大人っぽいオシャレスニーカーを探すなら、「オニタイ」の愛称で親しまれる人気ブランド「オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)」のスニーカーは選択肢から外せません。
日本のスニーカー界を草創期から支えたブランドであり、現在はヨーロッパのファッショニスタから熱狂的に支持される「オニツカタイガー」。
今回は、最初の1足からステップアップにおすすめなメンズ向け傑作スニーカーをオニツカタイガー(Onitsuka Tiger)の中からご紹介します。
知れば欲しくなる。オニツカタイガーとは?
オニツカタイガーは1949年に鬼塚喜八郎が創業したスポーツ向けのシューズブランド。
創業以来「スポーツには人生を変える力がある」というひたむきな想いで、高校の運動部を軸としたスポーツシューズを開発。
ついにはオリンピックの日本代表のシューズを手掛けるまでに成長。
現在では、オニツカタイガー(アシックス)の歴史的傑作モデルを現代風に復刻したスニーカーや、分解再構築を行い新しい解釈を組み込んだオリジナルモデルなど、クラシカルでファッショナブルなスニーカーのブランドとして多くのファッショニスタを虜にしています。
- 歴史について詳しく知りたい方はタップ
- オニツカタイガーを履いた日本人選手達のメダルラッシュにより世界へその名を轟かし、のちにナイキとなるブルーリボンスポーツ社が1960年代よりアメリカの販売総代理店をつとめ、ジョキングブームを牽引するスニーカーとして多くの人に愛されました。
しかしオリンピック景気がひと段落すると業績が悪化し、1977年には他社との経営統合により「アシックス」に改名。
一時的に「オニツカタイガー」の名前は消滅して居たものの、ヨーロッパ圏におけるレトロファッションブームの兆しを敏感に察知した現地法人社長の英断により2002年に復活。
大ヒットハリウッド映画『キル・ビル』の影響
日本人ににとっては「汗臭い体育館シューズ」のイメージが強いオニツカタイガー(アシックス)のスニーカー。
なぜヨーロッパ圏ではここまでウケて、今や「オニツカタイガー(アシックス)の価値がわからないのには日本人だけ」なんて言われるほどになったのか。
その大きなターニングポイントとなったのが映画「キル・ビル」では無いかと言われて居ます。
ちょうど、ヨーロッパの現地法人がレトロファッションブームに目をつけてオニツカタイガーの復活をさせた2002年から一年後。
振り回される日本刀に首が飛び吹き出す血飛沫、真っ赤な画面に生える黄色い衣装が鮮烈な印象を与えた映画「キル・ビル」が公開されました。
この、圧倒的勘違い日本文化系ヤクザ映画オマージュの世界観と、主人公の「ザ・ブライド」こと「ユマ・サーマン」が履いた太極拳用シューズをベースとしたオニツカタイガーの「タイチ」はとてつも無いインパクトを世界に与えました。
オニツカ・タイガーというエキゾチックでミステリアスな響きのブランド名と、太極拳をベースにしたアジア文化の強いディテール、そしてキルビルという映画の持つインパクトが化学反応を起こし、圧倒的な個性を勝ち取ったのです。
なぜ愛される?オニツカタイガーのスニーカーの魅力
なんでこんなに人気なの?
