キレイめコーディネートに欠かせない定番アイテムといえば「革靴」です。
革靴と一口に言っても、アウトドアに使えるほどゴツいワークブーツから、ブラックタイなどの礼装にも使えるフォーマルシューズまで幅があり「どこまでがカジュアルなのか」がややこしいアイテムでもあります。
ここでは、ビジネスカジュアルなどのカッチリ系から、アメカジにも合わせられるラフなカジュアルまで、普段履きにおすすめなオシャレ革靴についてご紹介致します。
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男ならカジュアルに使える革靴を一足は持っておきたい
ビジネスマンなら必ず持っている革靴ですが、まさかなんの考えもなく黒の内羽根ストレートチップなんかをデニムスタイルに合わせたりしていませんよね?
革靴には礼装に使えるほどフォーマルなデザインから、ワークブーツなどのアウトドア向けなデザインまであり、フォーマルな革靴をカジュアルに履くのは初心者にとって至難の技と言えるでしょう。
そこでおすすめなのが「カジュアルに使えるデザインの革靴」を1足持っておくことです。
適度にカジュアルな革靴であれば、休日のおしゃれだけでなくビジネスシーンをおしゃれに過ごすことも可能です。
また、しっかりカジュアルな革靴であればキレイめファッションから男らしいミリタリーコーデまで幅広く活躍します。
そしてさらにいえば、ビジネス向けやフォーマル向けとして販売されているドレスシューズなどと比べて、完全にカジュアル向けとして販売される革靴はスニーカーのような履き心地のものも多いのです。
カジュアルコーデの休日は通勤のみの平日と比べて歩く距離が多いという会社員の方も多いのでは?
「おしゃれは足元から」なんて言葉もある通り、靴選びが成功すれば普段の服装も1グレード上に見えますがその逆はあり得ません。
「おしゃれは足元から」という格言の通り、ビジネスシーンにおけるスーツ姿で最も重要なのはビジネスシューズと言っても過言ではないでしょう。 メンズのビジネスシューズといえばやっぱりメインは「革靴」。 そこで今回は、スーツスタイルの格[…]
スニーカーよりも革靴が良い理由
さて、ビジネスシーンにおいてスーツにスニーカーはまだまだ御法度とされていますが、おしゃれさん達は休日ファッションにスーツスタイルとスニーカーを取り入れる方も増えてきている昨今。
あえて休日なのに革靴を履く理由とは一体何でしょうか?
それはやはり「こなれ感」が手軽に出せるという理由が1番でしょう。
例えば、夏ならハーフパンツにTシャツ、冬ならデニムにパーカーなど、いわゆる「カジュアルなファッション」の足元といえばスニーカーが定番アイテムです。
しかしそこに、清潔感のある革靴で引き締めたり、ワイルドなレザーブーツで引き締めた時の「こなれた感じ」は、絶対的にスニーカーよりアドバンテージがある革靴最大の存在意義と言えます。
カジュアル向きの革靴選びはまず違いを知ることから
普段、革靴を履いてお仕事をしているビジネスマンも、普段履きにオシャレなカジュアル系の革靴を選びたいと言う方は多いのではないでしょうか?
とは言っても実は、ビジネスシーンで使える革靴の大半はカジュアルシーンでも十分に使えます。
例えばビジネスシーンの定番であるストレートチップも、ブラウン系のカラーであればカジュアル向けの主戦力として大活躍してくれます。
では「どんな革靴がカジュアルファッションに向くのか」について以下の2点から見ていきましょう。
- フォーマルな革靴とカジュアルな革靴の違い
- カジュアルコーデにおすすめな革靴の種類
以下で詳しく紹介しますが、カジュアルな革靴は冠婚葬祭などにマナーとして使えませんが、冠婚葬祭に使える革靴をカジュアルに使うにはファッションセンスがあれば大丈夫だったりします。
まずは「カジュアルに合わせやすい革靴」について知っておいて損はないでしょう。
フォーマルな革靴とカジュアルな革靴の違い
革靴の大別
- 内羽根式=室内履きがルーツ=フォーマル
- 外羽根式=屋外履きがルーツ=カジュアル
さて、そもそも気になるのは「フォーマルな革靴ってカジュアルなコーデに合わせちゃダメなの?」と言う点でしょう。
例えばカジュアル向けの革靴なんかが冠婚葬祭に使えないのは大人なら周知の事実だと思いますが、逆に最もフォーマルな「革底で黒の内羽根式ストレートチップ 」はカジュアルに使えないかと言うと、そんなことはありません。
なぜ「フォーマル向け」「カジュアル向け」という種類が誕生したのでしょうか?
