英国の誇り「チャーチ」の革靴は本物志向の男性に刺さる。おすすめモデルや魅力を解説

本格派のイギリス革靴を代表するブランドでありながら、優れたコストパフォーマンスで手ごろな価格帯を実現している人気の革靴ブランド「チャーチ(Church’s)」。

最強の既製靴とも言われるクオリティと価格のバランスを持ち、イギリス革靴の中でも最も早く日本で展開されたため「男の憧れ的存在」という確固たるステータス価値を持っています。

今回はそんなチャーチについて、多くの男性の心を掴んで止まない魅力をご紹介すると共に、チャーチの中でも特におすすめな人気の革靴について掘り下げてご紹介致します。

ゆうた
仕事用の革靴選びから、彼氏や旦那さんへのプレゼントまで、チャーチの革靴を購入する際に知っておきたいポイントや「これを選べば間違いない」という定番モデルについてご紹介していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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ジェームズボンドを象徴するブランド「チャーチ」

fuckingyoung

ブリティッシュトラッドなジェントルマンを気取るなら、その誰もがお手本にするファッションリーダーが映画007に登場するジェームズ・ボンドではないでしょうか?

2008年以降は「ボンドシューズ=クロケット&ジョーンズ」となったため現在二十歳前後の男性の場合は当てはまらないかもしれませんが、やっぱりジェームズボンドが愛用するボンドシューズはチャーチと言うのが一般的なイメージです。

1873年に靴産業の聖地ノーサンプトンでスタートしたチャーチは、創業した3兄弟の姓をとってこのブランド名となりました。

丁寧かつ実質剛健な靴づくりが評価され欧州では知らない人がいなくなった1999年にプラダグループが買収。プラダの持つモードなスタイルや最高級の素材を使用し世界的な人気ブランドへと更なる成長します。

ここ日本でもイギリス革靴の中では最も早い輸入が行われ、1965年当時は新卒の給料の3分の2あたりの価格だった事もあり「憧れの高級革靴」と言うイメージが定着。

今でもそのステータスシンボルを維持し、「男の革靴はチャーチしか認めない!」と言うような熱狂的ファンも多いブランドです。

チャーチの革靴が愛され続ける3つの魅力

イギリスらしい実質剛健な靴づくりと、特に日本国内ではステータスシンボルとしての確固たる地位を築いているチャーチ。

ブランドを代表するポリッシュバインダーカーフという素材の良さなど魅力を挙げればキリがありません。

そんな中からシンプルに1言でチャーチの革靴の魅力を語るとするなら「最強の既製靴」というのが、チャーチの革靴が人気な理由と言えるでしょう。

しかし、チャーチの革靴が人気の理由を細かく分析するとしたら、以下の3つは外せません。

他にもチャーチの魅力は語り足りないほどございますが、あまり長くなると申し訳ないので厳選に厳選を重ねて3つだけご紹介致します。

「英国の良心」とも評される優れたコストパフォーマンス

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チャーチの革靴は決して「安物」ではありません。品質に対しての値段が手ごろなだけで、一般的な革靴に比べれば購入するときに躊躇するような値段であることは間違いありません。

しかし、その圧倒的クオリティゆえに「コストパフォーマンス」は大変優秀と言えるのです。

チャーチの革靴のクオリティを語る逸話として非常に有名なのは、イギリスの元首相「トニー・ブレア」がタイムズ紙のインタビューにて「安い靴は不経済だからね」と語った話です。

トニーブレアは当時4万円前後で購入したチャーチのウィングチップを18年近く愛用し、1997年の首相就任以来、定例の議会質疑応答では必ず同じ革靴を履いていました。

毎年5千円の革靴を買い換えるよりも優秀です。

これほどまでのクオリティを生み出しているのは、今も昔も変わらない丁寧な物づくりの精神と言えるでしょう。

チャーチの革靴はほぼ全てが伝統的なグッドイヤーウェルト製法であり、1足あたりに8週間の時間をかけ、250にもおよぶ工程を経てから出荷されることで知られています。

大卒の初任給が15万円から20万円前後に上がっているため物価自体も上昇し、現在チャーチの革靴はほとんどが7万円前後で展開されていますが、それでもこの品質に対して非常にリーズナブルな価格と言えるでしょう。

