをイギリス靴風に仕立てたミックスセンスが秀逸な作品。
精密なステッチや丁寧な仕立てに感じるイギリスブランドらしさが魅力的なコインローファー。
すくいモカによって仕立てられたデザインは、いわゆる拝みモカに比べて高級感と気品を感じさせる仕上がりとなっています。
懐事情に余裕がある方は、是非とも素材にコードバンを選んでいただきたい。そんなアメトラとブリトラのハイセンスなミックスが楽しめる1足です。
ビジネスシーンでも使えるブラックから、秋冬に大活躍のスエードまで幅広いバリエーションがあるのもポイント。
高級革靴に属すブランドの中でも、手の届きやすい価格帯と確かな品質で日本の男性から圧倒的な支持を得ている「クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)」 足馴染みの良さや作りの良さは然る事ながら、007のボンドシューズ[…]
リーガル(REGAL)2177
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
アッパー素材:牛革 |
ソール素材:合成底 |
参考価格:¥20,000前後 |
2177の特徴
- 圧倒的なコストパフォーマンスの高さ
- 日本人の足形に合いやすい形状
人生で初めてローファーを買う、どころか人生で初めて革靴を買う男性におすすめなのがリーガルの2177。
その理由は、まず何と言ってもコスパの良さ。
いわゆる「それなりのブランド」のローファーは殆どが7万円以上の中で、2万円前後で購入できる高品質なローファーはこれだけと言っても過言では無いでしょう。
そして、日本のブランドが故に日本人の足形をベースに作っていると言う点。
革靴はスニーカーと違い内側にクッションがないため、足に合っていないと痛いどころか歩いていると脱げてしまいます。
この値段では信じられないグッドイヤーウェルト製法を用いて作られており、アメトラ感の強い飾り革の装飾(ビーフロール)などディテールにも抜かりない仕様。
快適さと圧倒的なコスパを誇る「まずこのローファーを買っておけば間違いない」そんな逸品です。
「日本のビジネスマンの制服」といっても過言では無いほど、多くのビジネスマンから愛され圧倒的な信頼を獲得しているブランド「リーガル(REGAL)」 まさに、日本を代表する革靴。そんなリーガルですが、実はリーガルの革靴について、その魅力を[…]
セバゴ(SEBAGO)Classic
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
アッパー素材:レザー |
ソール素材:レザー |
参考価格:¥20,000前後 |
Classicの特徴
- ローファーと言えばセバゴ!な超定番老舗メーカー
- 手ごろな価格で手に入る歴史的な傑作革靴
コブラヴァンプと言えばセバゴと言うのは定番ですが、それはつまりコインローファーが非常に人気だからと言う事の裏返しでもあります。
ビーフロールと言われる飾り革の端部の装飾を生み出したブランドとも言われており、アメトラコーデに使うローファーとしては由緒正しきブランドとして今なお愛されています。
非常に手ごろな価格でありながら、ブラックラビド製法と言われるグッドイヤーウェルトとマッケイのいいとこ取りをした製法が採用されている点も見逃せません。
1946年の創業以来、今なお同じ製法で作られるセバゴのアイコン的存在「クラシック」。
アーチサポート付きのインソールや、ヒール部分のキッカーバック、そして男らしさを感じるビーフロールと、こだわりの詰まった1足です。
オールデン(Alden)986
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
アッパー素材:コードバン |
ソール素材:レザーソール |
参考価格:¥130,000前後 |
986の特徴
- あらゆるコインローファーの頂点に君臨する1足
- 最高のペニーローファーを所有したいならコレ
日本で展開されているオールデンのコインローファーと言えば「#99162」が定番ですが、やはりコインローファーの頂点とは何かを考えると「#986」は知っておいて損はないでしょう。
特に有名なのは#8と呼ばれるダークバーガンディのカラー。
ゾクりとするほど美しい「革のダイヤモンド」と呼ぶにふさわしいコードバンの魅力を存分に堪能できます。
そして何と言っても、超絶技巧と言って過言ではない、工場でもたった2人しか出来ないと言われる手縫いのスキンステッチによって仕上げられた極上のモカシン縫い。
アメリカ既製靴の最高峰のブランドが生み出すアメリカ生まれのコインローファー。
まさに「最高の1足」と呼ぶにふさわしいモデルです。
高級革靴ブランドの中でも「熱狂的なファン」が多く、1度足を通したら2度と他のブランドを買わなくなるなんて人が後を絶たない「オールデン(Alden)」。 アメリカン・トラディショナルの代表的なブランドであり、別名「革靴の王者」なんて呼ば[…]
パラブーツ(Paraboot)CORAUX
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
アッパー素材:レザー |
ソール素材:ラバー |
参考価格:¥30,000前後 |
CORAUXの特徴
- 撥水性の良いオイル含有率の高いレザーを使用
- 特殊構造のラバーソールが快適な歩行性能を実現
フランスのブランドでありながら、アメリカの「ノリ」をよく理解してミックスされた極上のコインローファー。
サイドパネルにあるグリーンのタグがなければ、まるでアメリカのブランドのローファーかと思うようなディテールへのこだわりが垣間見えます。
この辺りはさすが「フレンチアイビー」なんて言われるジャンルが流行したフランスならではと言えるのではないでしょうか?