大きな違いは「内羽根式」と「外羽根式」のルーツにあります。
この「室内履き=フォーマル」「屋外履き=カジュアル」と言う200年以上前の印象がそのまま現代に至るまで続いているわけです。
つまり端的に言うと、カジュアル履きにマナーはないので、あとは似合うか似合わないかだけと言うことになります。
「内羽根式」と「外羽根式」違いについてですが、「内羽根式」はシューレースホールの甲の部分が革と一帯になっているもの、一方「外羽根式」はシューレースホールが靴本体の上に被さるようになっているものをそれぞれ指します。
ここのデザインの違いだけでも印象や雰囲気はグッと変わるので、覚えておきましょう!
「おしゃれは足元から」と言う言葉の通り、靴選びのセンスはファッションの完成度を大きく左右します。 ビジネスシーンに映えるスーツスタイルからビジネスカジュアル、さらには休日のキレイめコーデや秋冬のカジュアルファッションに大人っぽい印象を[…]
カジュアルコーデにおすすめな革靴の種類
一般的な革靴の種類と傾向
- ストレートチップ系(フォーマル度高め)
- プレーントゥ系(カジュアルにおすすめ)
- ウィングチップ系(カジュアルにおすすめ)
- サドル系(カジュアルにおすすめ)
- Uチップ|Vチップ系(カジュアルにおすすめ)
- モンクストラップ系(フォーマル度高め)
- ローファー系(カジュアルにおすすめ)
- チロリアンシューズ系(カジュアルにおすすめ)
- ブーツ系(カジュアルにおすすめ)
代表的な革靴の種類を傾向としてまとめるとこんな感じになります。
ブーツスタイルはもちろんのこと、デッキシューズやドライビングシューズといったローファー系やチロリアンシューズ系のスタイルは特にカジュアルシーンで人気が高くなっています。
どれがどんなタイプなのか分からない方もいると思うので、カジュアルに合う革靴の種類を画像にまとめたのでご覧ください。
基本的に内羽式よりは外羽根式、色はブラックよりもブラウン、素材はスムースレザーよりもスエードなどの方がよりカジュアルな印象となりますが、逆にある程度のフォーマルさを残しておいた方がスタイリッシュにコーディネートできる場合もあります。
例えばストレートチップでも外羽根式でブラウン系ならばかなりカジュアル寄りのデザインになりますし、反対にウイングチップなんかはブラックになるとかなりカッチリした印象になります。
平日のスーツスタイルから休日のカジュアルファッションまで、男性のおしゃれに欠かせないアイテムといえば「革靴」です。 ただ、ひとくちに革靴と言ってもその種類は様々であり、マナーの問題も出てくるためどれを買えば良いのか困ってしまう事も多々[…]
革靴初心者は必読。カジュアルな革靴選びの4カ条
革靴初心者が心掛けるべき4カ条 |
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初心者はプレーントゥかローファーがおすすめ
まずはやはりこの2モデルが鉄板です。
ブラック系の革靴ならプレーントゥ。ブラウン系の革靴ならペニーローファー。
この2つの革靴は、ビジネススタイル(大人っぽい印象)からもカジュアルスタイル(アウトドアな印象)からも程度に距離がある抜群の位置に属す革靴です。
この2種類よりも大人っぽいキレイめなスタイルがお望みならモンクストラップやウイングチップなどが良いでしょうし、さらにカジュアル度を高めるならブーツやチロリアンシューズなんてのもアリでしょう。
とにかくファッションへの取り入れやすさを重視するならプレーントゥは欠かせません。
必携の1足と言えるので、どれを買えば良いか迷っている方は「プレーントゥ」と言う名前を覚えておきましょう。
履き心地の良さと手軽さから大人男子達を夢中にさせるローファー。 スリッポンタイプの紐なし革靴として人気の高いローファーといえば学生靴の定番「コインローファー」が有名ですが、それ以外にも魅力的なローファーは沢山あります。 そんなロ[…]
メンテが面倒なら合成皮革も全然アリ!