左右の概念やハーフサイズ刻みを持ち込んだ足思いの設計

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「革靴を履き心地で選ぶならチャーチは絶対」なんて言われる事もありますが、その理由はチャーチというブランドが非常に「足や健康」に対して感度が高いという点が挙げられます。

意外と知られていない事ですが、靴に左右の概念を初めて持ち込んだのはチャーチでした。

現在では当たり前の事ですが、当時はその「当たり前を疑う」事すらしなかったわけで、チャーチの靴作りに対する哲学が垣間見えるエピソードと言えるでしょう。

また、ハーフサイズ刻みでの展開を取り入れたのも靴のブランドではチャーチが先駆者であり、これにより1881年の靴の展覧会では金賞を獲得し、その後数年で「高級革靴の代名詞的存在」へと成長して行きます。

また、チャーチは英国王室御用達(ロイヤルワラント)の申請を行っていないブランドとしても知られています。

イギリスの革靴ブランドとしては最高の栄誉と言えるロイヤルワラントですが、実はこの称号を得るためには申請が必要。

なんだか「ロイヤルワラントだから良い靴だなんてちゃんちゃらおかしいぜ!」というような職人気質な。良い意味でめんどくさい感じが漂ってきそうではありませんか?

現在でもこのクラフトマンシップは受け継がれ、足に優しい革靴作りを行う名門ブランドとして支持されています。

「熱狂的ファン」の存在する魅力的な世界観

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履いた瞬間に「チャーチだぞ!」と訴えてくる革靴はチャーチだけ。なんて言われる事もあるほど、やはり革靴の中でもチャーチは特別な存在であることは疑う余地がありません。

チャーチには大きく分けると、プラダグループの傘下に入る前後でラスト(木型)が変更されるため「チャーチとオールドチャーチ(旧チャーチ)」という分け方をするのがファンの間では定番。

オールドチャーチのデッドストックや中古品がプレミア価格で取引される事も多くあります。

また、プラダではチャーチのセカンドラインとして廉価版の革靴を展開していたチーニーを、2011年にチャーチ家が買収し、オールドチャーチ時代の木型の再現に取り組んでいます。

イギリスの革靴に対する普遍のクラシックを熱望する男性が集まる革靴ブランド、それが「チャーチ」なのです。

チャーチの革靴の評価や評判について

個人的な感想ですが、ジョンロブロンドンなんかを革靴の頂点とし、エドワードグリーンあたりを偏差値70だとするなら、チャーチは革靴偏差値68から64あたりの「お洒落かつ一流の革靴ブランド」と言えるのではないでしょうか?

昨今では国産の革靴ブランドのコスパが異常とも言えるほど良くなってきており「革質だけならエドワードグリーン級」なんて評される事も増えてきています。

そのため相対的に「チャーチって価格の割には革質がいまいち」なんて酷評される事も増えてきました。

しかしながら、クロケットジョーンズの定番ラインやグレンソンなどと比べたら革質も良く、「英国革靴らしい風格」を持った革靴の中ではかなりコスパの良い部類に属します。

「品質とコスパは良いけどなんだか良くわからない革靴」を愛用しているスペック厨な方からの評判はなかなか辛辣なようですが「英国革靴としての風格」を愛する方からの評判はすこぶる良い印象です。

チャーチ愛用者の口コミ

数ある革靴ブランドの中でも、特に熱狂的ファンが多いことで知られるチャーチ。

実際に現行モデルのチャーチの革靴を愛用している方の口コミについてご紹介致します。

【Consul(コンサル)】

9.5Fか9.5Gのどちらにするか悩みました。以前デパートの紳士靴売場のスタッフの方に、私の足は、幅広、甲高なのでインポートの靴はフィットしずらいとのアドバイスを受け英国製の靴の購入は諦めていたのですが、今回9.5Gの在庫を発見し購入致しました。

まっさらの状態で、長さ、幅、甲の高さ全てストレスの無い状態です。チャーチは初めてなのでわかりませんが、ソールの沈み込み等が顕著であれば将来ゆるめのフィットにりそうな感じです。

【Shannon(シャノン)】

シャノンはソール違いでレザーやクレープのものがありますが、ダイナイトソールのものを雨の日などの湿った日用として購入しました。

コーティングレザーとゴムソールの組み合わせで、多少の水や汚れを気にせず履くことが出来ます。またシンプルでトラッドな靴ということもあり、スーツからカジュアルまで幅広く対応可能です。商品は一般的な定価より2~3割ほど安く、実は届くまで少し心配だったのですが、満足のいく美品でした。