ソールカラーも上品なセットで、ブラックレザーにはネイビーを採用させるなど、細かい部分がフランスの仕事と言った空気感です。
グッドイヤーウェルト製法のローファーに比べて非常に軽いため、夏場のドライビングシューズやデッキシューズ代わりの軽快な革靴が欲しい方は要チェックな1足。
シャンボードやミカエルといったモデルが爆発的な人気を誇るフランスの老舗シューズブランド「パラブーツ(Paraboot)」 他ブランドの革靴にはない、ひとめでパラブーツとわかる独特の存在感がツウな男性から高い支持を受け続けるブランドです[…]
背伸びしたい男子に。お洒落ローファーブランド4選
足元にこだわりの逸品をセットして「違いのわかる男」を演出したい。そんなあなたにおすすめなブランドを厳選してご紹介致します。
近年ではローファーと一括りにしても、その種類は非常に豊富。
中にはワークブーツ用のラギッドソールをセットしたものや、キルトローファーとタッセルローファーを組み合わせたハイブリッドなものまであります。
そんな、いわば「変化球」なおしゃれローファーをご紹介致しましょう。
グレンソン(GRENSON)Jerome
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
アッパー素材:レザー |
ソール素材:レザーソール |
参考価格:¥20,000前後 |
Jeromeの特徴
- スタイリッシュなスクエアトゥのタッセルローファー
- 補強材のない柔軟で快適な履き心地
グレンソンは1866年に革靴の聖地であるイギリスのノーサンプトンにて産声を挙げた革靴ブランド。
あのラルフローレンも認めたブランドとして知られるグレンソンは、ハンドメイドにこだわり続ける姿勢と姿勢とダンヒルやトッズにもデザインを提供したティム・リトルのセンスがひかる革靴を輩出しています。
そんなグレンソンのローファーの中でも特に注目なのがこのジェローム。
比較的大きめなタッセルに対して、補強材を使わないことでリラックス感のあるシルエットに仕上げつつもスクエアトゥの形状がスマートにバランスを撮っています。
ソフトカーフの柔らかい質感が、絶妙なカジュアル感をコーディネートにミックスしてくれるでしょう。
サンダース(SANDERS)MADRID
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
アッパー素材:レザー |
ソール素材:レザーソール |
参考価格:¥35,000前後 |
MADRIDの特徴
- ドレスシューズのような端正な顔立ち
- 無駄のないシャープなシルエット
1873年に聖地ノーサンプトンで産声をあげ、職人の手作業とコンピューター制御を巧みに使い分けることで、高品質かつ低価格な革靴を生み出すサンダース。
イギリスの国防総省向けに供給される革靴のほとんどがサンダース製と言われるほど、イギリスでは日本のリーガルのように普遍的な革靴として愛されているブランドです。
そんなサンダースのローファーと言えばまず「マドリッド」の名前が挙がるでしょう。
上質なレザーにより足を包み込むような履き心地、ドレスシューズのように仕上げられた美しいラウンドトゥ、無駄のない端正な顔立ちはまさに「イギリスのローファー」と言った佇まい。
ビジカジやクールビズで大活躍しそうな、非常にビジネス顔な1足となっています。
ジーエイチバス(G.H.BASS)LAYTON
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
アッパー素材:レザー |
ソール素材:ラバー |
参考価格:¥25,000前後 |
LAYTONの特徴
- 装飾性の高いキルトタッセルローファー
- 厚みのあるラグソールがインパクトのある1足
革靴好きなら「ローファー」と聞いて最初に思い浮かべるブランドと言えば「ジーエイチバス」ではないでしょうか?