革靴の楽しさといえば「天然皮革を手入れで育てて経年変化を楽しむ一生物の相棒」という付き合い方。
しかし、天然皮革の革靴は雨に弱く、最低でも月に1回程度はクリームを塗って磨くなどの手入れが必要なので、面倒な方はあえて「合成皮革」の製品を選ぶのも個人的にはすごく有りだと思っています。
合成皮革(人工皮革)と言うのは名前こそ「革」なんてのが使われていますが、実は「雨具」に近い性質です。
いわゆる「布生地」に、ポリ塩化ビニールやポリウレタンなどの樹脂をコーティングして作るため、高い撥水性によって雨に強く醤油やケチャップをこぼしたりしても少量なら大丈夫だったりします。
安っぽいイメージもありますし、使用によって劣化するため一生物の相棒にはなりませんが、向こう5年程度であれば十分使えますので、一考の価値はあるでしょう。
歩きやすさを考慮するなら絶対ラバーソール
以下のラバーソールがおすすめ
- ダイナイトソール
- リッジウェイソール
- コマンドソール|ラグソール
- クレープソール
- ハーフラバーソール
伝統的な革靴というのは室内履きとして発展した歴史からもわかる通り、アッパーから靴底まで全ての部分が革でできています。
今でもドレスシューズとしての用途ではオールレザーの革靴が一般的ですが、なかなかこのタイプの革靴でディズニーランドを1日歩こうと思ったら、相当な覚悟が必要と言えるでしょう。
となると、カジュアル向けの革靴選びでは「ラバーソール」の物がおすすめと言えます。
ここまでくると革靴なのかスニーカーなのか難しいところですが、中には最新のランニングシューズに搭載されるハイテクなソールを搭載した革靴も存在します。
カジュアルだからといって派手なデザインには要注意
ビジネス用の革靴や、フォーマル用の革靴と違って、カジュアルシーンではありとあらゆる素材や色が選び放題。
普段から革靴を愛用している方だと「ハメを外す」かのように、真っ赤なパテントレザーのキラッキラなブーツ、なんていうド派手な革靴を選んでしまいがちなので要注意。
結局カジュアルな場面でも「1番使いやすいのはシンプルなデザインの黒い革靴」であることは変わりません。
ブラウンなども汎用性が高いですが、黒に比べたら考えてコーディネートする必要があるので初心者向きとは言えません。
まずは定番のブラックレザーのシンプルな革靴、少し個性を出したいならブラウン系やスエード調の素材、もう少し個性が欲しいならブーツやチロリアンシューズなどのデザイン。
この辺りを超えて派手なデザインは、逆に合わせるのが難しくなるのでファッション初心者は要注意です。
カジュアルコーデにおすすめの革靴ブランド12選
革靴の名門ブランドといえば、ジョンロブ、エドワードグリーン、ベルルッティ、ルブタン・・・どれも当たり前に1足20万円近いブランドです。
そこから1グレード下げた革靴の定番ブランドとしては、チャーチ、オールデン、クロケ、トリッカーズ、それでも10~15万円あたりは予算として考えないと厳しいラインです。
上記のブランドは様々なメディアでおすすめの革靴として紹介されていますが、正直個人的には「カジュアルに履ける革靴を探しているファッション初心者」にはハードルが高すぎるのではないかと考えます。
というわけで、定価3〜5万円程度で手に取れるおすすめのブランドを厳選しました。
- ドクターマーチン|1461 3ホールシューズ
- ジーエイチバス|LAYTON
- イル モカシーノ|スエード ビットローファー
- レッドウイング|アイリッシュセッター 6インチモック
- クラークス|ワラビー
- パラブーツ|ミカエル
- ダナー|マウンテンライト
- リーガル|サドルオックスフォード
- パドローネ|ダービープレーントゥ7358-2001 JACK
- コールハーン|ゼログランド ウイングチップ オックスフォード
- ティンバーランド|6インチ プレミアム
- カンペール|ペウ・カミ
カジュアルに履けるおすすめ革靴ブランドを10種類紹介するとともに、そのブランドの中でも特におすすめなモデルをピックアップしてご紹介します。
手ごろな価格だからって侮るなかれ、ファッショニスタの間では定番中の定番モデルや、歴史的傑作と言われる革靴も多数含まれている必見の10ブランドになっています。
