革靴の絶対王者。オールデンの革靴を初心者向けに徹底解説。人気モデル~コーデまでご紹介

高級革靴ブランドの中でも「熱狂的なファン」が多く、1度足を通したら2度と他のブランドを買わなくなるなんて人が後を絶たない「オールデン(Alden)」。

アメリカン・トラディショナルの代表的なブランドであり、別名「革靴の王者」なんて呼ばれ方もするこのブランド。

一体なぜここまで熱狂的に支持されるのか、その魅力に迫るとともに、オールデンの革靴の中で人気のモデルについて厳選してご紹介致しましょう。

ゆうた
オールデンの革靴が良いと聞いた事はあるけど、どんな形の靴が人気なの?という方に是非読み進めていただきたい内容となっています。きっと「欲しい」と思う1足に出会えるはず!
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革靴ブランド雄。オールデンとは

足を通せば、そこはまるで60年代のアメリカ。

そんな、まさにトラディショナルなアメリカの革靴といえば、そのアイコン的存在とも言えるオールデン(Alden)抜きには語れません。

1884年にマサチューセッツ州で産声をあげたオールデンは、そのルーツを足の問題を解決するための「矯正靴」に持ち、今でも卓越した履き心地が高く評価されているブランドです。

価格帯はおよそ8万円〜15万円前後となっており、アメリカの革靴ブランドとしては最高級の部類。

特に馬革「コードバン」の革靴といえば、オールデンは世界的に見ても真っ先に名前が挙がるブランドであり、とりわけコインローファーやタッセルローファーの人気は圧倒的です。

吸い付くような履き心地と、ゆったりした爪先がもたらす快適な開放感。

由緒正しきイギリスやイタリアの「かしこまった革靴」にはない独特の感覚はまさに「中毒」になるほどの人気。

いわゆる「オールデンフリーク」のような熱狂的ファンを生み出すブランドであり、オールデンの魅力を知ると他のブランドの革靴が履けなくなるなんてよく言われます。

そんな事から現在では「アメリカ靴の王様」や「革靴の王様」などと称されるようになりました。

ゆうた
日本人の多くは「スーツ&革靴」というスタイルを「アメリカ式」をお手本にしています。そういった背景からも、オールデンを履いた自分を鏡で見た瞬間に「自分が求めていたシルエットはこれだった」と気づく方も多いようです。

世界の紳士から愛され続けるオールデン3つの魅力

細かい部分は割愛しますが、日本でも非常に人気のある「タッセルローファー」も実は、オールデンが世界で最初に作ったと言われています。

そんな、アメトラにおける由緒正しきブランド、と言うだけでも「これ以上ない魅力の説得力」になると思いますが、もう少し掘り下げるなら以下の3点が「愛される理由」と言えるでしょう。

  1. コードバンの革靴の代名詞的存在
  2. 豊富な種類と高い履き心地の木型
  3. 「丁寧ではない」という個性

それぞれの魅力について、以下で掘り下げて解説致します。

コードバンの革靴の代名詞的存在

オールデンといえば、なんといってもホーウィン社のシェルコードバンを使用した革靴です。

コードバンというのは馬革の事であり、その美しさから「革のダイヤモンド」なんて呼ばれる事もある極上の素材。

シェル(貝殻)の名の通り、コードバンは繊維が密で硬く、形状記憶に優れているため「足の個性」が革靴に色濃く出ます。

故にコードバンの魅力はなんといっても、履きシワのかっこよさと、深いツヤ感。まさに「革を育てる楽しさ」を存分に味わえる素材なのです。

いくら牛革をせっせと手入れして磨いたとて、絶対に辿り着くことのできない「本物の輝き」を宿すシェルコードバン。

オールデン玄人な方達は、「むしろクロムエクセルにこそオールデンの本質がある」なんて事も言いますし、確かにオールウェザーのオールデンも捨てがたいですが、まずはやっぱりシェルコードバンでしょう。

ゆうた
コードバンは水シミが出来やすいですが、オールデンはラフに履いても様になるため結構気にせず履いている方が多い印象です。エイジング感が出やすいのはブラウンですが水シミが気になる方は黒色を選びましょう。