そんな方々に、オニツカタイガーのスニーカーが持つ魅力を3つ紹介します。
一般的には、アシックスのもつ体育館シューズ的なイメージがあり、日本人にとってはサイドパネルにメキシコストライプがついているだけで「汗臭いスニーカー」のイメージがついて回るかもしれません。
と言ってももうそれは過去の話。
今や世界的に人気なスニーカーブランドであり、アシックスやオニツカタイガーの本当の価値に気がついてないのは日本人だけ、なんて言われることも多々あります。
ヨーロッパでも認められたクラシカルで洗練されたデザイン
オニツカタイガー人気の爆心地といえば、多くのファッショニスタが集うヨーロッパ。
2002年ごろのレトロファッションブームがヨーロッパを中心に広がるやいなや、ファッションに敏感な人達からの注目はオニツカタイガーのスニーカーに集まり、いわゆる「ポスト・ニューバランス」の立ち位置で指示されました。
そして2003年に公開されたキル・ビルにてユマ・サーマンがオニツカタイガーを履いたことで、そのキャラクターから感じるスポーティーで軽快かつミステリアスな雰囲気と、「オニツカ・タイガー」というエキゾチックなネーミングがウケ、爆発的に流行。
そしてなんと、若かりし頃のタイのプミポン国王陛下がオニツカタイガーのスニーカーを着用していたことがSNSを通じて拡散され、その人気はファッショニスタのみならず一般層まで浸透しました。
もちろん、ヨーロッパでウケたのには、こう言ったマーケティングの背景以外にも「スニーカーとしての質の高さ」も挙げられます。
なんと言っても「クラシカルで洗練されたデザイン」。
それは、オニツカタイガー(アシックス)というスポーツシューズに情熱をかけ、アスリートの為に性能を追求して行った結果誕生した、現代的でレトロな、履き物としての究極のデザインです。
スニーカーの歴史に名を残す傑作モデルの数々
スニーカー界にその名を残す歴史的な傑作スニーカー、というと「ナイキ」や「アディダス」などの名前がイメージされるかもしれません。
しかし、オニツカタイガー(アシックス)のシューズには、ナイキ誕生となったきっかけになるモデルがあるなど、「スニーカー世界史」においては欠かせないブランドだったりします。
最も有名なのは、ブルーリボンスポーツとしてオニツカタイガーのスニーカーをアメリカに輸入販売することで産声を挙げた「ナイキ」が、アメリカで爆発的なブームを生み出したランニングシューズ「タイガー・コルテッツ(現:コルセア)」ではないでしょうか。
このように、ただの「おしゃれ履き物」の枠にははまらない、「見てよし・履いてよし・語ってよし」の3拍子揃った「モノにこだわる大人のツボ」を刺激する傑作スニーカーの数々が、オニツカタイガーの魅力の1つと言えます。
低い価格設定と高いブランドイメージ
スニーカーの金額に対する「高い・安い」は人によって結構違ってくると思いますが、「アッパーの素材を天然皮革のみで作ったスニーカー」が13,000円というのは、スニーカーだけでなく「履き物」の中でもかなり割安な部類に入ると思います。
「ニッポンメイド」などのこだわりシリーズを除けば、オニツカタイガーのスニーカーのほとんどが13,000円以内の金額で購入できます。
そんな価格設定にもかかわらず、いわゆる「靴流通センター」などのディスカウント靴屋では入手不可能であり、オニツカタイガーというブランドが復活した当時はイタリアやフランスの高級店でしか販売しないというブランディングで良好なブランドイメージを確立。
どうしても、手軽に入手できる安価なスニーカーは「近所のおっさんも履いてた」なんてトラブルに見舞われがちであり、金額だけ見ればオニツカタイガーのスニーカーはそうなりがち。
しかし、ブランド価値を損なわない為に販路を限定することで、現在でも「高価」なブランドイメージを維持しており、値段からは考えられないほどの「大人が履く高級スニーカー」の地位を確立しています。
オニツカタイガーはハーフサイズ大きめで!