【Diplomat(ディプロマット)】

セミブローグで更に色も黒という事で、ビジネス使用にうってつけのお洒落靴。オフでは身体にフィットしたテーパードパンツとも相性抜群な感じ。今回はWidthがGのおかけでいつもよりハーフサイズ小さいサイズでの購入です。

但し、チャーチはクロケットジョーンズより同種のデザインで比較して、アッパーに使用している革が硬い様に感じました。

他の革靴ブランドと比較してみても、比較的良い評価の口コミが多い印象です。

サイズ感については、ラストの種類と足形の相性に大きく左右されるため、合う人もいれば合わなかったという方もいます。

返品交換に対応してもらえてよかったという口コミも多かったので、交換対応可能な店舗での購入がおすすめと言えるでしょう。

チャーチの革靴の選び方

チャーチの革靴の選び方をご紹介する前に、まずはどんなブランドであろうと革靴を選ぶ際にポイントとなる点について簡単におさらいしておきましょう。

革靴について詳しい方は読み飛ばしていただいて構いません。

おさらい!ビジネス向け革靴選びの基本

  • ビジネスで無難なデザイン:ストレートチップ|プレーントゥ
  • ビジネスで無難な色:ブラック|ブラウン
  • ビジネスで無難な素材:スムースレザー(牛革)

←フォーマル|カジュアル→

  • 形|ストレートチップ>プレーントゥ>ウイングチップ>ローファー
  • 紐|内羽根式>外羽根式>紐なし
  • 色|ブラック>ブラウン>その他
  • 素材|スムースレザー>スエード
  • 靴底|レザーソール>ゴムソール>ラグソール

さて、チャーチの革靴の選び方ですが、基本的には年代について注目しながら選ぶのがおすすめとなります。

「伝統的な定番モデル」の存在はチャーチの魅力の1つでもあります。

プラダ傘下に入って以降のファッショナブルでモードな感触のチャーチも良いですが、初めてのチャーチなら旧チャーチ時代のデザインを踏襲しているクラシカルな鉄板モデルを選ぶのも正解です。

ゆうた
高級な革靴を選ぶからには絶対にサイズ選びで失敗したくないですよね。革靴の正しい選び方については以下で解説しています。
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現代でも手に入るクラシカルなチャーチ

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プラダ傘下に入って以降のチャーチを「現行のチャーチ」と呼び、インソールのロゴマークには2013年以降から「東京」の都市表記が入ります。

初めての革靴にチャーチを選ぼうと思っている方や、最近の雑誌やメディアでチャーチに興味が出たという方の場合はまず普通に現行のチャーチを選んで問題ありません。

良く「昔はよかった、オールドチャーチの時代は安かったし革質もよかった」なんて言われますが、そもそも物価も景気も全然違ってますし、革質自体はジョンロブですら定価の傾向にあります。

チャーチを贔屓目に見ても、現代の情勢にあった価格の中で最も良い素材を使おうとしている姿は感じます。

安心して現行のチャーチを購入していただいて問題ありません。

旧チャーチ(オールドチャーチ)

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チャーチを大きく2つに分けるとしたら「現行のチャーチ」と「旧チャーチ(オールドチャーチ)」に分けられます。

なぜここに大きな隔たりがあるかというと「木型(ラスト)」が違うからです。

チャーチがプラダ傘下に入って以降は、イギリスの伝統的なスタイルを踏襲しつつもプラダグループらしいモードさやモダンさのある現代的なシルエットの木型を採用しています。

そのため「クラシック」を求めている方や、オールドチャーチの持つ堂々とした男らしさすら感じる佇まいを愛する方は、こちらのデッドストック品などを求める傾向があります。

一般的に、インソールが金のプリントになっているものは90年代以降の比較的新しいモデル。刻陰謀による型押しのものは80年代前後のモデルと言われています。

旧旧チャーチ

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オールドチャーチを「旧チャーチ・旧旧チャーチ・旧旧旧チャーチ」という分け方をし始めるのはちょっとマニアックな気がしますが、それもまたチャーチの魅力と言えるでしょう。

初めて革靴を買う方やチャーチデビューな方にはあまりおすすめしませんが、ヴィンテージシューズの持つ独特の風格や、時代ごとに合わせたディテールや革質の違いなど、グッとくるポイントは多々あります。