豊富な種類と高い履き心地の木型

grailed

「足に馴染む」と言う概念が革靴には存在しますが、オールデンの革靴はどれも履き下ろしからフィットまでが非常に早いという特徴があります。

それは、アッパーの馴染みが良いのはもちろん、ライニングやインソールによる履き心地の良さも相まっての話ですが、何より「木型(ラスト)」の良さも見逃せません。

そもそもオールデンのラストはどれも、平均的な幅と若干薄い甲に小さめのヒールと、日本人の足型にとって「かかとの食いつき」が良いとされています。

また、イギリスやイタリアの「タイトな革靴」とは違い、オールデンは「ぴったりなのに履き心地がゆったり」という根本的な木型に対する哲学が違います。

また、オールデンはクロケット&ジョーンズほどではありませんが木型の種類が非常に豊富かつ、フィッティングのバリエーションも豊富。

一般的なブランドの場合、足が合わない場合は他の木型にしても合わないことが多いですが、オールデンは1足が合わなくても他の木型にするとビタで合うなんて事もしばしば。

故にオールデンフリークでもサイズ選びが難しいと言うデメリットでもありますが、初めての1足を探しているならかなり大きなメリットと言えるでしょう。

「丁寧ではない」という個性

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高級革靴といえば、正確無比なステッチワークや一切の乱れを感じさせないパーフォレーションなど「丁寧な仕事」が魅力という方も多いのではないでしょうか?

しかしオールデンの良さはそういった「つつく重箱の隅すら無い」ような細かい仕事ではなく、良い意味でアメリカらしい「丁寧ではないが味のある仕事」に存在します。

履き込むことによってウネるように出てくるシワもまさにオールデンといったエイジング感であり、シワすらも完璧な位置に出てくるようなイギリスの革靴とは違った無骨な印象です。

例えば、イギリスの高級革靴なんかではまずあり得ないような話ですが、オールデンは「個々に表情が違う」と言うメリットがあります。

同じデザインで同じ素材のモデルでも、少し履き込むだけで「まるで別の靴」のような育ち方の変化(悪く言うとブレ)があるのです。

品質が安定していないと感じるのか、味があると感じるのかは好みが別れますが「自分だけの相棒」と言う意味では、これほどまでに魅力のあるブランドは他にないでしょう。

ゆうた
「オールデン中毒者」が続出している理由はこの辺りにあるようです。せっかく育てるなら「自分だけの革靴」にしたい。そんな気持ちが、気がつくとオールデンの革靴ばかりを買ってしまっていると言う人を生み出しています。

オールデンを実際に愛用する人の口コミ

革靴ブランドの中でも、特に熱狂的なファンが多いことで知られるオールデン。

そんなオールデンの口コミをご紹介します。

オールデンのチャッカーブーツは永く愛用してましたが、このタイプ(Vチップ)は初めて。意外と軽い。ビジネスファッションで大切なポイントは靴だと思います。特にオールデンは、サイズがあれば迷わず買わないと、なかなか次に巡り会えません。値段が値段だけに迷いましたが、買って良かったです。

初モディファイドラストのオールデンだったのでサイズが分らず、当初注文したサイズ8.5Dだとかかと抜けしました。ちなみにジョンロブのフィリップ2で8E、オールデン990で8.5Dがジャストです。

コバの張ったこれぞアメリカというデザインは唯一無二ですね。#8のダークバーガンディーの色合いは深い艶があり絶妙な雰囲気です。質感はアメリカの大らかさを感じますが、そこがまた魅力のひとつだと思います。長く待ってようやく届いた990なので、年月をかけて大切に育てていきたいと思います。靴がこれからどのように変化していくのか楽しみです。

オンラインショッピングにおける口コミ調査なのでほとんどは「届いて安心・気に入った」という「到着したばかりの感想」ばかりですが、不満を感じている方は少ない印象です。

サイズ感については、ラストの種類と足形の相性に大きく左右されるため、合う人もいれば合わなかったという方もいます。

返品交換に対応してもらえてよかったという口コミも多かったので、交換対応可能な店舗での購入がおすすめと言えるでしょう。


オールデンの定番モデル

ファーストオールデンを選ぶなら、まずは定番モデルから選びたいところ!