それもそのはず、世界で最初にローファーという靴を生み出したのがこの、ジーエイチバスというブランドだからです。
あの、マイケルジャクソンもジーエイチバスのウィーシャンズというローファーを履いて名曲「スリラー」のMVに登場しています。
そんなブランドから今の気分と言えば、キルトタッセルローファーです。
ジーエイチバスの他のローファーに比べてつま先部分にやや厚みがあり、独特の立体感が上質なレザーと合わさって艶やかさを感じます。
通常のキルトローファーにさらにタッセルをぶら下げビーフロールに仕上げた「全部盛り」なゴージャス感と、ラギッドな雰囲気のゴツいソールが足元に強いインパクトを与える1足です。
ローク(LOAKE)BRIGHTON
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
アッパー素材:パテント |
ソール素材:ラバー |
参考価格:¥40,000前後 |
BRIGHTONの特徴
- モッズの担い手が愛したパテントのキルトタッセルローファー
- 半透明なヒートシールドソールが実にブリトラな雰囲気
1880年に聖地ノーサンプトンで産声をあげて以来、ロイヤルワラントとして誉高きイギリス革靴のブランドに名を連ねるローク。
そんなロークの代表作の1つと言えば、エレガントな光沢のパテントレザーに、タッセルやキルトといった装飾をふんだんに盛り込んだ華やかなローファー「ブライトン」です。
イギリスの代表的ユースカルチャーの1つである「モッズ」の担い手に愛されたこちらのローファー。
代表的なコーディネートといえばやはり、細身のスリーピースなんかに合わせ、パンキッシュに履きこなすと抜群にかっこいい1足です。
また、ブライトンといえば半透明のヒートシールドソールです。
ドクターマーチンなんかではエアソールやバウンシングソールなんて呼ばれるソールですが、見た目のスタイリッシュさもさることながら抜群の履き心地を体感できる素晴らしいソールです。
正真正銘の「メイド・イン・イングランド」。
ポール・ウェラーよろしく、フレンチ風味のコート&デニムに白いソックスなんかも合いそうです。
初めての革靴にローファーがおすすめな理由
ローファーを使ったコーディネートといえば、アメトラ系やアイビールックなプレッピースタイルが定番。
しかしそれはあくまで1例にすぎず、工夫次第であらゆるファッションに合わせられる汎用性の高さを誇るのがローファーの魅力です。
革靴特有の「ちゃんとしてる感」がありつつも、紐履特有の堅苦しさはなく、コーディネートによってガラリと印象が変わる変幻自在さがあります。
フォーマル 度の高いファッションの印象を和らげたり、ラフはコーデの格を上げるのにも大活躍。
最近ではビジネスカジュアルやオフィスカジュアルだけでなく、ビジネスシーンのファッションが徐々に緩和されてきています。
そこにきて足元にローファーを合わせる方は特に増えてきている印象。
夏場のクールビズや、裸足で合わせるなんて応用力で幅広いコーデを楽しめるローファーは大人男子を夢中にさせる革靴の1つと言えます。
選ぶ前に知っておきたい。ローファー4つの種類
ローファーというと真っ先に思い浮かぶのがコインローファーと呼ばれる形状ではないでしょうか?
実はローファーをスリッポンタイプの革靴と捉えた時、装飾の具合によって様々な種類に分けられます。
代表的な物と言うと以下の4種類。
この他にもタキシードでお馴染みのオペラパンプスなど様々な種類がありますが、普段のおしゃれに使う物といえばこれらが定番です。
以下でそれぞれの特徴を解説するので、どんなタイプのローファーを選ぶのか考えてみると良いでしょう。
平日のスーツスタイルから休日のカジュアルファッションまで、男性のおしゃれに欠かせないアイテムといえば「革靴」です。 ただ、ひとくちに革靴と言ってもその種類は様々であり、マナーの問題も出てくるためどれを買えば良いのか困ってしまう事も多々[…]
コインローファー:まずはこれ!大定番の人気靴!
別名「ペニーローファー」とも呼ばれるのがこのタイプ。
アイビーリーガー達の足元を飾る革靴として1950年代に大ヒットして以来、今でもアメトラの定番靴として親しまれています。
当時、甲部分の飾り革に1セント(ペニー)を挟むのがおしゃれとされた事で、この名前が定着しました。
プレッピーなコーデには欠かせない1足で、チノやデニムといったカジュアルなボトムスとの相性は抜群。
タッセルローファー:格式を挙げるならこのタイプ!