オールドチャーチの中でも60年代後半から70年代あたりのモデルを「旧旧チャーチ」と呼びます。

ロゴマークに表示されている都市名がロンドンとニューヨークのみなので「2都市のチャーチ」なんて呼ぶ事もあります。

現代では考えられないほどの革質の良さと、丁寧で非合理な職人仕事による革靴自体の奥行き感や立体感が素晴らしく、オールドチャーチ好きなマニア垂涎の逸品となっています。

旧旧旧チャーチ

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1960年代中頃以前に作られたであろう、ロゴマークに都市名が記入されていないチャーチを「旧旧旧チャーチ」もしくは「都市無しチャーチ」と呼びます。

さらに遡って50年代以前になるとブランドネームが「Church’s」ではなく「CHURCH&CO」になっているものもあるようですが、海外のマニアックなサイト以外で見かけたことはありません。

現代では考えられないほどの品質の良い革を使用し、採算などを度外視に作られた丁寧な仕事を感じる、究極の革靴なんて言われる事もあります。

しかし、よっぽど手入れの行き届いたデッドストックもの以外は、年数が立ちすぎているため手に入れられたとしても当時のクオリティで楽しむ事は出来ないと思われます。

いわば「幻の革靴」として多くのマニア達が憧れる「お宝」と言えるでしょう。

まずはこれ!チャーチのおすすめ革靴15選

実際にチャーチの革靴を買おうと思うなら、まずこの定番モデルだけでも見てからがおすすめ!と言える、売れ筋の人気革靴を15種類厳選させていただきました。

  1. Consul(コンサル)|内羽根式 ストレートチップ
  2. Shannon(シャノン)|外羽根式 プレーントゥ
  3. Diplomat(ディプロマット)|内羽根式 セミブローグ
  4. Lancaster(ランカスター)|内羽根式 ストレートチップ
  5. Chetwynd(チェットウインド)|内羽根式 フルブローグ
  6. Burwood(バーウッド)|内羽根式 フルブローグ
  7. Fairfield(フェアフィールド)|内羽根式 フルブローグ
  8. Grafton(グラフトン)|外羽根式 フルブローグ
  9. Willenhall(ウィレンホール)|ペニーローファー
  10. Tunbridge(タンブリッジ)|ペニーローファー
  11. Pembrey(ペンブリー)|ペニーローファー
  12. Keats(キーツ)| タッセルローファー
  13. Kingsley(キングスレー)|タッセルローファー
  14. Amberley(アンバーリー)|サイドゴアブーツ
  15. Ryder(ライダー)|チャッカブーツ

意外と知られていないかもしれませんが、チャーチはローファーやブーツなんかも非常に有名で、もっと掘り下げるならレザーサンダルなんかにも優れたモデルが揃っています。

今回はアバンギャルドなモデルやサンダルやスニーカーと言ったモデルは割愛しますが、興味がある方はそちらも調べてみるのがおすすめです。

Consul(コンサル)|内羽根式 ストレートチップ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥90,000前後

おすすめポイント

  • イギリス人大使や政治家の多くが愛したドレスシューズの代表的な1足
  • 優美なフォルムとトゥキャップの絶妙なボリュームバランス

「定番の革靴」を語る上で欠かせない傑作ストレートチップ

ゆうた
誕生から80年以上愛されるチャーチの定番モデル。セミスクエアトゥと張り出したコバという実にチャーチらしいブリティッシュクラシックを感じる逸品。内羽根式ストレートチップを代表する歴史的傑作モデルでもあります。ちなみに旧名は「Osborne(オズボーン)」

Shannon(シャノン)|外羽根式 プレーントゥ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥100,000前後

おすすめポイント

  • チャーチを語る上では欠かせないポリッシュドバインダーカーフを採用
  • ストームウェルトが採用した堅牢なコバのディテール

ビジネススーツ姿の男を格上げする究極の1足

ゆうた
映画「007 慰めの報酬」でジェームズ・ボンドが着用したモデル。チャーチお得意のポリッシュドバインダーカーフによる光沢感と撥水性に加え、ストームウェルトやダブルソールの全天候型仕様。まるで戦車のようなタフな革靴は、ビジネス戦士の足元を飾るにふさわしい逸品です。
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Diplomat(ディプロマット)|内羽根式 セミブローグ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥100,000前後