  1. プレーントゥ(990|9901)
  2. ペニーローファー(986|987)
  3. タッセルローファー(563|664)

上述のモデルはオールデンを語る上で絶対に欠かすことのできない傑作たちばかりです。

それぞれのモデルの魅力をご紹介するとともに、合わせやすいスタイルや相性の良いシーンについてもご紹介しますので、是非選ぶ際の参考にしていただければと思います。

プレーントゥ(990|9901)

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥140,000前後

990|9901の特徴

  • オールデンを代表する定番モデル
  • クリッパーと呼ばれる1枚革仕立て

オールデンで最も有名な革靴といえば、正式名称「クリッパーオックスフォード(Clipper Ox.)」と呼ばれるプレーントゥ。

中でも、ダークバーガンディカラーの美しい990とオーソドックスなブラックの9901の人気は高く、このモデルがファーストオールデンという方が最も多いのではないでしょうか?

複数のパーツを縫い合わせるのではなく、1枚革を使用して構成されたアッパーはまるでホールカットシューズのようなエレガントな佇まい。

実にトラディショナルなアメリカンスタイルは、スーツスタイルに合うのはもちろんですがカジュアルシーンでの活躍も見逃せません。

どっしりとしたソール周りに程よいカジュアルさがあり、休日のリラックスしたコーデなんかにも合わせやすいモデルです。

ダークバーガンディの990は常に入手が困難なので、足に合うサイズを見つけた時が買い時です。

ゆうた
最初の1足におすすめなモデルといえばこれ!使用されているバリーラストはオールデンの中でも「基準」とされる超定番。一般的なUSの革靴と比べると若干ゆったりしたサイズ感になっています。
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ペニーローファー(986|987)

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥140,000前後

986|987の特徴

  • 「究極のローファー」と呼ばれるモノの1つ
  • 男をあげる風格と高級感のあるシルエット

オールデンを代表するローファーどころか、ローファーを代表するローファーと言っても過言ではない歴史的傑作といえば、オールデンの「986」です。

スキンステッチによって仕上げられたモカシンに、オールアラウンドグッドイヤーのダブルソールなど、他ブランドのローファーには見られなこだわりのディテールが詰まっています。

986(987)はアメリカで展開されているローファーの型番であり、日本国内で展開されているモデルは99162(99267)という名前です。

同様にバンラストが使用されていますが、日本で展開されている物は甲の部分がやや長め&高めに設定されており、シルエットとしては986を好む方が多い傾向です。

真面目な印象の強いコインローファーですが、オールデンのコインローファーは男らしさと華やかさがあります。

ゆうた
特に#8と呼ばれるバーガンディは高い人気を誇ります。ローファーに使用されているバンラストは、定番のバリーラストと比べて若干ゆったりした作りになっています。足形にもよりますが、場合によってはハーフサイズほど小さくするのもおすすめです。
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タッセルローファー(563|664)

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥140,000前後

563|664の特徴

  • 全てのタッセルローファーのルーツ
  • カジュアルからスーツまで似合わないコーデの無い1足

今やその汎用性の高さから定番の革靴として「ファースト革靴」にも選ばれることの多いタッセルローファー。

オールデンはそんなタッセルローファー(タッセルモカシン)のルーツと言えるブランドであり、全ての始まりと言って過言ではありません。

人気なのはやはりバーガンディカラーのシェルコードバンで作られた563ですが、ビジネスシーンでの使用やカッチリした印象を狙うならブラックカラーも見逃せません。

中にはコードバンではなくカーフレザーを採用したモデルもあるため、どれを選ぶかはお好みで。

ブレザーやジャケットと言った、いわゆる定番のアメトラコーデはもちろん、くるぶし丈のデニムパンツなどとも相性が良く、非常に様々な場面での活躍が期待できます。

アイビーやトラッドを志すなら絶対に持っておきたい定番アイテム。

コインローファーと比べてすっきりした印象の木型が使用されているのも、大人なキレイめコーデをさらに格上げしてくれます。

ゆうた
タッセルローファーに使用されているアバディーンラストは、定番のバリーラストに比べてかなりタイトな設計となっている、おそらくオールデンの中でも最も細身なラストです。バリーのハーフアップあたりが目安ですが、足形によってはウィズだけでも良い場合があります。