本格派のイギリス革靴を代表するブランドでありながら、優れたコストパフォーマンスで手ごろな価格帯を実現している人気の革靴ブランド「チャーチ(Church’s)」。 最強の既製靴とも言われるクオリティと価格のバランスを持ち、イギリス革靴の[…]
ドクターマーチン(Dr. Martens)1461 3ホールシューズ
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
タイプ:外羽根式プレーントゥ |
参考価格:¥25,000前後 |
1461の特徴
- どんな服装とも相性抜群のキングオブ・カジュアル革靴
- エアクッションソールによる極上の履き心地
音楽やカルチャーと密接な関係のあるイギリスのシューズブランド「ドクターマーチン(Dr.Martens)」
ザフーやピートタウンゼントと言ったアーティストに愛され、特にパンクスやモッズ達の間では反体制のシンボルとして様々な場面で履かれ続けているブランドです。
そんなドクターマーチンといえば、1460と呼ばれる8ホールブーツが定番ですが、ファッションへの合わせやすさを考慮するなら3ホールシューズの1461を超える革靴は他にないでしょう。
適度なドレッシーさはカジュアルコーデを大人っぽい印象に、適度なラギッドさはキレイめコーデにアクセントを与えてくれます。
「ファッションに合わせて様々な役割をこなせる」そんなオールマイティない1足です。
エアクッションソールによる素晴らしい履き心地と、厚めのソールとイエローステッチのデザインが、世界中のファッショニスタ達を魅了し続ける「ドクターマーチン(Dr.Martens)」。 メンズブーツの定番と言える「1460 8ホール」や、メ[…]
ジーエイチバス(G.H.BASS)LAYTON
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
タイプ:ローファー |
参考価格:¥25,000前後 |
LAYTONの特徴
- 大人男子の週末コーデに最適
- 程よい厚底具合いで着こなしのアクセントに
1876年に米国で創業された老舗シューズブランドの「ジーエイチバス」。
世界で始めてローファーを作った会社として有名なのでここはやはりローファーをご紹介!
通常のローファーに比べて厚みのある「LAYTON」は、ボリューム感のあるシルエットが魅力的なモデルです。
一目見ただけで上質なレザーだと分かってしまう艶感が特徴で、足にも馴染みやすく履き心地も抜群なので、革靴初心者には最適!
カジュアルからスーツスタイルまで、スタイルを問わず使える汎用性の高いモデルになるので、1足持っておいて損はしません。
イル モカシーノ(IL MOCASSINO)スエード ビットローファー
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
タイプ:ローファー |
参考価格:¥35,000前後 |
スエード ビットローファー
- カジュアル~キレイめスタイルまで。万能ローファー
- 足元から大人の空気感をプラスできる
2017年にイタリアで誕生した新鋭シューズをブランドの「イル モカシーノ」。
製造もイタリアのトスカーナ州で行うなどメイド・イン・イタリアにこだわるブランドで、今業界人を虜にする大注目ブランドです。
今回ご紹介しているモデルは、同ブランドが誇る完成度の高さとセンスの良さを一度に楽しめる傑作モデルです。
エレガントな装いから休日のカジュアルなコーデにまで合わせられる万能なローファー、そして3万円と比較的手に取りやすい価格帯なので、イタリアブランドのカジュアルな革靴をお探しの男性にぴったりです。
レッドウィング(RED WING)アイリッシュセッター 6インチモック
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
タイプ:モックトゥ|ワークブーツ |
参考価格:¥50,000前後 |
アイリッシュセッターの特徴
- カジュアル系ブーツの大定番モデル
- 特に黒アッパー白ソールの「#8179」「#9874」は初心者にもおすすめ!