おすすめポイント

  • 英国の風格が飾り穴から醸し出されるセミブローグの大人気モデル
  • すっきりした美しさを持つ普遍的なシルエットがビジネスシーンでも人気

セミブローグの中でも最も完成された逸品と言えるモデル

ゆうた
筆者自身「世界で1番かっこいいセミブローグ」だと思っているのがこのディプロマット。外交官の名前の通り、自信を持って交渉に迎えるそんな1足です。美しいシルエットに穴飾りのバランスはまさに究極の1言であり、傑作中の傑作モデルです。ちなみに旧名は「Highgrove(ハイグローブ)」

Lancaster(ランカスター)|内羽根式 ストレートチップ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥100,000前後

おすすめポイント

  • 日本ではちょっとマイナーですが堂々としたルックスで世界的に人気のモデル
  • 2016年に秋冬コレクションで登場した後継機「オンガー」と共に定番

コンサルの影に隠れがちだが世界的には非常に人気のモデル

ゆうた
エレガントなスワンネックのステッチを採用し、定番のコンサルよりもエレガントな印象に仕上げた人気の内羽根式ストレートチップ。ここ日本では僅差で後継機にあたるオンガー(Ongar)のぼってりしたシルエットの方が人気かもしれませんが、どちらもチャーチを語る上で欠かせない1足です。

Chetwynd(チェットウインド)|内羽根式 フルブローグ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥100,000前後

おすすめポイント

  • クラシックすぎない絶妙なデザインが世界的にも有名なウィングチップモデル
  • 特にブラウン系のエボニーカラーはカジュアル系革靴屈指の人気

あらゆる革靴の中で最も完成された内羽根式ウィングチップの1つ

ゆうた
ドレスシューズの王道ラストである173を使用し、カントリーエレガンスを感じるフルブローグに仕立てた究極の逸品。履くだけでブリティッシュなスタイルになる魔法の靴として支持されており、洗練された雰囲気が魅力です。ちなみに旧名は「Sandringham(サンドリンガム)」

Burwood(バーウッド)|内羽根式 フルブローグ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥100,000前後

おすすめポイント

  • 強めの穴飾りとエッグトゥが無骨ながらも愛らしいスタイル
  • 王道のブリティッシュ・カントリーを感じる華やかなデザイン

チェットウインドよりカントリーよりの男らしさが魅力の傑作

ゆうた
フルブローグのルーツはカントリーであり、チェットウインドがモダナイズドシューズだとするならバーウッドは正統なカントリーシューズの系譜、短めのノーズと甲高な81ラストを採用し、ラバーヒールのラストを採用した悪天候にも対応できるタフな魅力を備えています。

Fairfield(フェアフィールド)|内羽根式 フルブローグ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥100,000前後

おすすめポイント

  • カジュアルからドレスダウンまで幅広くこなすスエード素材の優等生
  • クレープソールの抜群の履き心地で長時間歩くデートコースも快適

バーウッドをスエード仕様にしたコンフォータブルな人気モデル

ゆうた
イギリス製らしい上質なスエード素材と、快適な履き心地を実現するクレープソールを採用し、バーウッド同様のカントリーラスト81によって王道のスタイルに仕上げた傑作モデル。そもそもスエードは汚れに強いワーク系な素材であり、カントリードレスシューズには欠かせない組み合わせです。

Grafton(グラフトン)|外羽根式 フルブローグ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥100,000前後

おすすめポイント

  • チャーチ好きなら知らない人はいない外羽根式フルブローグの名作
  • カントリージェントルマンな趣きのストームウェルト仕様

イギリスを代表する外羽根式フルブローグと言って過言ではない名作

ゆうた
ドレスシューズの王道ラスト173を採用しつつ、分厚いダブルソールやストームウェルトを採用し、雨や雪にも対応できる撥水性のアッパーが使用される事の多い「重戦車」のような1足。男臭いエレガンスを感じる力強いモデルであり、堂々とした佇まいが魅力の傑作モデルです。