オニツカタイガーのスニーカーは、いわゆる「スニーカーにこだわりの無い方々が履いている靴」と比べると、革靴やスポーツシューズに近い細身で密着感のあるデザインが多くなっています。
その為、現在の履き心地と同様の履き心地を求めるなら、ハーフサイズほど大きめのサイズで購入すると良いでしょう。
サイズ選びの注意点
少し面倒かも知れませんが、自分の中でコツがわかるまでは適切なサイズを選んで返品交換を利用するのがおすすめです。
スニーカー選びにおいて、特にオンラインショッピングを使用する場合「サイズ選び」というのは気になる点だと思います。
多くの人は「ブランドによって同じサイズでもサイズ感が違う」という所までは知っていますが、同じブランドの26.5cmですらモデルによってはサイズ感が違う、さらには同じスニーカーですら個体差によって0.3cm程度は違ってくる場合もあります。
さらに言えば、ご自身の足のサイズすら「履いている靴のサイズ」で知っているだけで、実際に計測したり、左右の足のサイズにどれくらい違いあるのかご存知の方は少ないはず。
となると、よくわかってないままにネットの情報の言いなりで「ハーフサイズアップ・ダウン」するのは考えものです。
なのでまずは、ご自身の足のサイズを正しく計測し、それに合った適切なサイズ表記のスニーカーを購入し、合わなければ返品交換を行うというのが適切なサイズ選びと言えるでしょう。
特に、例えばナイキで流行っているスニーカーが細身なモデルだと、ナイキ全体を「細いから大きめを選びましょう」なんて言われがち。
流行や年代によってブランドごとのサイズ感バイアスは変化するので、この辺りの情報はレビューを参考にするのではなく、自分の中でコツがわかるまでは適切なサイズを選んで返品交換を利用するのがおすすめです。
オニツカタイガーのアイコンモデル。メキシコ66
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
スタイル:ローカット|レトロ|ライフスタイル |
参考価格:¥13,000前後 |
メキシコ66の特徴
- オニツカタイガーを代表する傑作スニーカー
- これぞ「オニツカタイガーのスニーカー」と言える基準
「スラックスでも合わせやすいスニーカー」として、普段は革靴ばかりの方にも多くの愛用者がいるオニツカタイガーの傑作スニーカーと言えば「メキシコ66」です。
このスニーカーが特におすすめなのは「スニーカーに苦手意識を持つ方」です。
- コンバースのオールスターでは学生っぽい
- バンズのエラではコーディネートが締まらない
- アディダスのスタンスミスは街に溢れすぎている
上記3つのどれかが理由で「なんのスニーカーを選べばいいんだ?」と困っている方は、騙されたと思ってオニツカタイガーのメキシコ66を選びましょう。
中でもホワイト系の落ち着いた配色のモデルを選んでください。
レトロなスニーカーの代名詞的デザインである爪先のT型の補強に、潔くカットされた履き口。
ヒール部分のフラップなどクラシカルなディテールとサイドパネルのオニツカタイガーストライプ(メキシコライン)が印象的なこの1足。
現代のオニツカタイガーを語る上で欠かすことのできないマスターピースの1つ。
ぜひ、オニツカタイガーのスニーカーからどれを選べば良いか迷っている方は、まず最初にメキシコ66でこのブランドの魅力を存分に味わって頂きたいと思います。
今やファッションアイテムの定番となったスニーカーの中でも、とりわけコーディネートに合わせやすく初心者でもスタイリングが簡単なローテクスニーカーは非常に人気です。 クセが少なく使いやすいローテクスニーカーですが、なんとなくイメージできる[…]
知らないとヤバい!オニツカタイガーの超定番スニーカー10選
「オニツカタイガーのスニーカーでどれがおすすめですか?」そう聞かれたら満場一致で答えは「メキシコ66」。
ですが、もちろんオニツカタイガーにはメキシコ66以外の魅力的なスニーカーもたくさんあります。
そこでここからは、「メキシコ66」以外でおすすめしたいオニツカタイガーのスニーカーをご紹介します。
- タイガーコルセア(TIGER CORSAIR)
- セラーノ(SERRANO)
- メキシコミッドランナー(MEXICO MID RUNNER)
- タイチ(TAI-CHI)
- カリフォルニア 78 EX(CALIFORNIA 78 EX)
- タイガーアリー(TIGER ALLY)
- ローンシップ 3.0(LAWNSHIP 3.0)
- リンバー(LIMBER)
- ランスパーク(RUNSPARK)
- OKバスケットボール(OK BASKETBALL)
タイガーコルセア(TIGER CORSAIR)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
スタイル:ローカット|レトロ|ランシュー |
参考価格:¥11,000前後 |
タイガーコルセアの特徴
- スニーカー史に名を刻む傑作中の傑作
- これぞオニツカタイガーという堂々たる佇まい
1970年代に誕生。発売当時は「タイガー・コルテッツ」という名前で流通していたスニーカーの歴史に名を刻む伝説的なスニーカー。
比較的「キレイめ向け」なスニーカーの多いオニツカタイガーのモデルの中で、タイガーコルセアほど守備範囲の広いスニーカーは他に無いでしょう。
それこそ、ゴリゴリのストリートスタイルから、大人カジュアルなキレイめスタイルまで、この1足があれば本当にあらゆるファッションのコーディネートで活躍する超ユーティリティな優等生!