ワークブーツの第一人者として世界中で愛されるアメリカの革靴ブランド「レッドウイング(RED WING)」
男らしくタフな佇まいが魅力なワークブーツの中でも、とりわけ人気の高いレッドウイングのアイリッシュセッター。
この名前は、1952年にトラクションとレッドソールと呼ばれる白く平らな靴底を導入した#877の通称名です。
定番のモデルは、猟犬「アイリッシュセッター」の毛並みの色とよく似た赤みを帯びた茶色「オロラセット」や「オロレガシー」です。
ちなみに、おしゃれに履きこなしやすい初心者向けのおすすめカラーは「ブラック」です。
男を挙げる不屈の名作として知られるこの逸品。
デニムパンツに合わせるコーディネートなら、モード風のスタイルからスポーツミックスまで、このブーツが似合わないコーデはほとんどないほど高い汎用性を誇ります。
男が「ブーツを買う」となったら、真っ先に選択肢に挙がる「王道ブランド」がレッドウィング(RED WING)です。 ワークスタイルのタフなルックスと、一生の相棒として愛用できる品質の良さは、初心者向けに紹介されるのはもちろんの事、世界中[…]
クラークス(Clarks)ワラビー
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
タイプ:チロリアンシューズ |
参考価格:¥20,000前後 |
ワラビーの特徴
- スニーカーに勝とも劣らぬ絶品の履き心地
- ドレッシーからアメカジまで幅広く活躍する優等生
1825年のイギリスにてシープスキンのスリッパを原点にスタートしたシューズブランド「クラークス(Clarks)」。
代表的なモデルといえば、デザートブーツと呼ばれるミニマルデザインのチャッカブーツも有名です。
しかし、個人的にファッション初心者におすすめなのがワラビーと呼ばれるチロリアンシューズタイプの革靴。
とりわけスエード素材を用いたチロリアンシューズとしてはワラビーの右に出る者はいない最強の革靴。
結婚式の2次会に着るようなドレッシーコーデから、マウンテンジャケットなどを用いた冬場のアメカジまで。
これ1足あればそつなくこなせる適度に力の抜けた表情が最高です。
素晴らしいのは見た目だけでなく、クレープソールを採用する事でハイテクスニーカーばりの履き心地を獲得している点も高ポイント。
バリエーションの中には防水透湿素材のゴアテックスを用いたモデルもあるので、雨の日にも対応できるカジュアル革靴を探している方は要チェックです。
デザートブーツやワラビーを筆頭に、起毛皮革素材の革靴の定番ブランドとして非常に高い人気を誇る「クラークス(Clarks)」。 秋冬のワードローブの定番アイテムとしてはもちろん、大人のカジュアルシューズの鉄板ブランドとしても高く評価され[…]
カジュアなコーデはもちろんドレッシーなスタイルまで活躍する人気のショートブーツと言えば、チャッカブーツ(デザートブーツ|ジョージブーツ)の右に出るものはありません。 スポーツシーンやミリタリーブーツをルーツに持っているため活動的な印象[…]
パラブーツ(Paraboot)ミカエル
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
タイプ:チロリアンシューズ |
参考価格:¥60,000前後 |
ミカエルの特徴
- ワラビーに対して高級感と男らしさのあるデザイン
- 革靴の中でも気取った感じのない感触が好印象
アルピニスト達が集まるフランス東部のイゾーにて1908年に誕生した革靴ブランド「パラブーツ(Paraboot)」。
そのルーツに恥じない登山靴をベースとした堅牢な作りと、長時間足を入れていてもストレスのない快適な履き心地が人気のブランドです。
第2次世界大戦終結と同年1945年にリリースされたこの「ミカエル」は、そもそもエルメスがパラブーツに特注した事が開発のきっかけになったという逸話もあります。
どっしりと肉厚に作られたモカシンに、ラギッドソールのような無骨なアウトソールデザイン。
ここで紹介するカジュアル向け革靴の中では少々高額な部類なのが唯一の難点。
しかし、ドレッシーなーコーデはもちろん、白Tにブラックデニムなどのシンプルなファッションにポンと合わせるだけでもかなりカッコいい汎用性の高さが魅力です。
大人っぽくドレッシーで高級感のある革靴なのに「気取った感じ」のないカジュアルさは世界中の革靴を並べてみても群を抜いているデザインです。
懐事情に余裕のある方なら、この革靴を選んでおけば間違いありません。
シャンボードやミカエルといったモデルが爆発的な人気を誇るフランスの老舗シューズブランド「パラブーツ(Paraboot)」 他ブランドの革靴にはない、ひとめでパラブーツとわかる独特の存在感がツウな男性から高い支持を受け続けるブランドです[…]
ダナー(Danner)マウンテンライト
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
タイプ:アウトドアブーツ |
参考価格:¥55,000前後 |
マウンテンライトの特徴
- クラシカルな登山靴がベースのアウトドアブーツ
- 防水レザーとゴアテックスライナーの確かな堅牢性
ワークブーツを生み出すブランドとして1932年にアメリカのウィスコンシン州で産声を挙げた「ダナー(Danner)」。
1960年代に入りハイキングブーツを手掛けるようになりバックパッカーの間で人気が爆発。
創業以来変わらぬ「軽量性」と「快適性」の両立で世界中のファッショニスタに愛されています。
中でも象徴的なモデルとして世界で初めてゴアテックスをブーツに採用した「ダナーライト」が有名です。
しかし、ファッションへの合わせやすさを考慮するなら個人的にはマウンテンライトの方がおすすめです。
実際に登山靴として使うには現代のスペックで照らし合わせるといささか不安ですが、古くから登山靴に使われるオイルドレザーや、金属製のDリングなど無骨なディテールがたまらない逸品。
モカシン系のワークブーツとは一味違った男臭さが、定番のカジュアルコーデにアクセントを与えてくれます。
リーガル(REGAL)サドルオックスフォード
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
タイプ:サドルオックスフォード |
参考価格:¥25,000前後 |
サドルオックスフォードの特徴
- 着こなしのアクセントになるクラシカルなかっこよさ
- トラッドスタイルのキレイめコーデにぴったりな逸品
日本を代表する革靴ブランド「リーガル(REGAL)」といえば、もはやビジネスマン達の定番アイテム。
ファッションに疎い方だと「サラリーマンが履いてるブランドでしょ?」と思うかもしれませんが侮るなかれ!