房(タッセル)のような飾り革が取り付けられたローファーを「タッセルローファー 」と呼びます。
元来ローファーはフォーマル度の最も低い革靴ですが、アメリカでは「弁護士の靴」と呼ばれ比較的格式を持っている様子。
弁護士やビジネスマンになったアイビーリーガーが卒業後にもスーツに合わせて履いた事が由来となっているようです。
コインローファーと比べて大人っぽい印象が強く出るため、カジュアルファッションの格上げにおすすめです。
ヴァンプローファー:男らしさを出すならこのタイプ!
モカシン縫い以外の装飾が一切ないローファーを「ヴァンプシューズ」や「コブラヴァンプ」と呼びます。
ヴァンプローファーを上からみたときに甲部分の形が蛇の頭のように見えることからコブラヴァンプと呼ばれるようになったそうです。
無骨な雰囲気が男を上げるアイテムとして人気で、ローファーの中でも特に「ヤンチャ」で「力強い」印象のデザインです。
ちなみに余談ですが、モカシン縫いすらないツルリとしたヴァンプローファーは「パンプス」と呼ばれます。
ビットローファー:色気を出すならこのタイプ!
基本的には「ホースビット」という馬具を模した金具の取り付けられているものをビットローファーと呼びます。
しかし最近はデザインが多様化しており、金属製のパーツがついているローファーは全部ビットローファーと呼ぶ事が多くなってきています。
そもそものルーツとしては、馬具メーカーとして産声を挙げたグッチがサドル部分にホースビットをつけたデザインをリリースしたのが元祖。
エレガントな高級感がスーツなどのコーディネートと相性がよく、カジュアルスタイルでも気品のある色気をプラスしてくれます。
ローファーはサイズ選びが重要
革靴におけるジャストサイズとは?
- 靴べらを使って履いた時に、かかとから空気が心地よく抜ける程度がジャズトサイズである。
ローファーには一般的な革靴と違って靴紐が存在しません。
そのため本当の意味で「ぴったり」なサイズを選ばないと、キツイとか緩いとか以前に「歩いていると脱げてしまって履けない」というトラブルに見舞われます。
その昔「ローファーは窮屈な攻めたサイズを購入して革を伸ばしながら履く」と言うのが通説でしたが、これはもう昭和に置いてきましょう。
そもそも、革と言うのは伸びますが伸びると言うのは必ずしも良い事ではなく、革に負担がかかっているので靴の寿命を短くします。
それに、足元が小さく見えるのはファッションにおいて現代的なシルエットとは言えません。
また、大前提として革靴はスニーカーと違い内側にクッションが存在しません。
そのためサイズ選びがシビアになるだけでなく、ブランドごと(製品ごと)に使われる木型と自分の足が合っているのか否かを確認する必要があります。
自分の足にあう木型を知れば、その木型を使っている革靴ならサイズが合えば大体足に合うという目算が立つわけです。
まずは、百貨店の紳士靴売り場などで、ご自身の足のサイズを計測しつつフィッティングしてみるのがおすすめです。
「おしゃれは足元から」と言う言葉の通り、靴選びのセンスはファッションの完成度を大きく左右します。 ビジネスシーンに映えるスーツスタイルからビジネスカジュアル、さらには休日のキレイめコーデや秋冬のカジュアルファッションに大人っぽい印象を[…]
手本にしたい。ローファーを使ったお洒落コーデ特集
ここからはローファーを使った大人の休日コーデをメインにご紹介していきます。
ラフでリラックスしたスタイルにも合わせることができ、コーデを格上げしてくれるので、大人男子の強い味方。
今すぐ真似できるコーデを中心にご紹介しているので、大人男子は必見です!
大人のリラックスムードの鍵はローファーの居色味にあり!