Willenhall(ウィレンホール)|ペニーローファー

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥80,000前後

おすすめポイント

  • オフロードでも履けるほどの力強さを感じるカントリーなペニーローファー
  • 360度ウェルトを配置したオールアラウンドグッドイヤーウェルト製法を採用

圧倒的な存在感を放つカントリーシューズ由来のディテール

ゆうた
無骨なチャンキーヒールを筆頭に、拝みモカのU字モカシンやストームウェルトなど、アウトドア寄りのドレスシューズに採用されるディテールで、他のペニーローファーには見られない堂々とした佇まいを感じる男らしいモデル。チャーチのペニーローファーでもダントツの人気を誇ります。
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Tunbridge(タンブリッジ)|ペニーローファー

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥80,000前後

おすすめポイント

  • ハンドステッチのディテールがサイドラインに施されたペニーローファー
  • ライナーレスなのに最高の快適さを実現する折り畳まれたトップライン

クラシカルなペニーローファーをベースにした傑作モデル

ゆうた
アメトラ感漂うビーフロールに、ギザギザにカットしたピンキングのシュータン。拝みモカとヒールステッチから漂う「無骨なのに品格のある雰囲気」。そのチャーチらしいディテールに加え、シャープさとボリューム感の絶妙なバランスが非常に人気の高いペニーローファーです。

Pembrey(ペンブリー)|ペニーローファー

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥80,000前後

おすすめポイント

  • チャーチの革靴でも比較的珍しいコテコテのアメリカンスタイル
  • 足当たりが優しいアンライニング仕様の本格スタイル

元祖ペニーローファーと言えるアメリカンスタイルを踏襲した逸品

ゆうた
ビーフロールやピンキングと言ったアメリカンスタイルのディテールを踏襲したモデルが多いチャーチの中でも、採用しているレザーの質感まで実にアメリカ系の雰囲気をうまくイギリス風にアレンジしているちょっとマニアックなモデル。特にローファー好きから高く評価されている傑作です。

Keats(キーツ)| タッセルローファー

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥80,000前後

おすすめポイント

  • ミニマルなシルエットが絶妙なチャーチを代表するタッセルローファー
  • 王道のなかに独自のセンスが光る独特のモカシン縫い

チャーチの中でも歴史の長いクラシカルなスタイルの名作

ゆうた
シルエットの美しさがウリな126ラストの多いローファーの中でも、内ぶりで捨て寸も短い93ラストを採用した男らしくも色気の漂う傑作タッセルローファー。アメリカ寄りのデザインにポリッシュドカーフとコバ張り出した現行チャーチらしいディテールの相性が良く、非常に人気の逸品です。

Kingsley(キングスレー)|タッセルローファー

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥80,000前後

おすすめポイント

  • 隆起したパイピングの美しいスキップレース付きタッセルローファー
  • ヒールから非常に美しいラインをアッパーにかけて描く傑作

非常にハイレベルなつまみモカから漂う高貴な風格の傑作モデル

ゆうた
1枚革を使用することから高級革靴にのみ許されたディテールとして知られる「つまみモカ」を採用し、タッセルローファーの持つ堂々とした風格と、ミニマルなルックスから漂う高貴な品格が合わさった極上の1足。まさに「男を上げる」タッセルローファーと言えるでしょう。

Amberley(アンバーリー)|サイドゴアブーツ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥100,000前後

おすすめポイント

  • ドレスシューズ用ラストから生み出される上品なシルエット
  • 足に吸い付くようなフィット感と絶妙な履き心地

伝統的なディテールを踏襲した正統派のチェルシーブーツ

ゆうた
チャーチではお馴染み173ラストを採用し、伝統的なサイドゴアブーツに仕立てた比較的新しいモデル。オンオフ問わず使えるクラシカルでトラディショナルな感触と、ダブルソール仕上や撥水性の高いアッパー素材など実用面での人気も高く、チャーチのショートブーツを代表する逸品。
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Ryder(ライダー)|チャッカブーツ

シーエッジ編集部のおすすめ度:
製法:グッドイヤーウェルト
参考価格:¥100,000前後

おすすめポイント

  • ボンドシューズにも抜擢されたチャッカブーツの代表的モデル
  • 英国のカントリーシックを感じる暖かみのある雰囲気

男を上げるドレッシーなチャッカブーツとして人気の逸品

ゆうた
チャーチのブーツの中でも特に人気の高いライダーシリーズ。中でもスエードを採用したモデルの人気は高く、リラックスフィットなラスト81を採用している事もあって休日のタイドアップコーデにおすすめな逸品。旧チャーチの面影を強く残すモデルとしてマニアから高く評価されています。
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チャーチの革靴を使った大人のためのコーディネート