編集部推薦。オールデンのおすすめモデル

オールデンにはレースアップシューズ意外にも、スリッポンやブーツなど様々な種類の革靴が存在します。

  1. ストレートチップ(56610|56251)
  2. Vチップ(54321|54331)
  3. ロングウイングチップ(975|9751)
  4. モンクストラップ(954|955)
  5. チャッカブーツ(1339|1340)
  6. タンカーブーツ(4545H|4540H)
  7. サービスブーツ(45960H|46054H)

あえて定番モデルを避けたいという方や、2足目のオールデンを探しているという方におすすめなモデル達です。

それぞれのモデルの魅力をご紹介するとともに、合わせやすいスタイルや相性の良いシーンについてもご紹介しますので、是非選ぶ際の参考にしていただければと思います。

ストレートチップ(56610|56251)

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥130,000前後

56610|56251の特徴

  • 程よく華やかなパンチドキャップトゥの56251
  • オールマイティに使える外羽根STの56610

冠婚葬祭やビジネスシーンから、休日のタイドアップやアフター5のカジュアルダウンしたコーデまで、とにかく様々な場面で使える外羽根式のストレートチップはビジネスマン必携の1足。

アメリカ仕様のモデルでは905などの内羽式も人気ですが、日本国内では外羽根式の人気が高い傾向です。

カーフレザーとコードバンではおよそ3万円ほど価格に開きがあるので、この辺りもチェックしながら選びたいところ。

特にコードバンと比べてカーフレザーは雨に強いため、ビジネスシーンでガンガンオールデンを履きたい方はカーフを選ぶ印象です。

真面目な印象の手堅いストレートチップも良いですが、かなりかしこまった場面でも使えるパンチドキャップトゥなんかは、程よい華やかさが使い勝手の良いデザインです。

オールデンの中でストレートチップはさほど人気が高いモデルといえませんが、やはりビジネスマンからの支持が厚い1足と言えるでしょう。

ゆうた
オールデンの代名詞とも言えるモディファイドラストを使用した1足。おおよそバリーラストと同程度のサイズ感ですが、人によってはハーフアップという意見も散見されます。日本展開の多いラストなので、実際に履き比べてみるのがおすすめです。
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Vチップ(54321|54331)

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥140,000前後

54321|54331の特徴

  • ビジネスからカジュアルまで幅広く活躍する1足
  • 特にビジネスマン達から人気の高いモデル

オールデンの中でも、プレーントゥやローファーに次いで人気の高いモデルがこちらのVチップ。

VチップやUチップ自体がビジネスマン達から人気の高いデザインですが、オールデンのVチップは細身でドレッシーなフォルムが高く評価されています。

このタイプは元々がカントリーシューズをルーツとしており、野暮ったくカジュアル寄りなデザインが多い中で、かなり洗練された色気のあるデザインに仕上がっています。

特に54321(54331)にはモディファイドラストが採用されており、アーチが高かったりハンマトゥだったりと足に難のある方でも優しく対応してくれます。

最適なフィット感を保ちつつ、爪先部分はゆったりと快適。このフィッティングもまた多くのビジネスマンから支持される理由と言えるでしょう。

ゆうた
オールデンの代名詞とも言えるモディファイドラストを使用した1足。おおよそバリーラストと同程度のサイズ感ですが、人によってはハーフアップという意見も散見されます。日本展開の多いラストなので、実際に履き比べてみるのがおすすめです。

ロングウイングチップ(975|9751)

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥140,000前後

975|9751の特徴

  • アメトラのシンボルであるロングウイングチップ
  • 力強い逞しさと華やかさのあるデザイン

パーフォレーションやメダリオンなど、革靴の中でも特にデコラティブで華やかな印象のデザインであり、アメリカントラッドの代名詞とも言えるウイングチップ。

そんなウイングチップの中でも特に「まさにアメリカ的」と言えるのが、ロングウイングチップと呼ばれるデザイン。

W形の切り替えがぐるりとヒール近くまで伸びたデザインはイギリスのブランドではあまり見る機会のない、まさにオールデンの仕事と言った雰囲気の逸品です。

また、無骨な印象を感じさせるリバースウェルトや外羽根の意匠など、どの角度から見てもディテールがアメリカ流であることを主張します。

サックスーツなんかに合わせるのはもちろんのこと、カジュアルブーツのようにデニムに合わせるのも相性抜群です。

ゆうた
使用されているバリーラストはオールデンの中でも「基準」とされる超定番。一般的なUSの革靴と比べると若干ゆったりしたサイズ感になっています。ロングウイングチップは「アメリカンブローグ」なんて呼ばれる事もあります。