1足持っておきたいスニーカーです。
スーツやジャケットを使ったドレッシーなスタイルから、ワーク&ミリタリーなカジュアルコーデまで、1足あればあらゆる着こなしに対応できるレザースニーカーは、大人の男のワードローブに欠かせないアイテムです。 レザースニーカーは大きく分けて2[…]
セラーノ(SERRANO)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
スタイル:ローカット|レトロ|陸上スパイク |
参考価格:¥9,000前後 |
セラーノの特徴
- 陸上スパイクベースのシャープなスタイル
- 複数のモデルを再構築したオリジナルデザイン
タイガーコルセアがオニツカタイガーの過去のアーカイブから復刻された「セラーノ(SERRANO)」。
こちらの「セラーノ(SERRANO)」は、過去のアーカイブにある1970年代に活躍した陸上スパイクのデザインからインスピレーションされたオリジナルのモデル。
いわゆる「現代のレトロファッションに合わせやすいデザイン」で生み出されたライフスタイルシューズです。
ファッションアイテムとしてこれ以上使い勝手の良い物は他にないと言って過言ではない仕上がりです。
全体的に薄手のソールがオニツカタイガーらしいシャープでクラシカルなシルエットを作ります。
前足部のアウトソールが少し巻き上がったデザインがアクセントとなり、かなり軽快な印象となった大人の1足です。
メキシコミッドランナー(MEXICO MID RUNNER)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
スタイル:ミッドカット|レトロ|ライフスタイル |
参考価格:¥15,000前後 |
メキシコミッドランナーの特徴
- 日本代表選手専用に開発されたトレーニングシューズ
- 当時はカタログにすら載らなかった幻のスニーカー
オニツカタイガーを代表するスタンダードモデルといえば「メキシコ66」と「メキシコミッドランナー」の2つ。
特にヨーロッパ圏での若者からの指示は絶大で、日本ではちょっとおしゃれ上級者が履いているイメージかもしれません。
ミッドカットのスニーカーは合わせ方を間違えるとシンプルに「足が短く見える」為難しいイメージがありますが、かなりタイトなシルエットで作られているため、ミッドカットの中では比較的簡単な部類。
ミッドカットスニーカーは足元にインパクトを出しやすく、ファッション全体を小慣れた感じに仕上げられます。
最初の1足にミッドカットを選ぶのはちょっと挑戦的すぎますが、足元の種類に幅を出していただくには打ってつけです。
タイチ(TAI-CHI)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
スタイル:ローカット|レトロ|太極拳 |
参考価格:¥13,000前後 |
タイチの特徴
- 映画「キル・ビル」で使用されたスニーカー
- 太極拳シューズをベースにしたプレーンな爪先
オニツカタイガーを世界的なスニーカーブランドへと再起させるきっかけとなったモデルといえば、映画「キル・ビル」。
そこで主人公の「ザ・ブライド」こと「ユマ・サーマン」が履いた太極拳用シューズをベースとしたスニーカーがコチラです。
なんと言っても一切の飾りがない革靴のようなプレーントウにより、かなり「美脚」なシルエットを生み出します。
このシンプルなデザインが故にレザーのシボ感が前面に出ており、購入して履くまでにうっとりと眺めながらナデナデしたくなる最高のディテールが所有欲も物欲も満たしてくれるオシャレな1足です。
カリフォルニア 78 EX(CALIFORNIA 78 EX)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
スタイル:ローカット|レトロ|ランシュー |
参考価格:¥0,000前後 |
カリフォルニア 78 EXの特徴
- 歴史的傑作スニーカーを現代的にアップデート
- 他のモデルより頭1つ抜け出た履き心地の良さ
ベースとなったモデルは、1978年に快適なジョギングのために開発された「カリフォルニア」と呼ばれるランニングシューズ。
当時では比較的珍しいリフレクター素材をヒールに使い、安全面を高めるという実に日本人的な気配りがなされた1足。
無個性なレトロスニーカーでは味気ない、かと言ってナイキやアディダスのハイテクスニーカーではハズしすぎ。
そんな「大人の遊び心」を適度にファッションにプラスしたいなら、是非ともカリフォルニア78EXで小慣れた感じのコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか?