たとえカジュアルな服装に合わせたとしても洗練された大人の上品な雰囲気に変えてくれるチャーチの革靴。

ここからはチャーチの革靴を使ったコーディネートをいくつかご紹介していくので、ぜひ参考にご覧ください。

今時のルーズシルエットのジャケパンコーデにチャーチの革靴をセット

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ややゆったりとしたルーズシルエットのジャケットのセットアップに差し色が効いたオレンジカラーのウールシャツを合わせた秋にぴったりな大人綺麗めコーデです。

足元はチャーチのドレスシューズを合わせて上品な雰囲気にしているものの、頭にはバケットハットを合わせてカジュアルにも寄せているので、全体的にメリハリのある雰囲気にまとまっています。

ドレスっぽいアイテムとカジュアルなアイテムをミックスすることで、肩の力が程よく抜けた大人の綺麗めなスタイリングに仕上がります。

軽やかな雰囲気なグレーのジャケパンにチャーチのプレーントゥを合わせて品よくまとめる

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グレーのジャケパンのセットアップに他の色味を黒でまとめた無彩色のワントーンコーデです。

足元はチャーチのプレーントゥを合わせ、ポイントで首元にネッカチーフを巻き、上品さを演出。

インナーのブラックのセーターと足元の革靴の黒がリンクし、グレーのセットアップも浮つくことなくしっかり黒の中に馴染んでくれます。

グッドイヤーウェルテッド構造の本格革靴を合わせれば大人の上品なスタイリングに

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デニムジャケットにベージュのトレンチコートを合わせて、アウターの上からアウターをさらに羽織るアウターオンアウターコーデです。

足元は、チャーチの2色切り返しウイングチップシューズを合わせています。

高品質素材とグッドイヤーウェルテッド構造の本格革靴で、カジュアルなデニムジャケットも一気に品の良さを演出します。

センターにプリーツの入った綺麗なベージュパンツを合わせてカジュアルと綺麗めがしっかり馴染むよう計算されています。

まわりと差別化したいならアウターオンアウターコーデに挑戦してみては?

カットソー×スラックスのシンプルコーデにチャーチのドレスシューズを合わせて高級感溢れる雰囲気に

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大人の休日シンプルコーデならロンTとスラックス合わせが楽にお洒落を楽しめる!ロンTとスラックスなら色とシルエットで清潔感や大人っぽさを出せます。

シンプルなコーディネートなので、体型や年齢を選ぶことなく合わせられるため、お洒落初心者もトライしやすいスタイリングです。

トップスはカジュアルにし、ボトムスで上品さを演出することで、ラフなアイテムを使っているにも関わらず、手抜きした感が見えないバランスの良い着こなしになります。

足元に合わせたチャーチのドレスシューズで一気に高級感溢れる雰囲気に仕上がっています。

こうしてみるとやはり足元に何を合わせるかで全体の雰囲気が大きく変わってくるなと感じますよね。

今っぽいルーズシルエットにチャートの革靴を合わせて大人の表情に仕上げる

wear

上下ルーズなアイテムでIラインが際立つこちらのコーディネート。

トップスにはいまトレンドのCPOシャツを合わせて、ボトムスはうねの細いコーデュロイパンツを合わせ、カジュアルな装いにしています。

足元にチャーチのローファーを合わせることで、やや子供っぽく見えるスタイリングに大人の空気をプラス。

マスタードカラーの靴下を合わせて差し色をプラスするといつもの冬コーデにも変化を加えることができますよ!

チャーチの革靴の存在感を全面に出すならアンクル丈のスラックス合わせが正解

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ミニマルな雰囲気で上品なカーバーオールジャケットを白のタートルネックTに合わせて首元にアクセントを追加。

首回りにボリューム感を出すことで平面的なコーディネートも立体的に見え、顔を小さく見せることができます。

またボトムスにはフレアシルエットの黒のパンツを合わせ、足元にチャーチのドレスシューズを合わせると上品にまとまり洗練された大人の装いに。

カバーオールというカジュアル感の強いアイテムも他のアイテムが品の良いものなら上品にまとまるので、ぜひ合わせるときに意識してみてください。

チャーチの革靴に関する気になる質問

glenroyal

「憧れの革靴」の中でも特別なポジションを獲得するチャーチ。

そんなチャーチの革靴を購入する際に知っておきたいポイントをまとめました!