モンクストラップ(954|955)

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥140,000前後

954|955の特徴

  • 脱ぎ履きが容易なシングルストラップ
  • 履きシワが色濃く出る人気のプレーントゥ仕様

オールデンの革靴の中でもマニアックな人気を誇るシングルタイプのモンクストラップ。

オールデンで1番人気はプレーントゥですが、その理由は簡単「履きシワが強く出る」ため、使えば使うほどに自分だけのオールデンに仕上がっていくからです。

そんなプレーントゥの良さをそのまま味わえる上に、脱ぎ履きも容易でよりエレガントな雰囲気のシングルモンクですから、人気がないわけがありません。

スーツスタイルでかっちりとしたコーディネートはもちろんのこと、デニムや綿パンなどにも容易に合わせられる非常に懐の深い汎用性を持ち合わせています。

日本国内ではなかなか入手できる場面が少ないモデルなので、マイサイズを見つけた時が買い時です。

ゆうた
使用されているアバディーンラストは、定番のバリーラストに比べてかなりタイトな設計となっている、おそらくオールデンの中でも最も細身なラストです。バリーのハーフアップあたりが目安ですが、足形によってはウィズだけでも良い場合があります。

チャッカブーツ(1339|1340)

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥150,000前後

1339|1340の特徴

  • 抜群の男らしさを感じるチャッカブーツ
  • 履きシワが色濃く出る人気のプレーントゥ仕様

偏見に満ちている意見ではありますが、オールデンの3大革靴といえば、プレーントゥとローファーと、このチャッカブーツです。

ファーストオールデンとして選ばれることは少ないですが、2足目のオールデンに選ばれるモデルとしてはダントツの人気

お洒落で大人の色気を感じるシルエットはカジュアルコーデの主役を張れる安定感。

ビジネススーツに合わせられるのはもちろん、スラックスやベイカーパンツまで、見た目通りのドシっとした安定感でコーディネートをまとめ上げてくれます。

オールデン最大の特徴と言える「ウネるような履きシワ」がめちゃくちゃにかっこいい1足。

しっかり履き込んで育ちきったこのチャッカブーツを超えられる革靴は、世界広しといえど多くはないでしょう。

ゆうた
ダークバーガンディのモデルはオールデンファン必携の1足。使用されているラストはプレーントゥにも使用されている定番のバリーラスト。一般的なUSの革靴と比べると若干ゆったりしたサイズ感になっています。

タンカーブーツ(4545H|4540H)

 

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥150,000前後

4545H|4540Hの特徴

  • 日本では屈指の人気を誇るタンカーブーツ
  • ミリタリースタイルのドレッシーなシルエット

主に日本国内を中心に展開されており、国内ではオールデン屈指の人気を誇るタンカーブーツ。

オールデンの中でも非常に特殊な379Xという木型(ラスト)が使われており、日本の総代理店を務めるラコタの要望によって復活したモデルです。

そもそもは、第二次世界大戦中の米軍将校や一般兵士がドレスユニフォーム時に着用する格式あるミリタリーブーツ用にに作られたラスト。

そのため、どことなく無骨な印象とフォーマルな印象の両方を併せ持つ絶妙なバランスが人気の理由と言えるでしょう。

スーツスタイルに合わせればまるでドレッシーなVチップのように、カジュアルコーデに合わせればミリタリーブーツのような男らしいスタイルで。

実にアメリカ靴っぽい合理的な魅力と、高級革靴らしいスキンステッチなどのディテールがたまらない1足です。

ゆうた
使用されている379Xは通称「ミリタリーラスト」と呼ばれるもの。基本的にはバリーラストに近いフィッティングですが、足形によってはハーフアップと言われる場合もあります。

サービスブーツ(45960H|46054H)