オーバーサイズのストライプシャツを爽やかなライトブルーのスラックスに合わせた夏に最適な大人カジュアルコーデ。
今年は大人男子もワンサイズ大きいシャツをアウターぽく羽織って大人の空気感を取り入れていくのがマスト。
足元はスニーカーではなく革靴を合わせるのが大人流。
パンツの色味と合わせてブルーのスウェードローファーを合わせて洒落た足元に。これならシャツアウターも子供ぽくならないので大人男子も積極的に挑戦できます。
「補色±30度コーデの法則」に従った大人の休日コーデ
「補色±30度コーデの法則」を利用した大人カジュアルコーデです。
「補色±30度コーデの法則」とは、反対色の色味の角度をズラすこと。
ただの反対色ではお互いの色味が殺し合ってしまうので、チグハグでアンバランスな色の組み合わせにになってしまいます。
補色から30度角度をずらした類似色相の色を組み合わせることで、色同士も喧嘩を起こさずにまとまってくれます。
特にイエロートーンとネイビートーンの補色カラーは、品よく大人ぽい雰囲気になるのでおすすめです。
スニーカーではあえてローファーを合わせることで大人の表情を意図的に演出
白のカットソーに白シャツをレイヤードし、ベージュのテーパードパンツを合わせたシンプルなコーデ。
足元にはトゥの分厚い黒のコインローファーを合わせてカジュアルを品よく格上げしています。
カットソーをオーバー気味に、そしてテーパードのシルエットでボトムスにも程よくゆとりをもたせた今年ぽいシルエットのコーデです。
スニーカーでもいいですが、ローファーにすることでドレッシーな雰囲気をプラスできるので、品よく着こなしたいときはローファーがおすすめです。
ローファー×ライダースジャケットで大人の無骨なスタイルに
羽織るだけで男の無骨なスタイルに仕上げられる万能なライダースジャケットをメインに使用したコーデです。
ライダースジャケットは、重厚感があって良い意味での男臭さを醸し出すアウターですが、無骨感がやや強すぎるため、インナーもボトムスもペールトーンでまとめてマイルドに仕上げています。
足元はブラックのコインローファーを合わせて、全体の色味にメリハリを付け、男臭さを残しつつも洗練された品のある雰囲気に。
首元に巻いたネッカチーフも首回りのアクセントになっており、洒落た雰囲気に◎。
ヴァンプローファーでカッチリスタイルを程よくリラックスした雰囲気に
ここは足元に黒ではなくあえてベージュのヴァンプローファーを合わせて、コーデにこなれ感とリラックス感をプラス。
光沢感のあるライトブラウンのジャケパンのインナーに使用したライムイエローがコーデのアクセントカラーになっており、お洒落度アップに一役買っています。
色で大人の遊び心を演出するならまずは、インナーに爽やかなカラーをプラスするのが正解です。
コーデをに表情を加えるならヴァンプローファー一択
適度にゆるいニット生地のポロシャツが大人の空気感を演出。
イージーパンツを合わせてリラックスムードを演出することで、頑張りすぎない大人の休日コーデに。
足元には品あるヴァンプローファーをプラスして、リラックスながらも締めるとこは締めたメリハリのある雰囲気に仕上がっています。
アーバンな雰囲気に仕上げる洒落者のビジカジスタイルは皆コインローファー
オフィスカジュアルコーデで通勤している全ての男性が手本にしたいこちらのコーデ。
ライトネイビーのジャケパンにリラックスした雰囲気の薄手のニット、色合いを調和するべく使用したインナーのストライプシャツなど、随所に高感度の高さをあげるテクニックが詰め込められた着こなしです。
足元にはシンプルなコインローファーを合わせて全体を引き締めているのもだらしなく見えないポイント。
これならリュックを背負っていてもアーバンな雰囲気になるので、ぜひ真似したいオフィススタイルです。
コーデのアクセントに一役買うビットローファーは着こなし無限大
ブリティッシュパターンの王道ともいえるグレンチェックのジャケットは、デニムと合わせて休日のキレイめカジュアルコーデに。
ハイゲージのキメの細かいタートルネックセーターを合わせて品よく着こなしています。
足元にプラスしたビットローファーがコーデのアクセントに一役買っており、洒落た印象にグッと底上げしています。
あえてボトムスをデニムにすることで、休日のリラックスした雰囲気をコーデにプラスでき、カジュアルさも適度に演出できています。
編集部が厳選するローファーのブランドおすすめベスト3はコレ!
本記事では【ローファーのおすすめブランド】をご紹介させて頂きました!
カジュアルファッションに非常に取り入れやすいローファーは、革靴初心者にもおすすめのデザインです。
シーエッジ編集部がデザイン性やコーデの合わせやすさからベスト3を選ぶなら
の3種類をおすすめします。
ご自身のライフスタイルや普段のコーデに合うローファーを見つけてみてくださいね!