非常にハイクオリティな革靴を低価格で生み出す、ファッショニスタ御用達のブランドなのです。
特にペニーローファーなんかはビジネスからカジュアルまでシーンを問わず非常に有名です。
しかし、あえてカジュアル向けにおすすめなモデルを挙げるならサドルオックスフォードは至高の逸品です。
さすがはアメトラの流れを汲むリーガル。
ツートーンのレザーを使ったモデルはカジュアルなジャケパンスタイルや、ミリタリー系やバイカー系を混ぜたアメカジにバッチリはまります。
「Tシャツにデニム」のようなラフな格好ではない「大人カジュアル」を楽しむなら、持っておきたい便利な革靴です。
「日本のビジネスマンの制服」といっても過言では無いほど、多くのビジネスマンから愛され圧倒的な信頼を獲得しているブランド「リーガル(REGAL)」 まさに、日本を代表する革靴。そんなリーガルですが、実はリーガルの革靴について、その魅力を[…]
パドローネ(PADRONE)ダービープレーントゥ7358-2001 JACK
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
タイプ:外羽根式プレーントゥ |
参考価格:¥30,000前後 |
7358-2001の特徴
- 爪先のクセ付けがチャームポイントなビジカジの鉄板アイテム
- スーツからTシャツまで合わない服がない傑作モデル
東京都は足立区のシューズ工場「ミウラ」が手掛ける革靴のファクトリーブランド「パドローネ(PADRONE)」。
数々の有名ブランドの革靴をOEMとして請負い磨き抜かれた木型。
この木型により、「足が合わないと聞いた事がない」ほどの安定感を誇り、ビッグブランドに匹敵するクオリティを衝撃のコスパで展開する今注目の革靴です。
その中でも、爪先に部分にクシュっとクセを付けた外羽根式のプレーントゥは大人気の定番モデル。
クセ付けのおかげで歩きやすく革靴が軽く感じるという機能的なメリットもあります。
さらに、重苦しいスーツスタイルを軽い印象にし、カジュアルスタイルはドレッシーに魅せると、汎用性の高さが注目のポイント。
特に若い世代からの支持は高く、ビジネスカジュアル系のファッションでは外せないモデルになっています。
コールハーン(COLE HAAN)ゼログランド ウイングチップ オックスフォード
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
タイプ:ウイングチップ|スニーカー |
参考価格:¥35,000前後 |
ゼログランドの特徴
- そのまま走り出せるランシューのアウトソールを採用
- 伝統的なウイングチップのアッパー
アメリカはシカゴ生まれのコールハーン(Cole Haan)。
1928年の創業当時は質の高い革靴を生み出すシューズブランドとして人気を博していましたが、1988年にとんでもない転機が訪れます。
それが「ナイキに買収され完全子会社になる」という大きな転機でした。
これにより、革靴のソールにルナロンなどのレーシング向けランニングシューズに使われるハイテク技術が惜しみなく搭載さレました。
まさに「そのままマラソンに出られる」ほどと言われた斬新な革靴が生み出されたのです。
その後2012年にナイキから売却され、ルナロンやエアーなどのナイキの技術は使えなくなりました。
しかし、今でもコールハーンといえばランシューに匹敵する快適さとクラシカルなドレスシューズのスタイルを両立したモデルが人気を博しています。
ティンバーランド(Timberland)6インチ プレミアム
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
タイプ:ブーツ |
参考価格:¥25,000前後 |
6インチ プレミアムの特徴
- 唯一無二のウィートカラーのヌバック素材