シーエッジ編集部のおすすめ度:
参考価格:¥100,000前後

45960H|46054Hの特徴

  • 雨の日でも気軽に履けるクロムエクセル
  • 初日から足に馴染みむ快適な履き心地

オールデンファンの間ではコアな人気を誇り確固たる地位を築くサービスブーツ。

その理由はなんと言っても「クロムエクセル」を使用したブーツであると言うこと。

クロムエクセルはいわゆる「コードバンのオイルドレザー」であり、そのため雨に強くしっかり伸びるため購入初日から足に馴染んで快適な履き心地を実現します。

ビジネスシーンやスーツスタイルには合わせにくいワークブーツなスタイルですが、カジュアルコーデや休日のファッションにおいてこれ以上使いやすいブーツはないと言える逸品。

6インチ丈のプレーントゥなので、アメカジ系のストリートコーデから、トラディショナルな大人のカジュアルまで幅広くこなせます。

また、アウトソールには「スーパークッション」と呼ばれる素材が使われており、柔らかなアッパーと相まって長時間歩き回っても疲れにくい点も見逃せません。

ゆうた
使用されている379Xは通称「ミリタリーラスト」と呼ばれるもの。基本的にはバリーラストに近いフィッティングですが、足形によってはハーフアップと言われる場合もあります。アッパーがよく伸びるので、ジャストフィットでも窮屈さをあまり感じません。

「オールデン」を足元に。洒落者たちの着こなしをチェック

ここからはオールデンの革靴を足元に合わせた洒落者たちの着こなしをチェック。

外羽根ストレートチップなら旬度高めなミリタリースタイルにもハマる

wear

お洒落が少しでも好きならお手本にしたいコーデがこちら。「990」にカーゴパンツを合わせて男の武骨さと品の良さを上手くミックスさせたスタイリングです。

カーゴパンツはロールアップしてソックスを見せることで適度に抜け感を演出でき、軽やかな雰囲気に。

デニムのカバーオールにシャツとネクタイなど、程よくカジュアルさを加えられ、お洒落さを引き立てています。

明るい色味のドレスシューズなら感度高めの着こなしを調和してくれる

wear

明るめのブラウンのドレスシューズをワイドパンツとブルーのシャツに合わせたスタイリングです。

ワイドパンツはバランスを取るのが難しい種類ではあるものの、足元にドレスシューズを合わせることでバランスを崩さずに合わせられています。

アウター代わりに着用したシャツの下には、着丈の長いシャツを合わせてレイヤード。

全体を見ても色とサイズのバランスが上手く取れた着こなしです。

大人のセットアップコーデには革靴はマスト!

wear

大人でも着用できるドレープ感の強いセットアップに「Munson」を合わせて綺麗めに仕上げたスタイリングです。

麻素材混のセットアップは、着心地も軽い上に季節感も取り入れられると一石二鳥。

セットアップの子供ぽく見えるという難点をドレスシューズで上手く回避。

マットな素材感なので、大人の男性も着こなせるコーディネートに仕上がっています。

ジャケパンスタイルにはまず「キャメル」か「ブラウン」の革靴を合わせる

wear

ネイビーのジャケットにベージュのパンツ、足元にはキャメルに近いブラウンの革靴を合わせたジャケパンコーデです。

インパクトのあるパープルのネクタイが全体の差し色となりお洒落な雰囲気に。

足元に明るい色味の革靴を使用しているので、全体も重たくならず軽やかな雰囲気で大人の空気感をより引き出します。

アイビールックにはタッセルローファーを合わせて綺麗めに

wear

アイビールックの基本を抑えたスタイリングです。

全体に程よく使用した「白」の色味が軽やかさと清潔感を着こなしにプラス。

足元にはタッセルローファーを合わせてさりげなく個性を加えて、ストレートシルエットのジーンズと合わせることで面白い表情に。

ブーツスタイルはクロップド丈で合わせれるのがベター

wear

デザインシャツが個性を引き出すこちらの夏コーデ。 足元に「カーフ マンソンブーツ」を合わせて、テーパードシルエットのパンツをクロップド丈にロールアップすることで、合わせにくいブーツのバランスを取っています。

ブーツは足を短くしてしまう事もあるので、クロップド丈のパンツに合わせてあげるのがベター。

知っておきたい知識。オールデンに関するQ&A

オールデンを買おう!と決めた方に伝えたい、オールデンに関するちょっとした疑問をまとめました。

  1. オールデンのサイズ感について
  2. 購入できる店舗について

気になる方は是非参照していただけると幸いです。

オールデンのサイズ感は?