タイガーアリー(TIGER ALLY)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
スタイル:ローカット|レトロ|ランシュー |
参考価格:¥14,000前後 |
タイガーアリーの特徴
- クラシックスニーカーの中ではダントツの履き心地
- レトロすぎないシンプルでカジュアルな普遍的デザイン
オニツカタイガーの定番スニーカーの中でも比較的「スポーティー」な印象の強いタイガーアリー。
キレイめのパンツと合わせたカジュアルコーデから、デニム等の定番コーデまで幅広く活躍し、ソックスと組み合わせて大人っぽくコーデするもよし、足首を見せてスポーティーにコーデするもよしと、非常にユーティリティな優等生スニーカーです。
また、オニツカタイガーのいわゆる「レトロクラシックなスニーカー」の中ではダントツの履き心地を誇るこのモデル。
まず何より、アシックスの最新ランニングシューズにも採用される独自素材fuzeGEL(フューズゲル)をミッドソールに採用。
ヒールカウンターを設置することで歩行時や走行時の安定感を生み出した、非常に現代的な履き心地が魅力です。
ライナーのフカフカ感も絶妙。
足入れの瞬間から感じるフィット感の良さも素晴らしく、「おしゃれだからと言って歩くと疲れるようなスニーカーは意味がない」という方も納得の心地よさです。
ローンシップ 3.0(LAWNSHIP 3.0)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
スタイル:ローカット|レトロ|コートシューズ |
参考価格:¥13,000前後 |
ローンシップ 3.0の特徴
- オニツカタイガーのコートシューズと言えばコレ!
- 継続的にアップデートされ続ける人気モデル
度重なるアップデートで現代的な履き心地に進化したのがこのモデル。
ソールの柔軟性が上がり、軽量化も図られ、さらにはインソールにオーソライトが採用。
それによりついにノーストレスで街履きできるレベルの履き心地に到達。
クラシカルで普遍的なデザインでありながらオニツカタイガー特有の高級感があり、他の定番コートシューズと比べてもより大人っぽいディテールに仕上げられたこのモデル。
今はまだ「街に溢れる」ほどのブームとはなっていませんが、スタンスミスみたいなスニーカーが欲しいけどみんな履いているし・・・という方々が見つければ間違いなく人気になる逸品。
今のうちに履いて差をつけたいスニーカーです。
リンバー(LIMBER)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
スタイル:ローカット|レトロ|ランシュー |
参考価格:¥17,000前後 |
リンバーの特徴
- オニツカタイガーの代名詞メキシコ66の原型
- 歴史上初めてメキシコラインが採用されたモデル
オニツカタイガーの1960年代のアーカイブで最も特徴的なモデルがこの「リンバー」です。
とりわけ66年にデザインされたリンバー改良型は、スニーカーに初めてオニツカタイガーストライプ(メキシコライン)が採用されたモデル。
そのため、メキシコ66の原型になったデザインとしても知られています。
シルエット自体はメキシコ66とほぼ違いのない、潔い履き口のカットに特徴的なヒールタブ、しかし大きく違うのは爪先周辺のディテール。
リンバーの方がコルセア的なスッキリとしたデザインに仕上げられています。