- ストリートスタイルのカジュアルコーデなら最強のモデル
1918年のアメリカはマサチューセッツにて靴屋として産声をあげた「ティンバーランド(Timberland)」。
日本では90年代ごろからヒップホップ好きなB-BOY達の定番アイテムとして爆発的なブームとなりました。
そこから転じてヤンキー達の制服のように、オラオラ系な方達がこぞって愛用してた印象があります。
そのせいかどことなくファッションに疎い方達には「ダサい」というイメージが定着している気配を感じますが、実は昨今90年代のストリートファッション再燃と同時に6インチプレミアムの注目度が急上昇中。
大事な事なのでもう1度いいますが、人気なのは「ティンバーランドの6インチプレミアム」です。
ティンバーランドのチャッカや他のスニーカー達はやはりまだまだ「ダサい奴が履く靴」というイメージを抜けきってないので、かなり上級者向けです。要注意。
兎にも角にも6インチプレミアムはジーンズやカーゴパンツと相性抜群です。
カジュアルな冬の装いや、ざっくりとした夏のコーデなど、イエローブーツを差し色にするだけでバシッとハマる便利な1足。
ストリートを代表するブーツのブランドと言えば、真っ先に名前の上がる王道ブランドが「ティンバーランド(Timberland)」です。 「イエローヌバック」と呼ばれるウィートカラーのアッパーや、完全防水なウォータープルーフ仕様など、特にタ[…]
カンペール(Camper)ペウ・カミ
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
タイプ:レザースニーカー |
参考価格:¥25,000前後 |
ペウ・カミの特徴
- ギリギリ革靴?スニーカー?そんな境界線上の名作
- 革靴の上品さを保ったままに軽快に履ける
スペインはマヨルカ島にて1975年に誕生したブランド「カンペール(Camper)」。
コンテンポラリーシューズのブランドといえばこのブランド。。
ベーシックでありながら独創的なデザインの革靴達が、ファッション感度の高い方を中心に注目されています。
こちらもまた、革靴というよりは構造はスニーカーに近いのですが、見た目としては「カジュアルな革靴」に属すのでおすすめさせていただきます。
カンペールのアイコン的存在と言える「ペウ・カミ」。
時代に左右される事のないタイムレスなデザインと、人間工学に基づいて作られた履き心地の良が人気のモデル。
特に夏場のカジュアルコーデには非常におすすめなデザインとなっており、ロールアップしたパンツや明るめのボトムスと合わせるコーディネートにおすすめな革靴です。
今すぐ真似したい。革靴を使った休日に最適なカジュアルコーデ特集
革靴は履くだけで誰でも簡単に大人の空気感をコーデにプラスできるので、大人の男性なら一足は持っていたいシューズの一つです。
そこでここからは今すぐ真似できる革靴を使った休日に相応しいコーディネートをご紹介していきます。
すぐに使えるコーデのコツやポイントも合わせて解説しているので、革靴初心者は必見ですよ!
大人の夏コーデは素材感を駆使して上品にまとめるべし
白Tシャツ×黒スラックス×ローファーと超シンプルなアイテムでまとめたこちらのコーデ。
それでもお洒落な雰囲気を感じるのは、素材に秘密あり!
シンプルな白Tシャツですが、超長綿と麻の混紡糸にポリエステルを撚糸した素材を使用したコットンリネンTシャツで、大人の品のある雰囲気に。
パンツはトレンド感のあるイージパンツ、そして足元にはコインローファーを合わせてまさに大人男子が今年夏真似したいスタイリングに仕上がっています。
シンプルだからこそ、各アイテムの素材感を意識するだけで他の人と差を付けることができますよ!
大人男子がアウトドアスタイルを街中で着るなら足元は断然革靴で!