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オールデンはデザインとラストによって、大体サイズが0.5cmほど前後します。

そのため、初めてオールデンの革靴を購入すると言う場合は必ずフットメジャーを使って自分の足をしっかり計測したいところ。

理想とするフィッティングがイギリス靴やイタリア靴とは根本的に違い「ジャストサイズなのにゆったりとした履き心地」がオールデンの特徴。

そのため、単純な数値通りに履いたりわざとワンサイズ下げて履いたりすれば、なんのためにオールデンを選んでいるのかさっぱりわかりません。

ご自身のオールデンにおける「推しラスト」が定まるまでは、取扱店舗に足を運んで計測しながら相談するのがおすすめです。

特に有名なのは以下の4種類(有名なのは13種類ほどあります)

  • バリーラスト(Barrie last)
  • バンラスト(Van last)
  • モディファイドラスト(Modified last)
  • ミリタリーラスト (Military last)

上記4種類意外にも様々なラストがありますが、とりあえず「日本においてオールデンを探す初心者」なら、この4種類を覚えておけば問題ないでしょう。

それぞれのラストについて以下で簡単にご紹介いたします。

バリーラスト(Barrie last)

オールデンと言ったらバリーラスト。

不屈の名作990にも採用されており、アメリカらしい無骨さとスタイリッシュさを合わせ持ったシルエットが特徴。

ドレス用のラストでノーズが長く、イタリア系のエレガントなスーツにも合いやすいデザインです。

通常のUSサイズよりもハーフサイズほどゆったりした印象のサイズ感。

バンラスト(Van last)

オールデンのローファーに採用されている人気のラスト。

爪先が垂直に立ち上がっておりモカシンの乗りが美しく、シンプルなデザインがドレッシーさを際立たせます。

他のラストと比べて捨て寸が短めですが、履き口と爪先はゆったりな形状。

モディファイドラスト(Modified last)

プレーントゥやローファーに並んで人気の高いVチップに採用されているオールデンの代表的なラスト。

元々は足に問題を抱える方向けのラストであり、アーチフィッティングが扁平足を治す効果もあると言われています。

土踏まずと甲でホールドするため爪先部分はゆったりしており、足幅のある方やウィズが広い方でも履きやすいサイズ感。

ミリタリーラスト (Military last)

オールデンのブーツ用ラストとしてはトゥルーバランスラストなんかも有名ですが、タンカーブーツの人気な日本ではこちらの方が有名だと思います。

正式名称は「379X」。ルーツはWW2の軍靴で、日本の輸入代理店がリクエストして復活したラストとして知られています。

爪先はゆったりめなのに、甲や踵がタイトでしっかりフィットする設計となっていて、足幅が細い方でもしっかり履けるデザインです。

オールデンの取り扱い店舗について

lakotahouse

オールデンの取扱店といえば、真っ先に思い浮かぶのが輸入総代理店を務める「LAKOTA(ラコタ)」です。

東京の青山と丸の内、大阪は南船場に実店舗の「ラコタハウス」を構える他、オンラインストアでの購入もできますので、まずはそちらを確認してみるのがおすすめです。

また有名な場所といえば伊勢丹のメンズ館。

そのほかにも、ジャーナルスタンダードやトゥモローランドといったセレクトショップでも取り扱いがある店舗もあります。

「オールデンの取扱店」についてもラコタハウスがまとめてくださっているので、そちらを参考にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

取り扱い店舗を確認したいは方はコチラ


オールデンの革靴まとめ

本記事では【オールデンのおすすめ革靴】をご紹介させて頂きました!

どんなファッションにも合わせやすく、ビジネスシーンから休日のタイドアップまで幅広く使えるのでとても便利ですよね!

シーエッジ編集部がデザイン性やコーデの合わせやすさからベスト3を選ぶなら

  1. プレーントゥ(990|9901)
  2. ペニーローファー(986|987)
  3. Vチップ(54321|54331)

の3種類をおすすめします。

ご自身のライフスタイルや普段のコーデに合う革靴を見つけてみてくださいね!

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