よりオリジナルモデルに忠実な「LIMBER NM」は、アウトソールのヘリンボーンパターンなど細かな部分も再現され、ラバースポンジやインソールに6mm厚のゲルクッションを搭載するなど履き心地にも拘った仕様となっています。
ワイルドさのあるメキシコ66か、こざっぱりしたリンバーか。
使い勝手の良さではメキシコ66ですが、ちょっと周囲と差をつけたいならリンバーも悪くありません。非常に迷う素晴らしいスニーカーです。
ランスパーク(RUNSPARK)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
スタイル:ローカット|レトロ|陸上スパイク |
参考価格:¥11,000前後 |
ランスパークの特徴
- スリムでシャープなシルエット
- 大人っぽさとスポーティーさの見事な融合
「大人が履く洒落たレトロクラシックなスニーカー」と言ったオニツカタイガーの傑作スニーカーです。
オニツカタイガーの歴史を語る上で欠かすことの出来ないマスターピースをベースとし、アウトソールをスニーカー用にリファンしたモデルが2012年に復刻。
爪先に配置された細めの補強パーツや、アウトソールがヒール部分に巻き上がった陸上競技用スパイクのディテールをそこかしこに散りばめ、アウトソールのデザインにもスパイク部分の輪郭を残すなど、非常にニクい仕上がりとなっています。
OKバスケットボール(OK BASKETBALL)
シーエッジ編集部のおすすめ度: |
スタイル:ハイカット|レトロ|バッシュ |
参考価格:¥10,000前後 |
OKバスケットボールの特徴
- オニツカタイガーにおける「最初のマスターピース」
- コンバースの定番オールスターに差をつけられる1足
オニツカタイガーらしからぬ表情が魅力の「OKバスケットボール」。
フォルムはもちろんアッパーの素材感なども限りなく初代モデルの再現。
現代的な履き心地を実現するためにクッション性の高いインソールを採用したこちらのモデル。
どこかに明記されている話ではありませんが、モデル名「OKバスケットボール」のOKはおそろらく、鬼塚株式会社の創始者である鬼塚喜八郎へのリスペクトが込められてるのではないでしょうか。
オニツカタイガーのスニーカーを使ったコーディネート集
オニツカタイガーはクラシカルなデザインとスマートなシルエットのため、着こなしも他のスニーカーブランドと比べてキレイめにまとめることができます。
ここからはオニツカタイガーのスニーカーを使ったコーディネートをご紹介していきます。
ファッションのジャンルを問わず合わせることのできるスニーカー。その影響でここ数年、スニーカーを履く大人男子も街中で急激に増え、様々なスタイルにスニーカーを合わせる男性を街中で見かけます。 そこで今回はスニーカーを使ったコーディネートを[…]
大人のシティボーイの王道コーデ。スニーカーはオニツカタイガーが相性抜群。
大人のシティボーイコーデの手本ともいえるこちらのコーデは、トレンチ×パーカー×リュック×スニーカーを合わせた王道スタイル。
足元はオニツカタイガーのスニーカーを合わせてキレイめカジュアルに合わせると大学生のような雰囲気を醸し出さすに大人顔に仕上げることができます。あえてトートバッグではリュックを合わせたのも好印象。
ロングコートとリュックの合わせは今トレンドなのでこの機会に積極的に取り入れていきたい合わせ方ですよ!