ぱっと見、アウトドアスタイルなのにどこか都会的にまとまっているこちらのコーデ。
サコッシュやハリのあるパンツでアウトドア雰囲気を漂合わせていますが、足元にはスニーカーではなく革靴を合わせいるのがポイントです。
足元にパテントシューズをアクセントとして使うことで、少しカジュアル雰囲気の強かったコーデも大人ぽく上品にまとまります。
夏の着こなしは、Tシャツやショーツが多いという男性は、ぜひたまに革靴を合わせてみてください。
大人男子にお届けする。週末のジャケパン×ローファースタイル
クリーンで好印象に見えるグリーンのセットアップを週末のお出掛けように少しだけカジュアルダウンしたコーデです。
大人ぽさを残すため、足元にはローファー、インナーにはシャツを取り入れ、きっちり仕上げています。
グリーン×ベージュの組み合わせでより落ち着いた雰囲気に仕上がっており、ベルトレスなところで上手くカジュアルダウンさせています。
まさに大人のための週末コーデです。
シンプルなプレーントゥの革靴で大人の落ち着いた雰囲気に
シンプルなプレーントゥは、クラシカルな表情を垣間見せてくれるので、グラミチといったアウトドアブランドのパンツなんかに合わせても大人ぽくキレイにまとめることができます。
トップスには軽快な雰囲気のグレーのチェックシャツにハリのあるベージュのノーカラージップジャケットを合わせ気軽でラフな雰囲気に。
インナーに着用したイエローのTシャツが首元から垣間見え、差し色として効果的に発揮。
大人男子は派手な色味のアイテムはこうしたインナーに使用して差し色として使うのがGOOD!
ブラックのワントーンコーデも夏らしい素材で軽快な印象に
ブラックのポロシャツにブラックのシアサッカーパンツ、足元にはクラシカルなタッセルが映えるローファーを合わせた大人のためのキレイめカジュアルコーデです。
トップスから足元までブラックのワントーンでまとめていますが、シアサッカーパンツなど夏らしい軽快な素材を適度に取り入れ、ブラックの重たさを軽減。
夏らしい軽い素材を取り入れているからこそ成立する、ブラックのワントーンコーデです。
ショートパンツはドライビングシューズを合わせてマリンルックに仕上げる
青と白の爽やかなストライプシャツに白のショートパンツとネイビーのドライビングシューズでまとめたマリンルックコーデです。
基本的に3色でまとめてあげるのがスタイリングのセオリー。
子供ぽくなりがちのショートパンツも足元にドライビングシューズを合わせてマリンスタイルに仕上げることで、大人の空気感をプラスできます。
ドライビングシューズを合わせるときはトップスはタックインしましょう!
トレンドのオーバーサイズTシャツはローファーで大人の空気感をプラス
今年の夏も引き続きオーバーなサイズ感のリラックスシルエットが一大トレンド。
大人男子は子供ぽくならないためにひと工夫が必要。
ボトムスはロールアップしてこなれた印象をプラスし、足元にはローファーといった革靴でまとめて大人の表情に仕上げると子供ぽさを出さずに着こなせます。
ロールアップすることで足首を魅せられるので、足元から色っぽさも演出できます。
今すぐ真似できるコーディネートなので、ぜひ参考にしてみてください。
編集部が厳選するおすすめのカジュアル向き革靴ベスト3はコレ!
本記事では【カジュアルコーデに合うおすすめの革靴】をご紹介させて頂きました!
どの革靴も、どんなファッションにも合わせやすいシンプルでスタイリッシュなデザインと快適な履き心地のおすすめモデルばかりです。
シーエッジ編集部がデザイン性やコーデの合わせやすさからベスト3を選ぶなら
の3種類をおすすめします。
是非、ご自身のライフスタイルや普段のコーデに合う革靴を見つけてみてくださいね!
有名なファッションの格言に「おしゃれは足元から」なんて言葉がある通り、どんな種類の靴を足元に持ってくるのかという点は、コーディネートにおいてとても重要なポイントと言えます。 そもそも「靴の種類」というのはどれくらいあるかご存知でしょう[…]
いわゆる「有名なブランドのちゃんとした革靴」というと大抵の場合8万円以上が相場となっています。 同じ革靴は履き続けられないため最低でも3足は持っておきたい革靴に、ここまでの金額を出し続けるのはかなり裕福な方に限られた話ではないでしょう[…]
高級革靴に属すブランドの中でも、手の届きやすい価格帯と確かな品質で日本の男性から圧倒的な支持を得ている「クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)」 足馴染みの良さや作りの良さは然る事ながら、007のボンドシューズ[…]
カジュアなコーデはもちろんビジネスやフォーマルなスタイルまで活躍する人気のショートブーツと言えば、サイドゴアブーツ(チェルシーブーツ)の右に出るものはありません。 イギリスはロンドンのチェルシー地区でブームとなったことでチェルシーブー[…]
春夏の爽やか軽快系コーディネートの主役としてワードローブの必需品になっている「デッキシューズ」。1つあるだけでカジュアルコーデを大人っぽく上品に仕上げてくれる名品です。 一般的なスニーカーや革靴よりも「こなれた印象」を出せるデッキシュ[…]