それぞれ以下で簡単にご紹介いたしますので、チャーチの革靴の購入を検討している方は覚えておくと安心です。

チャーチの革靴のサイズ感は?

チャーチのサイズ感を気にする方の場合、オンラインショッピングでの購入を検討している方だと思います。

靴選びの基本である「自分の左右の足のサイズを測って大きい方のジャストサイズに合わせる」事と「試し履きで返品できるショップで購入する」ということは大前提です。

特に夕方になると足のサイズは浮腫んで変化するため計測する場合は17時あたりがおすすめです。

それを踏まえた上でチャーチの革靴の傾向をお話ししますと、基本的にチャーチの革靴は日本人の足にあいやすいため、足のサイズをしっかり計測して正しいサイズで購入すれば問題ありません。

しかしラストによって傾向が違ってくるので、選ぶモデルによって微調整するのがおすすめです。

ラスト173のサイズ感(Diplomat|Consul|Chetwynd|Grafton|etc)

サイズ26cmの方なら7.0Fあたりが理想です。

ラスト73をベースとしており、捨て寸が長くなっていることで足先の詰まりやすさを解消し現代人の足形にフィットしやすい形状となっています。

ラスト103のサイズ感(Shannonetc|etc)

サイズ26cmの方なら7.0Fあたりが理想です。

ラスト173とほぼ変わらないサイズ感で履けます。爪先の部分が広めなので、173で指の当たりが気になる方は特に快適に使用できると思います。

ラスト136のサイズ感(London|Tokyo|etc)

サイズ26cmの方なら6.5Fあたりが理想です。7.0Fだと少し緩く感じる場合があります。

ロングノーズな現代的ラストでやや余裕のある作りが特徴です。そのためワンサイズ落としが基本となりますが、足幅の広い方の場合は通常サイズのままの方が良い事もあります。

ラスト81のサイズ感(Burwood|Ryder|etc)

サイズ26cmの方なら7.5Fあたりが理想です。7.0Fだと少し爪先がキツく感じる場合があります。

クラシカルな短めの捨て寸なので、173あたりをジャストサイズで履いている場合はワンサイズアップにするのがおすすめです。

ラスト93のサイズ感(Keats|Darwin|etc)

サイズ26cmの方なら7.5Fあたりが理想です。7.0Fだと少し爪先がキツく感じる場合があります。

チャーチのローファーに採用されることが多いラストで捨て寸が短く、173あたりをジャストサイズで履いている場合はワンサイズアップにするのがおすすめです。

革靴やローファーで足の指が詰まる感覚を覚えやすい方はさらにワンサイズアップしても良いかもしれません。

ゆうた
サイズについてさらに詳しく知りたい方や革靴選びで絶対に失敗したくない方は以下の記事も合わせてご覧くださいね!
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チャーチの革靴はどこで買える?

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チャーチは革靴ブランドの中でも非常に有名な部類に入りますので、アマゾンや楽天といった大手のショッピングサイトでも手軽に手に入れることが可能です。

楽天の場合は店舗ごとに規約が違いますが、アマゾンの場合は購入から30日以内なら試着して返品交換が可能となっているので、サイジングのレンジがタイトな革靴を通販する場合はこういった試着可能な場所での購入がおすすめです。

また、紳士靴のメッカとも言える伊勢丹のメンズ館でも取り扱いがある場合があります。試着するなら非常におすすめの店舗なのでこちらも要チェックです。

そのほかにも高級百貨店の紳士靴売り場であればほとんどの場所で見ることが可能です。

チャーチの革靴の取扱店について詳しくはファッションプレスさんがまとめてくださっているので、実際に試着したり現物をみながらお買い物したいという方は、そちらを参考にお出かけしてみるのがおすすめです。

取り扱い店舗を確認したいは方はコチラ

編集部が厳選するチャーチでおすすめの革靴ベスト3はコレ!

シーエッジ編集部がデザイン性やコーデの合わせやすさからベスト3を選ぶなら

  1. Consul(コンサル)|内羽根式 ストレートチップ
  2. Shannon(シャノン)|外羽根式 プレーントゥ
  3. Diplomat(ディプロマット)|内羽根式 セミブローグ

の3種類をおすすめします。

ご自身のライフスタイルや普段のコーデに合うチャーチの革靴を見つけてみてくださいね!

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