メンズリュックで今おすすめしたいブランド、その中でも特におすすめのモデルを30選厳選してご紹介していきます! 普段使いにはもちろん、カジュアルからキレイめ男子まで幅広いコーディネートに合わせやすいリュックを選び方ととも詳しく解説! […]
夏はスラックスと合わせてキレイめカジュアル
白を適度に取り入れて着こなしに抜け感をプラスしてブラックのTシャツを軽快な印象に仕上げると重たくならずに着こなせます。
トップスのインナーと足元に取り入れた「ホワイト」が着こなし全体を軽やかな仕上げてくれています。スラックスもロールアップすることで足首を効果的に見せて抜け感をプラス。
暗い色味を夏の装いに取り入れるときは適度に抜け感と白をプラスして軽快に仕上げると重たさを軽減できます。
このままトップスにジャケットを羽織れば、ビジネスカジュアルにもなるので、オンモードにも対応できる万能コーデです。
今回はビジネスシーンに愛用できる"ビジネススニーカー"16選をご紹介します。 ここ数年のビジネスマンのスタイルを見ていると「ビジネススニーカーも市民権を得た。」と言えるほど多くの男性が街中で愛用しているのを見かけます。 そし[…]
トレンドのセットアップはジャケパンと合わせて大人カジュアルに
トレンドのセットアップは大人ぽくジャケパンスタイルにすれば初心者の男性もチグハグにならずに上手く着こなせます。
少しだけ個性を演出するために「TSUMORI CHISATO」とコラボしたモデルを合わせ差別化。スニーカー以外キレイめにまとまっているので、たとえスニーカーが柄物でも嫌味なく合わせられ大人ぽい雰囲気を演出することができます。
変化球な着こなし。アメカジスタイルと合わせて個性を出す
キレイめなコーデとの相性が良いオニツカタイガーですが、カジュアルなアメカジスタイルにも◎。
淡いダメージジーンズで男の無骨さを演出しつつ、足元とインナーに使用した白で全体に抜け感をプラス。爽やかなブルーのチェックシャツで軽やかなを出し、夏の装いを軽快な雰囲気に仕上げています。
コーディネートに抜け感をプラスし大人コーデを軽快な印象にしてくれる白スニーカーのおすすめモデル16選をご紹介! シーンや用途、着こなしのスタイルを選ばず合わせやすい白スニーカーは使い勝手抜群! この記事では、そんな白スニーカーに[…]
トーンダウンするだけで落ち着いたモダンな雰囲気に
色味のトーンを「ブラック」「ネイビー」の落ち着いたカラーで統一するとモダンな雰囲気に。
黒ロングコートは冬の着こなしを重たくしてしまいますが、インナーとスニーカーに使用したネイビーで重たさを緩和。
全体的にまとまりのある雰囲気を演出でき、大人の休日コーデにぴったりな装いに。
オニツカタイガーのスニーカーはどこで買える?
オニツカタイガーのスニーカーは基本的に公式の路面店やオンラインストア等での購入が一般的だと思います。
公式サイトを確認したい方はコチラをクリック
また、最新モデルに拘らないのであれば、アウトレットパーク等にあるオニツカタイガーのショップで購入するのもアリでしょう。
基本的に「公式ショップ」の場合、最新モデルや売れ筋モデルが中心となるわけですが、反対に「ネクストトレンド的な注目モデル」というのはピックアップされない傾向にあります。
欲しいスニーカーのモデル名やカラーが決まれば、楽天やアマゾン等の大手通販サイトで購入するのも、比較的安価で手に入ることも多いため要チェックです。
ご自身の足のサイズを計測したり、試し履きしてからのご購入がおすすめです。
編集部が厳選するオニツカタイガーでおすすめのスニーカーベスト3はコレ!
本記事では【オニツカタイガーのおすすめスニーカー10種】をご紹介させて頂きました!
どんなファッションにも合わせやすく、クラシカルでレトロな大人スニーカーは1足あるだけでとても便利ですよね!
シーエッジ編集部がデザイン性やコーデの合わせやすさからメキシコ66以外を選ぶなら
の3種類をおすすめします。
ご自身のライフスタイルや普段のコーデに合うスニーカーを見つけてみてくださいね!
読みなおしガイド
今回は、2022年最新版としておすすめしたいスニーカーの人気モデル、ブランドについてご紹介します! ココから選べば間違いなしのスニーカーからオシャレさんも納得のモデルまで幅広くご案内。 今、おしゃれな男性が街でどんなブランドのス[…]